「**様」とお呼びしていいですか?
2008年3月6日 タカラヅカ グッズの話つながり。
いつだったか、ムラのキャトレで女の子たちが話しているのが耳に入った。
「このしい様素敵」
「ほんとだー。しい様いいよねー」
『エル・アルコン』の舞台スチールを見ながら、別にことさらしいちゃんファンってわけでもない、ふつーにトウコちゃんの写真とかにもきゃーきゃー言ってる女の子たちが、会話の中でかわしていただけの短いやり取り。
しいちゃんが素敵であることは周知の事実ってやつで(笑)この際どーでもいいんだ。
わたしがおどろいたのは。
「しい様」なんだ。ってことにだ。
ジェンヌの呼び方にはいろいろある。
みんなそれぞれの呼び方で、ジェンヌを呼び、表記し、愛情を示していると思う。
わたしは水くんを「水くん」とくん付けで呼んでいる。
……しかし周囲の人たちはみんな「水さん」なんだよなー。ときどき自分だけこんな呼び方じゃまずいかな、わたしもさん付けにしなきゃいけないかなとも思うんだけど、長年の癖はなかなか抜けず、どーしてもくん付けになってしまう。
そう、長年。
わたしが水夏希という人を知ったとき、彼は新人公演で2番手とかやっている若手の少年だった。
まだ少年だから、あたりまえのように「くん付け」だった。
今、研5や6以下の子たちを「くん付け」にしているのと同じ感覚で。
あさこちゃんやトウコちゃんにしてもそうだ。まだ少年で、愛称がまんま女の子の名前だからくん付けが似あわず、そのまま「ちゃん付け」だった。
コムちゃんなんか、その美少年ぶりに魔性を感じ「コム姫」と姫呼ばわりだったしな。
しかし時は流れ、彼らはもう子どもじゃない。大人の男たちだ。くん付け、ちゃん付けする人の方が少なくなってしまった。
キャラが変われば、呼び方も変わる。
もしも今、わたしが新たに彼らと出会っていたら、とてもじゃないが「くん付け」はしなかったろう。
ふつうに大人として、「さん付け」で呼んでいたと思う。
そして、「様付け」になる人も、違っていたと思う。
様、とお呼びするのはやっぱ「別格」の人だと思う。
ヅカの立場としての別格というより、もっとファジィな意味で「特別」な人。
チャル様、トド様、オサ様、リュウ様など、「そのへんの若造にはない、道を極めた者が持つ魅力と色気」のある人につける。
チャル様はわたしがヅカにハマった瞬間から「様付け」だけったけれど(北斗ひかる様、箙かおる様と、雪組2大色男として、そう呼んでいた)、他の男たちは「ちゃん付け」からはじまって「様」にまで昇格した人たちだが、呼び方がこう変化することは、ほんとーに稀。
やはり自分がその人と出会ったとき、その人がどーゆーキャラだったか、学年や技術、持ち味全部含めて呼称が決まる。
キャトレで「しい様」という呼び方を聞いて、改めて考える。
今もしわたしが、今のしいちゃんと舞台で出会っていたなら。
たしかに、しい様と、お呼びするかもしれない。
長身であたたかな包容力を持つ、大人の男。
どうやらトップ路線ではなさそうだが、組の重要な位置にいて、舞台を締める年長の色男。
となると、「様」の対象だよな。
そうか、しい様なんだ!!
目からウロコ。
いつまでたっても『ラヴィール』のロケット・ボーイの男の子のイメージで見てしまうから「しいちゃん」だけど、今のしいちゃんは「しい様」なんだ。
ほえええ。
時は流れたんだなあ。
そうやって、少年は大人になるんだなあ。
実際ジェラード役は「しい様」とお呼びするに相応しいいい男だった。
『エル・アルコン』のムラお茶会にも参加したんだけど(サトリちゃんありがとう)、nanaタンとふたりしてきゃーきゃーに盛り上がった。しいちゃんがテーブルの近くに来るたび、ときめいて女子中学生のようになっていた(笑)。
なんであんなに派手にかっこいいの、あの人。そしてナニ気にS属性なの。
輝度の高い笑顔とあたたかさ、なのにどっかSな雰囲気、って……ハマったら泥沼な、危険な魅力ですよソレ……(なんで舞台では人畜無害にしか見えないんだろ)。
「『しい様』よねっ」
「今日は『しい様』とお呼びする!」
って、女子中学生モードのわたしとnanaタンはふたりして言い合ったさ……。
『赤と黒』では、やっぱり「しいちゃん」に戻っちゃったけどさー、わたし的に(笑)。
「今」いろんな人と出会っていたら。
しいちゃんが「しい様」であるように、いろんな人が「別の人」に見えるんだろうなあ。
昔から、少年時代から眺めていたことはうれしいことだけど、純粋に「今」の、大人になった彼らにボーイ・ミーツ・ガールして、ときめきたかったな、なんて、ゼイタクなことも思うわけですよ。
今、わたしがはじめてヅカにハマったとして。
いったい誰にオチるんだろうなあ。
