アテ書き作品は、そりゃ難しいわな。@新人公演『シークレット・ハンター』
2007年4月17日 タカラヅカ 今日はドリーさんのBDで、オサ様DSの発売日。
てことで、朝から携帯の電源が切れるまで電話しつづけたのに、つながらず。あああオサ様……さめざめ。
昨年のドリーさんの誕生日は、HOTEL DOLLYで過ごした。前日がスカステ『ドルチェ・ヴィータ!』東宝楽ファーストラン日だったから。
東京のドリーさんちに駆けつけて、どりーずメンバーみんなで見たんだよな。
あれから1年。
時が経つのは早い。
原因不明のまま映らなくなった我が家のスカステは、1ヶ月近くのブランクを経て、やはり原因不明のまま復活。
『Cafe Break』のケロが、『ガイズ&ドールズ』のころのわたしの大好きなケロで、ケロの素顔についてドリームを持たないわたしですらケロちゃん美形だわ!と思えるビジュアルで、大変うれしい。
わたしんちはMXテレビは見られないので、スカステで見るのが基本はじめて。だから、『ガイズ&ドールズ』のケロははじめて見るんだってばーっ。
なんだよー、舞台映像は全カットかよー、著作権のばかぁ。わたしにビッグ・ジュールを見せろ〜〜、じたばた。
……なんてことを言いながら、今回は1週間遅れの星組新人公演『シークレット・ハンター』の話。
86期が卒業、87期が長となった初の新人公演。主役ダゴベールは88期の麻尋しゅんくん。ヒロインのジェニファーは89期の羽桜しずくちゃん。
なんか星組の新公って切っても切ってもれおん、切っても切ってもウメって印象で、両人がいないだけで、別の組を観ているよーな錯覚にとらわれる(笑)。
代替わりしている実感がないので、いつも新公で見かける子たちがいないことに、まず違和感。
あたしの一輝慎くんはどこっ?! ……とゆーことに加え、天緒っちを無意識に探している自分におどろきました。(ともに86期なので、探してもいないっつーの)
さて、この新公でいちばん「わちゃー★」と思ったのは、オープニングでした。
この作品は、完全トウコちゃんアテ書き。
すなわち、トウコの力業で成り立っている部分が大きい。
オープニングから、コントがあるんだもんよ。
コテコテのクサみたっぷりに、観客を相手にひとり芝居をしなければならない。
空気をひとりで動かし、一瞬で世界を構築しなければならない。
トウコだからこその、オープニング。
それを、まだ研6になったばかりの、新公初主演の少年にやらせるのは、そゃー酷ってモノだろう。
麻尋しゅん、大変。
オープニング、ボロボロ。
仕方ない。仕方ないさ。……わかっちゃいるが、大変なことになっていた。
えーと、オープニングの童謡、音、アレって正しかった?
ズレたまま、最後まで歌いきったよーに聞こえたんだけど。
しゅんくんの歌唱力をもってしても、あそこまでずたずたになるものなのかと、ある意味感心……。
最初があんまりえらいことになってたので手に汗握ったが、そのあとは大丈夫。
しゅんくんはきちんと演じていた。
て、ゆーか。
孤軍奮闘?
伊達に抜擢はされてきていない、しゅんくんは「演じる」ということがどーゆーことなのか、理解した上で仕事をしていた。
ヒロインのしずくちゃんがねえ……ええ、そりゃーもー、大変なことになっていてねえ……(笑)。
ダゴベールは基本、ジェニファーとしか絡まないのよ。だから、ジェニファー役がアレだと、負担がどーんと大きくなるのよ。
なんにもできないヒロインの分まで引き受けて、しゅんくんがすげーがんばっていた。
かっこいいぞ、麻尋しゅん! 男だね!!
