水くん、トップスターお披露目おめでとう。
はるばる在来線を乗り継いで、行って来ました名古屋、中日劇場。
途中あたりまえに雪景色で、「タカラヅカ1の雨男」の「雪組トップスター就任」を地球からして祝っているのだなと微笑ましく思う。……いや、ものごっつー寒かったが。
それでも名古屋に着いたら晴天。雪がぱらついても青空。……なんかめでたいやね。
水夏希は、真ん中に相応しい人。
最初に彼を認識したときから、そう信じて疑わなかった。や、わたしがどうこう以前に、人気と劇団の扱いがそうだったんだってば。わたしが最初に水夏希を認識した、花組に組替えしたばかりのころってさ、ほんとにすげー勢いだった。
いずれ真ん中になる。いずれ必ずトップになる。……そーゆー人はわたしの好みではないので(笑)、スルーしている時期も長かったが。結局彼に夢中になって早数年。
トップになるまで意外なほど時間がかかったが、たぶんそのおかげでわたしみたいな脇役・別格スキーのハートもGETしたんだろう。花組のころのままの勢いで、2001年くらいにトップになっていたら、わたしは彼を特別好きになることもなかったろう。
真ん中に立つことがあたりまえ。
そうでなかったことなど、一度もない人だと思っているのに。
今、まさに真ん中にいる水夏希が……いっぱいいっぱいだ……。
ど、どーしたんだ水くん。
真ん中ぐらい、今までいくらでも経験してきたろ。新人公演からバウホール、青年館、果ては全国ツアーまでやってきたじゃないか。
何故今さら、そこまでテンパっている?
芝居からして、すでに変。
汗はだらだらだし、リキみすぎて表情が硬い。もちろんちゃんと演技しているんだけど、なんか無理があるの。笑っていようとなにをしていようと、いついかなる表情のときでも、表面の顔の奧に必ずこめかみに怒りマークがついている感じ。
無邪気な少年の笑顔……の奧の、こめかみに怒りマーク。
恋にときめく少年の顔……の奧の、こめかみに怒りマーク。
怒っているのではなくて、ぴくぴく血管浮くくらい、ぎりぎり本気で追いつめられている。
水くん……ほんまに、真面目な人やな……融通きかないというかまともというか。
テンション上がりすぎて、あちこち涙目だし。
役として泣くならいいが、ソレとは無関係にテンパってるの。感情が高ぶりすぎて目が潤んでいるの。
どこのヲトメだよ、この男。
あまりにオンナノコであまりにヲトメで、こっちがびっくりする(笑)。
顔はオトコマエなのに……男にしか見えないのに……なんてヲトメなチカちゃん。
もちろん芝居の最後はマジ泣きして、アイライン溶けてました。
ショーは水くん踊りまくり! となみちゃんともゆみこともしっかり絡んで、「お披露目おめでとう」ムード満載な作品。
たしかにダンスはハードそうだ。やたらめったら踊りまくっている。てか、リフトもすげえ。
そのうえ、歌も多い。
水夏希、へろへろ。
汗が滝のようだ。ドーラン剥げて、縦縞入ってる……?
たしかにハードな作りかもしれんが、この緊張感だとか追いつめられた感は、いったい……。
全開の笑顔でも、なんか漂う悲壮感。
怒りマークは解け、かわりに縦線入ってる感じ。ちびまる子ちゃんがよく、カオの端に縦線入ってるでしょ、アレ。
た、たのむ。
このまま無事に進んでくれ、終わってくれ。
水しぇんのアタマの中、いろいろいろいろ回ってるんじゃないの? 手順も役割も、そして思い出も。
なんかあまりにいっぱいいっぱいで。
手に汗握ってしまった。
……トップお披露目初日って、ここまで緊張するモノなのか。
トップスターってのは、こうまでチガウものなのか。
若くして抜擢され、ずーっとエリート街道突き進んできた、真ん中に立ち続けて来た人すら、ここまで追いつめられるモノなのか。
や、水くんがまともな感覚の持ち主である、ってことに尽きる話かもしれんが。
挨拶は感動を示しつつも、短く端的にまとめようとしてエンド。てか、挨拶文前もって暗記してたよね?(笑)
まともに締めくくったんだけど。
カテコが繰り返されるうちに、どんどんぐちゃぐちゃになっていく(笑)。
「まともな挨拶」を心がけていたんだろーに、だんだんフニャフニャになっていってるよこの人!!
