もっとも彼を愛していたのは。-腐女子注意報?-@忘れ雪
2009年1月14日 タカラヅカ 鳴海@かなめがホモなのはガチとして。
あんまり見え見え過ぎて、ときめかない。
なんつーかこー、慎みがないよな。もう少しオブラートに包んでくれないと、萌えないわ。据え膳に興味ないのが腐女子の心意気ってもんよ。
えー、バウ・ピュア・ストーリー『忘れ雪』の話です。
なんでいちいちタイトルの前に「バウ・ピュア・ストーリー」とつけるかというと、つけたいからです。つけないと、やってらんないからです(笑顔)。
まあそれはともかく、鳴海の話。
彼の行動の辻褄を合わせるには、一希@キムを愛していたことにするしかない。
でなければ深雪@みみを隠したりしないし、父親を裏切りもしないだろう。
深雪を愛していたとか、唐突過ぎてわけわかんないし、そのわりにやってることは彼女に対して思いやりがないし、で、ただの「言い訳」にすぎないことがわかる。
静香@みなこと同じで、一希を誰にも渡したくなかったんだろう。
深雪を一希から遠ざければ済むと思っていたが、一希が狂ったように彼女を捜すから、作戦を変更するしかなかった。
原作では、一希の死因はリンチされたからではなく、GO!GO!静香さんに刺されるかららしい。
なんで原作通りにやらなかったんだろう?
原作でも一希は笹川たちにひどく殴られるが、生命にかかわるよーなケガではなかったそうだ。殴られてぼろぼろになりながら、それでも深雪のために走る……で、なんの問題もなかったし、死因が別にあるなら、あんなに長々と暴力シーンを描く必要はなかったはずだ。
刺殺ではなくリンチ死だという設定に変更するから、あれだけ長々と暴行シーンを描かなくてはならなかったんじゃ?
こだまっちがなんで設定を変更したのかは知らんが、この変更によっていちばん割を食ったのは鳴海だと思う。
リンチにあって大ケガをした一希が、その身体で深雪のところへ行くのを、なんの手当もせずに鳴海は送り出している。
はい、ここでポイントなのは、鳴海の職業です。
彼は、医師です。
このままじゃ死んでしまうほどの重傷人を、手当もせずに送り出すんですよ。
一希の状態はわかったはずだ。だって素人じゃなく、医者なんだから。
深雪を探しに行けば、死ぬ。それがわかってて、送り出した。
それで誰が幸せになる? 死んでしまう一希はもちろん不幸だし、よしんば一希と深雪が会えたとして、そのために一希が死んだら、ふつー深雪も傷つくわな。自分のせいで誰か死んだら、相手が誰であれ一生もんのトラウマだ。つまり深雪も不幸になる。深雪が無事だった、会えた、とそのときは自己満足に浸ることができたとして、一希が深雪を愛しているのなら、彼女が不幸になれば一希も不幸だよな。ここでさらに不幸が増える。
原作通り、一希のケガが生命にかかわるものでないなら、手当より一希の気持ちを優先させた鳴海の行動もアリだが、死ぬとわかっていて送り出すこだまっちバージョンは明らかにおかしい。
鳴海は、一希を殺したかった。としか、思えん。
「誰かに盗られる くらいなら あなたを殺していいですか」
……どこの「天城越え」……。
そしてたった1年後、自分の行動が引き金になって父親まで死んでしまったというのに、やたら陽気な鳴海。
嘘臭い理由で深雪の目が治ったと喜び、一希父@マヤさんまで駆り出して一希の遺骨を深雪に渡し……なんか、なにもかもが嘘臭い。
全部、鳴海の策略なんじゃないの?
そもそも深雪が行方不明になり、一希が狂ったよーにその行方を追っていた……そのときからすでに、鳴海は一希を騙していたんだよね? そーゆーことをするのが平気な人なわけだ。
んじゃ、途中から真実を話し、いい人になった、なんて、なんの証拠もないよな。なんせ目的のためにはどんなことでもする、父親譲りのパーソナリティの男なんだから。
深雪が失明した、てのは、嘘だった。
一時的に見えなくなっているだけで、簡単な治療で治る程度のものだった。
が、鳴海は一生治らない、そんな醜い姿では一希に会えないと強迫観念を植え付けた。
だって、深雪の事故からほとんど日にちは経ってないんだよね? 何ヶ月も何年も経ってないよね? なのに深雪は他にどこのケガもなく、ただ目だけが見えなくなっている。大ケガをして、それが治った、というほどの時間も経っていない。ケガはほんっとーに大したことはなかったんだろう。
精神的に追いつめて、「目が見えない」と思い込ませただけかもしれん。
目が見えない=蛇に象徴される醜い姿、と思い込むのも変だし。
そこになにかしら作為がないと。
深雪が自分の意志で一希に会わなくなるようにしたわけだ。鳴海くんお金持ちだから、ほとぼりが冷めるまで何年でも深雪を軟禁するつもりだったんだろう(笑)。どーせ家出娘だし?
