がんばれルシル・1。@メランコリック・ジゴロ
2008年2月13日 タカラヅカ「なんでこんな男と結婚したんだろう……」
時々むしょーに、自問自答したくなる。
やりきれないキモチになる。
ルシルの夫、バロットはあまりに単細胞バカだった。
バカとかわいいは表裏一体。
ウザい反面、かわいいのもたしか。
だから大抵の場合、バロットがバカなことを言ってもしても、叱りとばしてツッコミ入れてなんとか受け止め、受け入れてきたのだが。
時々むしょーに、自問自答したくなるのだ。
やりきれないキモチになるのだ。
「フォンダリの頬の傷って、どうして付いたの? アンタ知ってるんでしょ?」
ルシルの何気ない問いに、バロットは大真面目に答えた。
「ああ、知っているとも。親父の頬の傷は、美しすぎるせいだ」
「…………え?」
「親父は、美人過ぎる。顔に傷でもなければバランスが取れない。だから、傷があるんだ」
バロットは真剣そのものに言い切った。ルシルの目を真っ直ぐに見て。
「…………え?」
もう一度、ルシルが言うと、バロットは聞こえなかったせいだと思ったらしい。
大きな声で、さらに言った。
「親父があまりに美しいから、傷が必要なんだ。でないと世の中の女たちが可哀想だろう。40男の方が美しいんじゃあ」
「…………念のために聞くけど、ソレ、本気で言ってる?」
ルシルがにっこり笑って言うと、バロットも笑った。
「もちろん! だって親父自身がそう言ったんだ、オレがガキの頃」
ええ、得意そうに。満面の笑顔で、胸を張って。
そして再び真剣な顔になり、この世の真理を告げる賢者のように、重々しく言い切った。
「親父は、美人だ」
「なんでこんな男と結婚したんだろう……」
自分の人生に、選択に、むしょーに、疑問を持つ一瞬。
やりきれないキモチになる一瞬。
ルシルは、盛大に溜息をつく。
がんばれルシル。
負けるなルシル。
ファザコン夫にめげるな、美人過ぎる舅にも負けるな。
☆
つーことで、フォンダリ萌え。
ええっ、このタイトルで、この導入で、フォンダリ話なの?! ……うん、まあ、なんか。ルシルの話は「がんばれルシル・2。」で書く予定ですから!(連載前提?!)
『メランコリック・ジゴロ』、フォンダリ@みわっちが、すげーかっこいいっす。
や、ただかっこいいだけならべつに、そんなにツボらない(笑)。めっちゃ、胡散臭いのっ!!
黒尽くめ、アヤしいの一言の黒のロングコート、黒のテンガロンハット、でもって黒メガネ(サングラス、よりこっちの響きが合う・笑)、黒の長髪。頬と手の傷。
変。変なのに、かっこいい。や、もともとみわさんだからなにやったって美しいんだけど。美形なんだけど。
それにしても、美しい人が大真面目にやる白髪まじりのおっさん役で、なんでこんなに、オモロでステキなヒトになるんだろう。
わたしはバロットとフォンダリは血のつながりは、実はないと勝手に思ってますが。や、だってぜんぜん似てないし。親子だからどうこうってエピソードもないし、つか、フォンダリもバロットもキャラきつすぎて、親子とか子育てとか生活とか、ぜんぜんピンと来ないし。
実は、親子じゃない。
……って、バロットはそんなこと知らないし、フォンダリに至っては忘れてると思う(笑)。
青年フォンダリが、幼児バロットをさらう話とか書きたいなあ(笑)。成り行きでさらって、そのまま親子に。バロットはバカだからおぼえてなくて、フォンダリは細かいことキニシナイから、忘れてる。
いいなあソレ、偽親子モノ、萌えるわ〜〜。
とか、勝手にイロイロ(笑)。
べつにほんとに親子でも、萌えはぁとが衰えるわけではありません。
とにかくバロットは攻に育ってもらわなきゃね。……や、深い意味はありませんよ、ええ。
まあふつーに萌える(?)なら、ノルベール@さおたさんとの関係を突き詰めて考えたいところです。
フォンダリがノルベールを「あんた」と呼ぶところが、実はふるえるくらい萌えです。
フォンダリはノルベールに「裏切られた」と思ってたんだよね……。16年間、探し続けてたんだよね……。
多くは語らない、男たちの濃ゆい物語がありそーで、さすが正塚! って感じっす。ハァハァ。
カティア@もえりちゃんとのディ〜〜プな大人のカンケイも、大変ツボです。
いい男には、いい女が似合う。
突然別物語! てな具合にはじまる、ふたりの会話と世界がイイ。
ここもまた、説明台詞はないのに、や、ないからこそ、会話の断片だけで彼らの「物語」を想像させてくれてたのしい。
ところでフォンダリさん、人は殺してないの?