場が持たなくて、突然「イエ〜〜ッ!!」と叫んでみたり、天気の話をしてみたり。
そして、鳴りやまない拍手に、降りたままの緞帳前を大羽根背負ったままカニ歩きで出てきて、さらにフニャフニャな話をはじめたり。
今朝、お祝いのメールがたくさん届いたらしい。突然そんなこと言い出すし。言い出して、収束させないまま「今日の日を一生忘れません!」とかなんとか叫んで終わらせるし。
記憶だけで書いているので、どこでなにを、どのカテコでなにを言ったかおぼえてないし、まざっちゃってると思うけど。わたしの海馬、出来が悪いから。
ただ、最初は考えて喋っているのがわかったのに、あとになるとのーみその動きがスローになっていってるのがわかるの。顔に出てるよヲイ! それでも「がんばる!」と気を張っていることも、わかるのだけど。
……かわいいなあ、水夏希……。
カオも芸風もオトコマエなのになあ。
なんでこう、生真面目でまともでヲトメなんだろう。
届いたお祝いメールの中には、コムちゃんからのメールもあったのかなぁ。『タランテラ!』ムラ楽のコムちゃん出迎えイベントを仕切りながら、ジーンズの尻ポケットからあったりまえに携帯取り出し、コム姫と喋っていた水先輩を思い出す。あのときも、カオに「使命感!」って書いてあったな。
しいちゃんからのメールも、きっとあったよね。あいようこお姉様からも、あったよね。きっと。
きっとたくさんのひとが、「おめでとう」を言っている。
おめでとう水くん。
早くその「緊張っ!!」マークを消して、「真ん中」で自在に呼吸してね。
そこが、あなたの場所なのだから。
はるばる在来線を乗り継いで、行って来ました名古屋、中日劇場。
途中あたりまえに雪景色で、「タカラヅカ1の雨男」の「雪組トップスター就任」を地球からして祝っているのだなと微笑ましく思う。……いや、ものごっつー寒かったが。
それでも名古屋に着いたら晴天。雪がぱらついても青空。……なんかめでたいやね。
水夏希は、真ん中に相応しい人。
最初に彼を認識したときから、そう信じて疑わなかった。や、わたしがどうこう以前に、人気と劇団の扱いがそうだったんだってば。わたしが最初に水夏希を認識した、花組に組替えしたばかりのころってさ、ほんとにすげー勢いだった。
いずれ真ん中になる。いずれ必ずトップになる。……そーゆー人はわたしの好みではないので(笑)、スルーしている時期も長かったが。結局彼に夢中になって早数年。
トップになるまで意外なほど時間がかかったが、たぶんそのおかげでわたしみたいな脇役・別格スキーのハートもGETしたんだろう。花組のころのままの勢いで、2001年くらいにトップになっていたら、わたしは彼を特別好きになることもなかったろう。
真ん中に立つことがあたりまえ。
そうでなかったことなど、一度もない人だと思っているのに。
今、まさに真ん中にいる水夏希が……いっぱいいっぱいだ……。
ど、どーしたんだ水くん。
真ん中ぐらい、今までいくらでも経験してきたろ。新人公演からバウホール、青年館、果ては全国ツアーまでやってきたじゃないか。
何故今さら、そこまでテンパっている?
