彼はファンタジーな王子ちゃま。@大和悠河お茶会@『A/L』
2007年3月25日 タカラヅカ 大和悠河お茶会@『A/L』に参加。『維新回天・竜馬伝!』のときに続いて、2回目。なんか味をしめたのか、こあら?
いやあ、待てど暮らせどはじまらないんで、どーなることかと思ったよ。公演終了から優に2時間半。会場に入れるよーになってから1時間半?
場所が梅田で良かったよねえ。終了が午後11時前ぢゃ、ムラだったら近隣の人ですら最後まで参加できなかったろうよ。
みんな待ちくたびれてお茶やケーキに手を出すし。
わたしはお茶会参加歴ほとんどないけど、乾杯前にお茶を飲み干したり、ケーキを食べきったりするお茶会ははじめてだった。
わたしがこれまで参加したお茶会は、お茶は乾杯ではじめて口を付ける、ケーキは握手や撮影などでスターさんが「お仕事」をしている間に食べる、だったからさー。
それでもほら、待ちくたびれたから食べはじめたわけで、みんな1時間位は神妙に待っていたのよ。
他のテーブルが食べはじめたのを見て、わたしも食べはじめたんだけど……お皿にデコレーションされているフルーツソースが、固まって、取れなかった。わたしだけでなく、周囲の人たちのも。
ちょっとウケたわ……リッツ・カールトンのケーキなのになー。もったいねー。
今回はふつーに丸テーブルが整然と並んでました。
リングサイド観覧席みたいな独創性豊かな席順ではなく、ふつーのお茶会風でした。
さて、お茶会がはじまる前に。
タニちゃんへの質問と、簡単なクイズの解答を記入することになっていた。
質問はまあ、いつものごとくアレなことをてきとーに書いて提出。
問題は、クイズだ。
「悠河さんの、本日のパンツの色を当ててください」
パンツの色?(白目)
タタタタタニちゃんの下着の色を当てろと?
「おねーさん、パンツ何色?」は、イタズラ電話の定例句だ。
タニちゃんのパンツの色。パンツの色かー。すげえなタニ会、斬新な趣向だわ!!
タニちゃんの回答は、やっぱあのステージの上で、ファスナーを下ろして「チラ見せ」してくれるってことかしら!!
…………わかってますよ。
パンツはぱんつでも、パンツちがいだってことは。
でも、司会者の発音が最初アレだったんだもん。2回目は正しい発音で言い直してくれたけれど。
わざわざクイズにするくらいだから、どれくらいすごい色のパンツなのかと思ったが。
白でした。
ロングブーツに白パンツ、このまま『ベルサイユのばら』の舞踏会シーンに混ざっていてOKって感じ。
タニちゃん登場シーンはすごかったねー。
タニちゃんはルパンばりのマント姿でかっこよく登場してくれたんだけど、それよりおもしろかったのは、司会者のポエム朗読。
『ハケンの品格』で篠原涼子がハートの着ぐるみかぶってチョコレートのMCしてたじゃないですか、アレです、モロ。
声も、しゃべり方も、トーンも。
かわいー嘘くさい声で、サムいポエムを「棒読み」するんですよ!! ドラマと同じっす。テキストがサムいことも、棒読みなのも!
場内爆笑。
そして、笑いの発作が収まらないウチに、タニちゃんが登場する? と見せかけて、さんざんさらに待たされる、という、素敵な趣向。
前回のお茶会は、司会者がちがったと思う。こんなにおもしろい人じゃなかった。ポエムがふつーにサムいだけで、爆笑にはならなかったもの。
GJ、司会の人!! あのテキストを朗読するんだから、これくらいキャラが立ってなきゃだわ!
