かけ算パラダイス。−腐女子注意報?−@舞姫
2007年7月3日 タカラヅカ 知りたかったのは、『舞姫』日本人4人の人間関係。
黒沢@ちゃー、大河内@しゅん様、丹波@らいらい、岩井@マメ。
この4人が、いい感じでさー。
黒沢中尉はいかにも融通利かないプライドだけ高そうな軍人だし、岩井くんは小心な細菌ヲタクとしてキャラが立っている。
問題は、残りのふたり。
文官の丹波くんはまだ「東大法学部卒」で豊太郎@みわっちのライバルだったとか、「出る杭は打たれる」「長いモノには巻かれろ」と格言を連発するという、嫌味な小物キャラっつーのが、見えてこないでもない。
つっても、丹波くん、カケラもライバルに見えないから。
豊太郎は君のことなんて、まーーったく相手にしないって。つか、個別認識しているかすらあやしいぞ? なのに、ひとりで勝手に言ってないか、「ライバル」だって。
すごいトホホなんだよなあ、丹波くん。
でもってもうひとり。
軍人であり、どうやら黒沢中尉の副官ポジである大河内くんが、いちばんキャラクタがわからなかった。一生懸命見ていたつもりなんだけどなあ。
豊太郎の私生活を報告するのは彼だし、豊太郎が帰国命令を拒絶したときに声を上げるのも彼なんだが、とくに豊太郎をどうこう思っている風でないのはその直後の歌でわかるし。
黒沢の忠実な副官なのは、パーティでの給仕ぶりやカフェでの態度を見ていたりしても、わかるんだけど。
なんなんだろーなー、もう少しなんとかならなかったのかなー。
と、言いつつ。
この、「わからない」ってのが、けっこーツボだったりする。
二次創作花盛りジャンルを見ればわかるさ、理詰めできっちり練り上げられたものより、穴だらけ矛盾だらけ、キャラの人格も私生活もなにもわかっていない方がファンが勝手に想像できて盛り上がる、てなもんだ。
丹波も大河内もどんな人なのかさーっぱりわかんないけど、色男だから、いいや。
少年マンガの脇キャラで、台詞も出番もほとんどないけどとりあえず美形なキャラにファンがついて同人誌がばんばん出ちゃう、あの感じですよ。
丹波@らいらい、大河内@しゅん様ですよ。
花組が誇る若手色男ふたりが、無駄に美貌振りまいてるんですよ。そりゃ萌えるでしょう!(笑)
カップリングも考えるでしょう!(笑) 自然の摂理ってやつですよ!(笑)
らいもしゅん様も基本攻男ですから。
自ずと、受が誰かは決まってきますな。
てゆーか、黒沢中尉は総受だよね?
本命岩井×黒沢で、とりあえず大河内×黒沢なんかどうっすか?(誰に聞いている)
丹波はもちろん豊太郎ですよ、はい。トヨさんも総受だから大変だニャ。もっとも丹波はカケラも相手にされてないがなっ。
丹波と豊太郎のイメージは、ずばりニールとキャンディです、『キャンディ☆キャンディ』の!(笑) ニール、一方的にキャンディに惚れていろいろ画策してるけど、キャンディ気づいてねえ! かすりもしねえ! みたいな。
でもって。
岩井くんみたいなウザい男を、仲間としていつも連れ回す黒沢中尉が萌えなんですが。
「つきあいは大切ですよねっ」と言う岩井くんは、どうやら中尉の行くところはふつーに全部ついて回っているんだろうし。
大河内が黒沢に密告するときも、何故かそばにいる岩井くん。……なんだかんだいっていつもそばに。
便所臭くて外見も冴えない、しかもくしゃみ連発して迷惑をかける岩井くんなのに、ふつーに黒沢さんのテーブルでお茶しているあたり、すげー愉快です、2幕冒頭。んで黒沢さん、岩井くんの分も奢ってあげてるわけだし。
ミュンヘンに行きたくない、という岩井くんを一刀両断した黒沢さんだけど、結局岩井くんはベルリンにいていいことになってるしな。黒沢さんがじつは手を回して岩井くんのミュンヘン行きを阻止したりしていたら、すげーたのしい。
マメとちゃーって、みんなが好きな「同期萌え」ってやつですよ。たのしいぢゃないですか。ねっ?
