もしも『君を愛してる−Je t’aime−』の中で、誰でも好きなキャラクタになれるとしたら。

 セリメーヌ@さゆちゃんになりたい。

 アンジェリック@かおりちゃんと迷ったんだけどねー。
 クレアント@ヲヅキとラヴラヴって、うらやましすぎる、そんなのしあわせすぎる。
 でもいきなり妊婦はなぁ。
 やっぱ、恋人→求婚→結婚とフルコース味わいたいじゃん?

 でもってそもそもセリメーヌって、ジョルジュ@水、フィラント@キム、アルセスト@かなめと友だちなの? ふつーにみんな顔見知りってゆーかふつうなら仲良く過ごしてそうだったじゃん?
 それって美味しすぎる。ナニ、紅一点ってヤツ?
 イケメン・トリオはべらせてプリンセス気分味わえるの? うおー、考えただけでヨダレが……っ。

 で、この3人の中で、よりによってアルセストに惚れるわけで。
 愉快だよなー。

 ジョルジュ、フィラント、アルセスト、みんな劣らずイイ男で。
 アルセストがダメダメヘタレの分、他のふたりより落ちるのかもしれないけど、ヘタレなのがかわいいわけだから無問題。
 つか、ヘタレ上等、ヘタレてこそのアルセスト。
 この3人を並べた場合、わたしとしてはアルセストを選ぶことはないので(ジョルジュとフィラントで死ぬほど悩んで結局フィラントにオチてると思う・笑)、余計にアルセストとラヴラヴなセリメーヌになってみたいなーと思う。
 自分とかけ離れているとこがまたヨシ、みたいな。

 セリメーヌになって、アルセストに「アナタから告白してよ」ってもじもじして。
 そんでもって。

 ジョルジュにプロポーズするの(笑)。

 あああ……「私、アナタと結婚するわ」って、水しぇんに言ってみたい。

 水しぇんがドン引きしていよーが関係ない。堂々と「言える」ことにまずときめく。
 んでもって、水くんに抱かれてポーズ決めるのー。うっとりー。そこを通りかかったマルキーズ@となみににらまれるのー。うっとりー。

 ……って、水くんとチガウから、ジョルジュだから!!(笑)

 ここまででも十分オイシイのに。

 なに、あのステキ家族!!

 パパ@ヒロさん、ママン@いづるん、って、すごすぎ。

 わたしは一樹千尋氏のがものすげー好きだ。
 耳に心地よいベルベットな音色。
 彼が余裕ぶっこいた親父喋りで「日本男性は云々」とか語ってると、話の内容以前にその声にうっとり。
 やーん、もっと喋って〜〜。

 対するいづるんが、絵から抜け出たよーな浮世離れしたセレブ妻で。
 年齢不詳なのがイイよね。ママンらしい演技しているからそう見えるけど、黙って立ってたらいづるんとさゆちゃんが親子とか思えないじゃん?
 や、ファンタジーを具現する美女は年を取ってはイカンのだ(笑)。
 男は相応に老けても良いが、女はダメ。いつまでも、時代年代関係なく、若く美しいままでなきゃ。

 この『君愛』というファンタジーを象徴する夫婦だよね、ドビルバン夫妻。
 結婚20年、未だラヴラヴ、愛がすべてだと信じているステキ夫婦。

 目先の欲に飛びついたり貴族だからと連呼したりなんだりしているけれど、そーゆー俗な部分とは別に愛のファンタジーを信じている。具現している。
 俗や濁を背負いながらも、根っこにあるのはバカみたいに純で美しいもの。
 「夫婦は愛し合うモノ」だと、「愛は永遠」だと本気で陶然と歌う彼らだから、クライマックスでセリメーヌとアルセストの結婚を認めてしまうんだ。
 自分たちの思惑とチガウ結果になっても、それが愛ゆえならばと、笑ってシアワセになれてしまうんだ。

 あーもー、好きだなこの夫婦。

 このふたりの娘だから、セリメーヌがあーゆー女の子なんだよなー。
 あの夫婦の愛の誓いソングを、次はかなめくんとさゆちゃんが歌うんだと思うと、すげー愉快なんですが。
 や、歌うよね? 結婚したからには。
 ドビルバン夫妻とアルセスト&セリメーヌ夫婦で、Wで歌って暮らすんだよね?……アルセスト、似合いそうだ……(笑)。

 そんな夫婦生活が想像できるところも含め、セリメーヌになりたい。


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