タニちゃんのお茶会は、「まがいもの臭さ」で統一されていて、それがすごーく素敵なの。
司会はひたすら、おかしな日本語でポエムを奏でる。ふつーに言えばひとことで終わるよーなことを、長々と詩的に飾り立てて話す。装飾語の多さで、本文が見えなくなっている系ね。
なんというか、そこにあるのは「非現実」なの。
ここは「特別な場所」であり、参加者は一時現実を忘れ、別の価値観に身を任せる。
そこに登場する、「大和悠河」というキャラクタがまた、「非現実」を盛り上げる存在なんだ。
マントを着て登場したところもそうだけど、タニちゃんが登場すると、それだけで歓声が上がるのね。「きゃー! きゃー!」な気分になるの。
席でかしこまってスターさんを眺める、というより、「きゃー、素敵! きゃー!」と黄色い声を張り上げたくなる「別物感」。
タニちゃんはその美しさと華だけでなく、「嘘くさく」も「スター像」を創りあげてくれるので、安心して「きゃー!」な気持ちになれるの。
タニちゃん自身はなんつーかもー、「いい人だなぁ」「やさしいなぁ」とか、いちいちなにかっちゃー思える人なんだけれど。
そーゆーこととは別の部分で、「スター」として思い存分ミーハーして、童心に返ることをゆるしてくれる存在なの。
「嘘」だとわかっていて、愉しむ時間。かりそめの王国で、美貌の王を奉る気持ちよさ。
わたしは本名のわたしではなく、今ここにいるだけの存在で、タニちゃんだけに集中していられる。
「まがいもの」であることの安心感。
世界観が統一されていて、潔い。
「きゃー! タニちゃん素敵! きゃー!」と、やってきました。心から。
ああ気持ちいー。
いやその、お茶会の進行自体はかなり手に汗握る感じなんだけど、それでも「スターさんのお茶会に参加している」特別感を、たーっぷり味わせてくれる。
お茶会のメインは前回に引き続き、「参加者の質問を、タニちゃんがランダムに選んで勝手に回答する」というもの。
なにしろランダムだから、流れもテーマもあったもんぢゃないんだが。
公演絡みの定番的質問の他は、トップスター関連の質問、相手役のウメちゃんのことへの質問がわりとあったかな。
いやもお、タニちゃんの語るウメちゃんの姿が、かわいくて。
お稽古の休憩時間などに、ウメちゃんが壁に向かってひとりでなにやらやっているらしい。壁を叩いたりなんだり、ひとりでじたばた。
なにをしているのかタニちゃんが問うと、ウメちゃんの同期のあゆちゃんが「あれは、テレてるんです」と教えてくれた……そうな。
お稽古はちゃんとふつーにやるのに。
ソレが終わると、素に戻ってテレまくるらしい。
壁に向かってじたばたするウメ。……かっ、かわいい!!
ありえないくらいかわいい。
そりゃそーだよなあ。
タニちゃんに「ボクのおてんば天使♪」とか真顔で言われて、テレないわけないよなー。
そしてタニちゃんは、ナチュラルに、「王子ちゃま」。
キャトレで売っている、タニちゃんのオリジナル・グッズ。
「ガラスの靴を片手に、陽気な仲間たちと共に楽園を旅する“王子さま”」と解説してある、アレ。
タニちゃんはほんとにアレ、こだわりをもってデザイン監修し、また、「シンデレラはファンの皆様、私が“王子ちゃま”」と、真顔で言ってくれました。
王子ちゃま……。
王子ちゃまって言った……。王子「様」ぢゃない……。
本気なんだ、王子ちゃま!!
いいなあ、大和悠河。本気でこーゆー「世界観」を貫いてくれることが、心地いい。
王子様だものね。
タニちゃんは、ほんとうに。
きらきらきらきら、現実を忘れさせるほど、美しい人。
いやはや。
とてもたのしめました。
進行自体は行き当たりばったりというか、かなりヤヴァめなのに、それでもなんつーかこー、他にはない味があるよなぁ(笑)。
帰るとき、どのテーブルのお皿も、ケーキはなくなっていてももれなくフルーツソースが固まったまま残っているのを見て、またツボった(笑)。
そうそう、ツボといえば、お茶会のおみやげが、すごかった。
タニちゃんの顔写真付きのうちわ。
見るなり爆笑しました。
いや、うちわがひとつ、ぽつんと置いてあることにもツボったんだけど、「何故この写真?」というタニちゃんの微妙な写りと(タニちゃんはもっと美人だい!)、「何故わざわざ下をぼかす?」という微妙な画像処理と、この季節にうちわをもらって、どうしろと? とゆーことと、鞄に入らないよ、これ剥き出しで持って、電車乗るのか?! とか、いろいろいろいろコンボでツボったんですよ。
いいなー。千秋楽行くとき、このうちわ持って行こうっと!(いや、楽を観るかどうか決めてないけど)←花組を**回観た上、東宝まで追いかける予定のド貧乏ゆえ……。
いやあ、待てど暮らせどはじまらないんで、どーなることかと思ったよ。公演終了から優に2時間半。会場に入れるよーになってから1時間半?
