ナマだからまだ、救いはあったが。@Young Bloods!!
2006年9月11日 タカラヅカ 『Young Bloods!! 』全組制覇。
「歌、芝居はもとよりショーに重点を置き、ダンスシーンで魅せる、今までにはないワークショップです」……と、チラシに書いてあります。
ショー中心、ダンス中心。それはいい。わかる。
バウホールという小さなハコでまず、「真ん中」に立つこと。「真ん中」を担う役に付くこと。
それらで、若者たちはたしかにどーんと成長するでしょう。
でもさ。
実際『Young Bloods!! 』はショーのみ1時間の公演ではなくて。芝居+ショーでひとつの公演だったわけだな。
名もなき若者たちのアツい舞台を全組に渡って観劇し、痛切に感じ、声を大にして言いたいことは。
演出家をなんとかしろでした(笑顔)。
『Young Bloods!! 』の公演目的が「若手演出家の育成と発表の場」というなら、本専科のおねーさま方出演で、1日ごとに演出を変えて下さい。
実力ある出演者たちが、ぶっ壊れた作品を力尽くで支え、1日公演したあとベテラン演出家(……外部の人希望)に脚本や演出のダメ出しをしてもらい、作品を手直ししていく。そうやって毎日手直ししながら1週間公演し、商業作品レベルに辿り着いた時点で、通常のバウホール公演として上演していいかを判断する。
素人演出家作品が実際に板に載せて毎日ダメ出ししてどう変わっていくか、実験作品として安く公開すれば客も入るんじゃないの? 一般演劇関係者だとか舞台での仕事を目指す若者たちが、勉強のために観に来るんじゃない?
「演出家」を育てる意味のワークショップなら。
でも『Young Bloods!! 』って、「育てる」「新人」は、出演者の方だよねえ?
出演しているのは、まだカタチも出来ていない下級生たち。本公演では活躍の場を与えられない若者たちが、経験を積むべき公演。
舞台人は、こなしたステージの数だけ大きくなるモノだから、どんなチョイ役でも技術が追いついていなくても、とりあえず舞台に立て。ライトを浴びろ。そーやって「舞台」を血肉にしろ。
勉強の意味でのワークショップ、ぜんぜんOKだ。なんにもできないヘタレちゃんからスタートしてもいい、経験を積んで成長するならば。ソレを見守り、応援するのもヅカの醍醐味。
しかし。
出演者を育てるなら、まともな作品にして下さい。
学芸会並みの芝居に出して、なにを学べとゆーんだ。
芝居の作品レベルが低くても、高校の文化祭程度の脚本とセンスであったとしても、トップスタークラスの舞台人ならば、力尽くで商業作品レベルまで引き上げる。
それができてこその「スター」だ。
『天使の季節』とか、学芸会以下の作品だって力尽くでなんとかしただろ、それが「スター」の仕事。
でも、『Young Bloods!! 』はワークショップだ。
なんの実績もない下級生たちが「勉強」の意味で通常バウホール公演と同じ料金を取って上演するんだ。
駄作を底上げどころか、名作すらまともに演じる力のないひよっこたちに、駄作をやらせて、なんの意味がある?
客の身にもなってくれ。
出演者がへたっぴで、作品も大駄作だなんて。
逃げ場がないよ。ありえないよ。
繰り返すが、出演者がヘタなのはかまわない。はじめから「若手のワークショップ」と謳ってあるんだから。
だが、脚本・演出がダメダメなのはナシだろ。演出家のワークショップだなんて、謳ってないじゃん。
藤井・さいとーの芝居がダメダメなことくらい、最初からわかっているはずだ、わかりきったことをぐたぐたゆーな。というのもナシよ。「わかっている」ことと、「商品の宣伝として謳ってある」ことは別だから。
出演者がヘタなことは、「若手ワークショップ」という「商品の解説」で明記されている。だが「作品が駄作前提」だとは「商品の説明」に載ってないの。
ソコが問題だと言っているわけ。
ショー中心、ダンス中心なんだから、芝居が駄作だと文句を言うな。というのもナシよ。だって、半分は芝居なんだから。タカラヅカはダンス・カンパニーではなく、ミュージカル・カンパニーなんだから。声を出し、芝居をするのだから。
所詮タカラヅカの芝居だ、駄作があたりまえ、あたりまえのことでつべこべゆーな。というのもナシよ。
人間よいときと悪いときがある、どんな実力あるクリエイターだって失敗することもある。というのもナシよ。
駄作っつっても程度があるし、5作全部駄作だし、出演者がヘタだから駄作がさらに目も当てられないほどひどいデキになっているし。
ひどすぎるよ。
若手育成のためのバウ・ワークショップは、これからもぜひ続けて欲しい。
でもやるなら、一定レベル以上の作品で、やって欲しい。
作品と出演者、ヘタでも赦されるのは片方のみだよ。
過去の名作の再演でもなんでもいいから、作品も出演者も学芸会レベル、つーのは勘弁してくれー。
つらかったのは、芸のつたない若者たちを見ることではなく、ありえねーレベルの駄作を見せられることでしたよ、『Young Bloods!! 』。
若手のワークショップだからって、手を抜いてないか、演出家よ?
