ミュージシャンとホスト。
2007年7月26日 タカラヅカ 萌えにはいろいろあるけれど。
1ヲタクとして腐女子として、「そそる並び」とか「萌えるカップリング」とゆーものは、ふつーにあって。
薄いカラダをした、「音楽やってます」系のおにーちゃんが歩いているわけだよ。
きれいなおにーちゃんだけど、ちょい地味め。バンドやってても、絶対ボーカルぢゃねーなー、地味に後ろの方で楽器弾いてそーだーなー、という。
その地味できれーなおにーちゃんの後ろから。
派手なホストがぴったり歩いている。
ふたりは連れ。ふたりは仲良し。
生きる世界がチガウのに、生活時間も合わないのに、無理して逢瀬を重ねている。
ホストの方が年下。
ホストの方が、地味ミュージシャンに惚れている。
……という。
瞬時に萌えストーリーがアタマの中を走っていきました、ある日の梅芸、『あさきゆめみしII』の客席にて。
ケイ様、チケットありがとーございます。このときの座席が関係者入口のそばでねぇ……水曜日だったから、たくさんのジェンヌに遭遇できました。
『Ernest in Love』のときだったかな、開演ギリギリに劇場に飛び込んだら、ほっくんたちバウ組の登場と同時になってしまって、ほっくんたち一行の中にわたしがうっかりまざって通路を歩くハメになってしまった……ということがあった。(超羞恥プレイ)
それでおぼえた。ジェンヌが観劇する場合は、この扉から現れる。
水曜日だから、誰か来るかな、宙組さん来るかなっ、とワクテカしつつ扉を見つめていたら。
扉が開き、ゆみこが現れた。
あっ、ゆみこだー。そっかぁ、水曜日だもんねえ、休演日だもん……え? ゆみこ??
納得しかけて次の瞬間我に返り、二度見しました。
ちょっと待て、ゆみこ今雪組だってば。
雪組は東宝で公演中。ここは大阪。えええ??
二度見する間にゆみこは目の前を通り過ぎ、彼のあと何人かおいて扉から現れたのは、らんとむだった。
あ、らんとむだー。そーだよな、水曜日だもんねえ、休演日だもん……て、らんとむは宙組、ムラで公演中。彼が現れるのは不思議じゃない。
しかし、ゆみこ??
わたしの目の錯覚?
混乱しました。
や、いるはずがないと思っている人が現れたから。
そののち確認し、たしかにゆみこであることがわかったんですがね。
つか、わたしの席の前を数回通るわけだから、間違えようがない。
ゆみこ、ひーさん、らんとむが一緒に観劇。……最初はひーさんに気づかなかった。ゆみこを二度見しているうちに通り過ぎちゃった模様。
花組担当的には、ふつーの並びなんだが、よく考えるとめずらしい並び。
だって、雪組、花組、宙組だよ。3人が3人とも組が別じゃん……。
運命の流転っぷりを思ってほろりとしつつ。
終演後はゆみことらんとむがツーショットで歩いてました。
ゆみこの真後ろをらんとむが歩いているの。
わたしは先に扉を出て、突き当たりの壁あたりで待っていたのね。せっかくだから横顔でないゆみこちゃんを見て帰ろうと思って。
わたしと同じ考えのファンたち、カメラ小僧などがどんどん集まってくるなか、ベストポジションを確保。
久々に見るナマのゆみこは、ほんとに薄いカラダをした、きれーなおにーちゃんで。
女性として美しいかどうかは置くとして、男の子としては十分ハンサムな、好感度の高いルックスをしている。
あー、ゆみこきれー。かっこいー。
そう思って眺めていたら。
後ろから、濃いぃ顔の、ホスト登場。
らんとむ。
ああ、らんとむ。
どーしてあなたはそんなにホスト顔なの?!(笑)
ゆみこがラフにシャツ姿なのに対し、らんとむは派手めのスーツをびしりと着用、アクセもジャラジャラ。
北村一輝をホスト顔だと思うのと同じように、蘭寿とむをホスト顔だと思うわ。
売れないミュージシャンゆみこと、彼に惚れて貢ぐ売れっ子ホストらんとむ。
ゆみこがぞっこんメロメロな俳優オサ様の舞台観劇にも、こーしてナイトよろしくエスコートしちゃいます。てゆーか、ゆみことデートするために、「オサ様の舞台観に行かない?」って誘ったんだよな?
