彼の抱える屈折が。−腐女子注意報?−@シークレット・ハンター
2007年4月28日 タカラヅカ 初日観劇時に、ちらりと書いたが。
『シークレット・ハンター』で、いちばん萌えな役は、マックスだ。
マックス@すずみん、パラス・アテナ国の王族に代々仕えるボディガード。父親は前皇太子を守って殉職。
今回の「王女誘拐事件」の首謀者……というか、指揮者。
ブリジット@あすかの兄。(ついでに、きんさんの息子。や、自分的ツボなの、きんさん−すずみん母子・笑)
オチに関わることだったから、初日にはどーして萌えなのか、書けなかった。
彼の「設定」は、萌えだ。
殉職した父と、あえて同じ職に就く男よ?
そして、父が命を懸けてなお果たせなかった使命を、実の妹を囮にして果たそうとする男よ?
萌えだろ、この設定。
あまりに非情で、あまりに切ないじゃないか。
マックス少年がどれほど父を愛していたか、誇りにしていたか、語られていなくてもわかる。たとえ作者がなーんにも考えていなくても、設定から、そういうことが想像できるんだ。
ブリジットもまた、ボディガードとしての教育を受けているのだろう。
銃の腕も、ギャンブルの腕も、王女だとか王女付きの侍女だとかいう範疇を超え、「王女を護る」という使命のもとに磨かれたモノだろう。王女と見分けがつかないように、つまり影武者として「いつでも王女の代わりに死ぬ」ように育てられた少女。
この兄妹がどんな想いで自らを鍛え、使命に向き合っていたのか。
自らを楯とするブリジットよりも、彼女を利用することになる兄の方がつらかっただろーと思うんだ。
ソレが必要なときは、王女として死んでいく妹を、見殺しにしなければならないのだから。
そーゆー十字架を背負った男。
端正で、クール。
余裕すらある佇まい。
萌え。
すずみんのクールビューティぶりがまた、よいのだわ。
うまい人だなと思う。
短い出番の中で、有能さと華を印象づけている。
すずみんの演技はいつも「的確」だと思う。役割を過不足なく当てはめてくる。……だからこそ、脇の仕事をきちっとこなせるんだよなあ。得難い人だ。
相棒のクリス@ゆかりくんは、美貌の点では申し分ない眼鏡っこなんだが、演技力のなさがちとつらいかな。ただのお笑い一直線でなく、深みも欲しいんだが……まあ、ゆかりくんだから美貌一点集中型、多くを求めるのはまちがっているか。
マックスは萌えキャラなんだが、彼に絡むクリスと男爵@しいちゃんが、どーにも足りない人たちなので、カップリングがしにくくて、初日はソコがつらかった(笑)。
で、そのうち開眼。
やっぱセルジオ×マックスですかね。
マックスは、どっからセルジオ@れおんを見付けたんだか。ダゴベール@トウコを推薦したのはセルジオだが、そもそもセルジオはどーやってマックスに近づいたんだ?
もともと知り合い? 友人? セフレ?(こらこら)
使命と任務に生きる堅い男と、いーかげんでお調子者の情報屋。
なんか愉快な取り合わせなんですけど。
親友ということになっているダグにも、マックスのことはナイショみたいだし、やっぱまぁ、そーゆーこと(深く読んで下さい)で、深いんだかドライなんだかという関係(深く読んで下さい)がいいなあ。
セルジオが「憎めない小悪党」というには、どーにも「ゆがんで」いる気がして。
それはれおんくんの持ち味なんだけど。
そのゆがみが、セルジオって実はすげー冷酷なんぢゃね? とか、思わせるんだよなあ。
保身のためなら、ダグなんか平気で見殺しにしそうだよな、て感じで。
だってセルジオってさ、誰のことも愛してないよね?
