ハッピー・ウェディング。@TCAスペシャル2007・8
2007年9月14日 タカラヅカ 『TCAスペシャル2007 アロー!レビュー!−「モン・パリ」80周年記念−』初回とラストの東宝組中継有りスペシャル回との感想が混在してますがな、感想、その8。
銀橋に並んだ4組のウェディング・カップル。
娘役トップスターたちの、ウェディングドレス姿。
かっ、かわいい……!
キョーアクにかわいいっ。
今のトップ娘役って美少女揃いで、眼福だ〜〜。
みんなひとりずつデザインのちがうドレスなの。かーわーいーいー。
エスコートする男たちは、各組3番手……月組はあひくんだ。そっか。ゆーひくんが2番手チームにいるから、あひくんが月組の3番手なんだ……。
なんか、新鮮なカップリング。
雪組のキムとな以外は、組替え関係者ばかりで、組内なのに、TCAシャッフル風味(笑)。
壮あや、あひかな、しいあす。……新鮮な顔ぶれだわ〜〜。
キムとなは同期+新公その他で何度も組んでます、でも今は人の妻(しかも再婚)とゆー波瀾万丈っぷりなので、それらの歴史を踏まえても感慨深いカップルだし。
てゆーか花嫁をエスコートしている男たち、あひくん以外3人とも『ホップ・スコッチ』トリオじゃん。
あの超絶駄作。出演者がひたすら気の毒だった最悪作品、おそらく主演3人の中では黒歴史として経歴から抹殺されているんじゃあ?てな勢いのひでー話。
あれから何年?
時は流れ、同じ作品でトリプル主演(……)していた3人の男たちは、TCAで別々の組の3番手として並ぶようになった。ここだけでなく、他でもこの『ホップ・スコッチ』トリオの並びがあるんだよなー。なんか運命的だよなー。
すげえなあ。
ウェディング・カップル。みんなみんな、幸福そうなキラキラした人たち。
女の子が輝いていると、一緒にいる男のオトコマエ度が上がる。
今回のTCAがたのしいのは、娘役トップスターがないがしろにされることなく、個々がちゃんと輝いていることもあるだろうな。
あー、みんな美し〜〜、かわい〜〜。
そうやって女のコ最高をやったあと、ダンス競演つーことで男役トップスター、瀬奈じゅんと水夏希がその美を競う。
なにがすごいって、どこにいても、そのかがわかること。
そのかはとにかく、目に飛び込んでくる。探さなくても、目に入る。
水くんの後ろで踊るスーツの男たち、目深に帽子をかぶりアゴしか見えないのに、「あ、アレそのかだ」と、考えるまでもなくわかる。
帽子のかぶりが深すぎるから、他の男たちを判別することはあきらめた。ヲヅキをチェックしたくらいか。ひたすら、水くんとそのかを見ていたよ。
あさこちゃんはほんと、スタイルいいよねえ。
ごめんよ水くん、水くんと並んで踊ってくれるもんだから、あさこちゃんのスタイルの良さがいつもにも増して、よーーっくわかった。
少女マンガから抜け出てきたような美しさだ。現実にはありえない。
そして、そんなあさこちゃんの隣で、水しぇんはリアルな体型に思えて、なんだかドキドキする。
あさこちゃんまでいくと「ありえない、現実にはいない」と思うけど、水くんは「ありえる、生身の男」としての格好良さがあって、妙に落ち着かなかった(笑)。
あああ、やっぱかっこいいよー、水しぇん。
ダンス対決のあとは、歌対決。
「Night and Day」を歌うトウコちゃん、「クンバンチェロ」を歌うオサ様。……あれえ? なんか反対?
