やばい人たちの話など。@黎明の風
2008年2月9日 タカラヅカ 休憩時間、トイレの列に並んでいると、後ろの女の子たちがプログラムを開きながらテンション高く会話しているのが聞くともなしに聞こえてきた。
「ねーねー、タツミさん、やばくね?」
「やばいよねー、やばすぎー」
タツミって、らんとむじゃん?
え? らんとむナニやった? そんなにまずいことしてたっけ?
と、思わず耳ダンボ状態。
……うん、聞いてるうちに、わかった。
「やばい」ってのは、「かっこいい」とか「ステキ」って意味だ。
や、そんなふーに言う文化があるとか何年か前に聞きかじったよーな気はするが、あたしみたいなおばさんの周りでは使う人いないもんでよ……そーか、そーゆーもんなのか。
辰美@らんとむって、「やばい」んだー……。そっかー。
その女の子たちは「何々役の俳優さん」と呼びつつ、プログラムをめくっては興奮した声を上げる。……俳優さん、かぁ。なんて新鮮な響き。
タニちゃんの舞台化粧姿でも、巻末のトドロキの素顔にも「やばい」を連発していた(笑)。
やー、宙組みんな素顔も舞台も美しい人ばっかだからねえ。そりゃあ、どっちを向いても「やばい」ってことになるだろう(笑)。
宙組公演『黎明の風』。
実際、辰美@らんとむさんは、やばかったです。
−−おばさんなんで、女の子たちの表現を真似てみる……が、やっぱわたしが使ってもイタいだけなんで、ふつーに書く(笑)。−−
辰美@らんとむさんは、かっこよかったです。
日本軍の軍服か、スーツ姿。
らんとむってほんと、理想的な「男性」の体型をしてるよなー。
男装の麗人じゃなくて、「美しい男性」のシルエット。現実にはそうそういない(日本人男性ではありえない)、美しい体格。
肩幅と胸回り、腰の位置。スマートだけど逞しい、頼もしいライン。
その嘘くさくない、リアルさや、ある意味生々しさのある体型が、実に魅力的だ。
でもって、濃い。
顔立ちがガイジンさんばりに目鼻立ちくっきり濃い、つーこと以前に。
芸風が、濃い。
なんか演技が浪花節……。
なにがどうじゃないけど、なんか独特で、どっか恥ずかしい感じが……ときめく(笑)。
らんとむって「耐える」キャラ似合うよなー。握りしめた拳がふるふるしている系っていうか、男泣き系っていうか。そそるよなー(笑)。
なんか組子の出番は多いんだか少ないんだか、ちょっと判断に困る感じの舞台だった。
石田作品のよいところは役が多いこと。下級生までなにかしら役が付き、どさくさにまぎれて台詞言ってたりすること。
でも今回は前作の『維新回天・竜馬伝!』ほど役が多いとか下級生に出番がある、という印象がなかった。
日本チームとアメリカチームがいつもぞろりと複数人で出てきて、でも結局喋るのは真ん中の人たちだけで、あとはずっと1列横隊で突っ立っている、という感じ。
七帆くんですら印象が薄い……よく出てきてたけど、結局立ってるだけかー、てな。前回大活躍だったから、ソレを期待しちゃったせいかもしんないが。
とゆーなら、みっちゃんも印象薄かった……。
アメリカチームで、マッカーサー@タニちゃんの会話役、独り言ではマズイから「合いの手」「解説」を入れる人が必要、というだけのよーな役。
物語中心に見ているだけだったので、大佐@みっちゃんがどんな人なのか意識にのぼることもなかった。
白洲次郎@トドロキの土下座に対しての「解説」は、ドラマティックだったけれど……その前後が薄すぎて……。
「役」があるのが、吉田茂@汝鳥さん、次郎、マッカーサー、辰美まで? 女子はいなくてもいい程度だったし(ヒロインの正子@たっちんより、マッカーサーの妻@まちゃみの方が役としては意味があったよーな)、残りの男たちはヨコ1列で一言ずつ喋るだけ?