スタイルもいいし、美しい子だとわかっているんだが、フェイスラインの丸さが惜しい。
なんか、タータンに似てる……。そしてわたしは、タータンが苦手なので、今回のしゅんくんは実はかなり苦手だ(笑)。
ヒロインのしずくちゃんは。
美しい。
まずは、それに尽きる。
お姫様だってことがわかる、納得のビジュアル。この容姿だけでヒロインをやる価値がある(笑)。
ただ、芝居ははたして芝居をしているのか、素で喋っているだけなのかきわどいラインだったし、なにより歌がえらいことになっていた。
そうか、ここまで歌えない子だったのか!!
か細いっちゅーか儚いっちゅーか……ひとりだけマイク音量変えてもらっているんだろうに、それでも途切れそうな細い声。
いやあ、大変だなー。
突然の抜擢だ、プレッシャーもすごかったろうけど、がんばれー。
美しい娘役さんなので、成長が愉しみ。
セルジオ@ともみんは、あまりに本役のれおんまんまで……困惑。
容姿も似ているわけだから、ここまでコピーされちゃうと、ともみんである意味がないような。
や、うまいんだけどね。
男爵@ドイちゃんは、お化粧変えた?
なんか切れ長の瞳になっていて、ドイちゃんっぽくなかった。本役しいちゃんより、シリアス度高し。それゆえに悪役度高し。
ダゴベール@しゅんに、本役トウコの軽妙さがないから、コントラストとしてはいい感じ。
でもなんか足りない……。
マックス@カマちゃん。
……地味でおどろいた……。
そうか、本役のすずみんはほんと、華やかだったんだなあ。それを改めて思った。
なにが悪いってわけでもないんだが、出番自体が多いわけではない分、華やかさがないと役の説得力に欠けるのだなと。
ニコラス@とゆー役名だったのか、知らなかった、しーらん。
実はちょっとしーらんブームが来ているので(笑)、個人的に要チェック。……のわりに、彼が何の役をしているのか知らずに見て、ヒゲのおっさん役だったことに、びっくらこいたんですが。
本役はにしきさん。王女暗殺計画の首謀者。
濃い。
無駄に濃いっ(笑)。
てゆーか、べつにうまくないのに、やりすぎている感じがとてもツボ。
絶対コイツ、自分のことヒゲのダンディだと思ってる〜〜、てな陶酔系演技にウケる。
アナ・マリア@コロちゃんは、予想通りの巧さで、とくになにも思わず。
イグナシオ@碧海りま……が、がんばれ。微妙な本役(でもソコが味)の、微妙さだけをコピーしなくても……。が、がんばれ。
水輝涼が国王役で、出番がほとんどないのが不満です。
この子にもっと演技させてやってよぉ。見てみたいよぉ。
ダゴベールパパ@ベニーが、無駄に美しくて、ツボる。
なんであんなに浮世離れした美青年なんだ、ダグパパ。本役英真くみちょーとのギャップがすげえ。
美しいだけの生気に乏しい青年が自滅するようで、物語に説得力があったかなあ(笑)。
ダグの少年時代は、弟くん。……あ、『Hallelujah GO!GO!』の主人公れおんの弟役をやった、大輝真琴くん。
かーわーいーいー。
自然な少年姿、情感たっぷりな演技。
子役ばかり続いているのでナンだが、将来がたのしみな子だー。
そーいや新公では、ダグのパパとママは別の人が演じているんだよなあ。本公はなんのためにくみちょーがやってるのかなあ。遠い目。
鼻の君こと、蒼羽りくくんはどこにいても目立ってました。
彼は男爵の手下ズにまざっているんだけど、なにしろあの鼻がねー、サングラスかけてもわかりやすいからねー(笑)。
初舞台生がいるもんだから、新公だというのに寂しさを感じさせない、にぎやかな舞台でした。
なにはともあれ、パーカッション演奏があったり、客席降りがあったりでたのしい。
勢いで演じぬく感じ。未熟さを後押しするパワーが気持ちいい。
ラストの挨拶で、コロちゃんが長の挨拶をしているときすでにダム決壊カウントダウンって感じのしゅんくんが、かわいらしかったっす。
そうか、初主演だもんねえ。まだ研6だもんねえ。
そんなにいっぱいいっぱいには見えなかったんだけど、十分追いつめられていたんだなあと。
