正しいワークショップ・その2。@ハロー!ダンシング
2007年5月9日 タカラヅカ 改めて見れば、月組キャストは、星組に次いで顔の見分けがつく子たちばかりだったのねー。月担だった(ご贔屓がいた)名残がこんなところにもあるんだな。
さて、「正しいワークショップ」として機能していた月組『ハロー!ダンシング』。
場面ごとにセンターに立つ人が変わる。
1場のニューヨーク公演再現ダンス場面では、麻月れんか。
2場、最初の狂言回し男女コンビはどの組も共通して「お花」ポジションの男役と華より実力?的な娘役が登場、ここでは流輝一斗と涼城まりな。
3場の黒尽くめで踊るパッショネイト・ダンスでは、貴千碧。
4場のタップワゴンでは再び麻月れんか。
6場の派手なモールつけて男3人がキザる、どの組も大変サムくて素敵な場面(つまり、相当難しい)では、綾月せり。
引き続き6場のキャスト紹介ダンス場面での、司会者は涼城まりな。
7場の、この公演の「見せ場」である男ふたりの黒燕尾タンゴは、流輝一斗。相方は宇月颯。そのあとの「我が愛しのブエノスアイレス」のソロも流輝一斗。
9場の、この公演の「見せ場」PART.2、組替わりのデュエットダンスは、何故か月組だけ主役が娘役、麗百愛。
10場のタップワゴンは彩星りおんと貴千碧。
11場の組ごとにオリジナルのダンスシーンでは、瑞羽奏都。
13場のソロの歌姫は羽咲まな。
「主役はいない」ということで、『エンカレ』と同じく座長が挨拶をする公演。
いちおー、「路線修行」しているのは流輝くんなんだろーけど、彼以外の男役にもなにかしら「オイシイ」ところがあるのが素晴らしい。
わたしは星組バージョンをたのしんだし、あかしセンターでものすごーくうれしかったけれど、そのときは反対に、「どうしてここまであかしが主役なのに、あかし主演じゃないの?」と思った。『Young Bloods!! 』みたいに、きちんと主演にして欲しかった。
それを思えば、いちばん正しいのがこの月組バージョンなんだろうなあ。
全組同じ演出で、それは公平なのかもしれないけれど、全組観るのが基本の者からすれば「飽きる。またアレ、観るのか」になってしまってあとから公演する組が不利だと思うんだが(2回3回ならともかく、5回同じはなー)、センターが誰か場面ごとに観てみなければわからない、というのは新鮮だわ。
実際、開演前にちらっと眺めたプログラムで、少人数口に名前のなかった瑞羽奏都くん、『Young Bloods!! 』で顔が好みだったので注目していたんだけど、なーんだ『ハロー!ダンシング』でもこれぞといった出番はなしかぁ、と思っていたら。
なんだよー、後半にどーんとオイシイとこがあるんじゃん!!
組ごとにチガウ、オリジナルダンス場面はストーリー仕立てになっている。
月組は「Over The Rainbow」、高層ビルの夜景を背景に不良青年たちがハードに踊り、グループの対立は悲劇に発展し……というストーリー。若者たちのダークな情熱と激しい音楽、一瞬流れる「Over The Rainbow」のワンフレーズの切なさ……。
ふつーにたのしかったっす。
瑞羽くん、なんか太った? 去年より横に伸びているよーな気がするんだが……それでも顔は好きだし、不良青年かっこいー。なんか、派手なダンスソロがあったよね? 見ていて「うわ、大変そう」と思った……アレ、男子の筋力でないと難しいのでは?