カジュアルなゆみこに対し、「デートだ、キメるゼ!」と気合いの入りすぎたらんとむはつい「これから(夜の)仕事?」みたいなスーツ姿。ああ、ふたり意識の差が哀しい……。
……てなストーリーが、瞬時に脳裏に走りました。
や、深い意味はないです。はい。
その昔、宝ホでだったかどこでだったか、とにかくムラ周辺で。
ゆみことらんとむのツーショットを見た。
他にもジェンヌがいたのか、会の人がいたのかはおぼえていない。とにかく、わたしとツレがわかったのは、そのふたりだけだったんだ。
「あ、ゆみことらんとむだ」
わたしとツレはわかったけれど、周囲のヅカファンたちにはわからなかったらしい。
「ねえアレ、生徒さんよね?」
「誰? ぜんぜん知らない」
「名もない人でしょ、すごく地味だし」
近くにいた知らない人たちが話しているのが聞こえた。
わたしとツレは、「あれは彩吹真央と蘭寿とむです、名もなきとか言われても、今バウホールでW主演してますっ」と、言い出せなくてぐるぐるしていた。
言えないけれど、まあわたしたちも、彼らの会話に頷くところもあった。
だって、すっごく地味だし。
バウホール、サバキの嵐だし。世間的に無名な人たちで、日本物の芝居なんかやっても、そりゃ客は入らないよなあ……。や、作品はすごくよくて、観劇すれば満足できるはずとはいえ。
ジェンヌをツーショットで目撃ってオイシイはずなのに、ゆみことらんとむじゃ、オイシくもなんともないなあ。
わたしとツレは、そう言い合っていた。
……あれから何年?
ゆみことらんとむがツーショット、って、激萌えなんですけどっ。
一般ヅカファン的にも、ふたりが並んで登場して、拍手が(ちょろっとだけど)起こったりしていたし。
「ほら、雪組の彩吹さんよ」
とか、周りの人が話しているの聞こえたし。
タカラジェンヌとしての彼らの立ち位置も変わったし、ファンの認知度も変わった。
わたしの意識も変わった。
きゃー、ゆみことらんとむだー、うれし〜〜!!
「好き」な人が増える、「好き」の濃度が上がる。
長く生きていて、こんなにうれしいことはない。
もっともっと、「好き」を増やしたいよ。
もちろん、「萌え」もな(笑)。
1ヲタクとして腐女子として、「そそる並び」とか「萌えるカップリング」とゆーものは、ふつーにあって。
薄いカラダをした、「音楽やってます」系のおにーちゃんが歩いているわけだよ。
きれいなおにーちゃんだけど、ちょい地味め。バンドやってても、絶対ボーカルぢゃねーなー、地味に後ろの方で楽器弾いてそーだーなー、という。
その地味できれーなおにーちゃんの後ろから。
派手なホストがぴったり歩いている。
ふたりは連れ。ふたりは仲良し。
生きる世界がチガウのに、生活時間も合わないのに、無理して逢瀬を重ねている。
ホストの方が年下。
ホストの方が、地味ミュージシャンに惚れている。
……という。
瞬時に萌えストーリーがアタマの中を走っていきました、ある日の梅芸、『あさきゆめみしII』の客席にて。
ケイ様、チケットありがとーございます。このときの座席が関係者入口のそばでねぇ……水曜日だったから、たくさんのジェンヌに遭遇できました。
『Ernest in Love』のときだったかな、開演ギリギリに劇場に飛び込んだら、ほっくんたちバウ組の登場と同時になってしまって、ほっくんたち一行の中にわたしがうっかりまざって通路を歩くハメになってしまった……ということがあった。(超羞恥プレイ)
それでおぼえた。ジェンヌが観劇する場合は、この扉から現れる。
水曜日だから、誰か来るかな、宙組さん来るかなっ、とワクテカしつつ扉を見つめていたら。
扉が開き、ゆみこが現れた。
あっ、ゆみこだー。そっかぁ、水曜日だもんねえ、休演日だもん……え? ゆみこ??
納得しかけて次の瞬間我に返り、二度見しました。
ちょっと待て、ゆみこ今雪組だってば。
雪組は東宝で公演中。ここは大阪。えええ??
二度見する間にゆみこは目の前を通り過ぎ、彼のあと何人かおいて扉から現れたのは、らんとむだった。
あ、らんとむだー。そーだよな、水曜日だもんねえ、休演日だもん……て、らんとむは宙組、ムラで公演中。彼が現れるのは不思議じゃない。
しかし、ゆみこ??
