祭りはいつか終わる。@朝海ひかるサヨナラショー
2006年11月1日 タカラヅカ 退団者全員が銀橋ソロありだった『朝海ひかるサヨナラショー』。退団する彼らにとっても、彼らを見送るファンにとっても、よい思い出になることでしょう。
サヨナラショーを作るのは、退団するスターなの? それとも演出家?
裏事情は知らないけれど、退団同期にやさしい舞台は、見ていてほっこりする。
サヨナラショー自体には、どえらい感想を持っているんだが(前日欄参照)。
なかでも、ゆっさんに至っては水くんと対で踊り、「ワンダーランド」でえんえんシャウトだもんな(笑)。一声だけかと思いきや、いつまでも歌う歌う。すばらしい。
ちゃんと男役の声だし、べつに下手ぢゃないし。雪組じゃなかったら(ハマコ大先生がいなかったら、とも言う)ゆっさんの学年なら少しは歌が回ってきていたかも……しれない? 男性歌手はハマコ先生独占状態だもんなあ。
ゆっさんは貴重な「おっさん悪役専科」の上級生でした。まちかもおらず、ゆっさんまでいなくなったら、雪組の悪いおっさんは誰が演じるんだ……組長はなにをやっても善人にしかならない人なのに。ハマコか……ハマコしかいないのか……。
ハマコの相手役、あいようこおねえさまは、サヨナラショーでも歌いまくっていらっしゃいました。さすが雪組の影の娘役トップスター様。
花道で水くんと抱擁をかわし、退団挨拶時は水とハマコを両手に花状態でお花を渡し。心から、うらやますぃ。水とハマコだよ、色男ふたりだよ、くそぉ、いいなあ、あみたん。
あみたんは退団しないと思っていたよ。路線男役は一通りあみたんの洗礼を受け、オトコにしてもらうとゆー通過儀礼が、雪組のお約束だと思っていた。や、路線男役はみんな一度はあいようこおねえさまの恋人役をやる、とゆージンクス健在だよな? かなめくんで打ち止めか。
ハマコとふたり、雪組の影のトップスターコンビとして君臨し、いずれは組長・副組長になるんだと思っていた。
ハマコと水、野郎ふたり残されるわけか……さみしくなるねえ。
組替えする壮くんにも、ちゃんと見せ場がありました。
壮くんが雪組からいなくなるなんて、さみしいよぅ。あのキャラクタ、ダイスキなのに。
や、わたしの壮くんへの愛情は、ここを読みに来てくれる人に伝わるのでしょうか。数日前の「壮一帆最強伝説」(ん? タイトル微妙にチガウ?)を読んだハイディさんが、「あの書き方で誤解されませんか?」と心配してくれた。
わたしの文章力では伝えられないことが、たくさんある。まっつへの愛も、どーやら伝わっていないようだし。折ってたたんで裏返し、紆余曲折だからなあ、文章。
雪組の壮くんが好きだった。
でも、花組に行っても応援するからね。
てゆーか。
オサ様と壮くんの競演、に今から心奮える。(共演、ではないです、ハイ)
ナルシー一直線のオサ様と、空気読めない壮くんが、同じ舞台の上でいったいどんな芝居をするのか……想像しただけで、ワナワナしちゃいますよ!
薔薇の花を片手に立つオサ様と、その横でひとりで慟哭芝居をする壮くん、一本釣りに余念がないみわっち、この場をなんとかするべくひとりでテンパっているまとぶ。
なんて図が浮かぶんですが。……ちがいますか。
あれ、話が逸れた。
いや、逸れていない。
オサ様の話になったので、このまま続ける。
ゆっさん、有沙さん、コム姫の「同期からの花」は、花組から寿美礼様ととしこ姐さんでした。
入りで寿美礼ちゃん見て「きっと楽屋で(以下略)」と思っていたことは、かっしーに引き続き覆される。や、その方がうれしい。
にしても、3回花を持って現れては袖に引っ込むおふたりさん。いっそ、そのままずーっと舞台にいてくれても……と思ったのはわたしだけではないだろう。
初登場のゆっさん時には「おお……っ!!」と客席から歓声があがったが、対有沙さんの再登場時には客席から笑いが起こった。
3回目のコム姫のときには、「3度オチ」として受け止めるゆえに、「わかっていたよ」という笑いが客席から起こる。……だから、オチをつけてどうする。おもしろかったけど(笑)。
そして、お花を持つのが3回ともとしこさんで、寿美礼ちゃんはついて歩いてくるだけだし(笑)。成績順は覆せないのか……せめてコム姫のときくらいは、寿美礼サマが花を渡すところが見たかったかなぁ。
思いがけず舞台の上でオサ様@しかも素顔化粧!を見て、大いに里心がついたのも事実。翌日からオサ様恋しで気分が不安定に。
じつはわたし、コム姫とオサ様とゆー、あまり接点のなさそうな同期ふたりの並びも、好物だったのだ……。
大運動会で、コム姫に置いてけぼりにされたオサ様は、大変萌えでしたよ……。
あああコム姫……コム姫に花を渡すオサ様……や、オサ様は渡してなくて横に立っているだけだけど(笑)……そのもてあまし感もまた好きだ……。
しくしくしく。
そういえば、コム姫の階段降りのとき「すみれの花咲く頃」がオーケストラ演奏でびびったんですが。
ふつーはピアノ演奏のみだよねえ? 今まで意識したこともなかったが、意識していないだけに「えっ、なんで?!」とおどろいた。
これから男役トップに限りオケ演奏になるの? それとも今回限り?
