幻の大阪締め。@IAAF世界陸上2007大阪 開会式・6
2007年8月29日 タカラヅカ あー、織田くんいたんだ、そうだった。世界陸上といえば織田くんだったね。
とゆーことで、『IAAF世界陸上2007大阪 開会式』に行ってきました〜〜話、その6。
その昔わたしは『踊る』者だったので……織田くんのCDもけっこうな勢いで持っているし、そもそもコンサートに複数回行ったことがある。
「織田裕二って歌、歌うんだー」「ほら、ドラマの主題歌とか歌ってるじゃん」「えー。でも歌手は本職じゃなくね?」
とか言うのがふつーの人の感覚だとわかっちゃいるが……それでもコンサ行ってたんだよ、『踊る』者だったから!(笑) 織田くんだけぢゃなく、ギバちゃんのトークショー(歌アリ)とかも行ってたんだよ!(笑)
某刑事ドラマで同人活動していたヲタクですから、世界陸上だって織田くん目当てで真夜中に見ていたりしたんだよ、ほんの10年前だけどな(笑)。
なのに今は、すっかり忘れてた……織田くんだー。なつかしー。
今でもドラマは見てるけど、織田くん駄作にしか主演してくんないから、最後まで見られなくってなー。(なんなんだよ前クールの無神経コメディドラマとか。仕事選べよ……主演と主題歌にこだわりすぎるから駄作しかオファーが来ないんぢゃ……ゲフンゲフン)
歌手としての織田くんは、ひさしぶり。
実際にコンサートに行くとびっくりなんだが、織田くんには男性ファンがけっこう多い。野太い声で「ユウジーー!!」とか叫んじゃうんだよ。
今回もまた、男たちが「オダーーっ!」とか叫んでいて、こうめさんがびびっていた。
織田くんはなにも変わらずいつもの織田くんで、なつかしさと安心感に満ちていた。俳優でありながらアイドル志向なところも変わらず。……変わらないものっていいなー。よくも悪くも、ほっとするよ。
遠く北スタンド前にはオーケストラが。すげえな、あんなとこで演奏しても時差が生じるだけでナマで音を合わせて歌うのは無理なんぢゃ……ゲフンゲフン。いやはや、豪華です。
どうやら開会式のトリが織田裕二だった模様。……さすがTBSだ。
人間国宝の歌舞伎役者・坂田藤十郎さんが登場したけれど、彼はただ「締め」をするだけらしい。舞台衣装に化粧も完璧、朗々たる口上。
そのときには開会式に出演したすべての人がフィールドに登場……つーことで、寿美礼サマ+AQUA5も再登場。
すっごい遠いんだけど、彼らの姿を眺められるだけでうれしい。
はい、ここでジレンマ。
「大阪締め、どうする?」
「今ここで、あの人たちと一緒にひとつのことに参加したい」
「でも、そのみんなでひとつのことをしている、あの人たちも見たい」
オペラグラスを使えば、ある程度彼らの表情というかニュアンスがわかる。
だが、オペラグラスを使っていたら、その最後の「締め」に参加できない。
ああっ、ジレンマ!
しかも最後にやる「締め」は大阪締めとかいう謎のパフォーマンスで、大阪で生まれ育って数十年、のわたしもはじめて耳にするものだった。
開会式前に練習させられたんだけど、やっぱり初耳、見たことも聞いたこともないパフォーマンスでわたしの生きてきた範囲の「大阪」には存在しない文化。周囲の座席の人たちも、「知ってる?」「知らない」とざわざわざわ。
おまけにこの文化、ふつうによくやる三本締めとかとちがい、合わせるのが難しそうだった。
てゆーか、合わなかった。練習では、カケラも。
ただでさえ競技場は広い。これだけ広い屋外で、ふつーに三本締めをするのでも時差が生じるだろうに、独特のリズムと聞いたことない掛け声で、数万人の音を合わせようなんて、そりゃ無茶だ。
いざ本番。
坂田藤十郎さんの掛け声のもと、みんなでチャレンジ「大阪締め」。
揃うわけないって。
見事にバラバラ。無惨というか悲惨というか。
もっとちゃんと練習させるべきだったよ、TBSの人。練習とは名ばかりの、進行説明だったよね。
というわたしは本能のまま、オペラグラスをのぞいていた。
見つめるのは、寿美礼サマの背中。
大阪締めやってる〜〜。きゃ〜〜。←寿美礼サマならナニをしても大喜びらしい。
でもそんなわたしの横で、こうめさんもゆみこガン見しつつひとり悶えていたから、きっとみんな同じだろう。オサ会の人たちも、うちわ持参の雪組FCの人たちも。
ご贔屓の姿を見つめるだけで、ご贔屓がなにかしら動くだけで、きゃあきゃあハートで盛り上がってしまうものだろう。