まだ「キャラ」があった嫌日の米兵@ともち、東京ローズ@まいらちゃんの方がいいのかなぁ。
なんか脇キャラがモブ化していたよーな気がした。
や、あくまで初見、ざーっと見た程度の感想にすぎんが。
きっとリピートしていけば、各キャラの性格とかはわかってくるんだろう。ヅカはリピートが基本、台詞なくても役がなくても、とにかく板にさえ載ってりゃそれぞれがなにかしら役をふくらませて「見せて」くれるもの。
きっと宙組メンバーも、これからどんどん舞台を盛り上げていくんだろう。
音乃いづみちゃんがすげーパンチの効いた歌声を披露してくれたのがうれしい。
きれーなソプラノだけでなく、こーゆーのもアリなのかぁ。
「東京ブギウギ」に「カンカン娘」……某花組ショーの記憶が強いのだが(笑)いづみちゃんはじめキュートな女の子たちに元気いっぱいに歌われると、すごく気持ちいいっす。
全体通して見て、ヒロインってじつは吉田茂@汝鳥伶? てとこが、いいのか悪いのか……。
役の比重が、次郎>吉田>>>マッカーサーだもんよ……。
そんならいっそ、次郎@タニ、吉田@トドでもよかったんじゃあ? とか、思ってしまうのことよ。や、汝鳥さんすばらしかったっすが。
やー、新公がたのしみですな。
みーちゃんが吉田役って(笑)。
あちこち泣いたのも本当だけど、作品として苦手感があるのも本当。
トドは好きだし、タニちゃんが今回マジに芝居がよくてかっこよくて、汝鳥さん、まりえった等彼らの芝居は見応えがあるんだが。
困ったな、というがいちばんの感想かも。
あーもー、架空世界の物語なら、純粋にたのしめたのにー。このあたりの話、苦手なのよぉ。
らんとむ萌えがもっとわたし的に盛り上がってくれたら、さらに楽しめそうではあるが(笑)。
なにしろらんとむさん、すっげーやばいから。ほんと。
「ねーねー、タツミさん、やばくね?」
「やばいよねー、やばすぎー」
タツミって、らんとむじゃん?
え? らんとむナニやった? そんなにまずいことしてたっけ?
と、思わず耳ダンボ状態。
……うん、聞いてるうちに、わかった。
「やばい」ってのは、「かっこいい」とか「ステキ」って意味だ。
や、そんなふーに言う文化があるとか何年か前に聞きかじったよーな気はするが、あたしみたいなおばさんの周りでは使う人いないもんでよ……そーか、そーゆーもんなのか。
辰美@らんとむって、「やばい」んだー……。そっかー。
その女の子たちは「何々役の俳優さん」と呼びつつ、プログラムをめくっては興奮した声を上げる。……俳優さん、かぁ。なんて新鮮な響き。
タニちゃんの舞台化粧姿でも、巻末のトドロキの素顔にも「やばい」を連発していた(笑)。
やー、宙組みんな素顔も舞台も美しい人ばっかだからねえ。そりゃあ、どっちを向いても「やばい」ってことになるだろう(笑)。
宙組公演『黎明の風』。
実際、辰美@らんとむさんは、やばかったです。
−−おばさんなんで、女の子たちの表現を真似てみる……が、やっぱわたしが使ってもイタいだけなんで、ふつーに書く(笑)。−−
辰美@らんとむさんは、かっこよかったです。
日本軍の軍服か、スーツ姿。
らんとむってほんと、理想的な「男性」の体型をしてるよなー。
男装の麗人じゃなくて、「美しい男性」のシルエット。現実にはそうそういない(日本人男性ではありえない)、美しい体格。
肩幅と胸回り、腰の位置。スマートだけど逞しい、頼もしいライン。
その嘘くさくない、リアルさや、ある意味生々しさのある体型が、実に魅力的だ。
でもって、濃い。
顔立ちがガイジンさんばりに目鼻立ちくっきり濃い、つーこと以前に。
芸風が、濃い。