持ち歌(笑)を交換して歌うかのようなふたり、歌ウマさんたちはなにを歌っても余裕、そして個性が出る。
トウコもオサも「歌手」だと思うけれど、ふたりはタイプがまったく違う。
トウコちゃんは芝居の人であり、オサ様はショーの人だと思う。
だからトウコちゃんはアウェイで戦うよーなもんで、分が悪かったなあと思う。ふたりのスキャット対決も、寿美礼ちゃんの持ち歌でだったし。
歌声は豊かに半端なく響くのに、対決するふたりはアフロヘア。
視覚と聴覚の混乱。
フザケきった姿と、例を見ないクオリティで響く歌声。
そのアンバランスさに、彼らのプロ意識を見る。
アフロよりなにより、わたしがウケたのは、アフロ男ふたりが本気で音の世界で生きているときの、照明。
何故、ピンク・ハァト。
銀橋で歌うトウコとオサに、ピンク色のハァト型の照明が当てられ、くるくると回り出す。
わけわかんねえ!!(笑)
「この演出、絶対藤井だー!!」
初回観たとき、わたしとサトリちゃんは勝手に決めつけてウケまくってました。……で、誰の演出、コレ?
さんざん視覚では笑わせてくれたくせに、曲が終わるなりふたりはかぶっていたアフロを客席へ投げつけ(あのアフロ、どーなったの? キャッチした人がもらえるの? そんなん、うらやましすぎ!)、視覚的にも色男に戻り……歌うは「One Heart」、曲だけは名曲だったアレな脚本の某作品の曲。
曲だけ抜き出せば、ほんとに名曲なんだよ……トウコ&オサが端正に歌う様が、胸に迫る。「♪友を信じて」と、はじめて並び立つことが出来た……そしてこれが最後となる、同期スターが歌う。
ここでちょっとすごい盛り上がりを見せるもんだから、次の場面への切り替えが出来なくて、しばらくぼーっとしちゃったよ、初回。
カーテンが開き、そこには大階段。スタンバイしているのは水くん。耳慣れたイントロ。
あれえ? 「最後のダンス」だ。なんで水くん、いまごろ『エリザベート』の曲歌ってるんだろう?
それがフィナーレのはじまりだと、マジで気づかなかった。
本編の続きだと思っているから、そうか、あさこシシィが出てくるんだっ! と、本気でワクテカしました。
トウコとオサは今さっきまで出てたから無理だけど、あさこちゃんなら着替える時間だってあったもん。まだかなまだかな、わくわくわくっ。いつ出てくるのかなっ。
……水くんが歌い終わるまで、あさこちゃんが出てくると待ち続けていたなんて、ナイショです。
水くんが銀橋を渡り終わって袖へはけていき、続けてトウコちゃんが登場したとき、ようやく現実を知った。
フィナーレじゃん、コレ!! TCAのお約束、トップスター就任逆順スタートのソロ1曲ずつフィナーレぢゃん!!
あああ水しぇん。アレ、フィナーレだったんだ……ネタ場面だと信じきって観終わっちゃったよ……あああ、ごめんよぅ。
フィナーレだと、ネタだとかお笑いだとかではないとわかっただけに、切り替え早いぞ。
語りかけるように『シークレット・ハンター』の曲を歌ってくれるトウコちゃんに、何故だ、涙が出た。あああ、トウコ好きだーっ。
あさこちゃんの曲は、いい曲だと思ったけれど知らない曲なので自分的には盛り上がらず。
そして、トリを務める寿美礼サマの『ファントム』に盛大に泣く。
「♪神が授けた声だから」というフレーズが、いつまでも胸の中でリフレインを続ける。
神が授けた声。
あのひとの歌声こそが、そうだ。
白い衣装のオサ様は、ウェディングドレス姿にも似て。
彼を妻に出来るモノがあるとしたら、それはきっと音楽の神だけだな、と思う。
トップ娘とエスコートする男たちのウェディング・カップルは、みんなみんな、幸福そうにキラキラしていた。
たったひとり、神に選ばれた花嫁のようなオサ様も正視できないくらいキラキラと輝いていて……彼もきっと、幸福なのだろう。
もうじき彼は、この場から飛び立っていってしまうけれど。
幸福でいて下さい。
それを、祈るばかり。
最後のパレードは、黒燕尾。トップスターはキラキラだけどそれでも燕尾。
ああそうか、『アロー!レビュー!−「モン・パリ」80周年記念−』なんだな、と改めて思う。
男たちが黒燕尾にシルクハット、娘たちがロングドレス。
レビューだから。
「レビュー」の原点だからこそ、このクラシカルな姿なんだ。
たのしいイベントだった。
今年のTCA。
☆
でもって。
まっつとの絡みがまったくなかったそのかくんが、出のときまっつ会にえらいラヴいことを言っていった、という話はマジですか?
