赤く熱い海で踊り狂おう・その5。@Red Hot Sea
2008年5月16日 タカラヅカ・しかし、何故デニム?!
・「みなさーん、パレード衣装は私物を持ち寄ることになりました。ブルーのデニムならなんでもOK、デコレーションは個人で考えて下さい」
・「ええー、私物ですか?」「しかもデニムってナニ?!」「しい様コスしろってこと?」
・「ウロコ・チュニック作ったら、全員のパレード衣装作る予算がなくなりましたー。我慢してくださ〜〜い」
・「ありえない!」「それにしてもデニムって何故?」「デニムならみんな1着は持ってるだろうし、色や素材に多少ばらつきがあっても統一感出るから、私物寄せ集めでもOKってことでしょ」「え〜〜、やだぁ。パレードがデニムなんてぇ」
・「……そんなに嫌なら、オープニングのウロコ・チュニックに、羽根付けて階段降りる?」
・「すみません、デニムでイイです」「私ジーパンにスパンコール縫いつけます!」「わたしペイントします!」「わがまま言いません、すみませんでしたっ!!」
・……てなやりとりが脳裏を走る。
・「これはこれは、デニム会社社長のカネアリさん(仮名)」「草野くん(仮名)、我が社の製品を使ってくれないかね」「そりゃあ社長のところの製品ならば是非使わせていただきたいですし、今までも使ってるじゃないですか」「あんな数着分じゃどうしようもない。組子全員に我が社製品を着せてくれないと」「しかし、全員が出る場面は最後のパレードのみですし、パレードにデニムというのは……」「まあ、そう言わずに……(菓子箱を渡す)」「こまりますよ、こんなことをされては……(菓子箱を受け取る)……そうですね、パレードにデニム。デニムで羽根。イイかもしれない!!」
・……てな、大人の事情が脳裏を駆け抜けていく。
初日の感想、おぼえているうちに書くぜ!その8で、『Red Hot Sea』語り、その5。これでフィニッシュ!
・デニム燕尾の5人組に夢中になっているウチに、ゆーひくんが大きな羽根背負って歌ってた。
・あ、あれ? そーいや壮くんの羽根ってどんなだっけ? ちゃんとした羽根に着替えるのかな。
・と思ってるウチに彩音ちゃんが降りて、まとぶん登場。
・まとぶん、トップ就任おめでとー!!
・ここは拍手だ、心からの拍手だ。
・ふつーは舞台にハの字型に並んでトップスターを見守る組子たちが、本舞台にぎっしり整列した。
・みんなの羽根がぎっしり詰まってぎっしり揺れて、波のようだ。
・そうか、『Red Hot Sea』か!
・ここにあるよろこび、熱い心。それが波になって、新しいトップスターを迎え、新生花組そのものになる。
・波は分かれ、我らがまとぶんを迎える。
・ここは熱い海。
・まとぶん、おかえり。キミが帰ってくる場所。や、彼がどこかへ行っていたワケじゃないが、そんなふうに思う。おかえり。ここが、キミの場所。
・銀橋へ向かう先頭は、まとぶんとゆーひくん。……ゆーひくんなんだ。
・ここで改めて壮くんの羽根の大きさ、衣装の意味を知る。もう少し気を遣ってくれると思ってたんだけどな、劇団め。
・舞台に戻ったあとは、まとぶんセンターに、彩音ちゃん、ゆーひくんがそれぞれ上手下手に燈台のように立ち、組子たちが彼らを取り囲んで歌う、という変則的なもの。
・お披露目とサヨナラは奇をてらわずに、ふつーにオーソドックスなのがいちばんいいんだ、と改めて思う。これぞ「タカラヅカ」なものでいいんだと思う。遠い目。
・それでも、きらきらしているまとぶんや、彼を囲んで歌うデニム燕尾5人組を見ていると、胸が熱くなる。
・文句しこたま言ってるけど。
・やっばり草野は嫌いだし、衣装センスもカラーセンスも最悪と思うけど。
