「外伝 ベルサイユのばら」4部作。
2008年9月21日 タカラヅカ 『ベルサイユのばら』外伝。
最初は「3部作」と謳われていたが、先日4作目が発表された。どーやら「4部作」であるとゆーことだろう。
1作目の『外伝 ベルサイユのばら-ジェローデル編-』では、フランス革命から15年くらい経ったあとの話、として描かれる。
や、厳密に何年とは言われていないが、「ナポレオンがすでに皇帝である」と語られているので、15年は経っている、とふつーは判断する。
そして、主人公のジェローデルはナポレオン暗殺を企て、失敗するのだ。
そして2作目の『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』。ここではフランス革命から10年後、とゆーことになっている。ナポレオンはまだ皇帝にはなっていない。そして。
ここがポイントなんだが、今さっき、ジェローデルがナポレオン暗殺に失敗して殺された、とゆー話が何度も何度も何度も出てくる。
……植爺、1作目で失敗したことを、こっそり修正してきたな(笑)。
つーことで、すでに上演された2作の舞台設定は「フランス革命から10年後」「まだ皇帝ではないナポレオン暗殺計画」です。
ふたつの作品は、見事なまでに、使い回しをしていました。
プロローグが同じ、衣装が同じ、音楽が同じ。
いやあ、人が変わっても、設定や立ち位置がちがっても、同じラヴソングを歌われちゃうとはねー。
そして、台詞が同じ、会話が同じ、ストーリーが同じ。
ジェローデルとソフィアでも、アランとディアンヌでも、同じシチュエーションで同じ会話。
これだけ同じってことは、残りの外伝も全部同じことをやるつもりだと思う。
4作なのに、制作費は1作分。
作曲家に払うギャラも、大道具さんとかに払うギャラも材料費も、1作分でOK。ゴミも少ないし、なんてエコロジーな興行。
つーことで、外伝4部作を、比べてみよう企画!
『外伝 ベルサイユのばら-ジェローデル編-』
1・フランス革命から10年後。
ナポレオン暗殺を企て、失敗したジェローデルは修道院に逃げ込み、そこで恋人のソフィアと再会した。
ふたりは「フランス革命前夜」を回想しはじめる。
2・オスカルとの出会い。女でありながら、フランスの未来のため、平民たちのために、真摯に悩んでいた彼女との想い出。
3・さあ、ついに革命だ。ロベスピエールや平民たちが闘っている。シリアスなダンス場面。脇役ばかりで、主要キャラは登場せず。
4・ソレが終わるとあらびっくり、前半主役?の勢いで描かれていたオスカルが「死にました」と事後承諾で終了。
フランス革命に関わるために、ジェローデルはなにかしらがんばるらしい。
5・現在に戻る。ふたりの愛の歌、愛のやりとり。長々と回想していたあとに、ソフィアに看取られてジェローデル死亡。
『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』
1・フランス革命から10年後。
ナポレオン暗殺を企て、失敗したジェローデルは修道院で射殺された。
その話を聞いたアランは、ベルサイユ宮殿跡にてディアンヌの幽霊と「フランス革命前夜」を回想しはじめる。
2・オスカルとの出会い。女でありながら、フランスの未来のため、平民たちのために、真摯に悩んでいた彼女との想い出。
3・さあ、ついに革命だ。平民たちが闘っている。シリアスなダンス場面。脇役ばかりで、主要キャラは登場せず。
4・ソレが終わるとあらびっくり、前半主役?の勢いで描かれていたオスカルが「死にました」と事後承諾で終了。
フランスのために、その後アランはなにかしらがんばったらしい。
5・現在に戻る。ふたりの愛の歌、愛のやりとり。長々と回想していたあとに、ナポレオン配下に急襲され、ディアンヌの幽霊に看取られてアラン死亡。彼もナポレオン暗殺に荷担していたのだ。
『外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-』
1・フランス革命から10年後。
ナポレオン暗殺を企て、失敗したジェローデルは修道院で射殺された。それに荷担していたアランもまたベルサイユ宮殿跡で射殺された。
その話を聞いたベルナールは、ロザリーと「フランス革命前夜」を回想しはじめる。
