でかいよ茶々、でかいよ(笑)。@茶々 天涯の貴妃
2007年12月18日 映画 たかちゃんキタ〜〜っ!!
『茶々 天涯の貴妃』試写会行ってきました。
や、今日は午前午後とゆーひくんの『HOLLYWOOD LOVER』Wヘッダーして、それから『茶々 天涯の貴妃』試写会。宝塚から、大阪のリサイタルホールまで駆けつけましたよ。びんぼーなので阪急使って。梅田駅から20分でリサイタルホールまで踏破したぞ。帰宅ラッシュの波を逆走するのは消耗した……。(お金のある人は、宝塚からJRで北新地駅に行きましょう。もしくは西梅田から1駅だけ地下鉄に乗り、肥後橋駅で降りましょう)
なんのなんの、同じようにゆひバウWしたあと、『A-“R”ex』を観に行ったnanakoさん(しかもサバキ待ち)にはかないませんとも(笑)。
試写会告知時になんの予告もなかったけれど、試写会前の解説にて、「上映後に出演者の舞台挨拶があります」と言われ……出演者つったらふつー主演が来るじゃん? 以前同会場へ試写会見に来たとき、主演女優の長澤まさみちゃんとかも挨拶来てたし! リサイタルホールだから、舞台あるし! でもって、舞台があるからその分スクリーンが遠いので、前寄りの席に坐ってるしあたし! しかも、観劇帰りだからオペラグラス持ってるし!!
たかちゃんが来るってみんな知ってたのかなあ。そのわりにヅカファンらしき人は少なかった。
なにしろスポニチと競艇主催の試写会だからなあ……おじさん率おじーさん率高い。スポニチで試写会告知見たとき「この客層相手にこれだけの人数のご招待記事出しても、応募者少ないぞ? ハガキ出したら絶対当たるな」と思って1枚応募、当たる気満々行く気満々で予定を空けて当選通知を待っていた(笑)。
まさか、主演女優と監督の舞台挨拶付きだとは思ってなかった。
わーいわーい。
て、ゆーか。
はじめての、ナマたかちゃんなの。
あの日。
2006年7月2日。
美しい美しいたかちゃんを、東宝前で見送ってから、はじめての逢瀬。
コンサートもなにも、観てないし。FC入ってるわけじゃないから、イベントとか知らないし。
1年半ぶりに会うたかちゃんは……ええっと。
セミロングの茶髪に、黒のレギンスにピンヒール、黒のミニスカ……もしくはチュニックかな? 黒と茶でまとめているわりには「びみょー……」なファッション。
もちろん、並び立つ監督より背が高かった(笑)。
ありきたりな挨拶の他、テンション高い司会者さんがいろいろ話を振るんだが、たかちゃんの喋りは、ええっと、その。
相変わらず、アタマ悪そう……。
たかちゃん、変わってない。わーい。(←うれしいらしい・笑)
すぐに場がしーんとしてね。会話が続かなくてね。司会者の質問の意図を、ぜんぜん酌んでいない返答したりね。
いやあ、たかちゃんだわ。すっごくたかちゃんだわー(笑)。
場が冷めているのを察してか、司会者さんが「大阪出身の和央さん」としきりに水を向けているのに、大阪弁で話したりしないしね。地元ならではのこととか言わないしね。
そこはべったべたな大阪弁を披露するところだろう!! なにか地元ネタでも披露して「こんなに大阪人です」とアピールするところだろう!! と、じれじれした。
客席にいるほとんどは「誰この人?」状態の大阪のおっちゃんたちなんだから、「大阪の女の子」をアピールすれば親近感持ってもらえるのにー。
てゆーかこのトーク、台本ないんか……。
司会者がなにか言うたび、たかちゃんが詰まるのが気になった。
「タダだから見に来た」だけのおっちゃんおばちゃんたちに、たかちゃんのことを、好きになってもらいたい。好意を持ってもらいたい。
そう思いながら客席にいる身としては、はらはらし通しでした。や、わたしが気をもんでも仕方ないんだが。
