変だな、なんか疲れてるなあ、と改めて今週の自分の行動を振り返ってみれば。

 4日連続でムラ通いしてますがな。
 そりゃ消耗するわ……。
 身体もだが、財布もな……。よぼよぼ。

 『太王四神記』の感想をまともに書いていないが、まあソレは先送りして(通うこと前提だからなー)、とりとめない雑記をば。
 

 初日に「あんな高すぎる場所に飾っても見えねーよ!」と書いた出演者写真パネルの位置が、変わっていた。
 初日はたしか天井付近に1列に並べてあったのに、翌々日に行ったときはキャトルレーヴの入口の上に1列に並んでいた。この高さなら見える。
 ……歌劇団、やればできる子。
 

 初日に立見したときは、2幕は座席券譲ってもらって、坐って観ていたので、気づかなかった。
 最後の大技、クレーン朱雀ちゃん、立見だと、主役ふたりの首から上が見えねえ!!
 途中でぐーんと上に上がるじゃん? 2階席サービスって感じで。あの間中ずーーっと、首ナシ状態。
 立見客は客ぢゃないってことっ?!
 と、嘆いていたら、一緒に立見していたnanaタンが、「あたしたちが大きすぎるせいだよ……ふつーの身長の人には見えるんじゃない?」と言っていた。……そうなの? みんな、見えてるの?

 やー、なんにせよ、立見券が出てくれる公演はありがたいっす。こちとら貧乏でねえ……。
 

 お正月が終わると、さすがに立見券には期待できない。平日はがんばって当日B席をGETだー!
 でもってその当日B席。
 吊りモノで、セリの上の人たちの首から上が見えねえ!!
 承前のコムル村の一行とか全滅(笑)。つまり、あの高さだと見えないの。1階で見ているときは存在すら気づかない、飾り以外の意味のない天井の吊りモノで顔が、芝居が、見えないって……イケコ……当日Bに坐ったことないやろ……。
 当日B客は客ぢゃないってことっ?!
 それともこれも、わたしの座高が高すぎるせいか……?
 

 宝塚歌劇95周年記念「宝塚大劇場 新春・特別企画イベント」の、特製ポストカードプレゼント。
 幕間に出演者が出てきて抽選会やるヤツじゃなく、もうひとつの方。
 これ……やる意味あるのか?
 わたしもそんなもんやってるの知らずに劇場へ行っていたし、たぶんほとんどの人がそんなもんに興味を持っていない。
 幕間休憩中に放送で「*番の列の方」とか言ってるんだけど、……聞いてる人いるの? 放送の声は大きくないし、客席はざわついているしで、わたしも最初放送に気づかなかった。途中で「あ、なんか言ってる」と注目したけど。
 メール打ちがてらロビー2階から入口横に設けられた「プレゼント引き取りブース」を眺めていたんだが、誰も引き取りに行かない。制服のおねーさんがふたり、ぽつんと立っていた。
 今どきポスカ目当てで小1万かかる観劇をしないだろうし、行けば全員もらえるならともかく、抽選でわずかな人に当たるだけ、しかも抽選している姿を見せもしないんじゃ、やってること自体気づいてもらえないよ。
 虚しい……。

 あれはいつのころだっけ? 89期生だっけかが入団した年くらいにたしか、「木曜3時公演を観劇したら、もれなくポスカ・プレゼント!」ってやってたよね? あんなふーに、全員に配っちゃえばいいのにー。や、たんにわたしがうれしいのにー(笑)。