新公を観ると、キャストへの愛しさが増すよねえ。
みんながんばれー。
てことで、朝から携帯の電源が切れるまで電話しつづけたのに、つながらず。あああオサ様……さめざめ。
昨年のドリーさんの誕生日は、HOTEL DOLLYで過ごした。前日がスカステ『ドルチェ・ヴィータ!』東宝楽ファーストラン日だったから。
東京のドリーさんちに駆けつけて、どりーずメンバーみんなで見たんだよな。
あれから1年。
時が経つのは早い。
原因不明のまま映らなくなった我が家のスカステは、1ヶ月近くのブランクを経て、やはり原因不明のまま復活。
『Cafe Break』のケロが、『ガイズ&ドールズ』のころのわたしの大好きなケロで、ケロの素顔についてドリームを持たないわたしですらケロちゃん美形だわ!と思えるビジュアルで、大変うれしい。
わたしんちはMXテレビは見られないので、スカステで見るのが基本はじめて。だから、『ガイズ&ドールズ』のケロははじめて見るんだってばーっ。
なんだよー、舞台映像は全カットかよー、著作権のばかぁ。わたしにビッグ・ジュールを見せろ〜〜、じたばた。
……なんてことを言いながら、今回は1週間遅れの星組新人公演『シークレット・ハンター』の話。
86期が卒業、87期が長となった初の新人公演。主役ダゴベールは88期の麻尋しゅんくん。ヒロインのジェニファーは89期の羽桜しずくちゃん。
なんか星組の新公って切っても切ってもれおん、切っても切ってもウメって印象で、両人がいないだけで、別の組を観ているよーな錯覚にとらわれる(笑)。
代替わりしている実感がないので、いつも新公で見かける子たちがいないことに、まず違和感。
あたしの一輝慎くんはどこっ?! ……とゆーことに加え、天緒っちを無意識に探している自分におどろきました。(ともに86期なので、探してもいないっつーの)
さて、この新公でいちばん「わちゃー★」と思ったのは、オープニングでした。
この作品は、完全トウコちゃんアテ書き。
すなわち、トウコの力業で成り立っている部分が大きい。
オープニングから、コントがあるんだもんよ。
コテコテのクサみたっぷりに、観客を相手にひとり芝居をしなければならない。
空気をひとりで動かし、一瞬で世界を構築しなければならない。
トウコだからこその、オープニング。
それを、まだ研6になったばかりの、新公初主演の少年にやらせるのは、そゃー酷ってモノだろう。
麻尋しゅん、大変。
オープニング、ボロボロ。
仕方ない。仕方ないさ。……わかっちゃいるが、大変なことになっていた。
えーと、オープニングの童謡、音、アレって正しかった?
ズレたまま、最後まで歌いきったよーに聞こえたんだけど。
しゅんくんの歌唱力をもってしても、あそこまでずたずたになるものなのかと、ある意味感心……。
最初があんまりえらいことになってたので手に汗握ったが、そのあとは大丈夫。
しゅんくんはきちんと演じていた。
て、ゆーか。
孤軍奮闘?
伊達に抜擢はされてきていない、しゅんくんは「演じる」ということがどーゆーことなのか、理解した上で仕事をしていた。
ヒロインのしずくちゃんがねえ……ええ、そりゃーもー、大変なことになっていてねえ……(笑)。
ダゴベールは基本、ジェニファーとしか絡まないのよ。だから、ジェニファー役がアレだと、負担がどーんと大きくなるのよ。
なんにもできないヒロインの分まで引き受けて、しゅんくんがすげーがんばっていた。
かっこいいぞ、麻尋しゅん! 男だね!!
スタイルもいいし、美しい子だとわかっているんだが、フェイスラインの丸さが惜しい。
なんか、タータンに似てる……。そしてわたしは、タータンが苦手なので、今回のしゅんくんは実はかなり苦手だ(笑)。
ヒロインのしずくちゃんは。
美しい。
まずは、それに尽きる。
お姫様だってことがわかる、納得のビジュアル。この容姿だけでヒロインをやる価値がある(笑)。
ただ、芝居ははたして芝居をしているのか、素で喋っているだけなのかきわどいラインだったし、なにより歌がえらいことになっていた。
そうか、ここまで歌えない子だったのか!!
