美しさに、容赦ナシ。@外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-
2008年11月11日 タカラヅカ オスカル@すずみんは、容赦なかった。
現在のタカラヅカきっての貴公子男役すずみん。オスカル役は今回の『外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-』で、すでに2回目。
余裕ですよ。
その作り込んだビジュアルも、演技も。
お化粧の、気合いぶりときたら。
すごいっすよ、是非すずみんのお化粧じっくり見てやって。アイメイクのグラデーショーンの繊細さなんか感動するから!
他の誰ともお化粧チガウから、びっくりしてガン見しちゃったよ(笑)。
そしてなにより、気合いの超ハイヒール!
誰よりも高いヒール履いてますよ、スターブーツ!
もともとでかいのに、さらにでかい!(笑)
以前星組本公演で『ベルサイユのばら』が上演されたとき、オスカル様はみんな中ヒール程度のスターブーツを履いていた。見た目の美しさと機能性のバランス的に「こんなもんだよな」という感じの。
それはもちろん、アンドレ@トウコが小柄だったために、ハイヒールは履けないという事情があったわけだが。いくらなんでもラヴシーンするのに、女の方があきらかにでかいと支障がある。
だけどすずみん、今回は容赦なし。ベルナール@トウコはオスカルの恋人ではないけれど、オスカルと絡みがあり、主役であり、いちおーかっこよく見せなければならない人なのに。
ハイヒールを履いたオスカルは、容赦なくベルナールを見下ろしています。
男同士ならね、トウコが見下ろされてもどーってことはないが、いちおー男女なのに、女の子に見下ろされているヒーローてなカタチになっちゃってますが、いいんですか?(笑)
女よりチビのベルナール……ええっと、原作もそうだっけ? アンドレと似た体格だから、オスカルよりは大きかったんじゃないかと思うんだが……。
ふつーは、小柄なトップスターに気を遣って、低いヒールを履くと思うのですよ。
ハイヒールを履いた方が自分が美しくなることはわかっていても、そこはぐっとこらえて、相手に合わせる。それがタカラヅカ。
ところが今回、んな気遣いはナシ。すずみんは、自分が美しくなることにてらいなく集中している。
ええ。
すずみんが、そーゆーことを「勝手にやっている、はずがない」と思うのですよ。
トウコを含め、演出家サイドも、それを認めているわけですよ。
主役ベルナール@トウコの魅力は、女の子キャラより小さいことぐらいで、揺るがない。
という、自信。
すなわち、
トップスター安蘭けいの魅力は、小柄ことなんかで揺るがない。
という、自負の表れですな。
実際、その通りだし。
オスカルより明らかに背が低く、横に並ぶと見下ろされているのが丸わかりでも、ベルナールがかっこいいことがよーーっくわかるもの。
自分を表面的にかっこよく見せるために、すずみんに低いヒールを履くよう強要しなかった、ということなんだろうトウコちゃんのオトコマエさに、ひとり勝手にしびれております(笑)。
とまあ、「美しさ」を潔いほど追求した、今回のオスカル様。
めちゃくちゃ、かっこいい。
「恋愛」の絡まないオスカルというのは、『ベルばら』史上はじめてではないだろうか。
植爺のキモチ悪いところは、恋愛を絡めるとオスカルがなよなよとふつーの女以上に女々しくキモチ悪くなるんだが、誰とも恋愛していない今回のオスカルは、ただただかっこいい。
や、アンドレは登場しているが、そしてアンドレ単体ではオスカルLOVEだが、番手至上主義植爺なので、3番手演じるオスカルにはとくにラブ関係を書いてないのね。
植爺の呪縛を受けずに済んでますよ、オスカル様!!
椅子にふんぞり返って、カードに興じるオスカル様の、かっこいいことっ!!
あの長い脚。お貴族サマよ、あれこそまさにお貴族サマよお。気品と洗練された高慢さ、美貌とクールさ、ネオロマ系ゲームにまんま出演できる美形サマっぷりよお。
植爺の原作コピーは大抵失敗しているのだが、これははじめて見るくらい、原作コピーでの成功例。
ベルナールに「商談」を持ちかけ、「スペードのA、前途多難」とか「ダイヤのA、商談成立だ」とかゆーの、かっこいいよお。オスカル様だ、あれぞオスカル様だわっ。
そして、ここまでかっこいー連発しつつ、もうひとつオスカル様は切り札を持っているのだ。
みわっちオスカルの「反省、反省☆」に通じるおちゃめシーン。
ジャルジェパパ@チャルさんのカミナリを避け、あとからちゃっかり顔を出す姿。
そのひょこっとした顔が、めちゃくちゃかわいいっ。
なんなのコレ、なんなのーっ、かわいすぎるよーっ!!
植爺らしい「オスカルは女の子(はぁと)」感覚の演出なんだろうけどね。キムオスカルが「ばあや、ばあやン♪」とくねくねして叫ぶよーなもんで、オスカルというキャラクタを理解していないおっさん脳ゆえに、必ずどこかでギャル的な部分を挿入しなければならない、とカンチガイしているわけだが。
今回はソレが一瞬で終わったことと、他の部分のオトコらしさかっこよさ、かわいらしいジャルジェパパのエピソードの流れから、原作(前半)テイストのギャグ絵っぽいオスカル様として、作品に合ったオスカル様のおちゃめシーンとなっていた。
いやあ、オスカル@すずみん、最強。
現在のタカラヅカきっての貴公子男役すずみん。オスカル役は今回の『外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-』で、すでに2回目。
余裕ですよ。
その作り込んだビジュアルも、演技も。
お化粧の、気合いぶりときたら。
すごいっすよ、是非すずみんのお化粧じっくり見てやって。アイメイクのグラデーショーンの繊細さなんか感動するから!
