女と絡むのが似合う彼と、男同士で絡んでる彼らと。@エンター・ザ・レビュー
2008年10月11日 タカラヅカ 最後に「オーレ♪」とキメる、ジプシーの男は、みわっちでなければならない。
そもそも初演時はゆみこの役だったのだけど、再演、再々演、再々々演とみわっちがやっている時期の方が長いこともあり、わたしの中ではみわっちの役だ。
濃く、クドく、ねちっこく。
戦闘意欲満々にセクスィビーム放射させて、歌う。
みわっちが、もっともみわっちらしいと思える役。
てゆーかもぉ、彼のクドいやらしさに、ウケる。
こーでなきゃ、みわさんはこうでなきゃ!! 机叩いて支持しちゃうよーっ。
今回の全ツ『エンター・ザ・レビュー』では、曲のアレンジがちょっとチガウ? 最初に聞いたときに「あれ?」と思ったんだが、何度も聞いているうちに、わかんなくなった(笑)。
『エンレビ』のみわさんを見て「いいなあ」と思うのは、彼が主に「女の子たち」を引き連れていること。
みわさんは女性としても美しい人だから、下級生時代は同期の天勢、紫城、拓麻と共にずーっと娘役転向を噂されていた。男役でも耽美担当、美少年ポジで男と絡まされることが多かった。
わたし的にみわさんがしっくりこなかったのは、そのへんなんだよなあ。
彼は耽美とか美少年とかより、真っ当に女の子たち相手に包容力を発揮するふつーの男らしい男として在ってくれた方が、ときめく。(まつみわ!とか言ってるのとは、もちろん別ハートですよっ)
くどくど光線発しながら、女の子たちをはべらしてキザりまくる。
『エンレビ』の「男同士の絡み」や「耽美担当」はトップと2番手で、3番手はふつーに「男女担当」なので、女の子相手にいい男ぶりを発揮するみわさんを堪能できる。
みわっちのね~~~~っとりソロのあとにカーテンが開くと、白い舞台に白尽くめのまとぶんがひとり立っている。
新場面「ウナモール」とやら。ええ、先述のトップと2番手のお耽美シーンです。
今までの「アランフェス」が耽美衣装の男ふたりが「モナムー」「モナムー」って歌いながらいちゃいちゃする場面だったわけで。オサ様と樹里ちゃんはふつーにべたべただったが、オサ様とゆみこになるとキスシーンも加わり、マジでいちゃいちゃになった、という。
男ふたりの禁断の愛、そして周囲で踊るドレス姿のオカマを含む女たち。
えーと、そーゆー場面だったよね、「アランフェス」。
それをわざわざまとぶんと壮くんに合わせて新場面に変更ってことは、ナニをやるんだろう……と、思っていたら。
変更した意味は、よくわからなかった。
やっぱり耽美衣装の男ふたりが禁断の愛を歌い踊ってますが?
周囲で踊るのがオカマではなく、ふつーに男子になったことと、禁断の恋人同士の衣装が白と黒でわかりやすく役割分担されたことぐらい?