2・オスカルとの出会い。女でありながら、フランスの未来のため、平民たちのために、真摯に悩んでいた彼女との想い出。
3・さあ、ついに革命だ。平民たちが闘っている。シリアスなダンス場面。脇役ばかりで、主要キャラは登場せず。
4・ソレが終わるとあらびっくり、前半主役?の勢いで描かれていたオスカルが「死にました」と事後承諾で終了。
フランスのために、その後ベルナールはなにかしらがんばったらしい。
5・現在に戻る。ふたりの愛の歌、愛のやりとり。長々と回想していたあとに、ナポレオン配下に急襲され、ロザリーに看取られてベルナール死亡。彼もナポレオン暗殺に荷担していたのだ。
『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』
えー……。
いくらなんでも、ナポレオン暗殺は、やらないよねえ? アンドレもう、バスティーユで死んでるんだし。
しかし植爺だからなあ。
1・フランス革命から10年後。
白いマント姿で佇むアンドレ……の、幽霊。
ナポレオン暗殺を企てた男たち、ジェローデル、アラン、ベルナールたちが集まり「フランス革命前夜」を回想しはじめる。
2・アンドレとの出会い。女でありながら、フランスの未来のため、平民たちのために、真摯に悩んでいたオスカルを、影のように支えていた男との想い出。
3・さあ、ついに革命だ。平民たちが闘っている。シリアスなダンス場面。脇役ばかりで、主要キャラは登場せず。
4・ソレが終わるとあらびっくり、前半主役?の勢いで描かれていたオスカルが「死にました」と事後承諾で終了。
それでもアンドレ……の幽霊が出張ってきて、その後のフランスのあーたらこーたらを解説しまくる。
5・現在に戻る。長々と回想していたあとに、ナポレオン配下に急襲され、ジェローデル、アラン、ベルナールはそれぞれ死亡。
アンドレの幽霊のみが残り、朗々と主題歌熱唱。
-完-
プロローグは全部使い回し、主題歌も挿入歌も同一。革命場面も同じだ。
さあ、各組の革命場面でダンスソロを踊るのは誰かなっ。雪組-そらくん、花組-まっつと来たので、kineさんは星組-あかしかともみん、と予想してますが(笑)。
植爺はどうも、スピンオフとか統一テーマとかをいろいろと誤解しているらしい。
同じ話を同じネタで同じ会話で使い回すのは、スピンオフでもテーマでもなんでもないんだが。
まあ、植爺だし(笑)。
最初は「3部作」と謳われていたが、先日4作目が発表された。どーやら「4部作」であるとゆーことだろう。
1作目の『外伝 ベルサイユのばら-ジェローデル編-』では、フランス革命から15年くらい経ったあとの話、として描かれる。
や、厳密に何年とは言われていないが、「ナポレオンがすでに皇帝である」と語られているので、15年は経っている、とふつーは判断する。
そして、主人公のジェローデルはナポレオン暗殺を企て、失敗するのだ。
そして2作目の『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』。ここではフランス革命から10年後、とゆーことになっている。ナポレオンはまだ皇帝にはなっていない。そして。
ここがポイントなんだが、今さっき、ジェローデルがナポレオン暗殺に失敗して殺された、とゆー話が何度も何度も何度も出てくる。
……植爺、1作目で失敗したことを、こっそり修正してきたな(笑)。
つーことで、すでに上演された2作の舞台設定は「フランス革命から10年後」「まだ皇帝ではないナポレオン暗殺計画」です。
ふたつの作品は、見事なまでに、使い回しをしていました。
プロローグが同じ、衣装が同じ、音楽が同じ。
いやあ、人が変わっても、設定や立ち位置がちがっても、同じラヴソングを歌われちゃうとはねー。
そして、台詞が同じ、会話が同じ、ストーリーが同じ。
ジェローデルとソフィアでも、アランとディアンヌでも、同じシチュエーションで同じ会話。
これだけ同じってことは、残りの外伝も全部同じことをやるつもりだと思う。
4作なのに、制作費は1作分。
作曲家に払うギャラも、大道具さんとかに払うギャラも材料費も、1作分でOK。ゴミも少ないし、なんてエコロジーな興行。
つーことで、外伝4部作を、比べてみよう企画!