他の誰ともお化粧チガウから、びっくりしてガン見しちゃったよ(笑)。
そしてなにより、気合いの超ハイヒール!
誰よりも高いヒール履いてますよ、スターブーツ!
もともとでかいのに、さらにでかい!(笑)
以前星組本公演で『ベルサイユのばら』が上演されたとき、オスカル様はみんな中ヒール程度のスターブーツを履いていた。見た目の美しさと機能性のバランス的に「こんなもんだよな」という感じの。
それはもちろん、アンドレ@トウコが小柄だったために、ハイヒールは履けないという事情があったわけだが。いくらなんでもラヴシーンするのに、女の方があきらかにでかいと支障がある。
だけどすずみん、今回は容赦なし。ベルナール@トウコはオスカルの恋人ではないけれど、オスカルと絡みがあり、主役であり、いちおーかっこよく見せなければならない人なのに。
ハイヒールを履いたオスカルは、容赦なくベルナールを見下ろしています。
男同士ならね、トウコが見下ろされてもどーってことはないが、いちおー男女なのに、女の子に見下ろされているヒーローてなカタチになっちゃってますが、いいんですか?(笑)
女よりチビのベルナール……ええっと、原作もそうだっけ? アンドレと似た体格だから、オスカルよりは大きかったんじゃないかと思うんだが……。
ふつーは、小柄なトップスターに気を遣って、低いヒールを履くと思うのですよ。
ハイヒールを履いた方が自分が美しくなることはわかっていても、そこはぐっとこらえて、相手に合わせる。それがタカラヅカ。
ところが今回、んな気遣いはナシ。すずみんは、自分が美しくなることにてらいなく集中している。
ええ。
すずみんが、そーゆーことを「勝手にやっている、はずがない」と思うのですよ。
トウコを含め、演出家サイドも、それを認めているわけですよ。
主役ベルナール@トウコの魅力は、女の子キャラより小さいことぐらいで、揺るがない。
という、自信。
すなわち、
トップスター安蘭けいの魅力は、小柄ことなんかで揺るがない。
という、自負の表れですな。
実際、その通りだし。
オスカルより明らかに背が低く、横に並ぶと見下ろされているのが丸わかりでも、ベルナールがかっこいいことがよーーっくわかるもの。
自分を表面的にかっこよく見せるために、すずみんに低いヒールを履くよう強要しなかった、ということなんだろうトウコちゃんのオトコマエさに、ひとり勝手にしびれております(笑)。
とまあ、「美しさ」を潔いほど追求した、今回のオスカル様。
めちゃくちゃ、かっこいい。
「恋愛」の絡まないオスカルというのは、『ベルばら』史上はじめてではないだろうか。
植爺のキモチ悪いところは、恋愛を絡めるとオスカルがなよなよとふつーの女以上に女々しくキモチ悪くなるんだが、誰とも恋愛していない今回のオスカルは、ただただかっこいい。
や、アンドレは登場しているが、そしてアンドレ単体ではオスカルLOVEだが、番手至上主義植爺なので、3番手演じるオスカルにはとくにラブ関係を書いてないのね。
植爺の呪縛を受けずに済んでますよ、オスカル様!!
椅子にふんぞり返って、カードに興じるオスカル様の、かっこいいことっ!!
あの長い脚。お貴族サマよ、あれこそまさにお貴族サマよお。気品と洗練された高慢さ、美貌とクールさ、ネオロマ系ゲームにまんま出演できる美形サマっぷりよお。
植爺の原作コピーは大抵失敗しているのだが、これははじめて見るくらい、原作コピーでの成功例。
ベルナールに「商談」を持ちかけ、「スペードのA、前途多難」とか「ダイヤのA、商談成立だ」とかゆーの、かっこいいよお。オスカル様だ、あれぞオスカル様だわっ。
そして、ここまでかっこいー連発しつつ、もうひとつオスカル様は切り札を持っているのだ。
みわっちオスカルの「反省、反省☆」に通じるおちゃめシーン。
ジャルジェパパ@チャルさんのカミナリを避け、あとからちゃっかり顔を出す姿。
そのひょこっとした顔が、めちゃくちゃかわいいっ。
なんなのコレ、なんなのーっ、かわいすぎるよーっ!!
植爺らしい「オスカルは女の子(はぁと)」感覚の演出なんだろうけどね。キムオスカルが「ばあや、ばあやン♪」とくねくねして叫ぶよーなもんで、オスカルというキャラクタを理解していないおっさん脳ゆえに、必ずどこかでギャル的な部分を挿入しなければならない、とカンチガイしているわけだが。
今回はソレが一瞬で終わったことと、他の部分のオトコらしさかっこよさ、かわいらしいジャルジェパパのエピソードの流れから、原作(前半)テイストのギャグ絵っぽいオスカル様として、作品に合ったオスカル様のおちゃめシーンとなっていた。
いやあ、オスカル@すずみん、最強。
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