箱はなくてもトップスター(笑)。@うたかたの恋/エンター・ザ・レビュー
2006年11月6日 タカラヅカ 実際のところ過去に観た『うたかたの恋』という作品で、ルドルフ、マリー、ジャン以外で記憶に残っている役は、ブラッドフィッシュのみでした。
それも、タニちゃんがやった役ということでおぼえているのみ。宙組では誰だったか、咄嗟に思い出せなかったくらいだ……(たしかヒナちゃん)。
改めて今回『うたかた』という作品を観、こんなにトップスター・ワンマンショー作品だったのかと感心。
ルドルフ以外の男は見せ場ないぢゃん……。ジャンだって、「2番手」がやるにしては、しどころなさ過ぎ。本公演で4番手以下くらいの人が全ツでジャン役だと「いい役に当たった」と思えるかもしれない、レベル。ケロ(番手外)が演じたときは「すごい大きな役」と狂喜乱舞したが、ワタさん(新2番手)が演じたときは「……これだけ?」って感じだったもんなあ。
真ん中ふたりの力のみで成立させる作品。
いちゃいちゃ無限大、ラヴラヴパワー炸裂、悲劇盛大。大変だ。
相手役を愛せなかった頃のオサ様では不可能でしたが、現在のオサ様なら無問題。
てめえの半分くらいの歳の女の子に、「初えっち記念日★刻印入り指輪」をプレゼントするくらい、恥ずかしさぶっちぎりが似合う似合う。観ている方が恥ずかしいっつの(笑)。
愛にコワレているオサ様ダイスキ。
んでもって。
オサ様でシェークスピア観てみたいかも。と、思いました、劇中劇『ハムレット』。
あのクサさがたまりません……やりすぎだろソレ、てな台詞回しが快感(笑)。オサ様たのしそー。
さて、いいかげんオサ様以外の話をしますと。
王子が官房長官役だったのに、おどろきました。
……悪役? 王子が、悪役? てゆーか。ストーリーを動かす役を、王子がやっている??
すげーめずらしいものを観た気がする。『ロミオとジュリエット99』以来ぢゃないか、王子にまともに役が付いているのって? あ、『ロミジュリ』も景子タン演出か。
王子がどうこうではなく、彼に含むところはなく、官房長官はみわっちで見たかったなと思いました。
悪役のみわっちが見たかったっす……。黒いみわっちが見たかったっす……。
物語中心に考えて、役の重さが「ルド>ジャン>官房長官>ブラッドフィッシュ」に思えたので、番手的にみわさんが妥当かなあと思ったし。あ、フランツパパは別格として。
歴代の官房長官役を脇の上級生がやっているとしても、他に役がないんだから、少しでも重さのある役は路線男役に振ってやってくれよ。世間話するだけの男たちより、おっさん役だとしても悪役の方がいい役でしょうに。
見た目をぶさいくなおっさんにしなければならないというならともかく、王子が王子のまんま演じていたってことは、美青年キャラでいいってことでしょー。
おいしい悪役をやれば、みわさんはすごーくハマると思うのになー。
作品が古くて綻びだらけ、恋愛以外の部分がまったく描けてないもんで、ジャンにしろゼップスにしろなにをやってんだかなにをしたいんだか、ちっとも機能していない。
だからこれらの役がおいしく見えない。
もったいないなあ。
男たちが精彩に欠ける分、女の子たちはいい感じでした。
エロ伯爵夫人@じゅりあ、歌姫@ちあきさん、ルド奥さん@ミホ先生、オフィーリア@きらり、いいよなあ。
とくに「キミの行き先はそっちでいいのか?!」と言いたくなるじゅりあだわ……こわすぎ(笑)。
『エンター・ザ・レビュー』は、ちょっと平静に観られないので、ニュートラルな感想にならないなあ。
好きな作品なので、役代わりで何度も観られるのはうれしいのだけど、博多座バージョンが好きすぎて、観ていてせつなくなる。
博多座はセットもある程度豪華だったしね。全ツ仕様になったセットを観てしょぼくれたよ。
オサ様の箱もないしな(笑)。
ゆーひくんは小さくなった箱に入って出てきたけれど、オサ様の箱はなし。全ツって大きな箱は使えないんだなあ。そして酒井せんせは箱が好きなんだなあ(笑)。
や、別に箱はあってもなくてもどーでもいいんだが。
エトワール様が本気の美女だったことがいちばんのおどろきだったが、その次のおどろきは、アレキンがお笑いキャラぢゃなかったことかな。
本公演のアレキンくんは、らんとむ。人気者ルイーズ@ふーちゃんを迎えに来てラヴラヴ去っていく色男……なんだが、らんとむ氏だとどこの昭和アイドルって感じだった……(笑)。光GENJIを彷彿としてしまったことよ……遠い目。
博多座のアレキンくんは、コメディアン@ゆみこ。サムいサムいコメディアンを見たあと、颯爽と現れられても混乱する。
ところがどっこい、全ツアレキン@みわっちは、なんか気合いの入ったクドい色男。「カッコイイぜ俺」光線がバシバシに出ていてステキ。
また、彼がかっさらっていくのが可憐な彩音ちゃんなので、さらに男ぶりが上がるのな。
アレキンって色男設定だったんだー、ほえ〜〜。感心して、眺めてました。
みわっちは博多座に引き続き「オーレ」もやってるんだけど。
あ、「オーレ」っつーのはアランフェスの前の場面、カーテン前でジプシー男がセクシーに歌い「オーレ!」と決めるので、わたしとnanaタンはそのシーンを「オーレ」と呼んでいる。
本公演ではゆみこちゃんがやっていて、「カッパ・オーレ」という輝かしい呼び名を某匿名掲示板でつけられた、思い出深い場面。
その「オーレ」の歌を改めて聴いたところ、なんか、先日の月全ツが脳裏に浮かぶんですけど?