性格が悪そうな大河内と丹波だけど、ふつーに黒沢さんのことは好きらしいのがまた、いい感じ。口先だけへつらってます、というよりは、ほんとに好きで一緒にいるように見える。
それがたぶん、黒沢中尉がただの悪役にならない理由のひとつだろう。
彼を「安い悪役」にするには、取り巻きの質を落とせばいい。ただでさえ阿呆な取り巻きが、表ではちやほやしているがほんとのところは軽蔑している、なのに気づかずにお山の大将をしている、てな「安い悪役」はいくらでもいる。
大河内も丹波も大した人物ではないけれど、でもいちおー仕事できますなエリートくんたちが、素直に慕っている上司、という設定は、黒沢をいい男に見せているよ。
キャラの設定が薄いおかげで、かけ算し放題。野放しな4人組。
いやあ、すばらしいですなあ。
でもって、花組にやって来るなり「まっつに似てる……」とわたしを唖然とさせたちゃーくんですが、今回はぜんっぜんまっつには見えませんでした。
今回は、むしろ。
ケロに似てる?
ということで、さらにわたしを愕然とさせました。
まっつの次はケロって、アンタ……。なんでそんなことになってるんだ、白鳥かすが。
ちなみに初日、まっつメイトでオサ様メイト、そもそもの出会いはケロメイトだった木ノ実さんとだらだらミスドでお茶してたんだけど、そのときに、
「白鳥かすが、いいですよねっ」
と、さんざん盛り上がっていたのだわ……。
「白鳥かすがのファースト・インプレッションは『シニョール ドン・ファン』新公のフィリッポ@本役さららん」ってとこまで一緒だったわ、木ノ実さん。
ケロでオサ様でまっつ、と、ここまで好みが同じな人は、やはり同じよーに黒沢@ちゃーにきゃーきゃー言うてましたよ……ははは。
とにかく、姫キャラな黒沢中尉がいてこその、華やかなかけ算し放題4人組です、はい。
トヨさんの他、相沢@まっつ、ドクトル@ふみかも、かけ算に参加させることは容易いんですが、組み合わせをいろいろ考えていたら、それこそ際限が無くなったので、自重しますわ。
黒沢@ちゃー、大河内@しゅん様、丹波@らいらい、岩井@マメ。
この4人が、いい感じでさー。
黒沢中尉はいかにも融通利かないプライドだけ高そうな軍人だし、岩井くんは小心な細菌ヲタクとしてキャラが立っている。
問題は、残りのふたり。
文官の丹波くんはまだ「東大法学部卒」で豊太郎@みわっちのライバルだったとか、「出る杭は打たれる」「長いモノには巻かれろ」と格言を連発するという、嫌味な小物キャラっつーのが、見えてこないでもない。
つっても、丹波くん、カケラもライバルに見えないから。
豊太郎は君のことなんて、まーーったく相手にしないって。つか、個別認識しているかすらあやしいぞ? なのに、ひとりで勝手に言ってないか、「ライバル」だって。
すごいトホホなんだよなあ、丹波くん。
でもってもうひとり。
軍人であり、どうやら黒沢中尉の副官ポジである大河内くんが、いちばんキャラクタがわからなかった。一生懸命見ていたつもりなんだけどなあ。
豊太郎の私生活を報告するのは彼だし、豊太郎が帰国命令を拒絶したときに声を上げるのも彼なんだが、とくに豊太郎をどうこう思っている風でないのはその直後の歌でわかるし。
黒沢の忠実な副官なのは、パーティでの給仕ぶりやカフェでの態度を見ていたりしても、わかるんだけど。
なんなんだろーなー、もう少しなんとかならなかったのかなー。
と、言いつつ。
この、「わからない」ってのが、けっこーツボだったりする。
二次創作花盛りジャンルを見ればわかるさ、理詰めできっちり練り上げられたものより、穴だらけ矛盾だらけ、キャラの人格も私生活もなにもわかっていない方がファンが勝手に想像できて盛り上がる、てなもんだ。
丹波も大河内もどんな人なのかさーっぱりわかんないけど、色男だから、いいや。
少年マンガの脇キャラで、台詞も出番もほとんどないけどとりあえず美形なキャラにファンがついて同人誌がばんばん出ちゃう、あの感じですよ。
丹波@らいらい、大河内@しゅん様ですよ。
花組が誇る若手色男ふたりが、無駄に美貌振りまいてるんですよ。そりゃ萌えるでしょう!(笑)
カップリングも考えるでしょう!(笑) 自然の摂理ってやつですよ!(笑)
らいもしゅん様も基本攻男ですから。
自ずと、受が誰かは決まってきますな。
てゆーか、黒沢中尉は総受だよね?
