だってこれで4回目だもん。@エンター・ザ・レビュー
2008年10月8日 タカラヅカ 『ベルばら』の感想はどーしても狂った作品の狂った部分への怒りの吐露に終始してしまうので、ちょっと置いておいて。
『エンター・ザ・レビュー』覚え書き。
良くできたショーだと思う。
それぞれの場面に見どころがあり、全体のバランスもいい。衣装センスが良く、耳馴染みのいい曲を使い、大がかりなセットや舞台設備を必要としないのに見栄えがいい。
斬新さはないが、穴のない、老舗の佳作といった感じ。
だが、しかし。
同じ組で4年間に4回も再演すな。
よくできた作品だとは思うが、さすがにあきる……(笑)。
まぁともかく。
いい作品だってことは、救いだ。
黒燕尾の男たち勢揃いではじまるオープニングは、タカラヅカの醍醐味。
全ツだから階段が小さくて切ないが、トップスターがトップスターらしく階段の上から登場するのはイイ。
どっかのお魚さんショーはトップが平面群舞の後ろから初登場で、前にたどり着くまで姿は見えないわ、銀橋から登場した2番手さんの方が演出が派手だったせいもあってか、拍手が起こらなかった回もあって、客席で凍ったもんよ。団体さんとかヅカに詳しくない人には、トップスターが登場したってわかんなかったんだよ……そんな演出するヤツに比べ、なんと直感的にわくわくさせてくれることか。
手拍子の似合う曲、わかりやすい歌詞。繰り返されるタイトル、いかにもな主題歌、いかにもなオープニング。
センターのまとぶんの美しさ、彼の両側のまっつ、壮くんの美しさ。
素直に、これから「はじまる」ことに期待感が高まる。
曲が終わり、中央階段上に両手に花状態のトップ娘役の登場だ。白いドレスに羽を背負い、レビュースターらしい姿……なんだけど。
ここで拍手が途絶えるのは、デフォなの?
その昔、ムラと東宝で当時のトップ娘役ふーちゃんが、みわっちとまっつを両側にはべらして登場したとき、示し合わせたかのようにぴたっと手拍子が止んで、びびったもんだったが。
もちろん、曲の変わり目かつ、次の「パリはシャンパン」という曲が手拍子を入れにくいためもあるんだが、あまりに一気に静まりかえるのがこわかった。その、当時のふーちゃんの人気の度合いもあり。その。
でもこれはあんまりだからか、博多の途中からか前回の全ツのときからか、登場時に無理矢理にでも拍手を入れて迎えてなかったか? すごーくタイミング的に入れにくいんだけど、それでもがんばって拍手してたよーな?
梅田では見事に拍手ナシ。……まあ、トップとはいえ娘役だから、そんなもんなのかな? 公演回数が増えれば、観客も慣れて拍手するよーになるのかな。
今回は彩音ちゃんを、白い飾り燕尾姿でりせとまぁくんがエスコート。……4年前の博多でまぁくんがこの位置に抜擢されているのを見て驚いたもんだったが……4年経っても同じかぁ(笑)。
続いて階段上にみわさんが同じく白燕尾で登場。ドレスのよーにマントのよーに、フリル付き飾り燕尾をフリフリさせて「パリに帰りて」を歌う。
みわさんはここで初登場。コレをやるためにオープニングにはいなかった。
みわさんを彩るのは、白いドレスの女の子たち。黒燕尾群舞ではじまったショーが、さーっと白一色になるのが快感。
みわさんのねばっこい歌声も快感(笑)。
続いてまっつの「パリのタンゴ」。
階段があるのに、階段下から5人一緒になって走り出る。相手役の女の子たちも同じ。
で、次に登場する壮くん「ヌ・ム・キテ・パ」が階段上にひとり、と、さり気に工夫してある。
……しかし、樹里ちゃん、ゆみこと歌ウマさんが歌ってきた曲を歌わなければならない壮くんは大変だな。
曲も曲の流れもすっかりお馴染み、アタマに入っている。意識してなくてもこの曲が来たから次はコレ、と刻み込まれている。とはいえ、プログラムは買ってないし、予習もしていない。作品として細胞に浸透しているから「次はコレ」とわかっているが、それでも登場のたびに「この人がコレか」系のおどろきがある、ややこしさ(笑)。
アダルト「ヌ・ム・キテ・パ」の次は、スミレちゃん……いやさ、マトブセイコちゃんの出番だ。
……声を大にして言いたい。
脚を見せろ。
なんでそう、出し惜しみするんだ、脚を見せろ、肩を見せろ。なんでそう、露出度が低いんだっ。
スケベ心だけで言っているのではない。
顔以外出ていない状態のエトワール様@まとぶ女装は、なんかだかすごーくいかつかったのだわ。
わざとらしく強調された曲線。詰め物でもしているのか?系の、骨太なライン。
ターバンの上でアップにした髪。
……なんか、すごく、ごつい。
すごく、オカマさん風味。
何故?