今回限りだとしたら、これもオギー演出なのかしら。
前楽は修学旅行生が2階A席をずらりと占領していてせつなかった。女子校らしいが、彼女たちもペンライトを配られており、引率の先生に連れられてぞろぞろ歩いていたよ。
「『Romance de Paris』の曲“風のように”が始まりましたら、曲合わせてお振り下さりますよう」と注意書きされていたって、ちんぷんかんぷんだろうに。
サヨナラショーのある公演に、団体客を入れるのはお互い不幸だからやめようよ、歌劇団様。
ファンはチケットが手に入りにくくなって不幸だし、また、観劇できたファンも彼らの無神経な声を聞かされることが不幸だし(今回の女子高生たちは、静かに観劇していたけれど、幕間の騒々しさは如何ともしがたい)、彼らもまた舞台以前に客席を埋めた「同じ服を着た人たち」やら、ストーリーとは関係なくすすり泣きに満ちる場内に対し「タカラヅカ、キモっ!」とドン引きするだろうから、不幸だよ。
ふつーの、純粋に公演をたのしめるときにのみ、団体さんに来ていただこうよ。
千秋楽はさすがに、無関係の団体さんはいなかった……と、思いたい。
客席全部が舞台に集中する、あの濃密な空気があった。
そーいやペンライト、前楽も楽も同じモノだった。
同じなのは別にかまわないが、日付の刻印がないのが残念だ。
今までもらったサヨナラショーのある千秋楽のペンライトには、必ずスターの名前と「卒業する日付」が記されていたから。
ソレを見て、「ああ、この日のためにすべてが動いていたんだ」と実感した。
2日間同じモノを使うから、日付を入れられなかったのか……しょぼん。
東宝楽のペンライトには、日付が入っていますように。や、わたしは東宝楽のチケットなんて絶対手に入りませんが、見送る人たちのためにそう願います。
2日間同じモノだったから、1本は未使用のままっす。
2本とも、ワタさんのペンライトと一緒に並べてある。
こうやって、増え続けていくんだなあ。……さみしいなあ。
サヨナラショーを作るのは、退団するスターなの? それとも演出家?
裏事情は知らないけれど、退団同期にやさしい舞台は、見ていてほっこりする。
サヨナラショー自体には、どえらい感想を持っているんだが(前日欄参照)。
なかでも、ゆっさんに至っては水くんと対で踊り、「ワンダーランド」でえんえんシャウトだもんな(笑)。一声だけかと思いきや、いつまでも歌う歌う。すばらしい。
ちゃんと男役の声だし、べつに下手ぢゃないし。雪組じゃなかったら(ハマコ大先生がいなかったら、とも言う)ゆっさんの学年なら少しは歌が回ってきていたかも……しれない? 男性歌手はハマコ先生独占状態だもんなあ。
ゆっさんは貴重な「おっさん悪役専科」の上級生でした。まちかもおらず、ゆっさんまでいなくなったら、雪組の悪いおっさんは誰が演じるんだ……組長はなにをやっても善人にしかならない人なのに。ハマコか……ハマコしかいないのか……。
ハマコの相手役、あいようこおねえさまは、サヨナラショーでも歌いまくっていらっしゃいました。さすが雪組の影の娘役トップスター様。
花道で水くんと抱擁をかわし、退団挨拶時は水とハマコを両手に花状態でお花を渡し。心から、うらやますぃ。水とハマコだよ、色男ふたりだよ、くそぉ、いいなあ、あみたん。
あみたんは退団しないと思っていたよ。路線男役は一通りあみたんの洗礼を受け、オトコにしてもらうとゆー通過儀礼が、雪組のお約束だと思っていた。や、路線男役はみんな一度はあいようこおねえさまの恋人役をやる、とゆージンクス健在だよな? かなめくんで打ち止めか。
ハマコとふたり、雪組の影のトップスターコンビとして君臨し、いずれは組長・副組長になるんだと思っていた。
ハマコと水、野郎ふたり残されるわけか……さみしくなるねえ。
組替えする壮くんにも、ちゃんと見せ場がありました。
壮くんが雪組からいなくなるなんて、さみしいよぅ。あのキャラクタ、ダイスキなのに。
や、わたしの壮くんへの愛情は、ここを読みに来てくれる人に伝わるのでしょうか。数日前の「壮一帆最強伝説」(ん? タイトル微妙にチガウ?)を読んだハイディさんが、「あの書き方で誤解されませんか?」と心配してくれた。
わたしの文章力では伝えられないことが、たくさんある。まっつへの愛も、どーやら伝わっていないようだし。折ってたたんで裏返し、紆余曲折だからなあ、文章。
雪組の壮くんが好きだった。
でも、花組に行っても応援するからね。
てゆーか。
オサ様と壮くんの競演、に今から心奮える。(共演、ではないです、ハイ)
ナルシー一直線のオサ様と、空気読めない壮くんが、同じ舞台の上でいったいどんな芝居をするのか……想像しただけで、ワナワナしちゃいますよ!
