困惑ゆえに、無口になった。
2008年1月31日 タカラヅカ 勉強が必要なことは、わかっている。
誰だって最初から読み書きが出来るワケじゃない。
小学校の頃はもちろん、「あいうえお」から勉強させられたさ。や、たしか幼稚園でひらがなの読み書きその他の基本の基本勉強は終わっているはずだけど、わたしの通った小学校では、1年生で「あいうえお」から再スタートだった。なんでかは知らん。
そうやって勉強するのが当然なのはわかっている。
でも。
わたしには、「かきとりれんしゅう あいうえお」という、ひらがなのテキストブック見せられても、「あ あ あ あ あ」「い い い い い」って書いてあるだけなので、たのしめない。
最初のページのひらがなはすごーくヘタだけど、最後のページはそれなりにうまくなっている……としても、それはひらがな50音でしかないわけで。
必要なことも、努力もわかる。でもこれ、ただの50音書き取りブックでしかないわけで。
読んでも、たのしくない。
もっともコレが、我が子の書いた「あ い う え お」だったら、それだけで愛しくてうれしくて、何度眺めてもあきないかな。
じゃあ、「かきとりれんしゅう あいうえお」を丸1冊眺めて、そこに意義も喜びも快感もカタルシスも、なにも感じられなかったのは、わたしに愛が足りないってことだろう。
ただ、つまらなかった。
小説を読むつもりでページをめくっちゃったもんだから、つたない字で「あ あ あ あ あ」「い い い い い」って書いてあるだけだから、びっくりしちゃったんだ。
や、つたないことはわかっていたの。字を書きはじめたばかりの子が書いたものだって知っていたし。
字がうまくないのは想定内。ただ、「あいうえお」ではなく、「小説」をテキストにして、文字の練習をしていると思っていたの。
字が汚くて読みにくいとしても、小説だからたのしむことはできるかな、って。
そしたら、まったくちがってた。
あうー。
すごく、こまっちゃったよ。
「字がうまくない」ことと、「あいうえお」しか書いてないことは別問題だもん。
「字がうまくない」ならせめて、写している文章は「おもしろい小説」にしてくれよ。
だってこの「かきとりれんしゅう あいうえお」を眺めるには、4500円必要なんだよ?
や、どーせあたしはプロパー払ってないけど、それにしてもびっくりしたのよ、「内容」に。
繰り返すが、字が下手なのはいいのよ。まだ書きはじめたばかりの子だって知ってるから。それはもう納得の上でその子が書く文字が見たかったんだから。
なんで「あいうえお」なの? 字が下手ならせめて、内容をおもしろいモノにしてよぅ。しくしくしく。
でさ、こまったことにこの「かきとりれんしゅう あいうえお」は上巻だったの。下巻があるのよ!!
どうしよう。
「あ あ あ あ あ」「い い い い い」をもう1冊読むの? ちなみに定価は4500円。
全10巻、上下巻×5タイトルのシリーズものなのよ。
わたし、全巻読むつもり満々でまず1巻を手に取ったんだけど……。
途方に暮れました。
小説が読みたい……。
50音じゃ、つまんない……。
下巻読むの、やめようかな……。
2巻はとばして、3巻を読むことにしようか。3巻は別の話の上巻だから、「かきとりれんしゅう あいうえお」じゃないし。たぶん、小説のはずだし。同じぐらい下手な字だとしても、そっちの方が絶対たのしめる。
わたしに愛が足りないのがいけないんだわ。
たとえ「かきとりれんしゅう あいうえお」でも感動できるほど、字を書いた子を愛していればよかったんだ。
下巻を書いた子のこともそれくらい愛していれば、なんの問題もないのに……。
内容のない文字の羅列をたのしめるほど、わたし、愛してない……。
うおお、敗北感。
それにしても、どうして1巻目からこんなことになってるんだろう?
おもしろい小説だったら、多少の字の下手さなんか気にならないのに。
それに、本当のところ、あの子に字の練習をさせたいわけじゃないんでしょう? 「本の読み方」「小説の愉しみ方」とかをおぼえるためにも、書き取りをさせるはずだったんでしょう?
なんで1巻と2巻は50音の書き取りなんだろう。3巻以降は別の子が書き取りをするんで、1巻と2巻の子は50音しかやらせてもらってないぞ?
