あの日のエリザベート。@星組集合日。
2007年9月27日 タカラヅカ「ありがとうエリザベート。フランツを愛してくれて」
そう書いたのは、3年前。
ケロのディナーショーのときだ。
オギー演出のディナーショー。ケロの歴史をちりばめたミニマムだけど濃いぃ作品。
そこで『エリザベート』の、「夜のボート」があった。
汐美真帆の代表的な役の中に、新公のフランツ・ヨーゼフがある。たしかに歌は大変だった、でも、その誠実であたたかな人柄が、高貴さと包容力が高く評価された役だった。
それを踏まえた上での、「夜のボート」。
黒いベールで顔を隠したエリザベートが、フランツの後ろで歌った。
エリザベートを演じたのは、南海まり。
素晴らしいスタイルと歌声。
そして。
このエリザベートは、フランツを愛していた。
別々の港へ向かうしかないことを承知した上で、フランツを愛し、彼との別れを悼んでいた。
エリザベートに愛されながら、フランツは清々しく旅立っていった。
彼女に愛されたことが、どれほどの救いだったろう。
汐美真帆の、最後の相手役。
それが、南海まりだ。
卒業公演の『ドルチェ・ヴィータ!』で、デュエット・ダンスの相手役だった。黒燕尾ケロをさらに美しく見せてくれた、たおやかな美女。
そのみなみちゃんが、退団する。
『ヴィンターガルテン』でかよこちゃんの相手役を務め、一躍脚光を浴びたよね。その可憐な持ち味、確かな実力に、彼女の未来が豊かなことを願った。てゆーか、「大型ヒロインキターーっ!」って感じだったじゃん、あのときみんな。『スカウト』のあとのののすみみたいに。
彼女が新公でヒロインを演じるのを、わたしもわたしの仲間たちも、見る人聞く人みーんな願っていたよ。するべきだ、しなきゃおかしい、って。
新公ヒロインはしなくても、『龍星』では文句無しのヒロインぶりを見せてくれた。少ない出番とアレな描かれ方、それでも匂い立つ気品と美しさ、行間を埋める演技力。
彼女が輝くことが、よろこびだった。
わたしの愛した彼の、相手役が素晴らしい女性であることが。
ただのかわいこちゃんなだけでなく、実力もあり、一癖もフタ癖もある大人の女をさらりと演じてしまうその充実ぶりに、拍手を送っていたよ。
大人の女役として、魅力を発揮できる人だと思っていたので、退団発表は寝耳に水だ。
みなみ姫の本領発揮はこれからじゃん!!
もったいなさすぎるよ。
月組では『血と砂』メンバーがどんどんいなくなっているし。
グァルディオラ@嘉月さんに続き、エンカーネーション姉さん@宝生さんまで退団発表したし。
ケロとの思い出を共有する人たちが、どんどん遠くなっていく。
加えて、ゆかりくん。
星組名物・綺華れい。そのとんでもねー美貌を愛でるのが星組のたのしみ方のひとつであり、醍醐味であったのに。
84期がまたひとりいなくなるのか……。
と、退団者の件をのぞけば、『エル・アルコン』配役は、すげーたのしみだ。
さすがヲタクのサイトー、細部までこだわってキャスティングしてるよヲイ。
シグリット・シェンナ@みなみって……!!
ティリアン@トウコの義理の父の愛人で、はぢめての女で、悪人でずるがしこくて最後は殺されるギトギトネトネトの熟女ぢゃないですか!!
トウコ×みなみでラヴシーン希望。正視できないくらい濃いやつ。
『ヴィンターガルテン』でみなみちゃんを抜擢したサイトーくんの作品だ。とびきり魅力的な悪女に描いてくれぇ。
そして、個人的にいちばんツボったのが、
ニコラス・ジェイド@ゆかり!!
さすがだサイトー! 『ヴィンターガルテン』でゆかりくんに美貌のお稚児さん(だよね、あの役)を演じさせただけのことはある!!