えーと、昭和時代に流行った「耽美小説」が、21世紀になって「BL」になったよーなもん?(そんな喩え……)
オサゆみだとどっちが受かわかりにくくて、まあそのわかりにくいところが魅力だったけど、壮まとなら属性は誰が見ても間違いようがないから、その一目瞭然なところをウリにしようと?(そんな喩え……)
にしても、不思議だなぁ。
公認ドS男とドM男のエロ絡みシーンなのに、ときめきません。
どんなに美形であっても、我らが壮一帆が健康的過ぎることも、大きな要因のひとつだとは思う。
ムチを持ってさえ、陽性の輝きを持つ人だから。
でも、壮くんだからダメってことは、別にないんだよ。
トゥスンとトマスは萌えでした。ええ。ここにイブラヒムが加わったりもするけど、わたし的に本命はトゥスン×トマス。イブラヒムは片想い上等。
『愛と死のアラビア』が萌えだったよーに、壮まと萌えはアリなんだけど、「ウナモール」には萌えません。
たぶん、わかりやすい「ドS×ドM」のカップリングに萌えないんだと思う。
そんな、需要と供給がぴったり合ってどちらもシアワセな関係に萌えないわよっ(笑)。
なにかが「足りない」「欠けている」ことに、萌えは発生するのです。
白いまとぶさんを黒い壮さんが翻弄したりしても、たのしくないです。むしろ対立してくれる方が、オイシクいただけます。
新場面のわりにやってること同じだし、男ふたりとその他背景というパワーバランスも同じだし。
ええいっ、まっつに歌わせて欲しかったわ、愛の歌を。壮まとの愛を、まっつが歌うのよ。まっつの声に乗って、壮まとがエロエロ愛のなんやかんやを繰り広げるの。……それなら、たのしかったと思う、わたしは(笑)。
地方のヅカに対して先入観も予備知識も心構えもない人たちに、男同士の愛の絡みを見せてどーするんだろうなぁ、とは思う。
いやその、ホモな話ではなく、まとぶさんの心の葛藤を抽象化したものだとしてもだ、現実的に目の前で繰り広げられるのは男たちの愛の世界でしかないんだし。
……地方に住む腐女子を釣るのが目的なのか? たしかに腐女子ならば同人誌即売会やら声優イベントやら、いろんなものを追っかけて5大都市に日参することぐらいふつーにするから、彼らがヅカに目覚めてくれたら精力的にお金を落としてくれるだろーけど。
なんにせよ、美しい場面です。
まとぶんも壮くんもほんとに美形だ。
そんな美しい彼らがお耽美なフリフリ衣装着て、お耽美なことをやっているのに、なーんかくすぐったくなってしまうのは、わたし個人の問題なんでしょう、きっと。
あー、でも、まとぶを壮くんが後ろから抱きしめるよーな振付のとこで、客席のオペラグラスが一斉に上がるのは、見ていて壮観ですわね。(どこを見てるんだ)
……みんなスキやなぁ……。
このドシリアスお耽美場面が静かに暗転すると、次は一気に曲調が変わります。
上手花道、梅芸では見えないことが多いところに雛鳥たち登場。
続いて下手花道、梅芸では見えないことが多いところに兄鳥登場。
さあっ、ロケットだ。
続く。
そもそも初演時はゆみこの役だったのだけど、再演、再々演、再々々演とみわっちがやっている時期の方が長いこともあり、わたしの中ではみわっちの役だ。
濃く、クドく、ねちっこく。
戦闘意欲満々にセクスィビーム放射させて、歌う。
みわっちが、もっともみわっちらしいと思える役。
てゆーかもぉ、彼のクドいやらしさに、ウケる。
こーでなきゃ、みわさんはこうでなきゃ!! 机叩いて支持しちゃうよーっ。
今回の全ツ『エンター・ザ・レビュー』では、曲のアレンジがちょっとチガウ? 最初に聞いたときに「あれ?」と思ったんだが、何度も聞いているうちに、わかんなくなった(笑)。
『エンレビ』のみわさんを見て「いいなあ」と思うのは、彼が主に「女の子たち」を引き連れていること。
みわさんは女性としても美しい人だから、下級生時代は同期の天勢、紫城、拓麻と共にずーっと娘役転向を噂されていた。男役でも耽美担当、美少年ポジで男と絡まされることが多かった。
わたし的にみわさんがしっくりこなかったのは、そのへんなんだよなあ。
彼は耽美とか美少年とかより、真っ当に女の子たち相手に包容力を発揮するふつーの男らしい男として在ってくれた方が、ときめく。(まつみわ!とか言ってるのとは、もちろん別ハートですよっ)
くどくど光線発しながら、女の子たちをはべらしてキザりまくる。
『エンレビ』の「男同士の絡み」や「耽美担当」はトップと2番手で、3番手はふつーに「男女担当」なので、女の子相手にいい男ぶりを発揮するみわさんを堪能できる。
みわっちのね~~~~っとりソロのあとにカーテンが開くと、白い舞台に白尽くめのまとぶんがひとり立っている。
新場面「ウナモール」とやら。ええ、先述のトップと2番手のお耽美シーンです。
今までの「アランフェス」が耽美衣装の男ふたりが「モナムー」「モナムー」って歌いながらいちゃいちゃする場面だったわけで。オサ様と樹里ちゃんはふつーにべたべただったが、オサ様とゆみこになるとキスシーンも加わり、マジでいちゃいちゃになった、という。
男ふたりの禁断の愛、そして周囲で踊るドレス姿のオカマを含む女たち。
えーと、そーゆー場面だったよね、「アランフェス」。
それをわざわざまとぶんと壮くんに合わせて新場面に変更ってことは、ナニをやるんだろう……と、思っていたら。
変更した意味は、よくわからなかった。
やっぱり耽美衣装の男ふたりが禁断の愛を歌い踊ってますが?