本命岩井×黒沢で、とりあえず大河内×黒沢なんかどうっすか?(誰に聞いている)
丹波はもちろん豊太郎ですよ、はい。トヨさんも総受だから大変だニャ。もっとも丹波はカケラも相手にされてないがなっ。
丹波と豊太郎のイメージは、ずばりニールとキャンディです、『キャンディ☆キャンディ』の!(笑) ニール、一方的にキャンディに惚れていろいろ画策してるけど、キャンディ気づいてねえ! かすりもしねえ! みたいな。
でもって。
岩井くんみたいなウザい男を、仲間としていつも連れ回す黒沢中尉が萌えなんですが。
「つきあいは大切ですよねっ」と言う岩井くんは、どうやら中尉の行くところはふつーに全部ついて回っているんだろうし。
大河内が黒沢に密告するときも、何故かそばにいる岩井くん。……なんだかんだいっていつもそばに。
便所臭くて外見も冴えない、しかもくしゃみ連発して迷惑をかける岩井くんなのに、ふつーに黒沢さんのテーブルでお茶しているあたり、すげー愉快です、2幕冒頭。んで黒沢さん、岩井くんの分も奢ってあげてるわけだし。
ミュンヘンに行きたくない、という岩井くんを一刀両断した黒沢さんだけど、結局岩井くんはベルリンにいていいことになってるしな。黒沢さんがじつは手を回して岩井くんのミュンヘン行きを阻止したりしていたら、すげーたのしい。
マメとちゃーって、みんなが好きな「同期萌え」ってやつですよ。たのしいぢゃないですか。ねっ?
性格が悪そうな大河内と丹波だけど、ふつーに黒沢さんのことは好きらしいのがまた、いい感じ。口先だけへつらってます、というよりは、ほんとに好きで一緒にいるように見える。
それがたぶん、黒沢中尉がただの悪役にならない理由のひとつだろう。
彼を「安い悪役」にするには、取り巻きの質を落とせばいい。ただでさえ阿呆な取り巻きが、表ではちやほやしているがほんとのところは軽蔑している、なのに気づかずにお山の大将をしている、てな「安い悪役」はいくらでもいる。
大河内も丹波も大した人物ではないけれど、でもいちおー仕事できますなエリートくんたちが、素直に慕っている上司、という設定は、黒沢をいい男に見せているよ。
キャラの設定が薄いおかげで、かけ算し放題。野放しな4人組。
いやあ、すばらしいですなあ。
でもって、花組にやって来るなり「まっつに似てる……」とわたしを唖然とさせたちゃーくんですが、今回はぜんっぜんまっつには見えませんでした。
今回は、むしろ。
ケロに似てる?
ということで、さらにわたしを愕然とさせました。
まっつの次はケロって、アンタ……。なんでそんなことになってるんだ、白鳥かすが。
ちなみに初日、まっつメイトでオサ様メイト、そもそもの出会いはケロメイトだった木ノ実さんとだらだらミスドでお茶してたんだけど、そのときに、
「白鳥かすが、いいですよねっ」
と、さんざん盛り上がっていたのだわ……。
「白鳥かすがのファースト・インプレッションは『シニョール ドン・ファン』新公のフィリッポ@本役さららん」ってとこまで一緒だったわ、木ノ実さん。
ケロでオサ様でまっつ、と、ここまで好みが同じな人は、やはり同じよーに黒沢@ちゃーにきゃーきゃー言うてましたよ……ははは。
とにかく、姫キャラな黒沢中尉がいてこその、華やかなかけ算し放題4人組です、はい。
トヨさんの他、相沢@まっつ、ドクトル@ふみかも、かけ算に参加させることは容易いんですが、組み合わせをいろいろ考えていたら、それこそ際限が無くなったので、自重しますわ。
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