わたしの原風景は。@ME AND MY GIRL
2008年4月7日 タカラヅカ 知らなかった。
わたしにとっての『ME AND MY GIRL』とは、久世星佳お披露目だった、月組中日公演であるらしい。
最初に観たのが、天海祐希主演の大劇場版。
だからとーぜん、最初に観た『ME AND MY GIRL』が、わたしにとっての『ME AND MY GIRL』だと思っていた。
が。
実際に今の再演『ミーマイ』を観ていて感じる違和感は、のんちゃんバージョンとの差異によって生じるモノだった。
知らなかった。
自分でも、カケラも自覚してなかった。
わたしにとってのビルはのんちゃんで、サリーは優子姫なんだ。
ちなみにジョン卿は汝鳥伶サマで、ジャッキーはじゅりぴょんだ。
はじめての中日劇場。
たしか観劇直前まで観光していて、ぎりぎりに駆け込んだため、劇場についての印象はまったくない。なにもおぼえてないぞ。終演後は名古屋名物を食べるのに必死だったし(笑)。
大人の男……つーか、ぶっちゃけおっさんくさいのんちゃんが、天海があんなにかわいかっこいービジュアルで演じた若々しいビル役をやる、つーんで、興味津々。
いやその、なんつーか、ポスターは、微妙だった。
うわ、似合ってねー……。
だってのんちゃんこの間までジョン卿やってたじゃん。ガイゲルン男爵だし、ダニエルだし、ミッシェル役は天海とWキャストと思えないくらいイメージ違ってたし……とにかくいつだって「大人」だったじゃん?
それがビル役ってのは……無理があるんじゃあ? のんちゃんが芝居巧者なのは知ってるけど、外見の占めるパーセンテージは大きいよ?
そう思いつつ、半信半疑のプレお披露目公演、張り切って初日観劇。
違和感、なかった。
か、かわいいっ。
のんちゃんなのに、顔は変わってないはずなのに、のんちゃんがかわいい。フレッシュでキュート。
愛すべき男、ビルがそこにいた。
芝居が巧い、つーのは、こーゆーことをいうのか……。
柄違いぢゃ? てな役も、ふつーにモノにしちゃうんだー。
ちなみに、それまでわたしは風花舞ちゃんが相当苦手だったんだが、サリー役はふつーにかわいかった。
え、いいじゃん? と、素直に見直した。(そのあとの大劇場お披露目公演『CAN-CAN』で惚れ込む)
じゅりぴょんのこともそれまで知らなくて、「新公ジャッキーで、すばらしい評判だったから、中日公演でもジャッキーに抜擢された新進男役」と聞いていたので「どんな美形サマが美脚を引っ提げて登場なさるのかしらっ」とわくわくしていたさ……ええっと、たしかに美脚だったけど、そのう、想像していたタイプの美形サマではなく、味のあるお顔立ちに相当びっくりしたなあ……(笑)。
でもって、ジョン卿@汝鳥伶サマと、マリア叔母@邦なつきさんが、かわいらしくもじれったい恋をしているの。
汝鳥伶サマとのんちゃんが、図書室で酔っぱらってじゃれるの。
なんかもー、すっごいシアワセな画面なんですが。
あああ、汝鳥伶サマ、ステキだったなあああ。(ソコか)
たしかに、タカラヅカらしいキラキラ感には欠けていたかもしれない。
なんつーかこー、いぶし銀な配役だよなー。
とくにアイドルだった天海が抜け、一気に地味度が増した感はある。
だけどすごく、ミュージカルだった記憶がある。
タカラヅカだけど、ミュージカル。
ヅカのよいところを残しつつ、ぎりぎりミュージカルしていたような。
中日劇場でコンパクトに演じていたのも、関係しているかもしれない。
『ミーマイ』はふつーにたのしくてハッピーで、それほど大好きってわけでもないけれど、1回観る分には十分たのしめる作品。や、わたしにとって。
ほんとにたのしんで、気持ちよく過ごした。
それが、わたしにとっての『ME AND MY GIRL』。
地味でコンパクトで、「ミュージカル」。
のんちゃんが脚立の上で、脚立ごと倒れそうになってびびった記憶(初日ならでは・笑)ごと、刷り込まれていたらしい。
今のあさこちゃん率いる『ME AND MY GIRL』を観ながら、なによりものんちゃんの『ME AND MY GIRL』を強く思い出していた。
なつかしんでいた。
……自分でもそんなことをおぼえているなんて、すーっかり忘れていた、ささやかな感覚を。
再演って、おもしろいよなー。
いろんな感情が、二重三重に映し出される感覚。
『エリザベート』ほど強烈に「おぼえてる」わけじゃなく、自分でも自覚していない記憶だから、なおさらおもしろいの。
『ME AND MY GIRL』、たのしかった。