男役時代のかっこいいたかちゃんは、そのままヅカファン以外の人にも「かっこいい」と思ってもらえる人だと思うから、服装も「かっこいい」系で来てくれた方がよかったかなぁ、とか。
しかしびみょーだ……あの服装、あの髪型(笑)。
や、トークがぐだぐだでも、服装ビミョンでも、とにかくたかちゃんに会えたのがうれしかった。
うれしかった。
もー、すげーうれしかった。
で、問題の映画『茶々 天涯の貴妃』は。
おもしろかった。
意外。
いやその。
ゆりちゃんの例を知っているからさ。
当時ものすげー人気で、ものすげー鳴り物入りで芸能界入りした天海祐希が、当初どんなへっぽこ映画でコケまくっていたか、刷り込まれているから。
『MISTY』とか、ひどかったなー……。ガラガラの映画館で、ツレとふたりぽつんと見たなー。わざわざポスカ付き前売り券とか買って、見に行ったんだよ、ヅカファンとして。
女優としては素人で、世間的知名度ゼロなヅカの男役をいきなり主役に使っての時代劇映画ときた。
こりゃ絶対つまんないぞ、と。
わざわざ史実無視の男装シーンまででっちあげての「ヅカファン動員」目当て。『千年の恋 ひかる源氏物語』くらいつまんなくてどーしよーもないものにちがいない。
と、思い込んでいたので。(つかオレ、天海の映画けっこー見てるんだ……女優・天海祐希は好きよん)
ふつうに、映画として、エンタメとしておもしろいので、おどろいた。
茶々という女性がどーゆー人で、どんな人生をたどったのかは、ふつーに知っている。……て、みんな知ってるよな?
信長の妹・お市の方の娘で、秀吉の側室で、秀頼の母で、淀殿で、大坂城で息子と共に果てる人。
原作は読んだことナイ。わたしの戦国時代知識は司馬遼太郎に偏っている。司馬遼の淀殿はあんましいいイメージないっす……。
その、よく知る女性の一代記を、エンタメとして気持ちよく再構築してくれた。
現代女性が感情移入できるカタチで。
秀吉@渡部篤郎がイイ。
かわいい。
秀吉は茶々よりはるかに年上の、権力尽くで彼女を手に入れる男なのだけど、設定だけ見るとひでー男なんだけど、この物語の中では十分魅力的なの。
欠点はいろいろあれど、「恋」できる相手なの。
この男を抱きしめ、この男の夢を、子どもを、守って生きていこうと思えるくらいの。
やっぱ秀吉を愛せないと、はじまらないよなー。
秀吉が愛すべき男だから、それだけでもたのしい。
たかちゃんファンとしては、かなり安心して見られると思う。
だって、男役時代と、違和感ないんだもんよ。
でかいよ茶々、でかいよ(笑)。
ときどき鴨居よりでかくてびびる(笑)。
秀吉よりでかく見えてびびる(笑)。
立ち居振る舞いもだが、なにより声が男役のままだ。
ふつーの声はがんばってたおやかにしているが、高ぶるとまんま男役。いつものたかこ。
男装してなくても、違和感なし。男装するとさらに、いつものたかこ。
そして、「茶々だしな。ベッドシーンと、出産シーンは、絶対あるよな」と、おびえていたんだが。
女になったたかちゃん、までは許容範囲だが、上記ふたつだけは、かなり抵抗ある。ぶっちゃけ、見たくない。
大丈夫。
どっちもなかった。
それどころか、キスシーンもなかった……(笑)。
すげーストイックに寄り添ったり抱きしめたり程度で、「儂の子を産んでくれ」(プロポーズの言葉)のわりに、性を感じさせる場面はナシ。
ただ、別々の布団に並んで寝ている場面は何度も出てくる(笑)。
豪華絢爛……を謳うわりに、女優陣はあまりキラキラしてない、いぶし銀オンパレード。つか、みんな年齢層高すぎないか……? もう少し若くてキラキラした子をそろえてもよかったんぢゃあ……? たかちゃんの年齢に合わせた?