ライトがつき、場面がはじまるまで誰が主役かわからない……だからこそ、それぞれの場面でいちいち「この子なんだ!」とうれしいサプライズ。
たーのーしーいー。
最初にいたたまれなかった麻月くんも、なんか眺めているうちにどんどんオトコマエに見えてくるから不思議だ。
総じて立ち位置がよくて、ずーっと目につく。
ちわわちゃんは納得のかわいらしさ、うまさ。
いいなー、もー、かわいー。長としての仕事をしつつ、華やかさもあるってステキ。
綾月くんのアピールっぷりがツボ。なんかやたら目が合う(気がする)。なんかこの子派手だよなあ。
流輝くんは『Young Bloods!! 』以来、「男前なホスト」認識(笑)。や、ホスト役ではなかったよーな気がするが、『Young Bloods!! 』でかっこよかったから。
ガタイがよくて目立つ。彼も横に大きくなっているよーな気がしないでもないんだが、タッパがあるからあれくらいの厚みは男の色気につながるかも?
とくになにがうまいとか思わないんだけど、ルックスを活かしてのびてくれるといいなあ。
『Young Bloods!! 』で娘役でありながら1場面主役を務めた麗百愛ちゃん、『ハロー!ダンシング』でもデュエダン主役。すげー破格の扱い。ここまで特別扱いされる娘役ってあんましいないのでは? 他に同じ扱いの人を思いつかないや。
すげーうまい。スタイルよくて華やか、ドラマティック。
あとはお化粧の腕が上がれば、さらにヒロイン度が上がるんだろうな。
若い子たちは顔もどんどん変わるし、プログラムの写真より絶対ナマの舞台化粧の方がキレイ。
美翔くんとか、ナマではえらくすっきりした二枚目っぷりだし、宇月くんはなんか反対にクド味があったし、写真の印象とは逆だー。
たのしゅーございました、月組『ハロー!ダンシング』。
正直わたしにはダンスの技術の善し悪しはわかんないし、わたしが「あちゃー」と思っても実はうまい人なのかもしれないし、まあソレはともかくとして、「タカラヅカ」を観たという気分になったのがいちばんうれしい。
「スター」を真ん中にした、ピラミッドが気持ちいい。場面ごとにチガウ人が「スター」だったけれど、主演者名ナシの公演だからそれでヨシ。
これから先、この経験を元に彼らが豊かに花開くことを期待している。
さて、「正しいワークショップ」として機能していた月組『ハロー!ダンシング』。
場面ごとにセンターに立つ人が変わる。
1場のニューヨーク公演再現ダンス場面では、麻月れんか。
2場、最初の狂言回し男女コンビはどの組も共通して「お花」ポジションの男役と華より実力?的な娘役が登場、ここでは流輝一斗と涼城まりな。
3場の黒尽くめで踊るパッショネイト・ダンスでは、貴千碧。
4場のタップワゴンでは再び麻月れんか。
6場の派手なモールつけて男3人がキザる、どの組も大変サムくて素敵な場面(つまり、相当難しい)では、綾月せり。
引き続き6場のキャスト紹介ダンス場面での、司会者は涼城まりな。
7場の、この公演の「見せ場」である男ふたりの黒燕尾タンゴは、流輝一斗。相方は宇月颯。そのあとの「我が愛しのブエノスアイレス」のソロも流輝一斗。
9場の、この公演の「見せ場」PART.2、組替わりのデュエットダンスは、何故か月組だけ主役が娘役、麗百愛。
10場のタップワゴンは彩星りおんと貴千碧。
11場の組ごとにオリジナルのダンスシーンでは、瑞羽奏都。
13場のソロの歌姫は羽咲まな。
「主役はいない」ということで、『エンカレ』と同じく座長が挨拶をする公演。
いちおー、「路線修行」しているのは流輝くんなんだろーけど、彼以外の男役にもなにかしら「オイシイ」ところがあるのが素晴らしい。
わたしは星組バージョンをたのしんだし、あかしセンターでものすごーくうれしかったけれど、そのときは反対に、「どうしてここまであかしが主役なのに、あかし主演じゃないの?」と思った。『Young Bloods!! 』みたいに、きちんと主演にして欲しかった。
それを思えば、いちばん正しいのがこの月組バージョンなんだろうなあ。
全組同じ演出で、それは公平なのかもしれないけれど、全組観るのが基本の者からすれば「飽きる。またアレ、観るのか」になってしまってあとから公演する組が不利だと思うんだが(2回3回ならともかく、5回同じはなー)、センターが誰か場面ごとに観てみなければわからない、というのは新鮮だわ。
実際、開演前にちらっと眺めたプログラムで、少人数口に名前のなかった瑞羽奏都くん、『Young Bloods!! 』で顔が好みだったので注目していたんだけど、なーんだ『ハロー!ダンシング』でもこれぞといった出番はなしかぁ、と思っていたら。
なんだよー、後半にどーんとオイシイとこがあるんじゃん!!