でもやっぱ、「寿美礼サマと一緒に、大阪締めとやらに参加したいっ」というキモチも捨てきれなかったので、3回ある最後の拍子、「チャ・チャ」だけ手拍子参加。ええもちろん、揃いませんでしたとも。あたしゃリズム感ないしなっ。
いいのよ、寿美礼サマや水くんと一緒に「締め」ができたんだもん。参加したんだもん。それだけでいいのよ。自己満足上等。
進行が押しているようだったので、テレビ中継の時間が気になっていた。
番組予告欄をチェックして、開会式は午後6時半まで、午後6時45分からニュースって書いてあったけど念のために7時まで録画予約してきた。わたしの録画予約時間より長くなっちゃったらこまるなあ、そうでなくてもニュースの時間だからって途中で中継をやめられても嫌だなあ、と思っていたんだけど。
藤十郎さんが締めの前に「ご来場の皆様、そしてテレビを通じてご覧になっている世界の皆様方」と言っていたのを聞いて一安心、大丈夫だ、今はまだわたしの録画予約時間内だし、絶対中継も続いているはず。そうでないと出演者が台詞で「テレビを通じてご覧になっている皆様」とか言うわけないし。
全国中継されているつもりで「テレビを通じて」って言ったのに中継されていなかったら、藤十郎さんが面目丸つぶれ、赤っ恥かくことになるじゃん。人間国宝サマにソレはないだろうから、大丈夫、きっと最後の締めまで中継されている。
(と、現場では信じ切っていたので、帰宅後録画を確認してぶったまげた。TBSって……)
と、ここで中継について確信したので、「テレビには映らないはずだから、しっかり見なきゃ!」と気合いを入れ直したのが開会式終了後、自由解散(って……)となったあとの、寿美礼サマたちご一行。
西側スタンド前にいた彼らが、何故かわたしたちのいる方向へ、フィールドを横断してくる。
うわー、まさかの続く〜〜。
とゆーことで、『IAAF世界陸上2007大阪 開会式』に行ってきました〜〜話、その6。
その昔わたしは『踊る』者だったので……織田くんのCDもけっこうな勢いで持っているし、そもそもコンサートに複数回行ったことがある。
「織田裕二って歌、歌うんだー」「ほら、ドラマの主題歌とか歌ってるじゃん」「えー。でも歌手は本職じゃなくね?」
とか言うのがふつーの人の感覚だとわかっちゃいるが……それでもコンサ行ってたんだよ、『踊る』者だったから!(笑) 織田くんだけぢゃなく、ギバちゃんのトークショー(歌アリ)とかも行ってたんだよ!(笑)
某刑事ドラマで同人活動していたヲタクですから、世界陸上だって織田くん目当てで真夜中に見ていたりしたんだよ、ほんの10年前だけどな(笑)。
なのに今は、すっかり忘れてた……織田くんだー。なつかしー。
今でもドラマは見てるけど、織田くん駄作にしか主演してくんないから、最後まで見られなくってなー。(なんなんだよ前クールの無神経コメディドラマとか。仕事選べよ……主演と主題歌にこだわりすぎるから駄作しかオファーが来ないんぢゃ……ゲフンゲフン)
歌手としての織田くんは、ひさしぶり。
実際にコンサートに行くとびっくりなんだが、織田くんには男性ファンがけっこう多い。野太い声で「ユウジーー!!」とか叫んじゃうんだよ。
今回もまた、男たちが「オダーーっ!」とか叫んでいて、こうめさんがびびっていた。
織田くんはなにも変わらずいつもの織田くんで、なつかしさと安心感に満ちていた。俳優でありながらアイドル志向なところも変わらず。……変わらないものっていいなー。よくも悪くも、ほっとするよ。
遠く北スタンド前にはオーケストラが。すげえな、あんなとこで演奏しても時差が生じるだけでナマで音を合わせて歌うのは無理なんぢゃ……ゲフンゲフン。いやはや、豪華です。
どうやら開会式のトリが織田裕二だった模様。……さすがTBSだ。
人間国宝の歌舞伎役者・坂田藤十郎さんが登場したけれど、彼はただ「締め」をするだけらしい。舞台衣装に化粧も完璧、朗々たる口上。
そのときには開会式に出演したすべての人がフィールドに登場……つーことで、寿美礼サマ+AQUA5も再登場。
すっごい遠いんだけど、彼らの姿を眺められるだけでうれしい。
はい、ここでジレンマ。
「大阪締め、どうする?」
「今ここで、あの人たちと一緒にひとつのことに参加したい」
「でも、そのみんなでひとつのことをしている、あの人たちも見たい」
オペラグラスを使えば、ある程度彼らの表情というかニュアンスがわかる。
だが、オペラグラスを使っていたら、その最後の「締め」に参加できない。
ああっ、ジレンマ!