わけわかんねえや。
ほんと、なにがどうというより、困った。
コレ見せられてもわたし、こまる……。
……とゆーのが、『ホフマン物語』初見の感想です。
誰だって最初から読み書きが出来るワケじゃない。
小学校の頃はもちろん、「あいうえお」から勉強させられたさ。や、たしか幼稚園でひらがなの読み書きその他の基本の基本勉強は終わっているはずだけど、わたしの通った小学校では、1年生で「あいうえお」から再スタートだった。なんでかは知らん。
そうやって勉強するのが当然なのはわかっている。
でも。
わたしには、「かきとりれんしゅう あいうえお」という、ひらがなのテキストブック見せられても、「あ あ あ あ あ」「い い い い い」って書いてあるだけなので、たのしめない。
最初のページのひらがなはすごーくヘタだけど、最後のページはそれなりにうまくなっている……としても、それはひらがな50音でしかないわけで。
必要なことも、努力もわかる。でもこれ、ただの50音書き取りブックでしかないわけで。
読んでも、たのしくない。
もっともコレが、我が子の書いた「あ い う え お」だったら、それだけで愛しくてうれしくて、何度眺めてもあきないかな。
じゃあ、「かきとりれんしゅう あいうえお」を丸1冊眺めて、そこに意義も喜びも快感もカタルシスも、なにも感じられなかったのは、わたしに愛が足りないってことだろう。
ただ、つまらなかった。
小説を読むつもりでページをめくっちゃったもんだから、つたない字で「あ あ あ あ あ」「い い い い い」って書いてあるだけだから、びっくりしちゃったんだ。
や、つたないことはわかっていたの。字を書きはじめたばかりの子が書いたものだって知っていたし。
字がうまくないのは想定内。ただ、「あいうえお」ではなく、「小説」をテキストにして、文字の練習をしていると思っていたの。
字が汚くて読みにくいとしても、小説だからたのしむことはできるかな、って。
そしたら、まったくちがってた。
あうー。
すごく、こまっちゃったよ。
「字がうまくない」ことと、「あいうえお」しか書いてないことは別問題だもん。
「字がうまくない」ならせめて、写している文章は「おもしろい小説」にしてくれよ。
だってこの「かきとりれんしゅう あいうえお」を眺めるには、4500円必要なんだよ?
や、どーせあたしはプロパー払ってないけど、それにしてもびっくりしたのよ、「内容」に。
繰り返すが、字が下手なのはいいのよ。まだ書きはじめたばかりの子だって知ってるから。それはもう納得の上でその子が書く文字が見たかったんだから。
なんで「あいうえお」なの? 字が下手ならせめて、内容をおもしろいモノにしてよぅ。しくしくしく。
でさ、こまったことにこの「かきとりれんしゅう あいうえお」は上巻だったの。下巻があるのよ!!
どうしよう。
「あ あ あ あ あ」「い い い い い」をもう1冊読むの? ちなみに定価は4500円。
全10巻、上下巻×5タイトルのシリーズものなのよ。
わたし、全巻読むつもり満々でまず1巻を手に取ったんだけど……。
途方に暮れました。
小説が読みたい……。
50音じゃ、つまんない……。
下巻読むの、やめようかな……。
2巻はとばして、3巻を読むことにしようか。3巻は別の話の上巻だから、「かきとりれんしゅう あいうえお」じゃないし。たぶん、小説のはずだし。同じぐらい下手な字だとしても、そっちの方が絶対たのしめる。
わたしに愛が足りないのがいけないんだわ。
たとえ「かきとりれんしゅう あいうえお」でも感動できるほど、字を書いた子を愛していればよかったんだ。
下巻を書いた子のこともそれくらい愛していれば、なんの問題もないのに……。
内容のない文字の羅列をたのしめるほど、わたし、愛してない……。
うおお、敗北感。
それにしても、どうして1巻目からこんなことになってるんだろう?
おもしろい小説だったら、多少の字の下手さなんか気にならないのに。
それに、本当のところ、あの子に字の練習をさせたいわけじゃないんでしょう? 「本の読み方」「小説の愉しみ方」とかをおぼえるためにも、書き取りをさせるはずだったんでしょう?
なんで1巻と2巻は50音の書き取りなんだろう。3巻以降は別の子が書き取りをするんで、1巻と2巻の子は50音しかやらせてもらってないぞ?
わけわかんねえや。
ほんと、なにがどうというより、困った。
コレ見せられてもわたし、こまる……。
……とゆーのが、『ホフマン物語』初見の感想です。
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