場所が梅田で良かったよねえ。終了が午後11時前ぢゃ、ムラだったら近隣の人ですら最後まで参加できなかったろうよ。
みんな待ちくたびれてお茶やケーキに手を出すし。
わたしはお茶会参加歴ほとんどないけど、乾杯前にお茶を飲み干したり、ケーキを食べきったりするお茶会ははじめてだった。
わたしがこれまで参加したお茶会は、お茶は乾杯ではじめて口を付ける、ケーキは握手や撮影などでスターさんが「お仕事」をしている間に食べる、だったからさー。
それでもほら、待ちくたびれたから食べはじめたわけで、みんな1時間位は神妙に待っていたのよ。
他のテーブルが食べはじめたのを見て、わたしも食べはじめたんだけど……お皿にデコレーションされているフルーツソースが、固まって、取れなかった。わたしだけでなく、周囲の人たちのも。
ちょっとウケたわ……リッツ・カールトンのケーキなのになー。もったいねー。
今回はふつーに丸テーブルが整然と並んでました。
リングサイド観覧席みたいな独創性豊かな席順ではなく、ふつーのお茶会風でした。
さて、お茶会がはじまる前に。
タニちゃんへの質問と、簡単なクイズの解答を記入することになっていた。
質問はまあ、いつものごとくアレなことをてきとーに書いて提出。
問題は、クイズだ。
「悠河さんの、本日のパンツの色を当ててください」
パンツの色?(白目)
タタタタタニちゃんの下着の色を当てろと?
「おねーさん、パンツ何色?」は、イタズラ電話の定例句だ。
タニちゃんのパンツの色。パンツの色かー。すげえなタニ会、斬新な趣向だわ!!
タニちゃんの回答は、やっぱあのステージの上で、ファスナーを下ろして「チラ見せ」してくれるってことかしら!!
…………わかってますよ。
パンツはぱんつでも、パンツちがいだってことは。
でも、司会者の発音が最初アレだったんだもん。2回目は正しい発音で言い直してくれたけれど。
わざわざクイズにするくらいだから、どれくらいすごい色のパンツなのかと思ったが。
白でした。
ロングブーツに白パンツ、このまま『ベルサイユのばら』の舞踏会シーンに混ざっていてOKって感じ。
タニちゃん登場シーンはすごかったねー。
タニちゃんはルパンばりのマント姿でかっこよく登場してくれたんだけど、それよりおもしろかったのは、司会者のポエム朗読。
『ハケンの品格』で篠原涼子がハートの着ぐるみかぶってチョコレートのMCしてたじゃないですか、アレです、モロ。
声も、しゃべり方も、トーンも。
かわいー嘘くさい声で、サムいポエムを「棒読み」するんですよ!! ドラマと同じっす。テキストがサムいことも、棒読みなのも!
場内爆笑。
そして、笑いの発作が収まらないウチに、タニちゃんが登場する? と見せかけて、さんざんさらに待たされる、という、素敵な趣向。
前回のお茶会は、司会者がちがったと思う。こんなにおもしろい人じゃなかった。ポエムがふつーにサムいだけで、爆笑にはならなかったもの。
GJ、司会の人!! あのテキストを朗読するんだから、これくらいキャラが立ってなきゃだわ!