「歌、芝居はもとよりショーに重点を置き、ダンスシーンで魅せる、今までにはないワークショップです」……と、チラシに書いてあります。
ショー中心、ダンス中心。それはいい。わかる。
バウホールという小さなハコでまず、「真ん中」に立つこと。「真ん中」を担う役に付くこと。
それらで、若者たちはたしかにどーんと成長するでしょう。
でもさ。
実際『Young Bloods!! 』はショーのみ1時間の公演ではなくて。芝居+ショーでひとつの公演だったわけだな。
名もなき若者たちのアツい舞台を全組に渡って観劇し、痛切に感じ、声を大にして言いたいことは。
演出家をなんとかしろでした(笑顔)。
『Young Bloods!! 』の公演目的が「若手演出家の育成と発表の場」というなら、本専科のおねーさま方出演で、1日ごとに演出を変えて下さい。
実力ある出演者たちが、ぶっ壊れた作品を力尽くで支え、1日公演したあとベテラン演出家(……外部の人希望)に脚本や演出のダメ出しをしてもらい、作品を手直ししていく。そうやって毎日手直ししながら1週間公演し、商業作品レベルに辿り着いた時点で、通常のバウホール公演として上演していいかを判断する。
素人演出家作品が実際に板に載せて毎日ダメ出ししてどう変わっていくか、実験作品として安く公開すれば客も入るんじゃないの? 一般演劇関係者だとか舞台での仕事を目指す若者たちが、勉強のために観に来るんじゃない?
「演出家」を育てる意味のワークショップなら。
でも『Young Bloods!! 』って、「育てる」「新人」は、出演者の方だよねえ?
出演しているのは、まだカタチも出来ていない下級生たち。本公演では活躍の場を与えられない若者たちが、経験を積むべき公演。
舞台人は、こなしたステージの数だけ大きくなるモノだから、どんなチョイ役でも技術が追いついていなくても、とりあえず舞台に立て。ライトを浴びろ。そーやって「舞台」を血肉にしろ。
勉強の意味でのワークショップ、ぜんぜんOKだ。なんにもできないヘタレちゃんからスタートしてもいい、経験を積んで成長するならば。ソレを見守り、応援するのもヅカの醍醐味。
しかし。
出演者を育てるなら、まともな作品にして下さい。
学芸会並みの芝居に出して、なにを学べとゆーんだ。
芝居の作品レベルが低くても、高校の文化祭程度の脚本とセンスであったとしても、トップスタークラスの舞台人ならば、力尽くで商業作品レベルまで引き上げる。
それができてこその「スター」だ。
『天使の季節』とか、学芸会以下の作品だって力尽くでなんとかしただろ、それが「スター」の仕事。
でも、『Young Bloods!! 』はワークショップだ。
なんの実績もない下級生たちが「勉強」の意味で通常バウホール公演と同じ料金を取って上演するんだ。
駄作を底上げどころか、名作すらまともに演じる力のないひよっこたちに、駄作をやらせて、なんの意味がある?
客の身にもなってくれ。
出演者がへたっぴで、作品も大駄作だなんて。
逃げ場がないよ。ありえないよ。
繰り返すが、出演者がヘタなのはかまわない。はじめから「若手のワークショップ」と謳ってあるんだから。
だが、脚本・演出がダメダメなのはナシだろ。演出家のワークショップだなんて、謳ってないじゃん。
藤井・さいとーの芝居がダメダメなことくらい、最初からわかっているはずだ、わかりきったことをぐたぐたゆーな。というのもナシよ。「わかっている」ことと、「商品の宣伝として謳ってある」ことは別だから。
出演者がヘタなことは、「若手ワークショップ」という「商品の解説」で明記されている。だが「作品が駄作前提」だとは「商品の説明」に載ってないの。
ソコが問題だと言っているわけ。
ショー中心、ダンス中心なんだから、芝居が駄作だと文句を言うな。というのもナシよ。だって、半分は芝居なんだから。タカラヅカはダンス・カンパニーではなく、ミュージカル・カンパニーなんだから。声を出し、芝居をするのだから。
所詮タカラヅカの芝居だ、駄作があたりまえ、あたりまえのことでつべこべゆーな。というのもナシよ。
人間よいときと悪いときがある、どんな実力あるクリエイターだって失敗することもある。というのもナシよ。
駄作っつっても程度があるし、5作全部駄作だし、出演者がヘタだから駄作がさらに目も当てられないほどひどいデキになっているし。
ひどすぎるよ。
若手育成のためのバウ・ワークショップは、これからもぜひ続けて欲しい。
でもやるなら、一定レベル以上の作品で、やって欲しい。
作品と出演者、ヘタでも赦されるのは片方のみだよ。
過去の名作の再演でもなんでもいいから、作品も出演者も学芸会レベル、つーのは勘弁してくれー。
つらかったのは、芸のつたない若者たちを見ることではなく、ありえねーレベルの駄作を見せられることでしたよ、『Young Bloods!! 』。
若手のワークショップだからって、手を抜いてないか、演出家よ?
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