最近みわまつ萌え(まつみわ?)のわたしに、ふたたびそのまつで萌えろとっ?!
銀橋に並んだ4組のウェディング・カップル。
娘役トップスターたちの、ウェディングドレス姿。
かっ、かわいい……!
キョーアクにかわいいっ。
今のトップ娘役って美少女揃いで、眼福だ〜〜。
みんなひとりずつデザインのちがうドレスなの。かーわーいーいー。
エスコートする男たちは、各組3番手……月組はあひくんだ。そっか。ゆーひくんが2番手チームにいるから、あひくんが月組の3番手なんだ……。
なんか、新鮮なカップリング。
雪組のキムとな以外は、組替え関係者ばかりで、組内なのに、TCAシャッフル風味(笑)。
壮あや、あひかな、しいあす。……新鮮な顔ぶれだわ〜〜。
キムとなは同期+新公その他で何度も組んでます、でも今は人の妻(しかも再婚)とゆー波瀾万丈っぷりなので、それらの歴史を踏まえても感慨深いカップルだし。
てゆーか花嫁をエスコートしている男たち、あひくん以外3人とも『ホップ・スコッチ』トリオじゃん。
あの超絶駄作。出演者がひたすら気の毒だった最悪作品、おそらく主演3人の中では黒歴史として経歴から抹殺されているんじゃあ?てな勢いのひでー話。
あれから何年?
時は流れ、同じ作品でトリプル主演(……)していた3人の男たちは、TCAで別々の組の3番手として並ぶようになった。ここだけでなく、他でもこの『ホップ・スコッチ』トリオの並びがあるんだよなー。なんか運命的だよなー。
すげえなあ。
ウェディング・カップル。みんなみんな、幸福そうなキラキラした人たち。
女の子が輝いていると、一緒にいる男のオトコマエ度が上がる。
今回のTCAがたのしいのは、娘役トップスターがないがしろにされることなく、個々がちゃんと輝いていることもあるだろうな。
あー、みんな美し〜〜、かわい〜〜。
そうやって女のコ最高をやったあと、ダンス競演つーことで男役トップスター、瀬奈じゅんと水夏希がその美を競う。
なにがすごいって、どこにいても、そのかがわかること。
そのかはとにかく、目に飛び込んでくる。探さなくても、目に入る。
水くんの後ろで踊るスーツの男たち、目深に帽子をかぶりアゴしか見えないのに、「あ、アレそのかだ」と、考えるまでもなくわかる。
帽子のかぶりが深すぎるから、他の男たちを判別することはあきらめた。ヲヅキをチェックしたくらいか。ひたすら、水くんとそのかを見ていたよ。
あさこちゃんはほんと、スタイルいいよねえ。
ごめんよ水くん、水くんと並んで踊ってくれるもんだから、あさこちゃんのスタイルの良さがいつもにも増して、よーーっくわかった。
少女マンガから抜け出てきたような美しさだ。現実にはありえない。
そして、そんなあさこちゃんの隣で、水しぇんはリアルな体型に思えて、なんだかドキドキする。
あさこちゃんまでいくと「ありえない、現実にはいない」と思うけど、水くんは「ありえる、生身の男」としての格好良さがあって、妙に落ち着かなかった(笑)。
あああ、やっぱかっこいいよー、水しぇん。
ダンス対決のあとは、歌対決。
「Night and Day」を歌うトウコちゃん、「クンバンチェロ」を歌うオサ様。……あれえ? なんか反対?
持ち歌(笑)を交換して歌うかのようなふたり、歌ウマさんたちはなにを歌っても余裕、そして個性が出る。
トウコもオサも「歌手」だと思うけれど、ふたりはタイプがまったく違う。
トウコちゃんは芝居の人であり、オサ様はショーの人だと思う。
だからトウコちゃんはアウェイで戦うよーなもんで、分が悪かったなあと思う。ふたりのスキャット対決も、寿美礼ちゃんの持ち歌でだったし。
歌声は豊かに半端なく響くのに、対決するふたりはアフロヘア。
視覚と聴覚の混乱。
フザケきった姿と、例を見ないクオリティで響く歌声。
そのアンバランスさに、彼らのプロ意識を見る。
アフロよりなにより、わたしがウケたのは、アフロ男ふたりが本気で音の世界で生きているときの、照明。
何故、ピンク・ハァト。
銀橋で歌うトウコとオサに、ピンク色のハァト型の照明が当てられ、くるくると回り出す。
わけわかんねえ!!(笑)
「この演出、絶対藤井だー!!」
初回観たとき、わたしとサトリちゃんは勝手に決めつけてウケまくってました。……で、誰の演出、コレ?
