手拍子と拍手で終わる。たのしいよ、ほんと。@第93期宝塚音楽学校文化祭
2007年2月21日 タカラヅカ これで最後だ、『第93期宝塚音楽学校文化祭』の話。
最後はダンス・コンサート。
前日30分だけ観たのはコレ。
ダンスは、タップ→モダン・ダンス→ジャズ→バレエ→ジャズ(タカラヅカ的)→モダン・バレエ→フィナーレの派手派手ジャズ・ダンスという構成。
とにかく暗転が長く、団体芸炸裂。
少人数で見せることはほとんどなく、できるだけたくさんの人が舞台にいること、を目的としている。
1回1回暗転して、しかもソレが長いのは、「つなぎの場」がなく、衣装替えに時間がかかっているせいだろう。
1部からこの3部まで全体を通してみると、鼻の君の印象がぜんぜんチガウので愉快。
芝居に出ていないせいもあるが、彼はそれまではあまり冴えないんだわ。芝居にしろ、配役を見ると主要キャラではあっても主役ではないしな。
日舞でもヴォーカル・コンサートでも大して目立たないとゆーのに。
ダンスになると、彼が主役になる。
すごいな、ヲイ。
群舞基本のプログラムで、とにかくセンターにいるよ。目立ちまくるよ。
3部のダンスだけ観てしまったわたしが、彼に目を奪われたのも納得だ。……って、顔が好みでなかったら、ここまで観ていなかったと思うけれど。
鼻の君は本名も目立つ(タカラヅカ内限定・笑)ので、なにかと話題にしやすい。
文化祭1日目、2日目と、「***ちゃん」と名前で呼んで話題にすることが容易くできてしまう。や、文化祭はわたし以外観ていないんだけど、プログラム見せて話をするだけで、もうみんな「***ちゃん」呼び。……呼びやすいんだもん、名前。
「某所で***ちゃんに出くわした!」とその日の夜に鼻の君目撃情報がメールされてくるくらいに。……だからみんな、文化祭観てないのに。プログラムの写真見ただけなのに(笑)。
さて、文化祭はどーせ「身内が観るモノ」だから、「ウチの子さえわかればいい」とか、「娘の友だちはみんな知っているから問題ない」とかなのかもしれないが、わたしのよーに「タカラヅカ」が好きで紛れ込んでいるヤツもいるのだから、もう少しミーハー客にもやさしくしてほしいなあ、と思う。
とくに、ダンス。
団体芸でものすごい人数が一斉に踊るし、次々顔ぶれが入れ替わっていくので、なにがなんだかわからなくなる。ちょっとばかし気になる子がいても、見失う。
プログラムに、もっと詳しく記載されていればなあ。
出演者50人の名前がただずらーっと書いてあったりするんだよなー。
そーじゃなくて、せめてグループ分けして欲しい……。何人口かで。
衣装の色が書いてあったら、それがいちばん助かるんだが。
ま、無理なのもわかるけど。
ただ、今回のバレエだけは、マジでプログラム記載が不親切だと思ったな。
バレエは、今まで観た文化祭の中でいちばん変わっていた。
ひとつの公園を舞台に展開する、浮浪児と盲目の花売り娘の恋の物語。
芝居仕立てなら今までもあったけれど、完全に役の衣装を付けて起承転結オチまで完璧、てのははじめて観た。
警官は制服着てるし、男たちはふつーに芝居で着るよーな男役の服を着ている。子役は子どものよーな服着てるし、女たちは庶民ドレスだし。
バレエらしい衣装と振付でトゥで立たれるより、ふつーの芝居衣装でトゥで立ってくるくる回られる方がびっくり目に残る。
「バレエ」の中の「役としての衣装」ではなく、ここがタカラヅカだからとーぜん、「タカラヅカで使われる、ふつーの芝居の衣装」なのよ。なのに女の子たちはみんなトゥで立ってるの。……ちょっとシュール。
芝居でロジャー役だった濃い男とカップルの彼女、いつまでもトゥで立ったままゆっくり回転するからびびったわー。
「役」がちゃんとあるのだから、プログラムに「警官」「子ども」「カップル男」「カップル女」とか、ふつーに書いて欲しかった。
物語仕立てであれほどいろんな役に分かれてそれぞれ芝居しているのに、プログラムにはなんの変哲もなく、その場面に出ている46人がアイウエオ順で載っているだけなの。主役も通行人も関係なく。
気になった子がいても、誰だかわかんない……。
ふつーのダンスシーンで「衣装ごとにプログラムに分けて載せてよ!」が無理なのは自分でもわかっているが、この場面でなにも区切りがないのはかなり不親切だと思うぞ。
それにしても、芝居のミミといい、この花売り娘といい、「清く正しく美しく」儚げキャラなので、現代の女の子たちが演じるのは大変だよなあ(笑)。みんな強そうで、か弱く演じるのに懸命の努力が見える。
浮浪児くんは妖精的イメージなんだろうけど、軽やかさがなく、その分堅実な印象。役と本人のキャラクタが合ってないような?