その間に一希が深雪をあきらめればヨシ、そうでなくてもてきとーなところで深雪を野に放って、片を付けるつもりだった。
プランAはもちろん、一希を殺すこと、だ。
自分のモノにならないなら、殺してしまえばいい。そーすりゃ脳内恋人の一希はいつまでも鳴海のモノ(はぁと)。
そして、さらに大掛かりなプランB。
一希が死んだ、と見せかけて、実は生きている。
べつに一希の傷は死ぬよーなものじゃなく、たんに気を失っただけだが、目の見えない深雪にはわからない。鳴海一族の医師たち・政治家たち総動員して死体すり替え、一希(とゆーことになっている死体)は実の家族の目に触れることなく荼毘にされ、遺骨になってしまう。
本物の一希は、鳴海の隠れ家へ。鎖でも薬でもお好きなように(はぁと)。
用ナシの深雪は奇跡的に手術が成功したとかいって目があっさり治って、ハッピーエンド。プランA・Bともにここは同じ。
深雪の失明も嘘くさかったが、あっけなく治ってしまうのはさらに嘘くさい。そして、一希の死もまた嘘くさく、あののーみそ晴天な後日談で、いつ一希が「実は生きてたんだ」「まあ、びっくり!」ふたりが抱き合って(一希父と鳴海は微苦笑しつつ去る)、完……になると思ってたら遺骨が出てきて「マジでアレで死んだんだ一希?!」とびっくりしたさ。
あの嘘くさい演出も展開も、全部鳴海の策略だった、つーことなら「それもアリだな」と思える。
とまあ、いろいろ考えたところで、萌えないんだけどなー。ロジャー×リナレスの方がずっと萌えるわ。そこに愛がまったくなさそーなとこが。
こだまっち自身も、大して萌えてないんだろうなと思う……やれやれ。
あんまり見え見え過ぎて、ときめかない。
なんつーかこー、慎みがないよな。もう少しオブラートに包んでくれないと、萌えないわ。据え膳に興味ないのが腐女子の心意気ってもんよ。
えー、バウ・ピュア・ストーリー『忘れ雪』の話です。
なんでいちいちタイトルの前に「バウ・ピュア・ストーリー」とつけるかというと、つけたいからです。つけないと、やってらんないからです(笑顔)。
まあそれはともかく、鳴海の話。
彼の行動の辻褄を合わせるには、一希@キムを愛していたことにするしかない。
でなければ深雪@みみを隠したりしないし、父親を裏切りもしないだろう。
深雪を愛していたとか、唐突過ぎてわけわかんないし、そのわりにやってることは彼女に対して思いやりがないし、で、ただの「言い訳」にすぎないことがわかる。
静香@みなこと同じで、一希を誰にも渡したくなかったんだろう。
深雪を一希から遠ざければ済むと思っていたが、一希が狂ったように彼女を捜すから、作戦を変更するしかなかった。
原作では、一希の死因はリンチされたからではなく、GO!GO!静香さんに刺されるかららしい。
なんで原作通りにやらなかったんだろう?
原作でも一希は笹川たちにひどく殴られるが、生命にかかわるよーなケガではなかったそうだ。殴られてぼろぼろになりながら、それでも深雪のために走る……で、なんの問題もなかったし、死因が別にあるなら、あんなに長々と暴力シーンを描く必要はなかったはずだ。
刺殺ではなくリンチ死だという設定に変更するから、あれだけ長々と暴行シーンを描かなくてはならなかったんじゃ?