・この作品は、たのしいかもしれない。
・初日のご挨拶、花組名物はっち組長は見事にカミカミ。イイことを言おうとしているんだが、なにしろ噛みまくるので台無し。これが名物だから仕方ない。
・まとぶさんは相変わらず長々喋って、どんどんぐだぐだになる(笑)。
・でもこの人は、自分の言葉で喋るんだよね。社交辞令だけでまとめないの。
・「花組を全力で守っていきます」
・この言葉が、胸に残った。
・守る、ときたか。
・どれだけの重責なんだろう。そして、どれほどの覚悟なんだろう。
・真飛聖という人が、心から愛しい。
・一花組担当として、「この人が、ウチのトップさん」であると、今ここで強く再確認する。
・この人が、ウチの組のトップスターでよかったと思う。
・この人が、ウチの組のトップスターであることを、誇りに思う。
・ただの木っ端ファン、末端ファンだけどさ。
・まとぶん、好きだー。
・彼が守ろうとする花組を、その覚悟ごと愛してゆきたいと思う。
・ので、そのアツい気持ちのまま力一杯拍手していたんだが。
・カーテンコールが、1回で終わった。
・あ、あれ?
・えーと?
・トップお披露目初日……だよね?
・なんでもない公演の初日でもカテコを繰り返し、最後は主演をカーテン前に引きずり出すまで拍手をやめない、主演の口から「気を付けてお帰り下さい」と言わせるまで拍手をやめない、もちろんスタンディングがデフォの組を知っているだけに、ちょっとびっくり。
・スタンディングもなしか……。花組客席ってやっぱクールだよなあ。星組のふつーの楽の方が、花組のトップ退団前楽より激しかったのは衝撃だったもんなあ。いやその、かの組が激しすぎる、つーのはあるが(笑)。
新しい花組に、心からのエールを送る。
ここがウチの組。
今までも、これからも、愛していくの。
・「みなさーん、パレード衣装は私物を持ち寄ることになりました。ブルーのデニムならなんでもOK、デコレーションは個人で考えて下さい」
・「ええー、私物ですか?」「しかもデニムってナニ?!」「しい様コスしろってこと?」
・「ウロコ・チュニック作ったら、全員のパレード衣装作る予算がなくなりましたー。我慢してくださ〜〜い」
・「ありえない!」「それにしてもデニムって何故?」「デニムならみんな1着は持ってるだろうし、色や素材に多少ばらつきがあっても統一感出るから、私物寄せ集めでもOKってことでしょ」「え〜〜、やだぁ。パレードがデニムなんてぇ」
・「……そんなに嫌なら、オープニングのウロコ・チュニックに、羽根付けて階段降りる?」
・「すみません、デニムでイイです」「私ジーパンにスパンコール縫いつけます!」「わたしペイントします!」「わがまま言いません、すみませんでしたっ!!」
・……てなやりとりが脳裏を走る。
・「これはこれは、デニム会社社長のカネアリさん(仮名)」「草野くん(仮名)、我が社の製品を使ってくれないかね」「そりゃあ社長のところの製品ならば是非使わせていただきたいですし、今までも使ってるじゃないですか」「あんな数着分じゃどうしようもない。組子全員に我が社製品を着せてくれないと」「しかし、全員が出る場面は最後のパレードのみですし、パレードにデニムというのは……」「まあ、そう言わずに……(菓子箱を渡す)」「こまりますよ、こんなことをされては……(菓子箱を受け取る)……そうですね、パレードにデニム。デニムで羽根。イイかもしれない!!」
・……てな、大人の事情が脳裏を駆け抜けていく。
初日の感想、おぼえているうちに書くぜ!その8で、『Red Hot Sea』語り、その5。これでフィニッシュ!
