ドラキュラを取り巻く男たち。@蒼いくちづけ
2008年2月21日 タカラヅカ えーと、あのー。
ふみか2番手?!
花組WS『蒼いくちづけ』にて、2幕でふみかが演じるデイヴ役は、小池作品定番の悪役。
ブライアン@『LUNA』、ミハイル@『薔薇の封印』、リチャード@『MIND TRAVELLER』etc.
夢は、世界征服。
とゆー、愉快な人たち。
だが21年前に書かれたこの『蒼いくちづけ』では、デイヴは世界征服まで考えていない。
ただの音楽関係会社の社長で、金の力でアイドル志望の女の子をモノにしよーとするだけの、セコいすけべオヤジ。
や、あと10分上演時間が長かったら、世界征服ソングを歌っていると思うけどね! 「悪=世界征服」というキャラ立てしかできない人の作品だし!(笑)
そして観客も「お約束」をたのしむ領域にまで来ているから。小池作品に関しては(笑)。
その小池定番悪役を演じるふみかの、かっこいいこと。
やーん、色男〜〜。
1幕ではヘルシング教授@白髪のヒゲじじいだったんで、ふみかは相変わらずじじい専科かあ、と思って観てたのに。
なによー、色男役なんじゃん。
ぱーんと出てきて「あ、この人悪役(重要キャラ)だ」とわかる華と存在感。
1幕のじじいと同じ人には見えなくて、せっかく「同一人物」「何度生まれ変わっても敵」という設定が生かされていないような?
まあ、バウを観に来るよーなコアなファンは、ヒゲのじじい役でもそれが誰だかわかって観ているんだから、べつにいいのか。
世界征服ソング歌って欲しかったなあ。
きっとすげー胡散臭くてかっこいいぞぉ(笑)。
てゆーか、観るまではめぐむが2番手だと思ってたんだよ。
初演ではマリコさんの演じた役がめぐむの役だって、どこかで聞いたし。
……。
えーとえーと。
……めぐむさん……。
めぐむ氏があまりに地味でびっくりした。
いやその、華勝負のキラキラタイプでないことはわかっているけれど、ニコラ@『落陽のパレルモ』新公とかDJ@『MIND TRAVELLER』とか、与えられた役目に相応しいだけの華やかさはあったじゃん。
どんな役でもTPO関係なくキラキラしてしまう、てな人じゃなくても、華や輝度を含め、空気に合わせた「仕事」をする人だと思っていた。
脇には脇の、主要キャラにはそのキャラに相応しい「華」ってもんがある。脇のときはむやみやたらの輝きを抑え、周囲と同系色になっていいけど、真ん中グループの役なら脇と同系色じゃダメだって。
どういう立ち位置の役なのかを、その輝きで教えてくれなくちゃ。
1幕2幕通していちおー、主役の「恋敵」役でしょう? や、2幕はいてもいなくてもいい役だとしても、立場的には主役たちに対立するという、オイシイ立場。
なのに何故、あんなに地味……?
それでも1幕はまだよかった。気弱だが誠実な医学生。
無骨な持ち味が合っていないわけでもなかった。……その、もう少し甘さのあるハンサムでもいいんじゃないかとも、思ったけど。
男は金でもルックスでもない、って感じで、ハートフルでよかったけれど。
しかし2幕は。
実力無し、華とルックスだけのアイドル役。
出てくるだけで劇場内を釘付けにする華と押し出しの良さが必要。
……うわー。
なんか、えらいことになってるっす。
めぐむ氏が「自分と対極にあるキャラクタ」を演じようとして、盛大にスベってます。
い、痛々しい……。
この役をよりによりってめぐむにやらせるイケコもすげえよな……てゆーか、これまでのキャスティングを見ても小池氏がめぐむびいき(歌手属性キャラ好きだよね)なのは見当がつくけど、それにしても柄違い……。
た、大変だな、めぐむ。
強く生きてくれ。
いやその。
ぶっちゃけ萌えですが。
めぐむ氏の自爆っぷり(笑)。
そしてこの役、いっそアーサーで見たかったなと(笑)。
いまいち表情の乏しい、温度の低いアーサーが、テンションぶっちぎりでアホ男を演じるトコが見たかったなー。
ルナくんとはるくんはうまいしかわいいし。
てゆーか、ルナは『アデュー・マルセイユ』で少年シモン役をやっていたのでうまい子だってわかってたけど、はるくんってこんな子だっけ?