タニちゃんのお茶会は、「まがいもの臭さ」で統一されていて、それがすごーく素敵なの。
司会はひたすら、おかしな日本語でポエムを奏でる。ふつーに言えばひとことで終わるよーなことを、長々と詩的に飾り立てて話す。装飾語の多さで、本文が見えなくなっている系ね。
なんというか、そこにあるのは「非現実」なの。
ここは「特別な場所」であり、参加者は一時現実を忘れ、別の価値観に身を任せる。
そこに登場する、「大和悠河」というキャラクタがまた、「非現実」を盛り上げる存在なんだ。
マントを着て登場したところもそうだけど、タニちゃんが登場すると、それだけで歓声が上がるのね。「きゃー! きゃー!」な気分になるの。
席でかしこまってスターさんを眺める、というより、「きゃー、素敵! きゃー!」と黄色い声を張り上げたくなる「別物感」。
タニちゃんはその美しさと華だけでなく、「嘘くさく」も「スター像」を創りあげてくれるので、安心して「きゃー!」な気持ちになれるの。
タニちゃん自身はなんつーかもー、「いい人だなぁ」「やさしいなぁ」とか、いちいちなにかっちゃー思える人なんだけれど。
そーゆーこととは別の部分で、「スター」として思い存分ミーハーして、童心に返ることをゆるしてくれる存在なの。
「嘘」だとわかっていて、愉しむ時間。かりそめの王国で、美貌の王を奉る気持ちよさ。
わたしは本名のわたしではなく、今ここにいるだけの存在で、タニちゃんだけに集中していられる。
「まがいもの」であることの安心感。
世界観が統一されていて、潔い。
「きゃー! タニちゃん素敵! きゃー!」と、やってきました。心から。
ああ気持ちいー。
いやその、お茶会の進行自体はかなり手に汗握る感じなんだけど、それでも「スターさんのお茶会に参加している」特別感を、たーっぷり味わせてくれる。
お茶会のメインは前回に引き続き、「参加者の質問を、タニちゃんがランダムに選んで勝手に回答する」というもの。
なにしろランダムだから、流れもテーマもあったもんぢゃないんだが。
公演絡みの定番的質問の他は、トップスター関連の質問、相手役のウメちゃんのことへの質問がわりとあったかな。
いやもお、タニちゃんの語るウメちゃんの姿が、かわいくて。
お稽古の休憩時間などに、ウメちゃんが壁に向かってひとりでなにやらやっているらしい。壁を叩いたりなんだり、ひとりでじたばた。
なにをしているのかタニちゃんが問うと、ウメちゃんの同期のあゆちゃんが「あれは、テレてるんです」と教えてくれた……そうな。
お稽古はちゃんとふつーにやるのに。
ソレが終わると、素に戻ってテレまくるらしい。
壁に向かってじたばたするウメ。……かっ、かわいい!!
ありえないくらいかわいい。
そりゃそーだよなあ。
タニちゃんに「ボクのおてんば天使♪」とか真顔で言われて、テレないわけないよなー。
そしてタニちゃんは、ナチュラルに、「王子ちゃま」。
キャトレで売っている、タニちゃんのオリジナル・グッズ。
「ガラスの靴を片手に、陽気な仲間たちと共に楽園を旅する“王子さま”」と解説してある、アレ。
タニちゃんはほんとにアレ、こだわりをもってデザイン監修し、また、「シンデレラはファンの皆様、私が“王子ちゃま”」と、真顔で言ってくれました。
王子ちゃま……。
王子ちゃまって言った……。王子「様」ぢゃない……。
本気なんだ、王子ちゃま!!
いいなあ、大和悠河。本気でこーゆー「世界観」を貫いてくれることが、心地いい。
王子様だものね。
タニちゃんは、ほんとうに。
きらきらきらきら、現実を忘れさせるほど、美しい人。
いやはや。
とてもたのしめました。
進行自体は行き当たりばったりというか、かなりヤヴァめなのに、それでもなんつーかこー、他にはない味があるよなぁ(笑)。
帰るとき、どのテーブルのお皿も、ケーキはなくなっていてももれなくフルーツソースが固まったまま残っているのを見て、またツボった(笑)。
そうそう、ツボといえば、お茶会のおみやげが、すごかった。
タニちゃんの顔写真付きのうちわ。
見るなり爆笑しました。
いや、うちわがひとつ、ぽつんと置いてあることにもツボったんだけど、「何故この写真?」というタニちゃんの微妙な写りと(タニちゃんはもっと美人だい!)、「何故わざわざ下をぼかす?」という微妙な画像処理と、この季節にうちわをもらって、どうしろと? とゆーことと、鞄に入らないよ、これ剥き出しで持って、電車乗るのか?! とか、いろいろいろいろコンボでツボったんですよ。
いいなー。千秋楽行くとき、このうちわ持って行こうっと!(いや、楽を観るかどうか決めてないけど)←花組を**回観た上、東宝まで追いかける予定のド貧乏ゆえ……。
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