温度がないラテン男。
口先だけの明るさ。
目が笑っていない陽気さ。
ソコが彼の魅力(笑)。
ダグはブリジットとハッピーエンドだから手を出さず、マックスとカップリングで、ハイ。
ダグは聖域だけど、マックスなら汚してもいいから。むしろ彼は、汚れるべきだから。妹を踏み台にする自分自身を、汚すべきだから。
そんな葛藤を突いて、付け入って、傍若無人に振る舞って欲しいですよ、セルジオ。
鬼畜攻のクールビューティ受(年上)。
まああ、世の中的にもニーズぴったり、キャッチーですわん。
すずみん、ラヴ。れおんもスキだー。
『シークレット・ハンター』で、いちばん萌えな役は、マックスだ。
マックス@すずみん、パラス・アテナ国の王族に代々仕えるボディガード。父親は前皇太子を守って殉職。
今回の「王女誘拐事件」の首謀者……というか、指揮者。
ブリジット@あすかの兄。(ついでに、きんさんの息子。や、自分的ツボなの、きんさん−すずみん母子・笑)
オチに関わることだったから、初日にはどーして萌えなのか、書けなかった。
彼の「設定」は、萌えだ。
殉職した父と、あえて同じ職に就く男よ?
そして、父が命を懸けてなお果たせなかった使命を、実の妹を囮にして果たそうとする男よ?
萌えだろ、この設定。
あまりに非情で、あまりに切ないじゃないか。
マックス少年がどれほど父を愛していたか、誇りにしていたか、語られていなくてもわかる。たとえ作者がなーんにも考えていなくても、設定から、そういうことが想像できるんだ。
ブリジットもまた、ボディガードとしての教育を受けているのだろう。
銃の腕も、ギャンブルの腕も、王女だとか王女付きの侍女だとかいう範疇を超え、「王女を護る」という使命のもとに磨かれたモノだろう。王女と見分けがつかないように、つまり影武者として「いつでも王女の代わりに死ぬ」ように育てられた少女。
この兄妹がどんな想いで自らを鍛え、使命に向き合っていたのか。
自らを楯とするブリジットよりも、彼女を利用することになる兄の方がつらかっただろーと思うんだ。
ソレが必要なときは、王女として死んでいく妹を、見殺しにしなければならないのだから。
そーゆー十字架を背負った男。
端正で、クール。
余裕すらある佇まい。
萌え。
すずみんのクールビューティぶりがまた、よいのだわ。
うまい人だなと思う。
短い出番の中で、有能さと華を印象づけている。
すずみんの演技はいつも「的確」だと思う。役割を過不足なく当てはめてくる。……だからこそ、脇の仕事をきちっとこなせるんだよなあ。得難い人だ。
相棒のクリス@ゆかりくんは、美貌の点では申し分ない眼鏡っこなんだが、演技力のなさがちとつらいかな。ただのお笑い一直線でなく、深みも欲しいんだが……まあ、ゆかりくんだから美貌一点集中型、多くを求めるのはまちがっているか。
マックスは萌えキャラなんだが、彼に絡むクリスと男爵@しいちゃんが、どーにも足りない人たちなので、カップリングがしにくくて、初日はソコがつらかった(笑)。
で、そのうち開眼。
やっぱセルジオ×マックスですかね。
マックスは、どっからセルジオ@れおんを見付けたんだか。ダゴベール@トウコを推薦したのはセルジオだが、そもそもセルジオはどーやってマックスに近づいたんだ?
もともと知り合い? 友人? セフレ?(こらこら)
使命と任務に生きる堅い男と、いーかげんでお調子者の情報屋。
なんか愉快な取り合わせなんですけど。
親友ということになっているダグにも、マックスのことはナイショみたいだし、やっぱまぁ、そーゆーこと(深く読んで下さい)で、深いんだかドライなんだかという関係(深く読んで下さい)がいいなあ。
セルジオが「憎めない小悪党」というには、どーにも「ゆがんで」いる気がして。
それはれおんくんの持ち味なんだけど。
そのゆがみが、セルジオって実はすげー冷酷なんぢゃね? とか、思わせるんだよなあ。
保身のためなら、ダグなんか平気で見殺しにしそうだよな、て感じで。
だってセルジオってさ、誰のことも愛してないよね?
温度がないラテン男。
口先だけの明るさ。
目が笑っていない陽気さ。
ソコが彼の魅力(笑)。
ダグはブリジットとハッピーエンドだから手を出さず、マックスとカップリングで、ハイ。
ダグは聖域だけど、マックスなら汚してもいいから。むしろ彼は、汚れるべきだから。妹を踏み台にする自分自身を、汚すべきだから。
そんな葛藤を突いて、付け入って、傍若無人に振る舞って欲しいですよ、セルジオ。
鬼畜攻のクールビューティ受(年上)。
まああ、世の中的にもニーズぴったり、キャッチーですわん。
すずみん、ラヴ。れおんもスキだー。
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