困惑ゆえに、少しだけ語る。@ホフマン物語
2008年2月1日 タカラヅカ 月組WS『ホフマン物語』の感想を、簡単に記しておきます。
わたしが観たのは、みりおくん主演のAバージョンと、もりえくん主演の楽。ええ、結局両方観ました。
みりおくんは、とにかくかわいかったっす。
理想の美少年がここにいる。大仰なフリルびらびらキンキラのコスチュームが栄える栄える。
なんて綺麗な男のコ。これぞタカラヅカの醍醐味。現実にはあり得ないファンタジーな存在。
破綻ない実力で、一生懸命丁寧に演じている。
ホフマン役のときはかなりテンパっていたように見えたけど、ニクラウス役はナチュラルに見えた。
いいなあ、この子。
成長を見守りたい。
ただ、ふたつの役の演じ方自体はそれほど差異が感じられなかったし、ニクラウスはともかく、ホフマンはどーゆー人なのかわたしにはあまり伝わってこなかった。
あと、どちらの役も大人の男には見えなかったが……もともと少年の役なのかもしれないから、いいのか。(原作とか設定とか知らないっす)
もりえくんは、ほんとスタイル美しいよなー。
悪魔役のときに、それを痛感した。
でも、ホフマン役の方が好き。なにがうまい人だとか、とくに思ったことはないんだが、ほっこりあたたかくなるよーな演技をする。
あー、アイシテルんだなあ、と感じられるときが、ふっとやってくるので油断がならない(笑)。いつも同じテンションならこっちも構えられるけど、ときどきなんかツボにハマるから(笑)。
こーゆー制約だらけの作品より、もっと現代的ででろでろに甘いラヴ・ストーリーが観たいなー。
あ、もりえくんは「いい人」役で。白い役がハマる持ち味の人だと思う。
あとは……お化粧がんばってくれ……。
あ、でもスカステの『ミル!シル!のえる』のもりえくんは、美人さんでした。舞台でもあれくらいきれいなら……あうう。
マギーは悪魔がいちばん。
恋敵役のときはまだいいんだけど、それ以外のいろーんな役をやっているときは、いまいち空気読んでないというか、悪目立ち気味というか。あー、そもそもそういう役だったのかなぁ。でも同じ役を青葉みちるちゃんがやっているときは、そんな役には感じなかったしなぁ。
でも、その微妙に浮いてる感が好きだったりする(どっちだよヲイ・笑)。あー、マギー見た〜〜、ってキモチになるから。
悪魔はもっとすごいことになるかと思っていたけど、わりにふつうで、そっちにびっくり。ホフマン食っちゃうくらい、やりすぎてくれてもよかったんだけど。ちゃんとホフマンが、もりえが主役だった。
ねねちゃんはほんと、かわいかったっす。
初見時はAバージョンだったんで、彼女の役はオランピアだけだったんだけど、もりえくん楽に見たときは、ヒロイン3役全部ひとりでやってたんで、さあ大変。
……みりおくん、もりえくんのためのWSというよりは、ねねちゃんを鍛えるためのWSだった印象。そんな急激に育てなきゃいかんのか?? 劇団のやることは、よくわからん……。
がんばれ、ねねちゃん。あでやかで華やかな、大輪の華。見るたびに輝きと美貌が増している気がして、たのしみっす。
青葉みちるちゃんが、ほんとうまかった。
初見時は悪の華、ジュリエッタ役。やー、ヒロイン3人目にして、ほんとに歌のうまい人が現れて、どれだけほっとしたか(笑)。
脇に回ったもりえくん主演時も、うまくてきれいで、いい仕事してました。
悪魔の手下役、物言わぬダンサーふたり、流輝一斗くんと麗百愛ちゃんが麗しかったっす。
百愛ちゃんはほんと、踊っているときは絶世の美少女だなー。『ハロダン』のときより、お化粧もうまくなっていたと思う。
みりおくん主演版を観たときに、「落ち着きの悪いキャスティングだな」と思ったところが全部、もりえくん主演版で解決していた。
ホフマン@もりえ、悪魔@マギー、ニクラウス@みりお、ヒロイン@ねねちゃん(わたしはヒロイン3役とも同一人物が演じるのが正しいと思う、この作品)というのが、やっぱベストだと思った。技術だけでなく、持ち味も含め。
そして、勉強とか冒険とかいうならば、もりえ主演版の悪魔役を、みりおくんで見たかったよ。
ニクラウスや女神は、今までのみりおくんで、なんとかなる。歌や台詞などの技術的な面の勉強が主、というだけ。
いっそ引き出しにない、持ち味と逆の役をさせてみてほしかった。
出演者はがんばっていたし、もりえくんの楽では挨拶でもらい泣きもした。
退団者も組替え者も、これからもがんばれ、しあわせになれ。……と、心から祈るし、月組若手くんたちの未来にもエールを送る。
が、「作品」には疑問だらけだ。
「お勉強」が目的のWSだということは、わかるけど。それにしても。
若手WSで役替わり数パターンありと一見意欲的に見えるが、何役も務めるのはメインの人たちだけで、脇の下級生はモブばかり。足りていないひよっこたちにまで全員になにかしら見せ場を作ってあげる、バウでの谷せんせらしくない作劇。
なんでこんなことになってるんだろう?