芝居からして、すでに変。
汗はだらだらだし、リキみすぎて表情が硬い。もちろんちゃんと演技しているんだけど、なんか無理があるの。笑っていようとなにをしていようと、いついかなる表情のときでも、表面の顔の奧に必ずこめかみに怒りマークがついている感じ。
無邪気な少年の笑顔……の奧の、こめかみに怒りマーク。
恋にときめく少年の顔……の奧の、こめかみに怒りマーク。
怒っているのではなくて、ぴくぴく血管浮くくらい、ぎりぎり本気で追いつめられている。
水くん……ほんまに、真面目な人やな……融通きかないというかまともというか。
テンション上がりすぎて、あちこち涙目だし。
役として泣くならいいが、ソレとは無関係にテンパってるの。感情が高ぶりすぎて目が潤んでいるの。
どこのヲトメだよ、この男。
あまりにオンナノコであまりにヲトメで、こっちがびっくりする(笑)。
顔はオトコマエなのに……男にしか見えないのに……なんてヲトメなチカちゃん。
もちろん芝居の最後はマジ泣きして、アイライン溶けてました。
ショーは水くん踊りまくり! となみちゃんともゆみこともしっかり絡んで、「お披露目おめでとう」ムード満載な作品。
たしかにダンスはハードそうだ。やたらめったら踊りまくっている。てか、リフトもすげえ。
そのうえ、歌も多い。
水夏希、へろへろ。
汗が滝のようだ。ドーラン剥げて、縦縞入ってる……?
たしかにハードな作りかもしれんが、この緊張感だとか追いつめられた感は、いったい……。
全開の笑顔でも、なんか漂う悲壮感。
怒りマークは解け、かわりに縦線入ってる感じ。ちびまる子ちゃんがよく、カオの端に縦線入ってるでしょ、アレ。
た、たのむ。
このまま無事に進んでくれ、終わってくれ。
水しぇんのアタマの中、いろいろいろいろ回ってるんじゃないの? 手順も役割も、そして思い出も。
なんかあまりにいっぱいいっぱいで。
手に汗握ってしまった。
……トップお披露目初日って、ここまで緊張するモノなのか。
トップスターってのは、こうまでチガウものなのか。
若くして抜擢され、ずーっとエリート街道突き進んできた、真ん中に立ち続けて来た人すら、ここまで追いつめられるモノなのか。
や、水くんがまともな感覚の持ち主である、ってことに尽きる話かもしれんが。
挨拶は感動を示しつつも、短く端的にまとめようとしてエンド。てか、挨拶文前もって暗記してたよね?(笑)
まともに締めくくったんだけど。
カテコが繰り返されるうちに、どんどんぐちゃぐちゃになっていく(笑)。
「まともな挨拶」を心がけていたんだろーに、だんだんフニャフニャになっていってるよこの人!!
場が持たなくて、突然「イエ〜〜ッ!!」と叫んでみたり、天気の話をしてみたり。
そして、鳴りやまない拍手に、降りたままの緞帳前を大羽根背負ったままカニ歩きで出てきて、さらにフニャフニャな話をはじめたり。
今朝、お祝いのメールがたくさん届いたらしい。突然そんなこと言い出すし。言い出して、収束させないまま「今日の日を一生忘れません!」とかなんとか叫んで終わらせるし。
記憶だけで書いているので、どこでなにを、どのカテコでなにを言ったかおぼえてないし、まざっちゃってると思うけど。わたしの海馬、出来が悪いから。
ただ、最初は考えて喋っているのがわかったのに、あとになるとのーみその動きがスローになっていってるのがわかるの。顔に出てるよヲイ! それでも「がんばる!」と気を張っていることも、わかるのだけど。
……かわいいなあ、水夏希……。
カオも芸風もオトコマエなのになあ。
なんでこう、生真面目でまともでヲトメなんだろう。
届いたお祝いメールの中には、コムちゃんからのメールもあったのかなぁ。『タランテラ!』ムラ楽のコムちゃん出迎えイベントを仕切りながら、ジーンズの尻ポケットからあったりまえに携帯取り出し、コム姫と喋っていた水先輩を思い出す。あのときも、カオに「使命感!」って書いてあったな。
しいちゃんからのメールも、きっとあったよね。あいようこお姉様からも、あったよね。きっと。
きっとたくさんのひとが、「おめでとう」を言っている。
おめでとう水くん。
早くその「緊張っ!!」マークを消して、「真ん中」で自在に呼吸してね。
そこが、あなたの場所なのだから。
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