新人公演『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』で、気になったことを、書き留めておく。
 いちおー、話の流れに沿って、思いつくままに箇条書き。

・さすがの黒蜥蜴@ののすみちゃんも、最初は緊張のためか歌が堅かった。でも貫禄。
・雨宮@めぐむは、期待していたほどヒゲがかっこよくなくてショック。つか、丸い……顔が丸いとこんなにいろいろ支障があるのか。
・クラブの客が地味。囃し立てる声が通らないと、魅力半減するんだなと。
・明智@まぁくんのスーツの裾。
 折り目がくっきり。ああ、あの折り目のラインが、オサ様の足の長さなのねと思うと愛しい(笑)。
・まぁくんのダメさに目眩。ののすみちゃんが案山子にまとわりついているよーに見える。

・メイド@彩音ちゃんキターーッ!! かわいいっ、かわいすぎる〜〜!
・支配人@らいがめっさ二枚目。しかもやりすぎることなく、おとなしくしている。
・あ、先輩刑事@しゅん様なんだ。もうひとりはわからない。
・まっつの相手役(語弊ありまくり)の月野姫花ちゃん、かわいいなあ。
・岩瀬パパ@マメ、たしかにうまくて、くわえてちょっとおかしいんだけど……観客が期待しすぎている気がする。もっと演技に集中させて欲しいな。役のTPOも考えずなんでもかんでもコメディにするのがマメ、と決まったわけでもないのに。登場するだけで笑われるのは可哀想な気がした、さすがに。
・早苗@きらり、かわいー。
・「まとぶはヒゲ剃った方がオトコマエだけど、めぐむはきっと逆だよね?」
「ヒゲがある方がオトコマエにちがいないっ」

 と、わたしとnanaタンは観る前はえんえん夢を語っていたんですが。
 めぐむさん、ヒゲがいまいちだったので、剃ってくれた方がふつーによかったっす。はい。
・ソファーで眠る、先輩刑事と新米刑事コンビ。
 しゅん様は、後輩の肩(とゆーか胸の上というか)にアタマ載せて寝てましたよ! GJしゅん様! わかってらっしゃる!!
・波越警部@かすがくんは、なんかすげーいい人そうだ……。そしてとっても素敵にくたびれたおっさん刑事っぽい。本役の壮くんはほんと、無駄に二枚目なのだなと再確認。や、わたしは壮くんもかすがも好きですってば。
・明智が少年っぽいので、結婚がどうこう言われてもな。
・メイドの数が多いのか? 本公演より女の子率が高いよーな。ボーイの位置にメイドたちがいるー。
・最近よーやく、去年の文化祭で「ロベールの親友(=ホモ)」を演じた天真みちるくんの見分けがつくよーになった。……丸い……。
・小林少年@もえりが、なんかでかい……そうか、いちかはほんとーに小さいんだなー。
・あれ? 明智先生、小林くんをベタベタ触らないぞ? なんか淡泊だぞ? いやらしくないぞ? 明智先生って、小林くんの頬だの髪だの触りまくって顔をのぞき込んで話す、いやらしい男のことでしょ? えっ、ソレってオサ様だけ?
・もちろん、銀橋の「トカゲ〜〜」ソロも、いやらしくありません、明智先生。

・小間使いコスの彩音ちゃん。かわいー。なになに、今回彩音ちゃん、脇でコスしまくり?!
・ばあや@さあや(あ、韻を踏んでいる?)もまた、登場するだけで笑いが起こる。まあこちらはコミカルな役割だから、いいっちゃいいんだが。やっぱファンの過剰反応、つー気もする。
・葉子さん、暴力的(笑)。
・書生たちはなにがなんやら。
・かすかがソーランを踊るんだと思っていたら、ひとりロケットをはじめた。
・ヲイヲイおっさん、ナニやってんだ? と思ったら。
・書生たちも加わって、「学ランロケット」に!!(センターはおっさん)
・こんな濃い衣装のロケットは、ヅカ至上最初で最後かもな……。
・あれ、明智先生が、小林くんにデレデレしない? えっ、ソレってオサ様だけ?!
・葉子さん、明智相手にひざまずかなかったよね?
・ソファーを運ぶ寺坂@だいもんの名前が呼ばれていた……伏線のつもりだろーが、唐突すぎて、浮いていた。名前だけ呼んでも、その「寺坂」が誰なのか示してくれないと、伏線になってないっつの。
・「めぐむってさ、あのソファーに入りきるのかなあ?」
「フタが閉まってないかもよ?
 どーせあのソファー、岩瀬家では誰も坐らないし。よく見るとフタが浮いてたりして」
「ちゃんとフタが閉まってるか、チェックしなきゃ(笑)」
 なんてnanaタンと話してたんですがね。フタ、閉まってたよね? めぐむ、ほんとにあのソファーに収まってたよねえ?
 なんかすげー窮屈そうに出てきたけど(笑)。
・小間使いコスのサソリ@由舞ちゃんは、キャラがふつーだ。わざと舌っ足らずなきんきん声で話したりしない。
・家具屋@『マイトラ』の甥の人(名前おぼえろよ……)は、本役さんより、キャラが好みかもしれない……。

・通行人の濃さとやりすぎ感は、いったいどーしたものか(ソレが花組クオリティ)。
・少年探偵団はなにがなんやら。(書生と同じ、同時にわらわら出られるとわからなくなるらしい)
・階段で手紙を読んで苦悩するだいもんが、これまた無駄に濃い。みわっちも大仰で素敵なんだがなー。だいもんも、さらにクラシカルでいいよなー(笑)。
・おじさん@まぁくん、健闘中。
・演技はすげー余裕に見えるのに、おかみさん変装の黒蜥蜴@ののすみの割烹着が、片方肩落ちてる。……気づかないのかな。いつ気づくのかな。話しながら指で引っ張って直すのは、演技としてぜんぜんアリだよな。
・てゆーか、まぁくんが直してやれよ。おじさんのキャラのままで、「ああ、ちょっと」とか言って黒蜥蜴を呼び止めて、襟を直してやればいいのに!! それでこそ男役、それでこそ明智小五郎ってもんなのに。
 まぁくんに、必死に念を送ったわ。なんとかしてあげて、と。
・無理だったけどな(笑)。
・ののすみちゃんの襟を直してくれたら、惚れ直してたのに。
・ののすみとまぁくんは、おかみさんとおじさんコスプレなのに、「このままふたりで駆け落ちしたくなっちゃった」のところで、青春のかほりを感じた。
 好きなのに、好きと言えない……いや、「好き」というキモチすら理解できていない、少年少女の青い恋愛のような。自転車を押しながら帰る下校時、夕焼けの土手道、みたいな。
・変装をといて、明智になった瞬間、まぁくんの輝きがぐわーんと増す。な、なんだなんだ?
・小林くんは、カラダが大きいだけでなく、なんか年齢も高い。わたしの持つ、原作の小林少年のイメージに近いわ。
 わたしが「少年探偵団」シリーズを読んだのは小学校低学年だったから、「小林少年」が15才くらいだったのがすげー違和感ありまくりだったのをおぼえている。15才って、大人やん! 「少年」っていうからには、ボクぐらいのトシやないとおかしいやん!って。(小学校を卒業するまで、わたしの一人称は「ボク」だった。今まできれーに忘れてた。イタタ……)
 テレビ(天知茂の明智シリーズ)の小林くんは、もっと大人で、はっきりいっておっさんみたいだったので、さらにショックだったな……。
・もえりのあの頬骨が、ナチュラルに男の子に見える……。

 さあ、追跡シーンだ!

 てとこで、長くなったんで翌日欄へ続く。


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