周囲で踊るのがオカマではなく、ふつーに男子になったことと、禁断の恋人同士の衣装が白と黒でわかりやすく役割分担されたことぐらい?
えーと、昭和時代に流行った「耽美小説」が、21世紀になって「BL」になったよーなもん?(そんな喩え……)
オサゆみだとどっちが受かわかりにくくて、まあそのわかりにくいところが魅力だったけど、壮まとなら属性は誰が見ても間違いようがないから、その一目瞭然なところをウリにしようと?(そんな喩え……)
にしても、不思議だなぁ。
公認ドS男とドM男のエロ絡みシーンなのに、ときめきません。
どんなに美形であっても、我らが壮一帆が健康的過ぎることも、大きな要因のひとつだとは思う。
ムチを持ってさえ、陽性の輝きを持つ人だから。
でも、壮くんだからダメってことは、別にないんだよ。
トゥスンとトマスは萌えでした。ええ。ここにイブラヒムが加わったりもするけど、わたし的に本命はトゥスン×トマス。イブラヒムは片想い上等。
『愛と死のアラビア』が萌えだったよーに、壮まと萌えはアリなんだけど、「ウナモール」には萌えません。
たぶん、わかりやすい「ドS×ドM」のカップリングに萌えないんだと思う。
そんな、需要と供給がぴったり合ってどちらもシアワセな関係に萌えないわよっ(笑)。
なにかが「足りない」「欠けている」ことに、萌えは発生するのです。
白いまとぶさんを黒い壮さんが翻弄したりしても、たのしくないです。むしろ対立してくれる方が、オイシクいただけます。
新場面のわりにやってること同じだし、男ふたりとその他背景というパワーバランスも同じだし。
ええいっ、まっつに歌わせて欲しかったわ、愛の歌を。壮まとの愛を、まっつが歌うのよ。まっつの声に乗って、壮まとがエロエロ愛のなんやかんやを繰り広げるの。……それなら、たのしかったと思う、わたしは(笑)。
地方のヅカに対して先入観も予備知識も心構えもない人たちに、男同士の愛の絡みを見せてどーするんだろうなぁ、とは思う。
いやその、ホモな話ではなく、まとぶさんの心の葛藤を抽象化したものだとしてもだ、現実的に目の前で繰り広げられるのは男たちの愛の世界でしかないんだし。
……地方に住む腐女子を釣るのが目的なのか? たしかに腐女子ならば同人誌即売会やら声優イベントやら、いろんなものを追っかけて5大都市に日参することぐらいふつーにするから、彼らがヅカに目覚めてくれたら精力的にお金を落としてくれるだろーけど。
なんにせよ、美しい場面です。
まとぶんも壮くんもほんとに美形だ。
そんな美しい彼らがお耽美なフリフリ衣装着て、お耽美なことをやっているのに、なーんかくすぐったくなってしまうのは、わたし個人の問題なんでしょう、きっと。
あー、でも、まとぶを壮くんが後ろから抱きしめるよーな振付のとこで、客席のオペラグラスが一斉に上がるのは、見ていて壮観ですわね。(どこを見てるんだ)
……みんなスキやなぁ……。
このドシリアスお耽美場面が静かに暗転すると、次は一気に曲調が変わります。
上手花道、梅芸では見えないことが多いところに雛鳥たち登場。
続いて下手花道、梅芸では見えないことが多いところに兄鳥登場。
さあっ、ロケットだ。
続く。
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