なんか「すぐに出てくる」みたいな雰囲気で捕まるからさー。や、「すぐに」が「何年」であっても、極刑はないこと前提みたいだから。
てっきりコロシもやってる悪い人だと思ってたんだけど。……だからこそ、16年前の「分け前」を手に人生変えようとしていたわけで。
ダニエルをカフェで殺さないと言ったのは、ポーズと脅しだろうし、余罪は山ほどありそうな人なんだが。
ま、ファンタジーだから、「誰も殺さない悪役」はアリだろうけど。
みわさんがあまりにかっこいいから、とことんダークもいいよなぁ、と。
そう。
とことんダークでシリアスでハード。ソレもアリじゃないですか、フォンダリ氏。
てゆーか。
フォンダリ一家でスピンオフ希望。
ハードボイルドがいいです、正塚先生。
バウホールでみわさん主演で、まっつといちかも一緒に。
親子の話も、バロットとルシルの出会いの話も、そこでちゃんと描いて下さいよ。
観たいよ観たいよ、フォンダリ一家物語。(こう書くと、なんか牧歌的な響き……)
わたし、フォンダリさん主役でならイロイロ書けるわ!!(や、オマエが書いても意味ないって)
時々むしょーに、自問自答したくなる。
やりきれないキモチになる。
ルシルの夫、バロットはあまりに単細胞バカだった。
バカとかわいいは表裏一体。
ウザい反面、かわいいのもたしか。
だから大抵の場合、バロットがバカなことを言ってもしても、叱りとばしてツッコミ入れてなんとか受け止め、受け入れてきたのだが。
時々むしょーに、自問自答したくなるのだ。
やりきれないキモチになるのだ。
「フォンダリの頬の傷って、どうして付いたの? アンタ知ってるんでしょ?」
ルシルの何気ない問いに、バロットは大真面目に答えた。
「ああ、知っているとも。親父の頬の傷は、美しすぎるせいだ」
「…………え?」
「親父は、美人過ぎる。顔に傷でもなければバランスが取れない。だから、傷があるんだ」
バロットは真剣そのものに言い切った。ルシルの目を真っ直ぐに見て。
「…………え?」
もう一度、ルシルが言うと、バロットは聞こえなかったせいだと思ったらしい。
大きな声で、さらに言った。
「親父があまりに美しいから、傷が必要なんだ。でないと世の中の女たちが可哀想だろう。40男の方が美しいんじゃあ」
「…………念のために聞くけど、ソレ、本気で言ってる?」
ルシルがにっこり笑って言うと、バロットも笑った。
「もちろん! だって親父自身がそう言ったんだ、オレがガキの頃」
ええ、得意そうに。満面の笑顔で、胸を張って。
そして再び真剣な顔になり、この世の真理を告げる賢者のように、重々しく言い切った。
「親父は、美人だ」
「なんでこんな男と結婚したんだろう……」
自分の人生に、選択に、むしょーに、疑問を持つ一瞬。
やりきれないキモチになる一瞬。
ルシルは、盛大に溜息をつく。
がんばれルシル。
負けるなルシル。
ファザコン夫にめげるな、美人過ぎる舅にも負けるな。
☆
つーことで、フォンダリ萌え。
ええっ、このタイトルで、この導入で、フォンダリ話なの?! ……うん、まあ、なんか。ルシルの話は「がんばれルシル・2。」で書く予定ですから!(連載前提?!)