薔薇の花を片手に立つオサ様と、その横でひとりで慟哭芝居をする壮くん、一本釣りに余念がないみわっち、この場をなんとかするべくひとりでテンパっているまとぶ。
なんて図が浮かぶんですが。……ちがいますか。
あれ、話が逸れた。
いや、逸れていない。
オサ様の話になったので、このまま続ける。
ゆっさん、有沙さん、コム姫の「同期からの花」は、花組から寿美礼様ととしこ姐さんでした。
入りで寿美礼ちゃん見て「きっと楽屋で(以下略)」と思っていたことは、かっしーに引き続き覆される。や、その方がうれしい。
にしても、3回花を持って現れては袖に引っ込むおふたりさん。いっそ、そのままずーっと舞台にいてくれても……と思ったのはわたしだけではないだろう。
初登場のゆっさん時には「おお……っ!!」と客席から歓声があがったが、対有沙さんの再登場時には客席から笑いが起こった。
3回目のコム姫のときには、「3度オチ」として受け止めるゆえに、「わかっていたよ」という笑いが客席から起こる。……だから、オチをつけてどうする。おもしろかったけど(笑)。
そして、お花を持つのが3回ともとしこさんで、寿美礼ちゃんはついて歩いてくるだけだし(笑)。成績順は覆せないのか……せめてコム姫のときくらいは、寿美礼サマが花を渡すところが見たかったかなぁ。
思いがけず舞台の上でオサ様@しかも素顔化粧!を見て、大いに里心がついたのも事実。翌日からオサ様恋しで気分が不安定に。
じつはわたし、コム姫とオサ様とゆー、あまり接点のなさそうな同期ふたりの並びも、好物だったのだ……。
大運動会で、コム姫に置いてけぼりにされたオサ様は、大変萌えでしたよ……。
あああコム姫……コム姫に花を渡すオサ様……や、オサ様は渡してなくて横に立っているだけだけど(笑)……そのもてあまし感もまた好きだ……。
しくしくしく。
そういえば、コム姫の階段降りのとき「すみれの花咲く頃」がオーケストラ演奏でびびったんですが。
ふつーはピアノ演奏のみだよねえ? 今まで意識したこともなかったが、意識していないだけに「えっ、なんで?!」とおどろいた。
これから男役トップに限りオケ演奏になるの? それとも今回限り?
今回限りだとしたら、これもオギー演出なのかしら。
前楽は修学旅行生が2階A席をずらりと占領していてせつなかった。女子校らしいが、彼女たちもペンライトを配られており、引率の先生に連れられてぞろぞろ歩いていたよ。
「『Romance de Paris』の曲“風のように”が始まりましたら、曲合わせてお振り下さりますよう」と注意書きされていたって、ちんぷんかんぷんだろうに。
サヨナラショーのある公演に、団体客を入れるのはお互い不幸だからやめようよ、歌劇団様。
ファンはチケットが手に入りにくくなって不幸だし、また、観劇できたファンも彼らの無神経な声を聞かされることが不幸だし(今回の女子高生たちは、静かに観劇していたけれど、幕間の騒々しさは如何ともしがたい)、彼らもまた舞台以前に客席を埋めた「同じ服を着た人たち」やら、ストーリーとは関係なくすすり泣きに満ちる場内に対し「タカラヅカ、キモっ!」とドン引きするだろうから、不幸だよ。
ふつーの、純粋に公演をたのしめるときにのみ、団体さんに来ていただこうよ。
千秋楽はさすがに、無関係の団体さんはいなかった……と、思いたい。
客席全部が舞台に集中する、あの濃密な空気があった。
そーいやペンライト、前楽も楽も同じモノだった。
同じなのは別にかまわないが、日付の刻印がないのが残念だ。
今までもらったサヨナラショーのある千秋楽のペンライトには、必ずスターの名前と「卒業する日付」が記されていたから。
ソレを見て、「ああ、この日のためにすべてが動いていたんだ」と実感した。
2日間同じモノを使うから、日付を入れられなかったのか……しょぼん。
東宝楽のペンライトには、日付が入っていますように。や、わたしは東宝楽のチケットなんて絶対手に入りませんが、見送る人たちのためにそう願います。
2日間同じモノだったから、1本は未使用のままっす。
2本とも、ワタさんのペンライトと一緒に並べてある。
こうやって、増え続けていくんだなあ。……さみしいなあ。
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