もっと光を!@『愛するには短すぎる』新人公演
2006年9月15日 タカラヅカ あ。星組新人公演『愛するには短すぎる』の感想書くの、忘れてる。
日にちが悪すぎた。
魔の9月5日。かしちゃんの退団発表日だ。
新公直前に発表になってるもんだから、もー新公どころぢゃない。
それにわたし、生徒さんの親御さんだという方のお隣になってしまい(や、べつに知り合いぢゃないです)、その方がお嬢さんが登場するたび「あそこにいます、**の服着てます」とか解説してくれてたんで、視界が限られてしまったというか。
その解説付きのお嬢さんのことは、結果よく見ていたんだけど、それ以外は、ええっと。
フレッド@和くんは、うまくなってるんだなと思った。
とゆーのも正塚芝居ってのは、著名ミュージカルの何倍も難しいからだ。
わたしたちがふつーに会話していそうな、ふつーの会話を、ふつーの衣装を着てかわす。
大袈裟な衣装や台詞、突拍子もないストーリーで底上げしてもらえない。
演技していないよーなふりで、「男役」として演技するのは、相当難しいはず。
『ホテル ステラマリス』新公の主要メンバーのえらいこっちゃぶり(和自身も含まれているが・笑)を思えば、成長しているのだな、と。
といっても、『ホテル ステラマリス』がアタマにあり、ソレに比べれば……という前提があるからなー。正塚芝居の独特の台詞回しや、空気をなぞるのに精一杯という印象はぬぐえない。
立ち姿などの洗練には程遠くても、やっぱりこの子はきれーだ。美人は七難隠す。
バーバラ@うめちゃんは、なんかもー、新公卒業遅すぎって感じ。劇団もなに考えてんだかなあ。『フェット・アンペリアル』で一皮剥けた今、ウメちゃんをこーゆー使い方する必要はないと思うんだけどなー。
ウメちゃんはもともと正塚喋りが似合う。ぶっきらぼうな、性別関係ない短い台詞とか、語尾とか。似合いすぎていて、かえって損をしている。ただのがさつな喋り方をする女の子になっちゃうよ……品のある女の子が「うん」とか「**だよ」とか言うからリアルなのに。
アンソニー@あかしは、歌がマシだった。
どーしたこったい、幕開きのアカペラ・ソロ。絶対破壊的音声を響かせてくれるだろうと期待?していたのに、すげーふつーで拍子抜け。丁寧に丁寧に歌っていた。
ま、ソレはともかく。
化粧、濃すぎ。
トウコちゃんを意識して、似せてメイクしてるんだけどソレ、やりすぎだから!!(笑)
宙組育ちの和くんが化粧薄いだけに、あかしの塗りすぎメイクがすげー違和感。
なんかもー、見ててすごーくおもしろかったんですが。あかしだと、骨太なアンソニーだねえ。トウコみたいな小悪魔ぢゃないわ(笑)。
新公ではぜひ、アンソニーに、フレッドをリフトしてもらいたかったんだけど、和くんが必死になってあかしを持ち上げてました。別に逆でもいいだろーにさー(笑)。
ブランドン@鶴美舞夕くんが、すげーきれいでした。カオにシワとか描かないんだね、タカラヅカは。姿勢を悪くしてキャラを表していたけど、いまいち年齢不詳。だって見えている顔はすげーかわいい。アイドル系だもんよー。
ここまでイロモノだと、はじけられていいんだろうな。
船長@水輝涼は、期待していたモノと違っていた。
なにかしら+αを、勝手に求めていたわたしが悪いんだが。
実直に本役をなぞりつつも、しいちゃんの持つ味を出すには至らず。……だってアレ、しいちゃんナチュラルボーンだもんなー。他人が真似られるモノでもないし、真似ても意味がない。
ドリー@コロちゃんはもー、うまいしかわいいし。あー、この子、持って帰りたい……。
コケティッシュで計算高くて、でもかわいげのある女の子。つつきたい……あのほっぺた、つんつんしたいー。
ドリーの相方、名前なんだっけ役@ベニー。
ふつーに二枚目でした。やっぱカオ、水くんに似てるよね。
あまりに(新公的に)ふつーで、とくになにも残ってない……コロちゃんに食われまくっていたよーな。
がんばれベニー!!
