素顔の7人。@宝塚歌劇95周年 新春口上
2009年1月2日 タカラヅカ 「宝塚歌劇95周年 新春口上」がどんなカタチで行われるのかは、わかっていなかった。
90周年のときはもともと各組トップスター特出公演だったこともあり、本舞台を使ってとても派手にやっていたと記憶している。
あのときは植爺の『天使の季節』が酷すぎて、作品と植爺個人に対する怒りと嫌悪で記憶がぶっとんでるのよねー……口上はどんなだったっけ? 各組カラーのスパン燕尾とドレスじゃなかったっけ……? ショーの特出場面と混同してる? どっちにしろ、ちゃんとした「催し物」だったよね?
ところが今回はいかにも後付けで、おまけめいた扱いだったので、特別なことはやらないんだろうなと思っていたら。
袴姿のトド他トップスターが、銀橋で挨拶するのみだった。
本舞台はカーテン前すら使わねえ(笑)。
まあ、スターさんが客席に近くていいっちゃーいいのか。
立ち見だったわたしはオペラグラスでまず真ん中のトド様を見、次にその上手側横のトウコちゃんを見、さらに続けてトド様を挟んで反対側の隣の水しぇんを見……彼らが、素顔であることに気づいた。
素顔化粧に袴姿で、大劇場に立ってんだ!! すげえ!
トウコちゃんの袴姿を見る、というのがわたし的に重要事項だったんだけど、まさか「素顔」だとは思ってなかった。
タカラジェンヌの「素顔」を見る機会は少ない。
会活動していたり、入り出待ちをしていればそうでもないだろうが、舞台しか見ないゆるいファンにとって、舞台メイクをしていないナマの顔を見ることなんて、ほんとにそうそうないんだ。
トウコちゃんのトークイベントとか、当たったことないから、ほんとにわたしろくに見たことないってば。
もういつ以来かわからない、素顔のトウコちゃんだ。
うわーうわー、素顔で袴なんて。
そんな姿、見られるとは思ってなかった。てっきりヅカメイクの「舞台用」の姿だと思っていた。
きりりと美しい、「安蘭けい」としての姿。
まっすぐな眼差し、まっすぐな美しさ。
オトコマエな声も、凛と響き渡る。
……ええ。
トド様、トウコちゃんまでは、ぴんと来てなかったの。
彼らの化粧がどうとか。
なにも思わず、「ああ、トド様だ」「ああ、トウコちゃんだ」とオペラをのぞいて……水しぇんを見て、はじめて、素顔化粧だと気づいた。
2500人収容劇場で、最果て立ち見席から見ても、違和感のないトド様とトウコちゃんの素顔っぷりに、拍手。
いやあ、水しぇんはねえ……メイク顔と素顔のギャップがなかなか大きい人なのでねえ……おかげで、そこで気づくことが出来たよ、「この人たち、ヅカメイクしてない!!」って(笑)。トドとトウコだけだったら、気づかなかったかも(笑)。
や、水しぇんはソコがチャームポイントなんですよ! ええ!(笑)
ついでに水しぇんの素顔メイクがもー、きらきらでねー、「袴姿でお正月で95周年口上でソレか?!(笑)」とツッコまれるのを待っているかのような、気合いの入った「ミズ流メイク」でねー。やーん、水しぇん素敵。
水しぇんのおかげで、「素顔に袴姿のこの顔ぶれを一同にすることの希少価値」を、改めて思い知りました。
目に焼き付けるべ、と他のみんなもそれぞれガン見。とくに、これが最後の機会になるかもしれない84期のふたりを、あわてて、改めて。
となみ姫は素顔でもあでやか、オペラなくてもわかる顔立ち、反対にあすかちゃんはすごく素朴にかわいい女の子。舞台イメージでは、となみちゃんが天然さんであすかちゃんが悪女がキマるタイプの女優さんだったりするのにね。
銀橋に1列で整列して挨拶して歌って、下手にとことこ、上手にとことこ、一礼して、また真ん中に戻って終わり。(ん? 上下逆か?)
これだけなんだ……。
てゆーか、月組さんいないし。90周年は東宝公演出演組のトップもムラの口上に参加していたんだから、今回月組がいないことの言い訳にはならない。
トップ娘役不在だから、出すに出せないか。やっぱ「タカラヅカ」としての形式を壊す「トップ不在」なんて状況は、早く修正して欲しい。
90周年に比べれば、とてもおまけ感の強い口上だったけれど、端数周年なんてこんなもんか。
見られただけでもありがたい。
口上が終わるなり、客席からばらばらと退場する人たちがいて、「口上だけが目当てだったんだなあ」と感心する。
花組ファンとして、公演を観てもらえないことに寂しいキモチはあるが、「ご贔屓の袴姿のためだけに」時間を捻出して駆けつけるキモチを否定できるはずもなく。
スタンスは人それぞれ。
カーテン前の吊りモノも口上仕様から『太王四神記』に変更され、さあ、いよいよ幕が上がる。
95周年か。
よい1年になりますように。
90周年のときはもともと各組トップスター特出公演だったこともあり、本舞台を使ってとても派手にやっていたと記憶している。
あのときは植爺の『天使の季節』が酷すぎて、作品と植爺個人に対する怒りと嫌悪で記憶がぶっとんでるのよねー……口上はどんなだったっけ? 各組カラーのスパン燕尾とドレスじゃなかったっけ……? ショーの特出場面と混同してる? どっちにしろ、ちゃんとした「催し物」だったよね?