・デニム燕尾の5人組に夢中になっているウチに、ゆーひくんが大きな羽根背負って歌ってた。
・あ、あれ? そーいや壮くんの羽根ってどんなだっけ? ちゃんとした羽根に着替えるのかな。
・と思ってるウチに彩音ちゃんが降りて、まとぶん登場。
・まとぶん、トップ就任おめでとー!!
・ここは拍手だ、心からの拍手だ。
・ふつーは舞台にハの字型に並んでトップスターを見守る組子たちが、本舞台にぎっしり整列した。
・みんなの羽根がぎっしり詰まってぎっしり揺れて、波のようだ。
・そうか、『Red Hot Sea』か!
・ここにあるよろこび、熱い心。それが波になって、新しいトップスターを迎え、新生花組そのものになる。
・波は分かれ、我らがまとぶんを迎える。
・ここは熱い海。
・まとぶん、おかえり。キミが帰ってくる場所。や、彼がどこかへ行っていたワケじゃないが、そんなふうに思う。おかえり。ここが、キミの場所。
・銀橋へ向かう先頭は、まとぶんとゆーひくん。……ゆーひくんなんだ。
・ここで改めて壮くんの羽根の大きさ、衣装の意味を知る。もう少し気を遣ってくれると思ってたんだけどな、劇団め。
・舞台に戻ったあとは、まとぶんセンターに、彩音ちゃん、ゆーひくんがそれぞれ上手下手に燈台のように立ち、組子たちが彼らを取り囲んで歌う、という変則的なもの。
・お披露目とサヨナラは奇をてらわずに、ふつーにオーソドックスなのがいちばんいいんだ、と改めて思う。これぞ「タカラヅカ」なものでいいんだと思う。遠い目。
・それでも、きらきらしているまとぶんや、彼を囲んで歌うデニム燕尾5人組を見ていると、胸が熱くなる。
・文句しこたま言ってるけど。
・やっばり草野は嫌いだし、衣装センスもカラーセンスも最悪と思うけど。
・この作品は、たのしいかもしれない。
・初日のご挨拶、花組名物はっち組長は見事にカミカミ。イイことを言おうとしているんだが、なにしろ噛みまくるので台無し。これが名物だから仕方ない。
・まとぶさんは相変わらず長々喋って、どんどんぐだぐだになる(笑)。
・でもこの人は、自分の言葉で喋るんだよね。社交辞令だけでまとめないの。
・「花組を全力で守っていきます」
・この言葉が、胸に残った。
・守る、ときたか。
・どれだけの重責なんだろう。そして、どれほどの覚悟なんだろう。
・真飛聖という人が、心から愛しい。
・一花組担当として、「この人が、ウチのトップさん」であると、今ここで強く再確認する。
・この人が、ウチの組のトップスターでよかったと思う。
・この人が、ウチの組のトップスターであることを、誇りに思う。
・ただの木っ端ファン、末端ファンだけどさ。
・まとぶん、好きだー。
・彼が守ろうとする花組を、その覚悟ごと愛してゆきたいと思う。
・ので、そのアツい気持ちのまま力一杯拍手していたんだが。
・カーテンコールが、1回で終わった。
・あ、あれ?
・えーと?
・トップお披露目初日……だよね?
・なんでもない公演の初日でもカテコを繰り返し、最後は主演をカーテン前に引きずり出すまで拍手をやめない、主演の口から「気を付けてお帰り下さい」と言わせるまで拍手をやめない、もちろんスタンディングがデフォの組を知っているだけに、ちょっとびっくり。
・スタンディングもなしか……。花組客席ってやっぱクールだよなあ。星組のふつーの楽の方が、花組のトップ退団前楽より激しかったのは衝撃だったもんなあ。いやその、かの組が激しすぎる、つーのはあるが(笑)。
新しい花組に、心からのエールを送る。
ここがウチの組。
今までも、これからも、愛していくの。
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