まとぶん、あんなに美人なのに!
ふつーにきれーな人なのに、何故にこんなに「女装」になってるの?
いやその、男役だから、「女装」になるのはある意味正しい進化っぷりなんだが……それにしても、もっときれーになれるだろうに。
脚や肩を出せば、それだけで女度が上がるだろうに。男が詰め物して無理矢理女の振りをしているのではなく、ほんとにきれーな女性だとわかるだろうに。
そう思うと、もったいないのよ。
ウチのトップさんは女性としてもすげーきれーなんだーっ、という、組ファンとしての思い入れゆえ、です(笑)。
スミレちゃんのエトワール様はお笑い系で、毎回ゆるいアドリブを繰り出しては微妙な空気を……いやその、ファンにとってはとても微笑ましい空気を作りだしていたんだが、セイコちゃんはお笑いナシ。全ツバージョンのマダム・スミレ系に真っ当に女装していた。
で、やっぱり全ツバージョンってことで、ひとり残って客席降り。
中日でもわかっていたことだけど、まとぶんはほんとサービスいい人だから。
客席降りしたら、池の鯉とパンくず状態になるのは時間の問題。触って触って、触らせて。構って構って。
濃ゆ~くお色気たっぷりに、だけどかわいらしく、大仰に歌い、客席を釣る。個人攻撃してますよ、一本釣りしまくってますよ!(笑) いいなあ、釣られた人。
客席にたーーっぷりサービスしてくれるのがたまらん。
ああ、だからこそ余計に露出度があれば……。(まだ言うか)
しかしまあ、たったひとりで客席降り、をされてしまうと、2階席3階席は置き去りにされちゃうんだけどな。舞台の上空っぽで。
女装スター様が去ったそのあとは。
音楽が軽快なモノに変わり、照明が上手花道を照らす。
さあっ、お楽しみ、コメディアン@壮くんの登場だっ。
『エンター・ザ・レビュー』覚え書き。
良くできたショーだと思う。
それぞれの場面に見どころがあり、全体のバランスもいい。衣装センスが良く、耳馴染みのいい曲を使い、大がかりなセットや舞台設備を必要としないのに見栄えがいい。
斬新さはないが、穴のない、老舗の佳作といった感じ。
だが、しかし。
同じ組で4年間に4回も再演すな。
よくできた作品だとは思うが、さすがにあきる……(笑)。
まぁともかく。
いい作品だってことは、救いだ。
黒燕尾の男たち勢揃いではじまるオープニングは、タカラヅカの醍醐味。
全ツだから階段が小さくて切ないが、トップスターがトップスターらしく階段の上から登場するのはイイ。
どっかのお魚さんショーはトップが平面群舞の後ろから初登場で、前にたどり着くまで姿は見えないわ、銀橋から登場した2番手さんの方が演出が派手だったせいもあってか、拍手が起こらなかった回もあって、客席で凍ったもんよ。団体さんとかヅカに詳しくない人には、トップスターが登場したってわかんなかったんだよ……そんな演出するヤツに比べ、なんと直感的にわくわくさせてくれることか。
手拍子の似合う曲、わかりやすい歌詞。繰り返されるタイトル、いかにもな主題歌、いかにもなオープニング。
センターのまとぶんの美しさ、彼の両側のまっつ、壮くんの美しさ。
素直に、これから「はじまる」ことに期待感が高まる。
曲が終わり、中央階段上に両手に花状態のトップ娘役の登場だ。白いドレスに羽を背負い、レビュースターらしい姿……なんだけど。
ここで拍手が途絶えるのは、デフォなの?
その昔、ムラと東宝で当時のトップ娘役ふーちゃんが、みわっちとまっつを両側にはべらして登場したとき、示し合わせたかのようにぴたっと手拍子が止んで、びびったもんだったが。
もちろん、曲の変わり目かつ、次の「パリはシャンパン」という曲が手拍子を入れにくいためもあるんだが、あまりに一気に静まりかえるのがこわかった。その、当時のふーちゃんの人気の度合いもあり。その。
でもこれはあんまりだからか、博多の途中からか前回の全ツのときからか、登場時に無理矢理にでも拍手を入れて迎えてなかったか? すごーくタイミング的に入れにくいんだけど、それでもがんばって拍手してたよーな?