わたしにとっての『ME AND MY GIRL』とは、久世星佳お披露目だった、月組中日公演であるらしい。
最初に観たのが、天海祐希主演の大劇場版。
だからとーぜん、最初に観た『ME AND MY GIRL』が、わたしにとっての『ME AND MY GIRL』だと思っていた。
が。
実際に今の再演『ミーマイ』を観ていて感じる違和感は、のんちゃんバージョンとの差異によって生じるモノだった。
知らなかった。
自分でも、カケラも自覚してなかった。
わたしにとってのビルはのんちゃんで、サリーは優子姫なんだ。
ちなみにジョン卿は汝鳥伶サマで、ジャッキーはじゅりぴょんだ。
はじめての中日劇場。
たしか観劇直前まで観光していて、ぎりぎりに駆け込んだため、劇場についての印象はまったくない。なにもおぼえてないぞ。終演後は名古屋名物を食べるのに必死だったし(笑)。
大人の男……つーか、ぶっちゃけおっさんくさいのんちゃんが、天海があんなにかわいかっこいービジュアルで演じた若々しいビル役をやる、つーんで、興味津々。
いやその、なんつーか、ポスターは、微妙だった。
うわ、似合ってねー……。
だってのんちゃんこの間までジョン卿やってたじゃん。ガイゲルン男爵だし、ダニエルだし、ミッシェル役は天海とWキャストと思えないくらいイメージ違ってたし……とにかくいつだって「大人」だったじゃん?
それがビル役ってのは……無理があるんじゃあ? のんちゃんが芝居巧者なのは知ってるけど、外見の占めるパーセンテージは大きいよ?
そう思いつつ、半信半疑のプレお披露目公演、張り切って初日観劇。
違和感、なかった。
か、かわいいっ。
のんちゃんなのに、顔は変わってないはずなのに、のんちゃんがかわいい。フレッシュでキュート。
愛すべき男、ビルがそこにいた。
芝居が巧い、つーのは、こーゆーことをいうのか……。
柄違いぢゃ? てな役も、ふつーにモノにしちゃうんだー。
ちなみに、それまでわたしは風花舞ちゃんが相当苦手だったんだが、サリー役はふつーにかわいかった。
え、いいじゃん? と、素直に見直した。(そのあとの大劇場お披露目公演『CAN-CAN』で惚れ込む)
じゅりぴょんのこともそれまで知らなくて、「新公ジャッキーで、すばらしい評判だったから、中日公演でもジャッキーに抜擢された新進男役」と聞いていたので「どんな美形サマが美脚を引っ提げて登場なさるのかしらっ」とわくわくしていたさ……ええっと、たしかに美脚だったけど、そのう、想像していたタイプの美形サマではなく、味のあるお顔立ちに相当びっくりしたなあ……(笑)。
でもって、ジョン卿@汝鳥伶サマと、マリア叔母@邦なつきさんが、かわいらしくもじれったい恋をしているの。
汝鳥伶サマとのんちゃんが、図書室で酔っぱらってじゃれるの。
なんかもー、すっごいシアワセな画面なんですが。
あああ、汝鳥伶サマ、ステキだったなあああ。(ソコか)
たしかに、タカラヅカらしいキラキラ感には欠けていたかもしれない。
なんつーかこー、いぶし銀な配役だよなー。
とくにアイドルだった天海が抜け、一気に地味度が増した感はある。
だけどすごく、ミュージカルだった記憶がある。
タカラヅカだけど、ミュージカル。
ヅカのよいところを残しつつ、ぎりぎりミュージカルしていたような。
中日劇場でコンパクトに演じていたのも、関係しているかもしれない。
『ミーマイ』はふつーにたのしくてハッピーで、それほど大好きってわけでもないけれど、1回観る分には十分たのしめる作品。や、わたしにとって。
ほんとにたのしんで、気持ちよく過ごした。
それが、わたしにとっての『ME AND MY GIRL』。
地味でコンパクトで、「ミュージカル」。
のんちゃんが脚立の上で、脚立ごと倒れそうになってびびった記憶(初日ならでは・笑)ごと、刷り込まれていたらしい。
今のあさこちゃん率いる『ME AND MY GIRL』を観ながら、なによりものんちゃんの『ME AND MY GIRL』を強く思い出していた。
なつかしんでいた。
……自分でもそんなことをおぼえているなんて、すーっかり忘れていた、ささやかな感覚を。
再演って、おもしろいよなー。
いろんな感情が、二重三重に映し出される感覚。
『エリザベート』ほど強烈に「おぼえてる」わけじゃなく、自分でも自覚していない記憶だから、なおさらおもしろいの。
『ME AND MY GIRL』、たのしかった。
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