質問
 洗濯女の扮装で、いちばんかわいいのは言うまでもなくしいちゃん演じるデュハースト様。では、しいちゃんから見て、自分の次にかわいいスカピン団の洗濯女は誰?

「えー? みんなかわいいよねえ? とよこはかわいいし……しみこもかわいいよねえ……」

 上から順に思い浮かべながら、「みんなかわいいから、誰がとか選べないなー」とゆー感じで悩むしいちゃん。

「あかしも……あかし……あかしも……うーん……なんであんなに似あわないんだろうね?」(真顔)

 しいちゃんソレ、さっき言ったこととちがいますがな。
 みんなかわいい、って言ったじゃん(笑)。
 でもどうやら、あかしは「かわいい」とは言えない模様。「男顔なんだねええ」とかなんとか言って、上から順に検証は、あかしで止まってしまった模様。

 で、結局誰?

「あー、はいはい、んじゃえりちゃん。えりちゃんがかわいい」

 ……すごくてきとーぢゃないですか、にーさん?(笑)
 上から考えてあかしで止まり、次の人にしましたね? ……いや、ともみん、とばされてる?!

 結果。
 デュハースト様の次にかわいい女装美女は、まひろくんだそーです。ふーん。

 はい、立樹遥お茶会@『スカーレット・ピンパーネル』へ行って来ましたっ。

 
 役によってわたしの萌え度が上下しますが、今回のデュハースト様は萌えです。大好きです。ときめきです。
 しいちゃんはヘタに変化球ではない、直球ド真ん中の二枚目キャラを演じると、イイ男度がぐーーんと上がる人です。ときめきキャラになる人です。
 反対に、某殺し屋男爵とか、ふつー「オイシイ」とされる「黒い役」をやるとスベる複雑な人ですな。……つくづく、真ん中向きのキャラクタなんだよなあ。

 デュハースト様はイギリス貴族で正義の味方。主人公パーシー@トウコちゃんの片腕で、年長キャラ。年少の男子たちがわいわいやっているのをまとめる役目。
 冷静に、ガキどもとは一線を画し、副長として存在している……そーだが、やるときはやる人ってことで、女装が必要ならば、とことん女装。ええ、すげーたのしそうに洗濯女やってますね。
 オシャレが必要だとわかればアニマル柄も着こなします。たのしそーに羽飾りなんかつけちゃってます。

 デュハースト様は、シリアスなときとるんるんなときのギャップがいいんだよなー。
 マルグリット@あすかが敵かもしれないと疑わざるを得ない、わずかなメンバーのひとり。
 パーシーの苦悩を知り、我がことのように胸を痛めるひとり。
 若くてのーてんきなスカピン団のメンバーたちを見守る、良きおにーさん。でも結局のとこ、若者たちに負けず劣らずのーてんきにぱかーっとした笑顔で大騒ぎしている、ひときわガタイの良いおにーさん(笑)。

 大人っぽくデコ全開、おにーさんキャラ、なのは自覚して演じているそうですが、同期の某ハマコさんから助言があったそうです。
「前髪があった方がイイ。なんか、おとーさんに見える」

 おとーさんて!!
 ハマコ直球!!(笑)

 ……おかげで最近のデュハースト様は、前髪がちょっとあるそうです。ハマコ、GJ(笑)。

 公演の話のほとんどは小池先生のモノマネに終始したよーな気がする。
 小池せんせーがどれだけこだわる人かを、それまで出来上がったものを最後にひっくり返し1からやりなおしていくエピソードを、せんせのぼそぼそぼそぼそ喋りを真似しながら、しいちゃんが実にたのしそーに語ってくれました。
 ひとつのミュージカルが出来上がるまでのリアルな現場の様子が伺えて、たのしかったっす。

 なんかすごく「しいちゃん主体」でハナシが進んでいた。
 いちおー、ファンから事前に回収した質問を司会者が読み上げ、しいちゃんがそれに答える、というお約束のカタチをとりながら、しいちゃがイニシアティヴを取ってるの。
 質問にも答えてるんだけど、「関係ないんだけど、思い出したから話していい?」といちいち前置きをしながら、質問に触発された別のハナシを語りだす。
 受身ではなく、自分から話してくれるから、それが取りとめないことや他愛ないことでも、キラキラオーラに満たされるのね。「伝えたい」と思って発する言葉は、力を持つ。しいちゃん自身がたのしんでいるから、聞いているわたしたちもたのしい。

 感じるのは、包容力。彼の言葉に上がるのは、あたりまえに「上級性である」という自覚。自分が仕事をするのは当然だが、それ以外に下級生の面倒を見るのも前提なの。
 具体的になにがどうと例を挙げられる記憶力はわたしにはないが、印象として、トウコちゃんを支え、下級生たちを受け止め、導いている人だということが感じられた。意識して語ってるんじゃなく、そーゆー立ち位置にあるから、それがあたりまえの状態だからにじみ出ているってゆーか。
 大人として、社会人として、自分のいる場所で「仕事」をきちんと果たしているんだ。そして、そのうえであの大きな笑顔をふりまいているんだ。

 かっこいいなあ、しいちゃん。
 大人である、青臭い小僧っこではない、ということが、こんなに魅力になるなんて、昔は想像もしなかった。

 
 ところで、「夏だから暑い」→「舞台の上もすごく暑い」→「トウコさんなんかほんと大変そう」という話の流れで。

 しいちゃんはあったりまえに言いました。

「トウコさんの、汗を拭いてあげたい」

 なななナニ気に萌え発言?!!

 パーシー@トウコの汗を拭いてやるデュハースト@しいちゃん?!

 ナニその萌え構図。
 ラインハルトとキルヒアイス的?
 見たいですよ、ソレ見たい!! 是非やって下さい!!(鼻息)

 もっともしいちゃんは「できるわけないけど(笑)」「あすかちゃんに任せる」てなことを言って、この話題は終わってしまったけれど。
 深い意味(どんな意味だ)のない、単なる「親切発言」に過ぎないことはわかっているけれど。

 いやいやいや、是非お願いしますってば。
 なにも舞台の真ん中で歌いながら汗を拭いてやって、とは言わない。芝居の中心が別に移ったときとか、暗転の間際とかにどさくさにまぎれてやってくれればいいから!
 ガン見している人しか気づかないタイミングでヨロシク。

 ファン増えると思うなっ(笑)。
 

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