『外伝 ベルサイユのばら-ジェローデル編-』
1・フランス革命から10年後。
ナポレオン暗殺を企て、失敗したジェローデルは修道院に逃げ込み、そこで恋人のソフィアと再会した。
ふたりは「フランス革命前夜」を回想しはじめる。
2・オスカルとの出会い。女でありながら、フランスの未来のため、平民たちのために、真摯に悩んでいた彼女との想い出。
3・さあ、ついに革命だ。ロベスピエールや平民たちが闘っている。シリアスなダンス場面。脇役ばかりで、主要キャラは登場せず。
4・ソレが終わるとあらびっくり、前半主役?の勢いで描かれていたオスカルが「死にました」と事後承諾で終了。
フランス革命に関わるために、ジェローデルはなにかしらがんばるらしい。
5・現在に戻る。ふたりの愛の歌、愛のやりとり。長々と回想していたあとに、ソフィアに看取られてジェローデル死亡。
『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』
1・フランス革命から10年後。
ナポレオン暗殺を企て、失敗したジェローデルは修道院で射殺された。
その話を聞いたアランは、ベルサイユ宮殿跡にてディアンヌの幽霊と「フランス革命前夜」を回想しはじめる。
2・オスカルとの出会い。女でありながら、フランスの未来のため、平民たちのために、真摯に悩んでいた彼女との想い出。
3・さあ、ついに革命だ。平民たちが闘っている。シリアスなダンス場面。脇役ばかりで、主要キャラは登場せず。
4・ソレが終わるとあらびっくり、前半主役?の勢いで描かれていたオスカルが「死にました」と事後承諾で終了。
フランスのために、その後アランはなにかしらがんばったらしい。
5・現在に戻る。ふたりの愛の歌、愛のやりとり。長々と回想していたあとに、ナポレオン配下に急襲され、ディアンヌの幽霊に看取られてアラン死亡。彼もナポレオン暗殺に荷担していたのだ。
『外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-』
1・フランス革命から10年後。
ナポレオン暗殺を企て、失敗したジェローデルは修道院で射殺された。それに荷担していたアランもまたベルサイユ宮殿跡で射殺された。
その話を聞いたベルナールは、ロザリーと「フランス革命前夜」を回想しはじめる。
2・オスカルとの出会い。女でありながら、フランスの未来のため、平民たちのために、真摯に悩んでいた彼女との想い出。
3・さあ、ついに革命だ。平民たちが闘っている。シリアスなダンス場面。脇役ばかりで、主要キャラは登場せず。
4・ソレが終わるとあらびっくり、前半主役?の勢いで描かれていたオスカルが「死にました」と事後承諾で終了。
フランスのために、その後ベルナールはなにかしらがんばったらしい。
5・現在に戻る。ふたりの愛の歌、愛のやりとり。長々と回想していたあとに、ナポレオン配下に急襲され、ロザリーに看取られてベルナール死亡。彼もナポレオン暗殺に荷担していたのだ。
『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』
えー……。
いくらなんでも、ナポレオン暗殺は、やらないよねえ? アンドレもう、バスティーユで死んでるんだし。
しかし植爺だからなあ。
1・フランス革命から10年後。
白いマント姿で佇むアンドレ……の、幽霊。
ナポレオン暗殺を企てた男たち、ジェローデル、アラン、ベルナールたちが集まり「フランス革命前夜」を回想しはじめる。
2・アンドレとの出会い。女でありながら、フランスの未来のため、平民たちのために、真摯に悩んでいたオスカルを、影のように支えていた男との想い出。
3・さあ、ついに革命だ。平民たちが闘っている。シリアスなダンス場面。脇役ばかりで、主要キャラは登場せず。
4・ソレが終わるとあらびっくり、前半主役?の勢いで描かれていたオスカルが「死にました」と事後承諾で終了。
それでもアンドレ……の幽霊が出張ってきて、その後のフランスのあーたらこーたらを解説しまくる。
5・現在に戻る。長々と回想していたあとに、ナポレオン配下に急襲され、ジェローデル、アラン、ベルナールはそれぞれ死亡。
アンドレの幽霊のみが残り、朗々と主題歌熱唱。
-完-
プロローグは全部使い回し、主題歌も挿入歌も同一。革命場面も同じだ。
さあ、各組の革命場面でダンスソロを踊るのは誰かなっ。雪組-そらくん、花組-まっつと来たので、kineさんは星組-あかしかともみん、と予想してますが(笑)。
植爺はどうも、スピンオフとか統一テーマとかをいろいろと誤解しているらしい。
同じ話を同じネタで同じ会話で使い回すのは、スピンオフでもテーマでもなんでもないんだが。
まあ、植爺だし(笑)。
コメント