さんざん視覚では笑わせてくれたくせに、曲が終わるなりふたりはかぶっていたアフロを客席へ投げつけ(あのアフロ、どーなったの? キャッチした人がもらえるの? そんなん、うらやましすぎ!)、視覚的にも色男に戻り……歌うは「One Heart」、曲だけは名曲だったアレな脚本の某作品の曲。
曲だけ抜き出せば、ほんとに名曲なんだよ……トウコ&オサが端正に歌う様が、胸に迫る。「♪友を信じて」と、はじめて並び立つことが出来た……そしてこれが最後となる、同期スターが歌う。
ここでちょっとすごい盛り上がりを見せるもんだから、次の場面への切り替えが出来なくて、しばらくぼーっとしちゃったよ、初回。
カーテンが開き、そこには大階段。スタンバイしているのは水くん。耳慣れたイントロ。
あれえ? 「最後のダンス」だ。なんで水くん、いまごろ『エリザベート』の曲歌ってるんだろう?
それがフィナーレのはじまりだと、マジで気づかなかった。
本編の続きだと思っているから、そうか、あさこシシィが出てくるんだっ! と、本気でワクテカしました。
トウコとオサは今さっきまで出てたから無理だけど、あさこちゃんなら着替える時間だってあったもん。まだかなまだかな、わくわくわくっ。いつ出てくるのかなっ。
……水くんが歌い終わるまで、あさこちゃんが出てくると待ち続けていたなんて、ナイショです。
水くんが銀橋を渡り終わって袖へはけていき、続けてトウコちゃんが登場したとき、ようやく現実を知った。
フィナーレじゃん、コレ!! TCAのお約束、トップスター就任逆順スタートのソロ1曲ずつフィナーレぢゃん!!
あああ水しぇん。アレ、フィナーレだったんだ……ネタ場面だと信じきって観終わっちゃったよ……あああ、ごめんよぅ。
フィナーレだと、ネタだとかお笑いだとかではないとわかっただけに、切り替え早いぞ。
語りかけるように『シークレット・ハンター』の曲を歌ってくれるトウコちゃんに、何故だ、涙が出た。あああ、トウコ好きだーっ。
あさこちゃんの曲は、いい曲だと思ったけれど知らない曲なので自分的には盛り上がらず。
そして、トリを務める寿美礼サマの『ファントム』に盛大に泣く。
「♪神が授けた声だから」というフレーズが、いつまでも胸の中でリフレインを続ける。
神が授けた声。
あのひとの歌声こそが、そうだ。
白い衣装のオサ様は、ウェディングドレス姿にも似て。
彼を妻に出来るモノがあるとしたら、それはきっと音楽の神だけだな、と思う。
トップ娘とエスコートする男たちのウェディング・カップルは、みんなみんな、幸福そうにキラキラしていた。
たったひとり、神に選ばれた花嫁のようなオサ様も正視できないくらいキラキラと輝いていて……彼もきっと、幸福なのだろう。
もうじき彼は、この場から飛び立っていってしまうけれど。
幸福でいて下さい。
それを、祈るばかり。
最後のパレードは、黒燕尾。トップスターはキラキラだけどそれでも燕尾。
ああそうか、『アロー!レビュー!−「モン・パリ」80周年記念−』なんだな、と改めて思う。
男たちが黒燕尾にシルクハット、娘たちがロングドレス。
レビューだから。
「レビュー」の原点だからこそ、このクラシカルな姿なんだ。
たのしいイベントだった。
今年のTCA。
☆
でもって。
まっつとの絡みがまったくなかったそのかくんが、出のときまっつ会にえらいラヴいことを言っていった、という話はマジですか?
最近みわまつ萌え(まつみわ?)のわたしに、ふたたびそのまつで萌えろとっ?!
コメント