らんとむ in ファミ通。
 わたしが毎週欠かさず読んでいる唯一の雑誌が、「ファミ通」である。
 ……って、いい年した女がどうなの? ってもんではあるが、「欠かさず」「リアルタイムで」読んでいるとなると、ファミ通だけだ。

 その長年読み続けている雑誌に、らんとむが載っていた。

 本日発売の2009年1月23日号、『逆転裁判』の記事だ。
 らんとむとまちゃみと七帆のインタビュー付き。

 ファミ通に現役ジェンヌが載るなんて、1998年の速水リキ以来じゃん?!

 ……って、何年ファミ通愛読してんだあたしゃ……。

 えー、「ファミ通」というのは、誌名からして「子ども向きゲーム雑誌」に見えがちですが、じつのところ30代男子向けホビー雑誌です。
 ゲームだけでなく、アニメ・アイドル・映画など一通り扱っています。そりゃま、ゲームがメインだけども。
 読者ページの「ゲーム関係なしの無法地帯」ぶりを見れば、「ゲーム」という共通言語を持った男子たちが集まって楽しんでいる場所、だとわかります。

 子ども向けを装いながら、出てくるネタはふつーにR35なんで、むしろ「わんぱくちぴっこ向け雑誌プレイ」を好んでやっている雑誌だと思っています。

 痛雑誌のひとつで、編集者たちがまるで芸能人のようにコスプレして誌面に出まくり、内輪ウケと楽屋落ちの嵐。
 なんつーんだ、すげー厨な雑誌だと思う。
 いかにも男子がやりそうな悪ふざけ。

 わたしのよーに女子からすれば、ドン引きすることもしばしば。

 長年読んでいれば、ゲームレビューがアテにならないこと(大人の事情が透けて見える)や、メーカーとの馴れ合いぶりとか、とほほなことが山ほどありますが、それでも読み続けられるのはわたしがいい年したオトナだからかも、しれません。
 キレイキレイな若者でなく、諦観を持った年寄りだから。
 イタいところも含め、愛でることが出来るとゆーか。

 
 さて、98年の『アルバレアの乙女』以来の、ヅカとゲームのコラボ(笑)。

 えーと、『アルバレアの乙女』は当時まだめずらしかった乙女ゲーで、プレステ版の主題歌を宝塚歌劇団のtap(宝塚エンジェルプロジェクト)が歌っていました。
 予約特典のポスターが、なんとtapのポスターだったんだよ。リバーシブルで、片面がゲームイラスト。
 たしか持ってるよ、ポスター……。遠い目。
 ゲームは絵がものすごすぎて買うこともプレイすることも、とてもできなかったが、ヅカファンなのでポスターのみ手に入れた。

 で、リキくんのインタビューがファミ通に載ったのね。リキくんひとりで1ページ。
 たしか、保存してあったと思う……。遠い目。

 
 今回の『逆裁』ミュージカルの記事は、らんとむたち3人で1ページ弱。少なっ。
 もっと誌面さいてくれよー。
 てゆーか、写真小さすぎ。
 らんとむ美人なんだから、でーんと大きく載せてよー。

 らんとむたちが載っているのは、女性向けゲームページ、だそうで、イラストがヅカ調になっているのがまたイタい(笑)。

 先述の通りファミ通は男子目線で作られた雑誌なので、女子が読んでも楽しいかどうか微妙だし、それでもがんばって女子向けページを作ろうと毎回努力しているんだがどうもスベっている。
 今回も「女の子にゲームについて聞いてみた」とアンケートをたった50人に取った結果を載せてあるんだけど……うーん。
 なんかもお、痛々しい感じ……(笑)。

 まあ今回、らんとむさんたち目当てにヅカファンが買うかもしれないから、それをきっかけに女子購読者が増えるといいね、としか……。

 
 らんとむたちのインタビューの内容は、なにしろ3人で1ページ弱なんで、ほんと大したことは言っていない。
 『逆裁』を今プレイしてます、おもしろいです、とか、ゲームファンのイメージを壊さないようにがんばりますとか、ヅカファン以外の人に観てもらえるとうれしいとか、そんな意味のことを3人が3回語ってEND。

 これじゃ、彼らの魅力っつーか、そもそもどんな人なんか、読者には伝わんないよー。
 これが精一杯なのかなー。しょぼん。
 

 てゆーかチケット即日完売で、新規ファンの手に渡っているのか、はたして??

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