ええ、ぶっちゃけたかちゃんもあまり美しくないし。舞台では誰より美しいと思っているが、スクリーンではびみょー。なんつーか、地味な、映えない顔立ちだなぁ。
ちゃんとしたエンタメ映画だったので、映画クオリティ的にはたかちゃんではなく、もっと美人のスクリーン向け女優使った方がよかったのでは? とか、思ってしまう。
でもわたしはたかちゃんファンだから、ふつーにおもしろい映画に、たかちゃんが主演として出てくれるのはうれしい。……一般人の反応はわからんが。
『茶々 天涯の貴妃』試写会行ってきました。
や、今日は午前午後とゆーひくんの『HOLLYWOOD LOVER』Wヘッダーして、それから『茶々 天涯の貴妃』試写会。宝塚から、大阪のリサイタルホールまで駆けつけましたよ。びんぼーなので阪急使って。梅田駅から20分でリサイタルホールまで踏破したぞ。帰宅ラッシュの波を逆走するのは消耗した……。(お金のある人は、宝塚からJRで北新地駅に行きましょう。もしくは西梅田から1駅だけ地下鉄に乗り、肥後橋駅で降りましょう)
なんのなんの、同じようにゆひバウWしたあと、『A-“R”ex』を観に行ったnanakoさん(しかもサバキ待ち)にはかないませんとも(笑)。
試写会告知時になんの予告もなかったけれど、試写会前の解説にて、「上映後に出演者の舞台挨拶があります」と言われ……出演者つったらふつー主演が来るじゃん? 以前同会場へ試写会見に来たとき、主演女優の長澤まさみちゃんとかも挨拶来てたし! リサイタルホールだから、舞台あるし! でもって、舞台があるからその分スクリーンが遠いので、前寄りの席に坐ってるしあたし! しかも、観劇帰りだからオペラグラス持ってるし!!
たかちゃんが来るってみんな知ってたのかなあ。そのわりにヅカファンらしき人は少なかった。
なにしろスポニチと競艇主催の試写会だからなあ……おじさん率おじーさん率高い。スポニチで試写会告知見たとき「この客層相手にこれだけの人数のご招待記事出しても、応募者少ないぞ? ハガキ出したら絶対当たるな」と思って1枚応募、当たる気満々行く気満々で予定を空けて当選通知を待っていた(笑)。
まさか、主演女優と監督の舞台挨拶付きだとは思ってなかった。
わーいわーい。
て、ゆーか。
はじめての、ナマたかちゃんなの。
あの日。
2006年7月2日。
美しい美しいたかちゃんを、東宝前で見送ってから、はじめての逢瀬。
コンサートもなにも、観てないし。FC入ってるわけじゃないから、イベントとか知らないし。
1年半ぶりに会うたかちゃんは……ええっと。
セミロングの茶髪に、黒のレギンスにピンヒール、黒のミニスカ……もしくはチュニックかな? 黒と茶でまとめているわりには「びみょー……」なファッション。
もちろん、並び立つ監督より背が高かった(笑)。
ありきたりな挨拶の他、テンション高い司会者さんがいろいろ話を振るんだが、たかちゃんの喋りは、ええっと、その。
相変わらず、アタマ悪そう……。
たかちゃん、変わってない。わーい。(←うれしいらしい・笑)
すぐに場がしーんとしてね。会話が続かなくてね。司会者の質問の意図を、ぜんぜん酌んでいない返答したりね。
いやあ、たかちゃんだわ。すっごくたかちゃんだわー(笑)。
場が冷めているのを察してか、司会者さんが「大阪出身の和央さん」としきりに水を向けているのに、大阪弁で話したりしないしね。地元ならではのこととか言わないしね。
そこはべったべたな大阪弁を披露するところだろう!! なにか地元ネタでも披露して「こんなに大阪人です」とアピールするところだろう!! と、じれじれした。
客席にいるほとんどは「誰この人?」状態の大阪のおっちゃんたちなんだから、「大阪の女の子」をアピールすれば親近感持ってもらえるのにー。
てゆーかこのトーク、台本ないんか……。
司会者がなにか言うたび、たかちゃんが詰まるのが気になった。
「タダだから見に来た」だけのおっちゃんおばちゃんたちに、たかちゃんのことを、好きになってもらいたい。好意を持ってもらいたい。
そう思いながら客席にいる身としては、はらはらし通しでした。や、わたしが気をもんでも仕方ないんだが。