愛する女のために宝石を盗んだ男が囚われてどーのって。恋の罠がどーので夢を見てどーのって。
酒井せんせ……イメージ使い回しですか。
あと、ひな鳥たちのロケットで、兄鳥@みつるにソロがあったことにもおどろいたか。
みつるに歌わせるんだ……。
酒井せんせはほんと、なにも考えていないんだなあ。
歌が得意でかわいこちゃんが向かないまっつがひたすら幼児ぶりっこで踊り、歌が壊滅的でアイドルキャラのみつるにソロを歌わせますか……逆の方がよかったろうに、どう考えても。
きらきら歌うみつるは、メロディ破壊されていたって魅力にあふれているし、似合わないヨチヨチ幼児ぶるまっつは、痛々しくて激萌えだったので、いいっちゃいいんだけどねっ(笑)。
基本オサ様オペラグラス固定で、気を抜くとマメに持って行かれるので(マメかよっ?!)、あまり全体は観られなかったっす。
でもいいのだ、オサ様堪能できて悔いはなし。
悔いは……もっと観たかったから、あるっちゃーあるが……。
欲を出してもきりがない。
オサ様のタイツ姿の微妙さに萌え。とだけつぶやいて、筆を置こう。
それも、タニちゃんがやった役ということでおぼえているのみ。宙組では誰だったか、咄嗟に思い出せなかったくらいだ……(たしかヒナちゃん)。
改めて今回『うたかた』という作品を観、こんなにトップスター・ワンマンショー作品だったのかと感心。
ルドルフ以外の男は見せ場ないぢゃん……。ジャンだって、「2番手」がやるにしては、しどころなさ過ぎ。本公演で4番手以下くらいの人が全ツでジャン役だと「いい役に当たった」と思えるかもしれない、レベル。ケロ(番手外)が演じたときは「すごい大きな役」と狂喜乱舞したが、ワタさん(新2番手)が演じたときは「……これだけ?」って感じだったもんなあ。
真ん中ふたりの力のみで成立させる作品。
いちゃいちゃ無限大、ラヴラヴパワー炸裂、悲劇盛大。大変だ。
相手役を愛せなかった頃のオサ様では不可能でしたが、現在のオサ様なら無問題。
てめえの半分くらいの歳の女の子に、「初えっち記念日★刻印入り指輪」をプレゼントするくらい、恥ずかしさぶっちぎりが似合う似合う。観ている方が恥ずかしいっつの(笑)。
愛にコワレているオサ様ダイスキ。
んでもって。
オサ様でシェークスピア観てみたいかも。と、思いました、劇中劇『ハムレット』。
あのクサさがたまりません……やりすぎだろソレ、てな台詞回しが快感(笑)。オサ様たのしそー。
さて、いいかげんオサ様以外の話をしますと。
王子が官房長官役だったのに、おどろきました。
……悪役? 王子が、悪役? てゆーか。ストーリーを動かす役を、王子がやっている??