こだまっちがなんで設定を変更したのかは知らんが、この変更によっていちばん割を食ったのは鳴海だと思う。
リンチにあって大ケガをした一希が、その身体で深雪のところへ行くのを、なんの手当もせずに鳴海は送り出している。
はい、ここでポイントなのは、鳴海の職業です。
彼は、医師です。
このままじゃ死んでしまうほどの重傷人を、手当もせずに送り出すんですよ。
一希の状態はわかったはずだ。だって素人じゃなく、医者なんだから。
深雪を探しに行けば、死ぬ。それがわかってて、送り出した。
それで誰が幸せになる? 死んでしまう一希はもちろん不幸だし、よしんば一希と深雪が会えたとして、そのために一希が死んだら、ふつー深雪も傷つくわな。自分のせいで誰か死んだら、相手が誰であれ一生もんのトラウマだ。つまり深雪も不幸になる。深雪が無事だった、会えた、とそのときは自己満足に浸ることができたとして、一希が深雪を愛しているのなら、彼女が不幸になれば一希も不幸だよな。ここでさらに不幸が増える。
原作通り、一希のケガが生命にかかわるものでないなら、手当より一希の気持ちを優先させた鳴海の行動もアリだが、死ぬとわかっていて送り出すこだまっちバージョンは明らかにおかしい。
鳴海は、一希を殺したかった。としか、思えん。
「誰かに盗られる くらいなら あなたを殺していいですか」
……どこの「天城越え」……。
そしてたった1年後、自分の行動が引き金になって父親まで死んでしまったというのに、やたら陽気な鳴海。
嘘臭い理由で深雪の目が治ったと喜び、一希父@マヤさんまで駆り出して一希の遺骨を深雪に渡し……なんか、なにもかもが嘘臭い。
全部、鳴海の策略なんじゃないの?
そもそも深雪が行方不明になり、一希が狂ったよーにその行方を追っていた……そのときからすでに、鳴海は一希を騙していたんだよね? そーゆーことをするのが平気な人なわけだ。
んじゃ、途中から真実を話し、いい人になった、なんて、なんの証拠もないよな。なんせ目的のためにはどんなことでもする、父親譲りのパーソナリティの男なんだから。
深雪が失明した、てのは、嘘だった。
一時的に見えなくなっているだけで、簡単な治療で治る程度のものだった。
が、鳴海は一生治らない、そんな醜い姿では一希に会えないと強迫観念を植え付けた。
だって、深雪の事故からほとんど日にちは経ってないんだよね? 何ヶ月も何年も経ってないよね? なのに深雪は他にどこのケガもなく、ただ目だけが見えなくなっている。大ケガをして、それが治った、というほどの時間も経っていない。ケガはほんっとーに大したことはなかったんだろう。
精神的に追いつめて、「目が見えない」と思い込ませただけかもしれん。
目が見えない=蛇に象徴される醜い姿、と思い込むのも変だし。
そこになにかしら作為がないと。
深雪が自分の意志で一希に会わなくなるようにしたわけだ。鳴海くんお金持ちだから、ほとぼりが冷めるまで何年でも深雪を軟禁するつもりだったんだろう(笑)。どーせ家出娘だし?
その間に一希が深雪をあきらめればヨシ、そうでなくてもてきとーなところで深雪を野に放って、片を付けるつもりだった。
プランAはもちろん、一希を殺すこと、だ。
自分のモノにならないなら、殺してしまえばいい。そーすりゃ脳内恋人の一希はいつまでも鳴海のモノ(はぁと)。
そして、さらに大掛かりなプランB。
一希が死んだ、と見せかけて、実は生きている。
べつに一希の傷は死ぬよーなものじゃなく、たんに気を失っただけだが、目の見えない深雪にはわからない。鳴海一族の医師たち・政治家たち総動員して死体すり替え、一希(とゆーことになっている死体)は実の家族の目に触れることなく荼毘にされ、遺骨になってしまう。
本物の一希は、鳴海の隠れ家へ。鎖でも薬でもお好きなように(はぁと)。
用ナシの深雪は奇跡的に手術が成功したとかいって目があっさり治って、ハッピーエンド。プランA・Bともにここは同じ。
深雪の失明も嘘くさかったが、あっけなく治ってしまうのはさらに嘘くさい。そして、一希の死もまた嘘くさく、あののーみそ晴天な後日談で、いつ一希が「実は生きてたんだ」「まあ、びっくり!」ふたりが抱き合って(一希父と鳴海は微苦笑しつつ去る)、完……になると思ってたら遺骨が出てきて「マジでアレで死んだんだ一希?!」とびっくりしたさ。
あの嘘くさい演出も展開も、全部鳴海の策略だった、つーことなら「それもアリだな」と思える。
とまあ、いろいろ考えたところで、萌えないんだけどなー。ロジャー×リナレスの方がずっと萌えるわ。そこに愛がまったくなさそーなとこが。
こだまっち自身も、大して萌えてないんだろうなと思う……やれやれ。
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