梅田では見事に拍手ナシ。……まあ、トップとはいえ娘役だから、そんなもんなのかな? 公演回数が増えれば、観客も慣れて拍手するよーになるのかな。
今回は彩音ちゃんを、白い飾り燕尾姿でりせとまぁくんがエスコート。……4年前の博多でまぁくんがこの位置に抜擢されているのを見て驚いたもんだったが……4年経っても同じかぁ(笑)。
続いて階段上にみわさんが同じく白燕尾で登場。ドレスのよーにマントのよーに、フリル付き飾り燕尾をフリフリさせて「パリに帰りて」を歌う。
みわさんはここで初登場。コレをやるためにオープニングにはいなかった。
みわさんを彩るのは、白いドレスの女の子たち。黒燕尾群舞ではじまったショーが、さーっと白一色になるのが快感。
みわさんのねばっこい歌声も快感(笑)。
続いてまっつの「パリのタンゴ」。
階段があるのに、階段下から5人一緒になって走り出る。相手役の女の子たちも同じ。
で、次に登場する壮くん「ヌ・ム・キテ・パ」が階段上にひとり、と、さり気に工夫してある。
……しかし、樹里ちゃん、ゆみこと歌ウマさんが歌ってきた曲を歌わなければならない壮くんは大変だな。
曲も曲の流れもすっかりお馴染み、アタマに入っている。意識してなくてもこの曲が来たから次はコレ、と刻み込まれている。とはいえ、プログラムは買ってないし、予習もしていない。作品として細胞に浸透しているから「次はコレ」とわかっているが、それでも登場のたびに「この人がコレか」系のおどろきがある、ややこしさ(笑)。
アダルト「ヌ・ム・キテ・パ」の次は、スミレちゃん……いやさ、マトブセイコちゃんの出番だ。
……声を大にして言いたい。
脚を見せろ。
なんでそう、出し惜しみするんだ、脚を見せろ、肩を見せろ。なんでそう、露出度が低いんだっ。
スケベ心だけで言っているのではない。
顔以外出ていない状態のエトワール様@まとぶ女装は、なんかだかすごーくいかつかったのだわ。
わざとらしく強調された曲線。詰め物でもしているのか?系の、骨太なライン。
ターバンの上でアップにした髪。
……なんか、すごく、ごつい。
すごく、オカマさん風味。
何故?
まとぶん、あんなに美人なのに!
ふつーにきれーな人なのに、何故にこんなに「女装」になってるの?
いやその、男役だから、「女装」になるのはある意味正しい進化っぷりなんだが……それにしても、もっときれーになれるだろうに。
脚や肩を出せば、それだけで女度が上がるだろうに。男が詰め物して無理矢理女の振りをしているのではなく、ほんとにきれーな女性だとわかるだろうに。
そう思うと、もったいないのよ。
ウチのトップさんは女性としてもすげーきれーなんだーっ、という、組ファンとしての思い入れゆえ、です(笑)。
スミレちゃんのエトワール様はお笑い系で、毎回ゆるいアドリブを繰り出しては微妙な空気を……いやその、ファンにとってはとても微笑ましい空気を作りだしていたんだが、セイコちゃんはお笑いナシ。全ツバージョンのマダム・スミレ系に真っ当に女装していた。
で、やっぱり全ツバージョンってことで、ひとり残って客席降り。
中日でもわかっていたことだけど、まとぶんはほんとサービスいい人だから。
客席降りしたら、池の鯉とパンくず状態になるのは時間の問題。触って触って、触らせて。構って構って。
濃ゆ~くお色気たっぷりに、だけどかわいらしく、大仰に歌い、客席を釣る。個人攻撃してますよ、一本釣りしまくってますよ!(笑) いいなあ、釣られた人。
客席にたーーっぷりサービスしてくれるのがたまらん。
ああ、だからこそ余計に露出度があれば……。(まだ言うか)
しかしまあ、たったひとりで客席降り、をされてしまうと、2階席3階席は置き去りにされちゃうんだけどな。舞台の上空っぽで。
女装スター様が去ったそのあとは。
音楽が軽快なモノに変わり、照明が上手花道を照らす。
さあっ、お楽しみ、コメディアン@壮くんの登場だっ。
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