てか、ラヴシーンがほんと大変そうだった(笑)。
フランク@しゅんくんは、どーゆー役なのかよくわかんない……。本役のれおんも、ついにわたしにはどーゆー人なのかわかんなかったので、しゅんくんでなにかわかるかと思っていたんだけど。
フランクって、なにがしたかった人なんだ。バーバラを愛していたのかそうでないのか、あのサムいカッコつけはなんなのかとか、疑問ばかりが残る。
華美ゆうかちゃんの歌声が、めっさ耳に心地よかった。
しのぶさんの声は硬質だけど、ゆうかちゃんはやわらかい。
そーいや研一の水くん似の彼も、しっかり役ついてたねー。台詞もあったねー。
水くんとベニーと真風くんと、3人並んでみてほしいわ。
星組はずーっと大芝居ばっかやっていた組だけど、若い子は柔軟性があるのかな、それほどダメダメな感じはしなかった。難関正塚芝居、いろいろ大変そうだけど、大丈夫『La Esperanza』新人公演(宝塚)に比べたら、みんなすげーうまいよ!!(笑) いやあ、花組下級生って芝居相当ヤバイな、と震撼したからなーアレは。
タカラヅカらしい大芝居・型芝居も必要だけど、正塚芝居で空気を動かしていける役者も育って欲しい。
……正塚芝居って、演技足りていない人がやると、ひたすら地味で単調になるんだもんなー。
新公だと、ソレがよくわかったっす。
正塚芝居で輝けるようになったら、その人の「光」は本物だと思う。
日にちが悪すぎた。
魔の9月5日。かしちゃんの退団発表日だ。
新公直前に発表になってるもんだから、もー新公どころぢゃない。
それにわたし、生徒さんの親御さんだという方のお隣になってしまい(や、べつに知り合いぢゃないです)、その方がお嬢さんが登場するたび「あそこにいます、**の服着てます」とか解説してくれてたんで、視界が限られてしまったというか。
その解説付きのお嬢さんのことは、結果よく見ていたんだけど、それ以外は、ええっと。
フレッド@和くんは、うまくなってるんだなと思った。
とゆーのも正塚芝居ってのは、著名ミュージカルの何倍も難しいからだ。
わたしたちがふつーに会話していそうな、ふつーの会話を、ふつーの衣装を着てかわす。
大袈裟な衣装や台詞、突拍子もないストーリーで底上げしてもらえない。
演技していないよーなふりで、「男役」として演技するのは、相当難しいはず。
『ホテル ステラマリス』新公の主要メンバーのえらいこっちゃぶり(和自身も含まれているが・笑)を思えば、成長しているのだな、と。
といっても、『ホテル ステラマリス』がアタマにあり、ソレに比べれば……という前提があるからなー。正塚芝居の独特の台詞回しや、空気をなぞるのに精一杯という印象はぬぐえない。
立ち姿などの洗練には程遠くても、やっぱりこの子はきれーだ。美人は七難隠す。
バーバラ@うめちゃんは、なんかもー、新公卒業遅すぎって感じ。劇団もなに考えてんだかなあ。『フェット・アンペリアル』で一皮剥けた今、ウメちゃんをこーゆー使い方する必要はないと思うんだけどなー。
ウメちゃんはもともと正塚喋りが似合う。ぶっきらぼうな、性別関係ない短い台詞とか、語尾とか。似合いすぎていて、かえって損をしている。ただのがさつな喋り方をする女の子になっちゃうよ……品のある女の子が「うん」とか「**だよ」とか言うからリアルなのに。
アンソニー@あかしは、歌がマシだった。
どーしたこったい、幕開きのアカペラ・ソロ。絶対破壊的音声を響かせてくれるだろうと期待?していたのに、すげーふつーで拍子抜け。丁寧に丁寧に歌っていた。
ま、ソレはともかく。
化粧、濃すぎ。
トウコちゃんを意識して、似せてメイクしてるんだけどソレ、やりすぎだから!!(笑)
宙組育ちの和くんが化粧薄いだけに、あかしの塗りすぎメイクがすげー違和感。
なんかもー、見ててすごーくおもしろかったんですが。あかしだと、骨太なアンソニーだねえ。トウコみたいな小悪魔ぢゃないわ(笑)。
新公ではぜひ、アンソニーに、フレッドをリフトしてもらいたかったんだけど、和くんが必死になってあかしを持ち上げてました。別に逆でもいいだろーにさー(笑)。
ブランドン@鶴美舞夕くんが、すげーきれいでした。カオにシワとか描かないんだね、タカラヅカは。姿勢を悪くしてキャラを表していたけど、いまいち年齢不詳。だって見えている顔はすげーかわいい。アイドル系だもんよー。
ここまでイロモノだと、はじけられていいんだろうな。
船長@水輝涼は、期待していたモノと違っていた。
なにかしら+αを、勝手に求めていたわたしが悪いんだが。
実直に本役をなぞりつつも、しいちゃんの持つ味を出すには至らず。……だってアレ、しいちゃんナチュラルボーンだもんなー。他人が真似られるモノでもないし、真似ても意味がない。
ドリー@コロちゃんはもー、うまいしかわいいし。あー、この子、持って帰りたい……。
コケティッシュで計算高くて、でもかわいげのある女の子。つつきたい……あのほっぺた、つんつんしたいー。
ドリーの相方、名前なんだっけ役@ベニー。
ふつーに二枚目でした。やっぱカオ、水くんに似てるよね。
あまりに(新公的に)ふつーで、とくになにも残ってない……コロちゃんに食われまくっていたよーな。
がんばれベニー!!
てか、ラヴシーンがほんと大変そうだった(笑)。
フランク@しゅんくんは、どーゆー役なのかよくわかんない……。本役のれおんも、ついにわたしにはどーゆー人なのかわかんなかったので、しゅんくんでなにかわかるかと思っていたんだけど。
フランクって、なにがしたかった人なんだ。バーバラを愛していたのかそうでないのか、あのサムいカッコつけはなんなのかとか、疑問ばかりが残る。
華美ゆうかちゃんの歌声が、めっさ耳に心地よかった。
しのぶさんの声は硬質だけど、ゆうかちゃんはやわらかい。
そーいや研一の水くん似の彼も、しっかり役ついてたねー。台詞もあったねー。
水くんとベニーと真風くんと、3人並んでみてほしいわ。
星組はずーっと大芝居ばっかやっていた組だけど、若い子は柔軟性があるのかな、それほどダメダメな感じはしなかった。難関正塚芝居、いろいろ大変そうだけど、大丈夫『La Esperanza』新人公演(宝塚)に比べたら、みんなすげーうまいよ!!(笑) いやあ、花組下級生って芝居相当ヤバイな、と震撼したからなーアレは。
タカラヅカらしい大芝居・型芝居も必要だけど、正塚芝居で空気を動かしていける役者も育って欲しい。
……正塚芝居って、演技足りていない人がやると、ひたすら地味で単調になるんだもんなー。
新公だと、ソレがよくわかったっす。
正塚芝居で輝けるようになったら、その人の「光」は本物だと思う。
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