わたしの目の錯覚?
混乱しました。
や、いるはずがないと思っている人が現れたから。
そののち確認し、たしかにゆみこであることがわかったんですがね。
つか、わたしの席の前を数回通るわけだから、間違えようがない。
ゆみこ、ひーさん、らんとむが一緒に観劇。……最初はひーさんに気づかなかった。ゆみこを二度見しているうちに通り過ぎちゃった模様。
花組担当的には、ふつーの並びなんだが、よく考えるとめずらしい並び。
だって、雪組、花組、宙組だよ。3人が3人とも組が別じゃん……。
運命の流転っぷりを思ってほろりとしつつ。
終演後はゆみことらんとむがツーショットで歩いてました。
ゆみこの真後ろをらんとむが歩いているの。
わたしは先に扉を出て、突き当たりの壁あたりで待っていたのね。せっかくだから横顔でないゆみこちゃんを見て帰ろうと思って。
わたしと同じ考えのファンたち、カメラ小僧などがどんどん集まってくるなか、ベストポジションを確保。
久々に見るナマのゆみこは、ほんとに薄いカラダをした、きれーなおにーちゃんで。
女性として美しいかどうかは置くとして、男の子としては十分ハンサムな、好感度の高いルックスをしている。
あー、ゆみこきれー。かっこいー。
そう思って眺めていたら。
後ろから、濃いぃ顔の、ホスト登場。
らんとむ。
ああ、らんとむ。
どーしてあなたはそんなにホスト顔なの?!(笑)
ゆみこがラフにシャツ姿なのに対し、らんとむは派手めのスーツをびしりと着用、アクセもジャラジャラ。
北村一輝をホスト顔だと思うのと同じように、蘭寿とむをホスト顔だと思うわ。
売れないミュージシャンゆみこと、彼に惚れて貢ぐ売れっ子ホストらんとむ。
ゆみこがぞっこんメロメロな俳優オサ様の舞台観劇にも、こーしてナイトよろしくエスコートしちゃいます。てゆーか、ゆみことデートするために、「オサ様の舞台観に行かない?」って誘ったんだよな?
カジュアルなゆみこに対し、「デートだ、キメるゼ!」と気合いの入りすぎたらんとむはつい「これから(夜の)仕事?」みたいなスーツ姿。ああ、ふたり意識の差が哀しい……。
……てなストーリーが、瞬時に脳裏に走りました。
や、深い意味はないです。はい。
その昔、宝ホでだったかどこでだったか、とにかくムラ周辺で。
ゆみことらんとむのツーショットを見た。
他にもジェンヌがいたのか、会の人がいたのかはおぼえていない。とにかく、わたしとツレがわかったのは、そのふたりだけだったんだ。
「あ、ゆみことらんとむだ」
わたしとツレはわかったけれど、周囲のヅカファンたちにはわからなかったらしい。
「ねえアレ、生徒さんよね?」
「誰? ぜんぜん知らない」
「名もない人でしょ、すごく地味だし」
近くにいた知らない人たちが話しているのが聞こえた。
わたしとツレは、「あれは彩吹真央と蘭寿とむです、名もなきとか言われても、今バウホールでW主演してますっ」と、言い出せなくてぐるぐるしていた。
言えないけれど、まあわたしたちも、彼らの会話に頷くところもあった。
だって、すっごく地味だし。
バウホール、サバキの嵐だし。世間的に無名な人たちで、日本物の芝居なんかやっても、そりゃ客は入らないよなあ……。や、作品はすごくよくて、観劇すれば満足できるはずとはいえ。
ジェンヌをツーショットで目撃ってオイシイはずなのに、ゆみことらんとむじゃ、オイシくもなんともないなあ。
わたしとツレは、そう言い合っていた。
……あれから何年?
ゆみことらんとむがツーショット、って、激萌えなんですけどっ。
一般ヅカファン的にも、ふたりが並んで登場して、拍手が(ちょろっとだけど)起こったりしていたし。
「ほら、雪組の彩吹さんよ」
とか、周りの人が話しているの聞こえたし。
タカラジェンヌとしての彼らの立ち位置も変わったし、ファンの認知度も変わった。
わたしの意識も変わった。
きゃー、ゆみことらんとむだー、うれし〜〜!!
「好き」な人が増える、「好き」の濃度が上がる。
長く生きていて、こんなにうれしいことはない。
もっともっと、「好き」を増やしたいよ。
もちろん、「萌え」もな(笑)。
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