ところが今回はいかにも後付けで、おまけめいた扱いだったので、特別なことはやらないんだろうなと思っていたら。
袴姿のトド他トップスターが、銀橋で挨拶するのみだった。
本舞台はカーテン前すら使わねえ(笑)。
まあ、スターさんが客席に近くていいっちゃーいいのか。
立ち見だったわたしはオペラグラスでまず真ん中のトド様を見、次にその上手側横のトウコちゃんを見、さらに続けてトド様を挟んで反対側の隣の水しぇんを見……彼らが、素顔であることに気づいた。
素顔化粧に袴姿で、大劇場に立ってんだ!! すげえ!
トウコちゃんの袴姿を見る、というのがわたし的に重要事項だったんだけど、まさか「素顔」だとは思ってなかった。
タカラジェンヌの「素顔」を見る機会は少ない。
会活動していたり、入り出待ちをしていればそうでもないだろうが、舞台しか見ないゆるいファンにとって、舞台メイクをしていないナマの顔を見ることなんて、ほんとにそうそうないんだ。
トウコちゃんのトークイベントとか、当たったことないから、ほんとにわたしろくに見たことないってば。
もういつ以来かわからない、素顔のトウコちゃんだ。
うわーうわー、素顔で袴なんて。
そんな姿、見られるとは思ってなかった。てっきりヅカメイクの「舞台用」の姿だと思っていた。
きりりと美しい、「安蘭けい」としての姿。
まっすぐな眼差し、まっすぐな美しさ。
オトコマエな声も、凛と響き渡る。
……ええ。
トド様、トウコちゃんまでは、ぴんと来てなかったの。
彼らの化粧がどうとか。
なにも思わず、「ああ、トド様だ」「ああ、トウコちゃんだ」とオペラをのぞいて……水しぇんを見て、はじめて、素顔化粧だと気づいた。
2500人収容劇場で、最果て立ち見席から見ても、違和感のないトド様とトウコちゃんの素顔っぷりに、拍手。
いやあ、水しぇんはねえ……メイク顔と素顔のギャップがなかなか大きい人なのでねえ……おかげで、そこで気づくことが出来たよ、「この人たち、ヅカメイクしてない!!」って(笑)。トドとトウコだけだったら、気づかなかったかも(笑)。
や、水しぇんはソコがチャームポイントなんですよ! ええ!(笑)
ついでに水しぇんの素顔メイクがもー、きらきらでねー、「袴姿でお正月で95周年口上でソレか?!(笑)」とツッコまれるのを待っているかのような、気合いの入った「ミズ流メイク」でねー。やーん、水しぇん素敵。
水しぇんのおかげで、「素顔に袴姿のこの顔ぶれを一同にすることの希少価値」を、改めて思い知りました。
目に焼き付けるべ、と他のみんなもそれぞれガン見。とくに、これが最後の機会になるかもしれない84期のふたりを、あわてて、改めて。
となみ姫は素顔でもあでやか、オペラなくてもわかる顔立ち、反対にあすかちゃんはすごく素朴にかわいい女の子。舞台イメージでは、となみちゃんが天然さんであすかちゃんが悪女がキマるタイプの女優さんだったりするのにね。
銀橋に1列で整列して挨拶して歌って、下手にとことこ、上手にとことこ、一礼して、また真ん中に戻って終わり。(ん? 上下逆か?)
これだけなんだ……。
てゆーか、月組さんいないし。90周年は東宝公演出演組のトップもムラの口上に参加していたんだから、今回月組がいないことの言い訳にはならない。
トップ娘役不在だから、出すに出せないか。やっぱ「タカラヅカ」としての形式を壊す「トップ不在」なんて状況は、早く修正して欲しい。
90周年に比べれば、とてもおまけ感の強い口上だったけれど、端数周年なんてこんなもんか。
見られただけでもありがたい。
口上が終わるなり、客席からばらばらと退場する人たちがいて、「口上だけが目当てだったんだなあ」と感心する。
花組ファンとして、公演を観てもらえないことに寂しいキモチはあるが、「ご贔屓の袴姿のためだけに」時間を捻出して駆けつけるキモチを否定できるはずもなく。
スタンスは人それぞれ。
カーテン前の吊りモノも口上仕様から『太王四神記』に変更され、さあ、いよいよ幕が上がる。
95周年か。
よい1年になりますように。
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