男役時代のかっこいいたかちゃんは、そのままヅカファン以外の人にも「かっこいい」と思ってもらえる人だと思うから、服装も「かっこいい」系で来てくれた方がよかったかなぁ、とか。
しかしびみょーだ……あの服装、あの髪型(笑)。
や、トークがぐだぐだでも、服装ビミョンでも、とにかくたかちゃんに会えたのがうれしかった。
うれしかった。
もー、すげーうれしかった。
で、問題の映画『茶々 天涯の貴妃』は。
おもしろかった。
意外。
いやその。
ゆりちゃんの例を知っているからさ。
当時ものすげー人気で、ものすげー鳴り物入りで芸能界入りした天海祐希が、当初どんなへっぽこ映画でコケまくっていたか、刷り込まれているから。
『MISTY』とか、ひどかったなー……。ガラガラの映画館で、ツレとふたりぽつんと見たなー。わざわざポスカ付き前売り券とか買って、見に行ったんだよ、ヅカファンとして。
女優としては素人で、世間的知名度ゼロなヅカの男役をいきなり主役に使っての時代劇映画ときた。
こりゃ絶対つまんないぞ、と。
わざわざ史実無視の男装シーンまででっちあげての「ヅカファン動員」目当て。『千年の恋 ひかる源氏物語』くらいつまんなくてどーしよーもないものにちがいない。
と、思い込んでいたので。(つかオレ、天海の映画けっこー見てるんだ……女優・天海祐希は好きよん)
ふつうに、映画として、エンタメとしておもしろいので、おどろいた。
茶々という女性がどーゆー人で、どんな人生をたどったのかは、ふつーに知っている。……て、みんな知ってるよな?
信長の妹・お市の方の娘で、秀吉の側室で、秀頼の母で、淀殿で、大坂城で息子と共に果てる人。
原作は読んだことナイ。わたしの戦国時代知識は司馬遼太郎に偏っている。司馬遼の淀殿はあんましいいイメージないっす……。
その、よく知る女性の一代記を、エンタメとして気持ちよく再構築してくれた。
現代女性が感情移入できるカタチで。
秀吉@渡部篤郎がイイ。
かわいい。
秀吉は茶々よりはるかに年上の、権力尽くで彼女を手に入れる男なのだけど、設定だけ見るとひでー男なんだけど、この物語の中では十分魅力的なの。
欠点はいろいろあれど、「恋」できる相手なの。
この男を抱きしめ、この男の夢を、子どもを、守って生きていこうと思えるくらいの。
やっぱ秀吉を愛せないと、はじまらないよなー。
秀吉が愛すべき男だから、それだけでもたのしい。
たかちゃんファンとしては、かなり安心して見られると思う。
だって、男役時代と、違和感ないんだもんよ。
でかいよ茶々、でかいよ(笑)。
ときどき鴨居よりでかくてびびる(笑)。
秀吉よりでかく見えてびびる(笑)。
立ち居振る舞いもだが、なにより声が男役のままだ。
ふつーの声はがんばってたおやかにしているが、高ぶるとまんま男役。いつものたかこ。
男装してなくても、違和感なし。男装するとさらに、いつものたかこ。
そして、「茶々だしな。ベッドシーンと、出産シーンは、絶対あるよな」と、おびえていたんだが。
女になったたかちゃん、までは許容範囲だが、上記ふたつだけは、かなり抵抗ある。ぶっちゃけ、見たくない。
大丈夫。
どっちもなかった。
それどころか、キスシーンもなかった……(笑)。
すげーストイックに寄り添ったり抱きしめたり程度で、「儂の子を産んでくれ」(プロポーズの言葉)のわりに、性を感じさせる場面はナシ。
ただ、別々の布団に並んで寝ている場面は何度も出てくる(笑)。
豪華絢爛……を謳うわりに、女優陣はあまりキラキラしてない、いぶし銀オンパレード。つか、みんな年齢層高すぎないか……? もう少し若くてキラキラした子をそろえてもよかったんぢゃあ……? たかちゃんの年齢に合わせた?
ええ、ぶっちゃけたかちゃんもあまり美しくないし。舞台では誰より美しいと思っているが、スクリーンではびみょー。なんつーか、地味な、映えない顔立ちだなぁ。
ちゃんとしたエンタメ映画だったので、映画クオリティ的にはたかちゃんではなく、もっと美人のスクリーン向け女優使った方がよかったのでは? とか、思ってしまう。
でもわたしはたかちゃんファンだから、ふつーにおもしろい映画に、たかちゃんが主演として出てくれるのはうれしい。……一般人の反応はわからんが。
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