いつだったか、ムラのキャトレで女の子たちが話しているのが耳に入った。
「このしい様素敵」
「ほんとだー。しい様いいよねー」
『エル・アルコン』の舞台スチールを見ながら、別にことさらしいちゃんファンってわけでもない、ふつーにトウコちゃんの写真とかにもきゃーきゃー言ってる女の子たちが、会話の中でかわしていただけの短いやり取り。
しいちゃんが素敵であることは周知の事実ってやつで(笑)この際どーでもいいんだ。
わたしがおどろいたのは。
「しい様」なんだ。ってことにだ。
ジェンヌの呼び方にはいろいろある。
みんなそれぞれの呼び方で、ジェンヌを呼び、表記し、愛情を示していると思う。
わたしは水くんを「水くん」とくん付けで呼んでいる。
……しかし周囲の人たちはみんな「水さん」なんだよなー。ときどき自分だけこんな呼び方じゃまずいかな、わたしもさん付けにしなきゃいけないかなとも思うんだけど、長年の癖はなかなか抜けず、どーしてもくん付けになってしまう。
そう、長年。
わたしが水夏希という人を知ったとき、彼は新人公演で2番手とかやっている若手の少年だった。
まだ少年だから、あたりまえのように「くん付け」だった。
今、研5や6以下の子たちを「くん付け」にしているのと同じ感覚で。
あさこちゃんやトウコちゃんにしてもそうだ。まだ少年で、愛称がまんま女の子の名前だからくん付けが似あわず、そのまま「ちゃん付け」だった。
コムちゃんなんか、その美少年ぶりに魔性を感じ「コム姫」と姫呼ばわりだったしな。
しかし時は流れ、彼らはもう子どもじゃない。大人の男たちだ。くん付け、ちゃん付けする人の方が少なくなってしまった。
キャラが変われば、呼び方も変わる。
もしも今、わたしが新たに彼らと出会っていたら、とてもじゃないが「くん付け」はしなかったろう。
ふつうに大人として、「さん付け」で呼んでいたと思う。
そして、「様付け」になる人も、違っていたと思う。
様、とお呼びするのはやっぱ「別格」の人だと思う。
ヅカの立場としての別格というより、もっとファジィな意味で「特別」な人。
チャル様、トド様、オサ様、リュウ様など、「そのへんの若造にはない、道を極めた者が持つ魅力と色気」のある人につける。
チャル様はわたしがヅカにハマった瞬間から「様付け」だけったけれど(北斗ひかる様、箙かおる様と、雪組2大色男として、そう呼んでいた)、他の男たちは「ちゃん付け」からはじまって「様」にまで昇格した人たちだが、呼び方がこう変化することは、ほんとーに稀。
やはり自分がその人と出会ったとき、その人がどーゆーキャラだったか、学年や技術、持ち味全部含めて呼称が決まる。
キャトレで「しい様」という呼び方を聞いて、改めて考える。
今もしわたしが、今のしいちゃんと舞台で出会っていたなら。
たしかに、しい様と、お呼びするかもしれない。
長身であたたかな包容力を持つ、大人の男。
どうやらトップ路線ではなさそうだが、組の重要な位置にいて、舞台を締める年長の色男。
となると、「様」の対象だよな。
そうか、しい様なんだ!!
目からウロコ。
いつまでたっても『ラヴィール』のロケット・ボーイの男の子のイメージで見てしまうから「しいちゃん」だけど、今のしいちゃんは「しい様」なんだ。
ほえええ。
時は流れたんだなあ。
そうやって、少年は大人になるんだなあ。
実際ジェラード役は「しい様」とお呼びするに相応しいいい男だった。
『エル・アルコン』のムラお茶会にも参加したんだけど(サトリちゃんありがとう)、nanaタンとふたりしてきゃーきゃーに盛り上がった。しいちゃんがテーブルの近くに来るたび、ときめいて女子中学生のようになっていた(笑)。
なんであんなに派手にかっこいいの、あの人。そしてナニ気にS属性なの。
輝度の高い笑顔とあたたかさ、なのにどっかSな雰囲気、って……ハマったら泥沼な、危険な魅力ですよソレ……(なんで舞台では人畜無害にしか見えないんだろ)。
「『しい様』よねっ」
「今日は『しい様』とお呼びする!」
って、女子中学生モードのわたしとnanaタンはふたりして言い合ったさ……。
『赤と黒』では、やっぱり「しいちゃん」に戻っちゃったけどさー、わたし的に(笑)。
「今」いろんな人と出会っていたら。
しいちゃんが「しい様」であるように、いろんな人が「別の人」に見えるんだろうなあ。
昔から、少年時代から眺めていたことはうれしいことだけど、純粋に「今」の、大人になった彼らにボーイ・ミーツ・ガールして、ときめきたかったな、なんて、ゼイタクなことも思うわけですよ。
今、わたしがはじめてヅカにハマったとして。
いったい誰にオチるんだろうなあ。
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