ニコラスは和くんあたりになると思ってたよ。ゆかりキタか! すげえ。
『エル・アルコン』はニコラスが鷹の化身ティリアンと出会い、彼と共に生きる物語。純朴な少年が、悪をモノともしない強い信念に目覚めていく物語。
影のヒロインともいえるキャラクタだぞ、ニコラス。
ティリアンはシグリットとの情事の間、ニコラスをドアの前に立たせておくのよね……ハァハァ。
ゆかりくん、清十郎様以来の当たり役になるかしら……。
ジェラード@しいちゃんもすげー萌えだし。少年ティリアンのあこがれの人、父の面影を重ねる人、ほんとの父かもしれない人、でも、のちに軽蔑され、殺されてしまう人。
ティリアンの成長……「父殺し」というパーツを担う人。
キャプテン・ブラック@和って正気かサイトー。和×れおんを公式にやる気かよ?!(笑)
ブラックはマジでレッドに惚れてるんだってばー。
あげていくときりがないくらい愉快な配役になってるんだけど、とくにエリザベス女王@エレナとか、パトリック@ドイちゃんとか、ツボを突きすぎてるわ……。
ショーも含め、よい作品になることを祈る。
みなみちゃん、ゆかりくんだけでなく、ひかちゃん、ぎんがみくん、遥奈ちゃん、みんなみんな、充実した時を過ごして欲しい。
そうしてまた、わたしの宝物がひとつ増えるんだ。
そう書いたのは、3年前。
ケロのディナーショーのときだ。
オギー演出のディナーショー。ケロの歴史をちりばめたミニマムだけど濃いぃ作品。
そこで『エリザベート』の、「夜のボート」があった。
汐美真帆の代表的な役の中に、新公のフランツ・ヨーゼフがある。たしかに歌は大変だった、でも、その誠実であたたかな人柄が、高貴さと包容力が高く評価された役だった。
それを踏まえた上での、「夜のボート」。
黒いベールで顔を隠したエリザベートが、フランツの後ろで歌った。
エリザベートを演じたのは、南海まり。
素晴らしいスタイルと歌声。
そして。
このエリザベートは、フランツを愛していた。
別々の港へ向かうしかないことを承知した上で、フランツを愛し、彼との別れを悼んでいた。
エリザベートに愛されながら、フランツは清々しく旅立っていった。
彼女に愛されたことが、どれほどの救いだったろう。
汐美真帆の、最後の相手役。
それが、南海まりだ。
卒業公演の『ドルチェ・ヴィータ!』で、デュエット・ダンスの相手役だった。黒燕尾ケロをさらに美しく見せてくれた、たおやかな美女。
そのみなみちゃんが、退団する。
『ヴィンターガルテン』でかよこちゃんの相手役を務め、一躍脚光を浴びたよね。その可憐な持ち味、確かな実力に、彼女の未来が豊かなことを願った。てゆーか、「大型ヒロインキターーっ!」って感じだったじゃん、あのときみんな。『スカウト』のあとのののすみみたいに。
彼女が新公でヒロインを演じるのを、わたしもわたしの仲間たちも、見る人聞く人みーんな願っていたよ。するべきだ、しなきゃおかしい、って。
新公ヒロインはしなくても、『龍星』では文句無しのヒロインぶりを見せてくれた。少ない出番とアレな描かれ方、それでも匂い立つ気品と美しさ、行間を埋める演技力。
彼女が輝くことが、よろこびだった。
わたしの愛した彼の、相手役が素晴らしい女性であることが。
ただのかわいこちゃんなだけでなく、実力もあり、一癖もフタ癖もある大人の女をさらりと演じてしまうその充実ぶりに、拍手を送っていたよ。
大人の女役として、魅力を発揮できる人だと思っていたので、退団発表は寝耳に水だ。
みなみ姫の本領発揮はこれからじゃん!!
もったいなさすぎるよ。
月組では『血と砂』メンバーがどんどんいなくなっているし。
グァルディオラ@嘉月さんに続き、エンカーネーション姉さん@宝生さんまで退団発表したし。
ケロとの思い出を共有する人たちが、どんどん遠くなっていく。
加えて、ゆかりくん。
星組名物・綺華れい。そのとんでもねー美貌を愛でるのが星組のたのしみ方のひとつであり、醍醐味であったのに。
84期がまたひとりいなくなるのか……。
と、退団者の件をのぞけば、『エル・アルコン』配役は、すげーたのしみだ。
さすがヲタクのサイトー、細部までこだわってキャスティングしてるよヲイ。
シグリット・シェンナ@みなみって……!!
ティリアン@トウコの義理の父の愛人で、はぢめての女で、悪人でずるがしこくて最後は殺されるギトギトネトネトの熟女ぢゃないですか!!
トウコ×みなみでラヴシーン希望。正視できないくらい濃いやつ。
『ヴィンターガルテン』でみなみちゃんを抜擢したサイトーくんの作品だ。とびきり魅力的な悪女に描いてくれぇ。
そして、個人的にいちばんツボったのが、
ニコラス・ジェイド@ゆかり!!
さすがだサイトー! 『ヴィンターガルテン』でゆかりくんに美貌のお稚児さん(だよね、あの役)を演じさせただけのことはある!!
ニコラスは和くんあたりになると思ってたよ。ゆかりキタか! すげえ。
『エル・アルコン』はニコラスが鷹の化身ティリアンと出会い、彼と共に生きる物語。純朴な少年が、悪をモノともしない強い信念に目覚めていく物語。
影のヒロインともいえるキャラクタだぞ、ニコラス。
ティリアンはシグリットとの情事の間、ニコラスをドアの前に立たせておくのよね……ハァハァ。
ゆかりくん、清十郎様以来の当たり役になるかしら……。
ジェラード@しいちゃんもすげー萌えだし。少年ティリアンのあこがれの人、父の面影を重ねる人、ほんとの父かもしれない人、でも、のちに軽蔑され、殺されてしまう人。
ティリアンの成長……「父殺し」というパーツを担う人。
キャプテン・ブラック@和って正気かサイトー。和×れおんを公式にやる気かよ?!(笑)
ブラックはマジでレッドに惚れてるんだってばー。
あげていくときりがないくらい愉快な配役になってるんだけど、とくにエリザベス女王@エレナとか、パトリック@ドイちゃんとか、ツボを突きすぎてるわ……。
ショーも含め、よい作品になることを祈る。
みなみちゃん、ゆかりくんだけでなく、ひかちゃん、ぎんがみくん、遥奈ちゃん、みんなみんな、充実した時を過ごして欲しい。
そうしてまた、わたしの宝物がひとつ増えるんだ。
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