しかも最後にやる「締め」は大阪締めとかいう謎のパフォーマンスで、大阪で生まれ育って数十年、のわたしもはじめて耳にするものだった。
開会式前に練習させられたんだけど、やっぱり初耳、見たことも聞いたこともないパフォーマンスでわたしの生きてきた範囲の「大阪」には存在しない文化。周囲の座席の人たちも、「知ってる?」「知らない」とざわざわざわ。
おまけにこの文化、ふつうによくやる三本締めとかとちがい、合わせるのが難しそうだった。
てゆーか、合わなかった。練習では、カケラも。
ただでさえ競技場は広い。これだけ広い屋外で、ふつーに三本締めをするのでも時差が生じるだろうに、独特のリズムと聞いたことない掛け声で、数万人の音を合わせようなんて、そりゃ無茶だ。
いざ本番。
坂田藤十郎さんの掛け声のもと、みんなでチャレンジ「大阪締め」。
揃うわけないって。
見事にバラバラ。無惨というか悲惨というか。
もっとちゃんと練習させるべきだったよ、TBSの人。練習とは名ばかりの、進行説明だったよね。
というわたしは本能のまま、オペラグラスをのぞいていた。
見つめるのは、寿美礼サマの背中。
大阪締めやってる〜〜。きゃ〜〜。←寿美礼サマならナニをしても大喜びらしい。
でもそんなわたしの横で、こうめさんもゆみこガン見しつつひとり悶えていたから、きっとみんな同じだろう。オサ会の人たちも、うちわ持参の雪組FCの人たちも。
ご贔屓の姿を見つめるだけで、ご贔屓がなにかしら動くだけで、きゃあきゃあハートで盛り上がってしまうものだろう。
でもやっぱ、「寿美礼サマと一緒に、大阪締めとやらに参加したいっ」というキモチも捨てきれなかったので、3回ある最後の拍子、「チャ・チャ」だけ手拍子参加。ええもちろん、揃いませんでしたとも。あたしゃリズム感ないしなっ。
いいのよ、寿美礼サマや水くんと一緒に「締め」ができたんだもん。参加したんだもん。それだけでいいのよ。自己満足上等。
進行が押しているようだったので、テレビ中継の時間が気になっていた。
番組予告欄をチェックして、開会式は午後6時半まで、午後6時45分からニュースって書いてあったけど念のために7時まで録画予約してきた。わたしの録画予約時間より長くなっちゃったらこまるなあ、そうでなくてもニュースの時間だからって途中で中継をやめられても嫌だなあ、と思っていたんだけど。
藤十郎さんが締めの前に「ご来場の皆様、そしてテレビを通じてご覧になっている世界の皆様方」と言っていたのを聞いて一安心、大丈夫だ、今はまだわたしの録画予約時間内だし、絶対中継も続いているはず。そうでないと出演者が台詞で「テレビを通じてご覧になっている皆様」とか言うわけないし。
全国中継されているつもりで「テレビを通じて」って言ったのに中継されていなかったら、藤十郎さんが面目丸つぶれ、赤っ恥かくことになるじゃん。人間国宝サマにソレはないだろうから、大丈夫、きっと最後の締めまで中継されている。
(と、現場では信じ切っていたので、帰宅後録画を確認してぶったまげた。TBSって……)
と、ここで中継について確信したので、「テレビには映らないはずだから、しっかり見なきゃ!」と気合いを入れ直したのが開会式終了後、自由解散(って……)となったあとの、寿美礼サマたちご一行。
西側スタンド前にいた彼らが、何故かわたしたちのいる方向へ、フィールドを横断してくる。
うわー、まさかの続く〜〜。
コメント