わたしが観たのは、みりおくん主演のAバージョンと、もりえくん主演の楽。ええ、結局両方観ました。
みりおくんは、とにかくかわいかったっす。
理想の美少年がここにいる。大仰なフリルびらびらキンキラのコスチュームが栄える栄える。
なんて綺麗な男のコ。これぞタカラヅカの醍醐味。現実にはあり得ないファンタジーな存在。
破綻ない実力で、一生懸命丁寧に演じている。
ホフマン役のときはかなりテンパっていたように見えたけど、ニクラウス役はナチュラルに見えた。
いいなあ、この子。
成長を見守りたい。
ただ、ふたつの役の演じ方自体はそれほど差異が感じられなかったし、ニクラウスはともかく、ホフマンはどーゆー人なのかわたしにはあまり伝わってこなかった。
あと、どちらの役も大人の男には見えなかったが……もともと少年の役なのかもしれないから、いいのか。(原作とか設定とか知らないっす)
もりえくんは、ほんとスタイル美しいよなー。
悪魔役のときに、それを痛感した。
でも、ホフマン役の方が好き。なにがうまい人だとか、とくに思ったことはないんだが、ほっこりあたたかくなるよーな演技をする。
あー、アイシテルんだなあ、と感じられるときが、ふっとやってくるので油断がならない(笑)。いつも同じテンションならこっちも構えられるけど、ときどきなんかツボにハマるから(笑)。
こーゆー制約だらけの作品より、もっと現代的ででろでろに甘いラヴ・ストーリーが観たいなー。
あ、もりえくんは「いい人」役で。白い役がハマる持ち味の人だと思う。
あとは……お化粧がんばってくれ……。
あ、でもスカステの『ミル!シル!のえる』のもりえくんは、美人さんでした。舞台でもあれくらいきれいなら……あうう。
マギーは悪魔がいちばん。
恋敵役のときはまだいいんだけど、それ以外のいろーんな役をやっているときは、いまいち空気読んでないというか、悪目立ち気味というか。あー、そもそもそういう役だったのかなぁ。でも同じ役を青葉みちるちゃんがやっているときは、そんな役には感じなかったしなぁ。
でも、その微妙に浮いてる感が好きだったりする(どっちだよヲイ・笑)。あー、マギー見た〜〜、ってキモチになるから。
悪魔はもっとすごいことになるかと思っていたけど、わりにふつうで、そっちにびっくり。ホフマン食っちゃうくらい、やりすぎてくれてもよかったんだけど。ちゃんとホフマンが、もりえが主役だった。
ねねちゃんはほんと、かわいかったっす。
初見時はAバージョンだったんで、彼女の役はオランピアだけだったんだけど、もりえくん楽に見たときは、ヒロイン3役全部ひとりでやってたんで、さあ大変。
……みりおくん、もりえくんのためのWSというよりは、ねねちゃんを鍛えるためのWSだった印象。そんな急激に育てなきゃいかんのか?? 劇団のやることは、よくわからん……。
がんばれ、ねねちゃん。あでやかで華やかな、大輪の華。見るたびに輝きと美貌が増している気がして、たのしみっす。
青葉みちるちゃんが、ほんとうまかった。
初見時は悪の華、ジュリエッタ役。やー、ヒロイン3人目にして、ほんとに歌のうまい人が現れて、どれだけほっとしたか(笑)。
脇に回ったもりえくん主演時も、うまくてきれいで、いい仕事してました。
悪魔の手下役、物言わぬダンサーふたり、流輝一斗くんと麗百愛ちゃんが麗しかったっす。
百愛ちゃんはほんと、踊っているときは絶世の美少女だなー。『ハロダン』のときより、お化粧もうまくなっていたと思う。
みりおくん主演版を観たときに、「落ち着きの悪いキャスティングだな」と思ったところが全部、もりえくん主演版で解決していた。
ホフマン@もりえ、悪魔@マギー、ニクラウス@みりお、ヒロイン@ねねちゃん(わたしはヒロイン3役とも同一人物が演じるのが正しいと思う、この作品)というのが、やっぱベストだと思った。技術だけでなく、持ち味も含め。
そして、勉強とか冒険とかいうならば、もりえ主演版の悪魔役を、みりおくんで見たかったよ。
ニクラウスや女神は、今までのみりおくんで、なんとかなる。歌や台詞などの技術的な面の勉強が主、というだけ。
いっそ引き出しにない、持ち味と逆の役をさせてみてほしかった。
出演者はがんばっていたし、もりえくんの楽では挨拶でもらい泣きもした。
退団者も組替え者も、これからもがんばれ、しあわせになれ。……と、心から祈るし、月組若手くんたちの未来にもエールを送る。
が、「作品」には疑問だらけだ。
「お勉強」が目的のWSだということは、わかるけど。それにしても。
若手WSで役替わり数パターンありと一見意欲的に見えるが、何役も務めるのはメインの人たちだけで、脇の下級生はモブばかり。足りていないひよっこたちにまで全員になにかしら見せ場を作ってあげる、バウでの谷せんせらしくない作劇。
なんでこんなことになってるんだろう?
コメント