か細いっちゅーか儚いっちゅーか……ひとりだけマイク音量変えてもらっているんだろうに、それでも途切れそうな細い声。
いやあ、大変だなー。
突然の抜擢だ、プレッシャーもすごかったろうけど、がんばれー。
美しい娘役さんなので、成長が愉しみ。
セルジオ@ともみんは、あまりに本役のれおんまんまで……困惑。
容姿も似ているわけだから、ここまでコピーされちゃうと、ともみんである意味がないような。
や、うまいんだけどね。
男爵@ドイちゃんは、お化粧変えた?
なんか切れ長の瞳になっていて、ドイちゃんっぽくなかった。本役しいちゃんより、シリアス度高し。それゆえに悪役度高し。
ダゴベール@しゅんに、本役トウコの軽妙さがないから、コントラストとしてはいい感じ。
でもなんか足りない……。
マックス@カマちゃん。
……地味でおどろいた……。
そうか、本役のすずみんはほんと、華やかだったんだなあ。それを改めて思った。
なにが悪いってわけでもないんだが、出番自体が多いわけではない分、華やかさがないと役の説得力に欠けるのだなと。
ニコラス@とゆー役名だったのか、知らなかった、しーらん。
実はちょっとしーらんブームが来ているので(笑)、個人的に要チェック。……のわりに、彼が何の役をしているのか知らずに見て、ヒゲのおっさん役だったことに、びっくらこいたんですが。
本役はにしきさん。王女暗殺計画の首謀者。
濃い。
無駄に濃いっ(笑)。
てゆーか、べつにうまくないのに、やりすぎている感じがとてもツボ。
絶対コイツ、自分のことヒゲのダンディだと思ってる〜〜、てな陶酔系演技にウケる。
アナ・マリア@コロちゃんは、予想通りの巧さで、とくになにも思わず。
イグナシオ@碧海りま……が、がんばれ。微妙な本役(でもソコが味)の、微妙さだけをコピーしなくても……。が、がんばれ。
水輝涼が国王役で、出番がほとんどないのが不満です。
この子にもっと演技させてやってよぉ。見てみたいよぉ。
ダゴベールパパ@ベニーが、無駄に美しくて、ツボる。
なんであんなに浮世離れした美青年なんだ、ダグパパ。本役英真くみちょーとのギャップがすげえ。
美しいだけの生気に乏しい青年が自滅するようで、物語に説得力があったかなあ(笑)。
ダグの少年時代は、弟くん。……あ、『Hallelujah GO!GO!』の主人公れおんの弟役をやった、大輝真琴くん。
かーわーいーいー。
自然な少年姿、情感たっぷりな演技。
子役ばかり続いているのでナンだが、将来がたのしみな子だー。
そーいや新公では、ダグのパパとママは別の人が演じているんだよなあ。本公はなんのためにくみちょーがやってるのかなあ。遠い目。
鼻の君こと、蒼羽りくくんはどこにいても目立ってました。
彼は男爵の手下ズにまざっているんだけど、なにしろあの鼻がねー、サングラスかけてもわかりやすいからねー(笑)。
初舞台生がいるもんだから、新公だというのに寂しさを感じさせない、にぎやかな舞台でした。
なにはともあれ、パーカッション演奏があったり、客席降りがあったりでたのしい。
勢いで演じぬく感じ。未熟さを後押しするパワーが気持ちいい。
ラストの挨拶で、コロちゃんが長の挨拶をしているときすでにダム決壊カウントダウンって感じのしゅんくんが、かわいらしかったっす。
そうか、初主演だもんねえ。まだ研6だもんねえ。
そんなにいっぱいいっぱいには見えなかったんだけど、十分追いつめられていたんだなあと。
新公を観ると、キャストへの愛しさが増すよねえ。
みんながんばれー。
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