芝居を観てしまったあとは、とにかくロジャーくんが気になってこまる(笑)。
彼、カノジョがいる方がイイよね絶対。女の子をエスコートしていると、オトコマエ度が上がる。なんか、カノジョのことすごく大切にしている感じがして。
ダンス単体より、「芝居」の中でのダンスが見たい男だ。
鼻の君はダンス単体でもいいんだけど。
タカラヅカ的なダンスシーンは、たった1場面。
男役と娘役として、デコラティヴな衣装をつけて正味デュエットダンス。団体芸ではなく、厳選された2組のみ。
ここだけだからメリハリになっていいけれど、やはり大してきれいではない。レオタードで性別関係なく踊っているときの方がいいよなー。
文化祭のお約束、最後のフィナーレダンスはとことん派手な発散型。
みんなでガシガシ若さ満載ではじけきって終わる。
や、衣装のカラーたすきはどうかと思ったけど(笑)。
いやあ、やっぱたのしいわ、文化祭。
『ハロダン』とはまったく別物。来年も観に行こう(笑)。チケットがもっと取り易ければいいんだけどなあ。
それにしても、終わってから心に残っているのは、ロジャー@濃い男くんだったりするから、不思議だわ。
所詮わたしは、ダンスより芝居が好きだからでしょう。
最後はダンス・コンサート。
前日30分だけ観たのはコレ。
ダンスは、タップ→モダン・ダンス→ジャズ→バレエ→ジャズ(タカラヅカ的)→モダン・バレエ→フィナーレの派手派手ジャズ・ダンスという構成。
とにかく暗転が長く、団体芸炸裂。
少人数で見せることはほとんどなく、できるだけたくさんの人が舞台にいること、を目的としている。
1回1回暗転して、しかもソレが長いのは、「つなぎの場」がなく、衣装替えに時間がかかっているせいだろう。
1部からこの3部まで全体を通してみると、鼻の君の印象がぜんぜんチガウので愉快。
芝居に出ていないせいもあるが、彼はそれまではあまり冴えないんだわ。芝居にしろ、配役を見ると主要キャラではあっても主役ではないしな。
日舞でもヴォーカル・コンサートでも大して目立たないとゆーのに。
ダンスになると、彼が主役になる。
すごいな、ヲイ。
群舞基本のプログラムで、とにかくセンターにいるよ。目立ちまくるよ。
3部のダンスだけ観てしまったわたしが、彼に目を奪われたのも納得だ。……って、顔が好みでなかったら、ここまで観ていなかったと思うけれど。
鼻の君は本名も目立つ(タカラヅカ内限定・笑)ので、なにかと話題にしやすい。
文化祭1日目、2日目と、「***ちゃん」と名前で呼んで話題にすることが容易くできてしまう。や、文化祭はわたし以外観ていないんだけど、プログラム見せて話をするだけで、もうみんな「***ちゃん」呼び。……呼びやすいんだもん、名前。
「某所で***ちゃんに出くわした!」とその日の夜に鼻の君目撃情報がメールされてくるくらいに。……だからみんな、文化祭観てないのに。プログラムの写真見ただけなのに(笑)。
さて、文化祭はどーせ「身内が観るモノ」だから、「ウチの子さえわかればいい」とか、「娘の友だちはみんな知っているから問題ない」とかなのかもしれないが、わたしのよーに「タカラヅカ」が好きで紛れ込んでいるヤツもいるのだから、もう少しミーハー客にもやさしくしてほしいなあ、と思う。
とくに、ダンス。
団体芸でものすごい人数が一斉に踊るし、次々顔ぶれが入れ替わっていくので、なにがなんだかわからなくなる。ちょっとばかし気になる子がいても、見失う。
プログラムに、もっと詳しく記載されていればなあ。