 劇場内のチラシ・コーナーに置いてあった、現公演のあらすじチラシがなくなった。
 たしか、以前プログラムの表紙が「トップスター写真どーん」から、イメージデザインに変わったときから、あのチラシも作られるようになったと思う。
 もともとヅカのプログラムは300円くらいの安価なモノで、子どものお小遣いでも買えた。それで出演者の顔写真、脚本まで載っていたんだからお買い得。代わりにサイズは一回り小さなB5、表紙と口絵4ページしかカラーがなく、残りの写真は全部モノクロ、それ以外は紙質も低いものだったけど、価格からすりゃ文句はない。なんせショーの脚本まで載ってたから、歌詞が全部わかったんだよなあ。
 それが突然、脚本無しでオールカラー、分厚い上質紙使って1000円で売りはじめたんだよ。今までなかった無関係な人の解説とか関連情報とかに無意味にページ割いて、中身の無さを水増しして。
 たしかにプログラムもじわじわ値上げされていたけど、それでも良心的な内容だったから、最後はたしか600円だったけど、機嫌良く買っていたんだ。それが中身が改悪されて倍額近い1000円だもんよ……あのときから買うのやめたんだ。

 今までの良心的なプログラム制作を捨てた劇団の、最後の良心のカケラが、あの無料あらすじチラシだったんだと思う。
 「いきなり1000円にしてごめんね、脚本無くしてごめんね。こんなぼったくりじゃあ、小林一三翁の精神に反するよね。でもお金が必要だから仕方ないんだ。高すぎてプログラムを買えなかったり、そこまでする気もなく気軽な娯楽として劇場にやってきたライトな人のために、無料のチラシを作ったからね。これで勘弁してよね?」……という、劇団のキモチだと思って、あのチラシの登場を受け止めたんだ。

 栄えある95周年に、その良心のカケラも、ついに捨てたか……。象徴的な話だなー。 

  
 毎公演ごとに発売される、携帯ストラップ。芝居とショーで2種類発売されるもんなんだが、今回は1本モノなので、芝居をテーマに2種類。通常2種類まったくチガウものを作るところが、チャームを兼用できているのでコストが下がっているだろうに、定価は同じ。
 まあソレはいいとして。
 その2種類が、青龍イメージのものと、朱雀イメージのもの。
 なんで青龍?!
 朱雀はしょーがないよ? 物語に大きく関わっているわけだし。でも青龍って、後半になってよーやく出てくるキャラじゃん?
 最初から最後まで出ずっぱりの玄武こそ、グッズ化すべきでしょう!!
 亀ぢゃ不満なのっ?!

 
 リニューアルされた大劇場。
 床の絨毯が新しくなり、ふかふかの薔薇柄になっていた……が、ソレは入口前の一部だけだった。
 正面入口のみ張り替えて、あとは旧絨毯のまま……。途中で切り替えてあった。
 絨毯張り替え、って大袈裟に言ってたけど、それってあの広大な劇場の十分の1ぐらい……?
 お金ないんやなー、劇団……。
 

 新しくなったフルールに、「フルール焼き」なるメニューがあった。
 店の名を冠したメニューだ。どんだけウマいのだろうと、わたしと友人たちは期待に胸を躍らせて洋食コーナーへ並んだ。
 見本写真から察するに、お好み焼きだろう。エビ・イカ、豚から選ぶことができる、というのも、いかにもお好み焼き。
 小さなハート型をしており、それが4つお皿に並べてある。「お花の形だからフルール焼きなのねっ」と、その心遣いによろこんだ。
 有名な話だが、フルールのたこ焼きはウマい。焼いているおばちゃんはコワイが(笑)、たしかにウマいのだ。
 ウマいたこ焼きを出す店の、お好み焼きだ。焼いている人がチガウにしろ、おかしなものは出さないだろう。

 おかしなものだった。

 大阪に生まれ育ち、有名店でないその辺の町の小さな無名店でも、カラオケボックスでもスーパーのお総菜コーナーでも、お好み焼きなんてもんはそこそこウマいものしか存在しないと思い込んで生きてきた。
 こ、こんなマズいものがあるなんて……っ。

 いやまあ、一度食べてみてくれ。
 新しい大劇場名物になると思う、たこ焼きとは逆の意味で。

 
 とまあ、いろいろ。つれづれ。

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