なんか演技が浪花節……。
なにがどうじゃないけど、なんか独特で、どっか恥ずかしい感じが……ときめく(笑)。
らんとむって「耐える」キャラ似合うよなー。握りしめた拳がふるふるしている系っていうか、男泣き系っていうか。そそるよなー(笑)。
なんか組子の出番は多いんだか少ないんだか、ちょっと判断に困る感じの舞台だった。
石田作品のよいところは役が多いこと。下級生までなにかしら役が付き、どさくさにまぎれて台詞言ってたりすること。
でも今回は前作の『維新回天・竜馬伝!』ほど役が多いとか下級生に出番がある、という印象がなかった。
日本チームとアメリカチームがいつもぞろりと複数人で出てきて、でも結局喋るのは真ん中の人たちだけで、あとはずっと1列横隊で突っ立っている、という感じ。
七帆くんですら印象が薄い……よく出てきてたけど、結局立ってるだけかー、てな。前回大活躍だったから、ソレを期待しちゃったせいかもしんないが。
とゆーなら、みっちゃんも印象薄かった……。
アメリカチームで、マッカーサー@タニちゃんの会話役、独り言ではマズイから「合いの手」「解説」を入れる人が必要、というだけのよーな役。
物語中心に見ているだけだったので、大佐@みっちゃんがどんな人なのか意識にのぼることもなかった。
白洲次郎@トドロキの土下座に対しての「解説」は、ドラマティックだったけれど……その前後が薄すぎて……。
「役」があるのが、吉田茂@汝鳥さん、次郎、マッカーサー、辰美まで? 女子はいなくてもいい程度だったし(ヒロインの正子@たっちんより、マッカーサーの妻@まちゃみの方が役としては意味があったよーな)、残りの男たちはヨコ1列で一言ずつ喋るだけ?
まだ「キャラ」があった嫌日の米兵@ともち、東京ローズ@まいらちゃんの方がいいのかなぁ。
なんか脇キャラがモブ化していたよーな気がした。
や、あくまで初見、ざーっと見た程度の感想にすぎんが。
きっとリピートしていけば、各キャラの性格とかはわかってくるんだろう。ヅカはリピートが基本、台詞なくても役がなくても、とにかく板にさえ載ってりゃそれぞれがなにかしら役をふくらませて「見せて」くれるもの。
きっと宙組メンバーも、これからどんどん舞台を盛り上げていくんだろう。
音乃いづみちゃんがすげーパンチの効いた歌声を披露してくれたのがうれしい。
きれーなソプラノだけでなく、こーゆーのもアリなのかぁ。
「東京ブギウギ」に「カンカン娘」……某花組ショーの記憶が強いのだが(笑)いづみちゃんはじめキュートな女の子たちに元気いっぱいに歌われると、すごく気持ちいいっす。
全体通して見て、ヒロインってじつは吉田茂@汝鳥伶? てとこが、いいのか悪いのか……。
役の比重が、次郎>吉田>>>マッカーサーだもんよ……。
そんならいっそ、次郎@タニ、吉田@トドでもよかったんじゃあ? とか、思ってしまうのことよ。や、汝鳥さんすばらしかったっすが。
やー、新公がたのしみですな。
みーちゃんが吉田役って(笑)。
あちこち泣いたのも本当だけど、作品として苦手感があるのも本当。
トドは好きだし、タニちゃんが今回マジに芝居がよくてかっこよくて、汝鳥さん、まりえった等彼らの芝居は見応えがあるんだが。
困ったな、というがいちばんの感想かも。
あーもー、架空世界の物語なら、純粋にたのしめたのにー。このあたりの話、苦手なのよぉ。
らんとむ萌えがもっとわたし的に盛り上がってくれたら、さらに楽しめそうではあるが(笑)。
なにしろらんとむさん、すっげーやばいから。ほんと。
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