ビジュアルも演技も、なんかすげーイメージちがって。その、わたし的に。
『MIND TRAVELLER』をえんえん観ていた身としては、あの固い演技や無理のある男役ぶりが印象きつくて。
なんだ、こんなにうまい子だったんだ?
まあ、男役と子役は別カテゴリ、外部のミュージカルを見ても女性が子どもを演じるのはいくらでもあることだしアイドルだって子役ならふつーにできちゃったりするんだから、子役がうまいからといってどうこう言うのは早計かもしれないが。
1幕も2幕も子役、どっちもかわいくてうまかったっす。
んでルナくんは子役と女役かぁ。WSでくらい、大人の男を演じる練習をさせてあげてほしかったなぁ。『アデュー・マルセイユ』で子役がうまいことはわかったんだからさ。
驚異の新人、レンフィールド@真瀬くんは、『花の道より』とかなんとかゆーイベントにて、大階段の上に勢揃いさせられた音校生のなか、ただひとり「夜明けの序曲」のソロを歌った子だよね? や、わたしの記憶ちがいでなければ。
口跡の良い、よく通る声だな。
すごいうまいんだけど、ちょっと演技がひとりよがり?
まだ研2だもんな、これから外見ともども磨かれて、どんどん美しく巧くなっていくんだろう。
たのしみだー。
こういう子に、本公演……せめて新公でいいから、活躍の場が増えると良いな。成長にはなんつっても経験だもの。
若く、吸収のいい時期に、正しく育てて欲しいよ。モブのままとかじゃ、もったいない〜〜。
ふみか2番手?!
花組WS『蒼いくちづけ』にて、2幕でふみかが演じるデイヴ役は、小池作品定番の悪役。
ブライアン@『LUNA』、ミハイル@『薔薇の封印』、リチャード@『MIND TRAVELLER』etc.
夢は、世界征服。
とゆー、愉快な人たち。
だが21年前に書かれたこの『蒼いくちづけ』では、デイヴは世界征服まで考えていない。
ただの音楽関係会社の社長で、金の力でアイドル志望の女の子をモノにしよーとするだけの、セコいすけべオヤジ。
や、あと10分上演時間が長かったら、世界征服ソングを歌っていると思うけどね! 「悪=世界征服」というキャラ立てしかできない人の作品だし!(笑)
そして観客も「お約束」をたのしむ領域にまで来ているから。小池作品に関しては(笑)。
その小池定番悪役を演じるふみかの、かっこいいこと。
やーん、色男〜〜。
1幕ではヘルシング教授@白髪のヒゲじじいだったんで、ふみかは相変わらずじじい専科かあ、と思って観てたのに。
なによー、色男役なんじゃん。
ぱーんと出てきて「あ、この人悪役(重要キャラ)だ」とわかる華と存在感。
1幕のじじいと同じ人には見えなくて、せっかく「同一人物」「何度生まれ変わっても敵」という設定が生かされていないような?