すげーめずらしいものを観た気がする。『ロミオとジュリエット99』以来ぢゃないか、王子にまともに役が付いているのって? あ、『ロミジュリ』も景子タン演出か。
王子がどうこうではなく、彼に含むところはなく、官房長官はみわっちで見たかったなと思いました。
悪役のみわっちが見たかったっす……。黒いみわっちが見たかったっす……。
物語中心に考えて、役の重さが「ルド>ジャン>官房長官>ブラッドフィッシュ」に思えたので、番手的にみわさんが妥当かなあと思ったし。あ、フランツパパは別格として。
歴代の官房長官役を脇の上級生がやっているとしても、他に役がないんだから、少しでも重さのある役は路線男役に振ってやってくれよ。世間話するだけの男たちより、おっさん役だとしても悪役の方がいい役でしょうに。
見た目をぶさいくなおっさんにしなければならないというならともかく、王子が王子のまんま演じていたってことは、美青年キャラでいいってことでしょー。
おいしい悪役をやれば、みわさんはすごーくハマると思うのになー。
作品が古くて綻びだらけ、恋愛以外の部分がまったく描けてないもんで、ジャンにしろゼップスにしろなにをやってんだかなにをしたいんだか、ちっとも機能していない。
だからこれらの役がおいしく見えない。
もったいないなあ。
男たちが精彩に欠ける分、女の子たちはいい感じでした。
エロ伯爵夫人@じゅりあ、歌姫@ちあきさん、ルド奥さん@ミホ先生、オフィーリア@きらり、いいよなあ。
とくに「キミの行き先はそっちでいいのか?!」と言いたくなるじゅりあだわ……こわすぎ(笑)。
『エンター・ザ・レビュー』は、ちょっと平静に観られないので、ニュートラルな感想にならないなあ。
好きな作品なので、役代わりで何度も観られるのはうれしいのだけど、博多座バージョンが好きすぎて、観ていてせつなくなる。
博多座はセットもある程度豪華だったしね。全ツ仕様になったセットを観てしょぼくれたよ。
オサ様の箱もないしな(笑)。
ゆーひくんは小さくなった箱に入って出てきたけれど、オサ様の箱はなし。全ツって大きな箱は使えないんだなあ。そして酒井せんせは箱が好きなんだなあ(笑)。
や、別に箱はあってもなくてもどーでもいいんだが。
エトワール様が本気の美女だったことがいちばんのおどろきだったが、その次のおどろきは、アレキンがお笑いキャラぢゃなかったことかな。
本公演のアレキンくんは、らんとむ。人気者ルイーズ@ふーちゃんを迎えに来てラヴラヴ去っていく色男……なんだが、らんとむ氏だとどこの昭和アイドルって感じだった……(笑)。光GENJIを彷彿としてしまったことよ……遠い目。
博多座のアレキンくんは、コメディアン@ゆみこ。サムいサムいコメディアンを見たあと、颯爽と現れられても混乱する。
ところがどっこい、全ツアレキン@みわっちは、なんか気合いの入ったクドい色男。「カッコイイぜ俺」光線がバシバシに出ていてステキ。
また、彼がかっさらっていくのが可憐な彩音ちゃんなので、さらに男ぶりが上がるのな。
アレキンって色男設定だったんだー、ほえ〜〜。感心して、眺めてました。
みわっちは博多座に引き続き「オーレ」もやってるんだけど。
あ、「オーレ」っつーのはアランフェスの前の場面、カーテン前でジプシー男がセクシーに歌い「オーレ!」と決めるので、わたしとnanaタンはそのシーンを「オーレ」と呼んでいる。
本公演ではゆみこちゃんがやっていて、「カッパ・オーレ」という輝かしい呼び名を某匿名掲示板でつけられた、思い出深い場面。
その「オーレ」の歌を改めて聴いたところ、なんか、先日の月全ツが脳裏に浮かぶんですけど?
愛する女のために宝石を盗んだ男が囚われてどーのって。恋の罠がどーので夢を見てどーのって。
酒井せんせ……イメージ使い回しですか。
あと、ひな鳥たちのロケットで、兄鳥@みつるにソロがあったことにもおどろいたか。
みつるに歌わせるんだ……。
酒井せんせはほんと、なにも考えていないんだなあ。
歌が得意でかわいこちゃんが向かないまっつがひたすら幼児ぶりっこで踊り、歌が壊滅的でアイドルキャラのみつるにソロを歌わせますか……逆の方がよかったろうに、どう考えても。
きらきら歌うみつるは、メロディ破壊されていたって魅力にあふれているし、似合わないヨチヨチ幼児ぶるまっつは、痛々しくて激萌えだったので、いいっちゃいいんだけどねっ(笑)。
基本オサ様オペラグラス固定で、気を抜くとマメに持って行かれるので(マメかよっ?!)、あまり全体は観られなかったっす。
でもいいのだ、オサ様堪能できて悔いはなし。
悔いは……もっと観たかったから、あるっちゃーあるが……。
欲を出してもきりがない。
オサ様のタイツ姿の微妙さに萌え。とだけつぶやいて、筆を置こう。
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