『メランコリック・ジゴロ』、フォンダリ@みわっちが、すげーかっこいいっす。
や、ただかっこいいだけならべつに、そんなにツボらない(笑)。めっちゃ、胡散臭いのっ!!
黒尽くめ、アヤしいの一言の黒のロングコート、黒のテンガロンハット、でもって黒メガネ(サングラス、よりこっちの響きが合う・笑)、黒の長髪。頬と手の傷。
変。変なのに、かっこいい。や、もともとみわさんだからなにやったって美しいんだけど。美形なんだけど。
それにしても、美しい人が大真面目にやる白髪まじりのおっさん役で、なんでこんなに、オモロでステキなヒトになるんだろう。
わたしはバロットとフォンダリは血のつながりは、実はないと勝手に思ってますが。や、だってぜんぜん似てないし。親子だからどうこうってエピソードもないし、つか、フォンダリもバロットもキャラきつすぎて、親子とか子育てとか生活とか、ぜんぜんピンと来ないし。
実は、親子じゃない。
……って、バロットはそんなこと知らないし、フォンダリに至っては忘れてると思う(笑)。
青年フォンダリが、幼児バロットをさらう話とか書きたいなあ(笑)。成り行きでさらって、そのまま親子に。バロットはバカだからおぼえてなくて、フォンダリは細かいことキニシナイから、忘れてる。
いいなあソレ、偽親子モノ、萌えるわ〜〜。
とか、勝手にイロイロ(笑)。
べつにほんとに親子でも、萌えはぁとが衰えるわけではありません。
とにかくバロットは攻に育ってもらわなきゃね。……や、深い意味はありませんよ、ええ。
まあふつーに萌える(?)なら、ノルベール@さおたさんとの関係を突き詰めて考えたいところです。
フォンダリがノルベールを「あんた」と呼ぶところが、実はふるえるくらい萌えです。
フォンダリはノルベールに「裏切られた」と思ってたんだよね……。16年間、探し続けてたんだよね……。
多くは語らない、男たちの濃ゆい物語がありそーで、さすが正塚! って感じっす。ハァハァ。
カティア@もえりちゃんとのディ〜〜プな大人のカンケイも、大変ツボです。
いい男には、いい女が似合う。
突然別物語! てな具合にはじまる、ふたりの会話と世界がイイ。
ここもまた、説明台詞はないのに、や、ないからこそ、会話の断片だけで彼らの「物語」を想像させてくれてたのしい。
ところでフォンダリさん、人は殺してないの?
なんか「すぐに出てくる」みたいな雰囲気で捕まるからさー。や、「すぐに」が「何年」であっても、極刑はないこと前提みたいだから。
てっきりコロシもやってる悪い人だと思ってたんだけど。……だからこそ、16年前の「分け前」を手に人生変えようとしていたわけで。
ダニエルをカフェで殺さないと言ったのは、ポーズと脅しだろうし、余罪は山ほどありそうな人なんだが。
ま、ファンタジーだから、「誰も殺さない悪役」はアリだろうけど。
みわさんがあまりにかっこいいから、とことんダークもいいよなぁ、と。
そう。
とことんダークでシリアスでハード。ソレもアリじゃないですか、フォンダリ氏。
てゆーか。
フォンダリ一家でスピンオフ希望。
ハードボイルドがいいです、正塚先生。
バウホールでみわさん主演で、まっつといちかも一緒に。
親子の話も、バロットとルシルの出会いの話も、そこでちゃんと描いて下さいよ。
観たいよ観たいよ、フォンダリ一家物語。(こう書くと、なんか牧歌的な響き……)
わたし、フォンダリさん主役でならイロイロ書けるわ!!(や、オマエが書いても意味ないって)
コメント