出演者50人の名前がただずらーっと書いてあったりするんだよなー。
そーじゃなくて、せめてグループ分けして欲しい……。何人口かで。
衣装の色が書いてあったら、それがいちばん助かるんだが。
ま、無理なのもわかるけど。
ただ、今回のバレエだけは、マジでプログラム記載が不親切だと思ったな。
バレエは、今まで観た文化祭の中でいちばん変わっていた。
ひとつの公園を舞台に展開する、浮浪児と盲目の花売り娘の恋の物語。
芝居仕立てなら今までもあったけれど、完全に役の衣装を付けて起承転結オチまで完璧、てのははじめて観た。
警官は制服着てるし、男たちはふつーに芝居で着るよーな男役の服を着ている。子役は子どものよーな服着てるし、女たちは庶民ドレスだし。
バレエらしい衣装と振付でトゥで立たれるより、ふつーの芝居衣装でトゥで立ってくるくる回られる方がびっくり目に残る。
「バレエ」の中の「役としての衣装」ではなく、ここがタカラヅカだからとーぜん、「タカラヅカで使われる、ふつーの芝居の衣装」なのよ。なのに女の子たちはみんなトゥで立ってるの。……ちょっとシュール。
芝居でロジャー役だった濃い男とカップルの彼女、いつまでもトゥで立ったままゆっくり回転するからびびったわー。
「役」がちゃんとあるのだから、プログラムに「警官」「子ども」「カップル男」「カップル女」とか、ふつーに書いて欲しかった。
物語仕立てであれほどいろんな役に分かれてそれぞれ芝居しているのに、プログラムにはなんの変哲もなく、その場面に出ている46人がアイウエオ順で載っているだけなの。主役も通行人も関係なく。
気になった子がいても、誰だかわかんない……。
ふつーのダンスシーンで「衣装ごとにプログラムに分けて載せてよ!」が無理なのは自分でもわかっているが、この場面でなにも区切りがないのはかなり不親切だと思うぞ。
それにしても、芝居のミミといい、この花売り娘といい、「清く正しく美しく」儚げキャラなので、現代の女の子たちが演じるのは大変だよなあ(笑)。みんな強そうで、か弱く演じるのに懸命の努力が見える。
浮浪児くんは妖精的イメージなんだろうけど、軽やかさがなく、その分堅実な印象。役と本人のキャラクタが合ってないような?
芝居を観てしまったあとは、とにかくロジャーくんが気になってこまる(笑)。
彼、カノジョがいる方がイイよね絶対。女の子をエスコートしていると、オトコマエ度が上がる。なんか、カノジョのことすごく大切にしている感じがして。
ダンス単体より、「芝居」の中でのダンスが見たい男だ。
鼻の君はダンス単体でもいいんだけど。
タカラヅカ的なダンスシーンは、たった1場面。
男役と娘役として、デコラティヴな衣装をつけて正味デュエットダンス。団体芸ではなく、厳選された2組のみ。
ここだけだからメリハリになっていいけれど、やはり大してきれいではない。レオタードで性別関係なく踊っているときの方がいいよなー。
文化祭のお約束、最後のフィナーレダンスはとことん派手な発散型。
みんなでガシガシ若さ満載ではじけきって終わる。
や、衣装のカラーたすきはどうかと思ったけど(笑)。
いやあ、やっぱたのしいわ、文化祭。
『ハロダン』とはまったく別物。来年も観に行こう(笑)。チケットがもっと取り易ければいいんだけどなあ。
それにしても、終わってから心に残っているのは、ロジャー@濃い男くんだったりするから、不思議だわ。
所詮わたしは、ダンスより芝居が好きだからでしょう。
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