まあ、バウを観に来るよーなコアなファンは、ヒゲのじじい役でもそれが誰だかわかって観ているんだから、べつにいいのか。
世界征服ソング歌って欲しかったなあ。
きっとすげー胡散臭くてかっこいいぞぉ(笑)。
てゆーか、観るまではめぐむが2番手だと思ってたんだよ。
初演ではマリコさんの演じた役がめぐむの役だって、どこかで聞いたし。
……。
えーとえーと。
……めぐむさん……。
めぐむ氏があまりに地味でびっくりした。
いやその、華勝負のキラキラタイプでないことはわかっているけれど、ニコラ@『落陽のパレルモ』新公とかDJ@『MIND TRAVELLER』とか、与えられた役目に相応しいだけの華やかさはあったじゃん。
どんな役でもTPO関係なくキラキラしてしまう、てな人じゃなくても、華や輝度を含め、空気に合わせた「仕事」をする人だと思っていた。
脇には脇の、主要キャラにはそのキャラに相応しい「華」ってもんがある。脇のときはむやみやたらの輝きを抑え、周囲と同系色になっていいけど、真ん中グループの役なら脇と同系色じゃダメだって。
どういう立ち位置の役なのかを、その輝きで教えてくれなくちゃ。
1幕2幕通していちおー、主役の「恋敵」役でしょう? や、2幕はいてもいなくてもいい役だとしても、立場的には主役たちに対立するという、オイシイ立場。
なのに何故、あんなに地味……?
それでも1幕はまだよかった。気弱だが誠実な医学生。
無骨な持ち味が合っていないわけでもなかった。……その、もう少し甘さのあるハンサムでもいいんじゃないかとも、思ったけど。
男は金でもルックスでもない、って感じで、ハートフルでよかったけれど。
しかし2幕は。
実力無し、華とルックスだけのアイドル役。
出てくるだけで劇場内を釘付けにする華と押し出しの良さが必要。
……うわー。
なんか、えらいことになってるっす。
めぐむ氏が「自分と対極にあるキャラクタ」を演じようとして、盛大にスベってます。
い、痛々しい……。
この役をよりによりってめぐむにやらせるイケコもすげえよな……てゆーか、これまでのキャスティングを見ても小池氏がめぐむびいき(歌手属性キャラ好きだよね)なのは見当がつくけど、それにしても柄違い……。
た、大変だな、めぐむ。
強く生きてくれ。
いやその。
ぶっちゃけ萌えですが。
めぐむ氏の自爆っぷり(笑)。
そしてこの役、いっそアーサーで見たかったなと(笑)。
いまいち表情の乏しい、温度の低いアーサーが、テンションぶっちぎりでアホ男を演じるトコが見たかったなー。
ルナくんとはるくんはうまいしかわいいし。
てゆーか、ルナは『アデュー・マルセイユ』で少年シモン役をやっていたのでうまい子だってわかってたけど、はるくんってこんな子だっけ?
ビジュアルも演技も、なんかすげーイメージちがって。その、わたし的に。
『MIND TRAVELLER』をえんえん観ていた身としては、あの固い演技や無理のある男役ぶりが印象きつくて。
なんだ、こんなにうまい子だったんだ?
まあ、男役と子役は別カテゴリ、外部のミュージカルを見ても女性が子どもを演じるのはいくらでもあることだしアイドルだって子役ならふつーにできちゃったりするんだから、子役がうまいからといってどうこう言うのは早計かもしれないが。
1幕も2幕も子役、どっちもかわいくてうまかったっす。
んでルナくんは子役と女役かぁ。WSでくらい、大人の男を演じる練習をさせてあげてほしかったなぁ。『アデュー・マルセイユ』で子役がうまいことはわかったんだからさ。
驚異の新人、レンフィールド@真瀬くんは、『花の道より』とかなんとかゆーイベントにて、大階段の上に勢揃いさせられた音校生のなか、ただひとり「夜明けの序曲」のソロを歌った子だよね? や、わたしの記憶ちがいでなければ。
口跡の良い、よく通る声だな。
すごいうまいんだけど、ちょっと演技がひとりよがり?
まだ研2だもんな、これから外見ともども磨かれて、どんどん美しく巧くなっていくんだろう。
たのしみだー。
こういう子に、本公演……せめて新公でいいから、活躍の場が増えると良いな。成長にはなんつっても経験だもの。
若く、吸収のいい時期に、正しく育てて欲しいよ。モブのままとかじゃ、もったいない〜〜。
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