シリーズ最新作『安楽椅子探偵と忘却の岬』(出題編)が放送されましたね。
 記憶喪失の男、フラッシュバックする殺人事件、オレって実は殺人犯?!と苦しむ主人公、わたしはアナタの味方よ、と寄り添う看護師の美女。舞台は「海馬地区」、地名も固有名詞も海馬海馬、脳と岬関係一色。
 ……恒例行事として家族で見て、タイムテーブル作ったりして真面目に推理してるわけですが、「君の海馬は私のモノだ」とか、「海馬に乗った征服者」とか、言いたいのに言えないのがつらいっ。言っても通じないのがつらいっ。

 海馬教授@まっつ、ステキでしたよね?!!

 
 とまあ、わたしはこの先一生、「海馬」と聞くとまっつを思い浮かべるのかとか、そんな単語に関連づけられて一生とか言われるまっつの立場は、とか、いろいろいろいろ考えつつ。

 『エンター・ザ・レビュー』まっつ語りの続きです。

 旅の若者は客席から登場だとわくわくしていたのに、上手花道から。博多バージョンにしてくれよぉ。
 なにしろ「梅田芸術劇場メインホール」ってのは、たとえS席からでも花道が見えない設計になっていることで有名な劇場。花道登場だと、見えない場合が多いっす。
 面子はみわっち、まっつ、りせ。

 わずかではあるが、まっつの声が聴ける貴重な場面。
 ナマ着替えであわあわしながらも満面の笑みで歌う姿を堪能すべし。
 衣装はモスグリーンのスーツ。……ん? 『ラブ・シンフォニー』のときに見たカラーだな。いつの間にかこの渋い色がまっつカラーに?(博多のときと衣装ちがってます)
 ここでまっつが踊る相手はれみちゃん。
 
 ……なのは、置くとして。

 この場面での見逃してはならない重要チェックポイントは、みわっちに抱きつくまっつです。

 可愛い女の子を拾いに……じゃねえ、ハントしニューヨークへ出かけたパリジャンたち。ターゲットとなるかわいこちゃんをロックオンするときに。

 まつださんたら、みわさんに横から抱きついてます。
 そして、オトコマエなみわさんはソレに応え、ちゃんとまっつの腰を抱き返してくれてます。
 まつみわ! まつみわ! わくわく!!
 みんな上手端をチェックだ、見逃すな!!

 
 中詰めは下手奥から3人で登場。でもすぐに引っ込んじゃう。
 そのあとみんなとわらわらと登場して、下手から客席降り。先頭がまぁくん、まっつは3人目だったかな。
 とにかくあっちゅー間に後ろへだーーっと行ってしまって、うわ、まっつが遠いとあうあうした(笑)。
 梅田でも2日目はノリノリで、いろーんな人とタッチしてたなー、まっつ(指くわえて見てた人)。

 今回ほんとにまっつ、歌がないから、衣装に潔くマイクがついてないです。……や、最近のまっつっていつもピンマイク付けてるイメージだったから、胸にナニもないのが新鮮だ。
 この中詰めもたしか、つけてなかったよなあ……。
 全ツだからコーラスは録音基本だし、ソロがない以上マイクも不要なのはわかるが、すっきりしてんなー。

 
 アランフェスに代わる新場面は、衣装が替わっててよかった。

 アランフェスに登場するコロスたちはロングドレスにターバン姿で性別不詳……って、今調べたらあの役、「アランフェスの女」って名前なのね。し、知らんかった、女だったんだ……。
 だってそのかいたじゃん!! もちろんまっつだっていたし。(大劇バージョン)
 オカマ……もとい、中性の役だと思い込んでた。だからごつすぎて見た目のこわいドレス姿の人がいるんだと。
 女だったんだ……そのかもまっつも、女役だったんだ……。

 話が逸れたが、ええっとつまり、新場面になって、性別不詳で見ていて混乱してしまうよーな話でなくなっていて、ほっとしました。
 まっつのドレス+ターバン、そのうえ無表情、つーのは、ムラで見たときかなり微妙だったので、あのままだったらけっこうアレだなと思っていたので。

 ふつーに男子(耽美風味)な姿で、よかったっす。
 正味踊っているので、動きのキレを目に収めるがヨシ。しゅん様と並んでるの好きだなー。まっつがんばれー(笑)。

 
 ラストの4組のデュエットは下手から奥の階段を通って登場。端っこなもんで、ライトのアタリが悪いです(笑)。
 ここのワインレッド系の飾り燕尾衣装、それぞれきれいだよね。位置的にまっつはまずDVDには映らないのでガン見ヨロシク。博多のときも見事に映像には残ってない。
 片手リフトがあるんだが、なかなかどーして手に汗握る。
 博多のときはもっと軽やかに彩音ちゃんを回していた印象があるんだが(回転もけっこースピードがあった)、今回はけっこう大変そう……に、見える。あんまし持ち上がってないときもあったり。載ってるれみちゃんも態勢キツそう。

 
 パレードは、博多でゆみこちゃんの隣で大きな羽根に攻撃されているまっつがかわいかったので、今回壮くんの大羽根に翻弄されるまっつを期待したんだが、並び方が変わっていて、壮くんの隣ぢゃなかった……しょぼん。
 が、代わりにまっつ一花はたのしめます。

 最後のご挨拶時に「ご当地ジェンヌ紹介」があり、大阪生まれってことでまっつも挙手。
 大阪出身者は数が多いので、ちゃんと紹介してもらえないんだー。みんなで一斉に手を挙げて終わり、だから、まっつはまだしも、後列の子たちとかちゃんと紹介になってないよなぁ。
 最初は黙って手を挙げるだけだったまっつ、ただひとり兵庫県出身で元気いっぱいの壮くんに影響されてか、回を重ねるごとにアクションが出てきた。
 「はいっ」と声を出して、びしっと挙手。
 その声がいかにもその気で作ってる声で、その動作がいかにもその気でかっこつけてる動作で。いいなあ。
 こーゆー慇懃な態度でかっこいいのが、まっつのいいとこだと思う。あー、まっつの執事役見てみてぇ(笑)。

 
 ところでまっつ、黒髪歴更新中?

 『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』の書生さんのために2007年はじめから……わたしお稽古待ちとかしたことないから確認できないが、ソレのお稽古期間からだとしたら2006年12月から黒髪になって、そのあと2007年の相沢@『舞姫』、ジオラモ@『アデュー・マルセイユ』、2008年のバロット@『メランコリック・ジゴロ』、相沢@『舞姫』、ベドウィン@『愛と死のアラビア』とずーーっと黒髪で通してきて、今回はおフランスだからパツキンかしらと思いきや総ヅラだから関係なく、来年の大劇場公演は韓国モノだから黒髪必須……。

 丸2年以上黒髪人生って、ジェンヌではめずらしいのでは?

 いやその、黒髪まっつ大好物なのでいいんだけど。
 来年のカレンダーも引き続き黒髪で(スカステで撮影風景見たけど、髪型アレ、失敗してるんじゃ……? ゲフンゲフン)、こーなったら、どこまで記録更新できるのか、たのしみです。


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