組ごとにチガウ、オリジナルダンス場面はストーリー仕立てになっている。
月組は「Over The Rainbow」、高層ビルの夜景を背景に不良青年たちがハードに踊り、グループの対立は悲劇に発展し……というストーリー。若者たちのダークな情熱と激しい音楽、一瞬流れる「Over The Rainbow」のワンフレーズの切なさ……。
ふつーにたのしかったっす。
瑞羽くん、なんか太った? 去年より横に伸びているよーな気がするんだが……それでも顔は好きだし、不良青年かっこいー。なんか、派手なダンスソロがあったよね? 見ていて「うわ、大変そう」と思った……アレ、男子の筋力でないと難しいのでは?
ライトがつき、場面がはじまるまで誰が主役かわからない……だからこそ、それぞれの場面でいちいち「この子なんだ!」とうれしいサプライズ。
たーのーしーいー。
最初にいたたまれなかった麻月くんも、なんか眺めているうちにどんどんオトコマエに見えてくるから不思議だ。
総じて立ち位置がよくて、ずーっと目につく。
ちわわちゃんは納得のかわいらしさ、うまさ。
いいなー、もー、かわいー。長としての仕事をしつつ、華やかさもあるってステキ。
綾月くんのアピールっぷりがツボ。なんかやたら目が合う(気がする)。なんかこの子派手だよなあ。
流輝くんは『Young Bloods!! 』以来、「男前なホスト」認識(笑)。や、ホスト役ではなかったよーな気がするが、『Young Bloods!! 』でかっこよかったから。
ガタイがよくて目立つ。彼も横に大きくなっているよーな気がしないでもないんだが、タッパがあるからあれくらいの厚みは男の色気につながるかも?
とくになにがうまいとか思わないんだけど、ルックスを活かしてのびてくれるといいなあ。
『Young Bloods!! 』で娘役でありながら1場面主役を務めた麗百愛ちゃん、『ハロー!ダンシング』でもデュエダン主役。すげー破格の扱い。ここまで特別扱いされる娘役ってあんましいないのでは? 他に同じ扱いの人を思いつかないや。
すげーうまい。スタイルよくて華やか、ドラマティック。
あとはお化粧の腕が上がれば、さらにヒロイン度が上がるんだろうな。
若い子たちは顔もどんどん変わるし、プログラムの写真より絶対ナマの舞台化粧の方がキレイ。
美翔くんとか、ナマではえらくすっきりした二枚目っぷりだし、宇月くんはなんか反対にクド味があったし、写真の印象とは逆だー。
たのしゅーございました、月組『ハロー!ダンシング』。
正直わたしにはダンスの技術の善し悪しはわかんないし、わたしが「あちゃー」と思っても実はうまい人なのかもしれないし、まあソレはともかくとして、「タカラヅカ」を観たという気分になったのがいちばんうれしい。
「スター」を真ん中にした、ピラミッドが気持ちいい。場面ごとにチガウ人が「スター」だったけれど、主演者名ナシの公演だからそれでヨシ。
これから先、この経験を元に彼らが豊かに花開くことを期待している。
コメント