悪役たちと、色男たち。@新人公演『太王四神記』
2009年1月23日 タカラヅカ 新人公演『太王四神記』感想の続き。
ホゲパパ@しゅん様は、どーにも弱っちく見えた。
優柔不断で他人の意見に踊らされ、確固たる意志がなく流されている感じ。
ああ、この小物な父の息子じゃあ、ホゲ@鳳くんがあんなにダメっ子なのも当然だよなあ。と、思ってしまった。
考えてみればわたし、「武人ではないしゅん様」ってはじめて見るのかもしれない。
しゅん様の演じる役は大抵、知より武。坐ったまま策略を練るより自分で行動する役。アジズ、フィリップ、天城刑事……、今回の本役であるチョク・ファンは言うまでもなく。
知略の人を演じると、あんなに弱くなってしまうの……?
しゅん様自身のこともあったと思うけれど。
チョ・ジュド@ネコ、やりすぎだから!(笑)
ホゲパパの側近、チョ・ジュド。ホゲパパ悪だくみのときは必ず側にいる、ヒゲ男。本役はふみか。
チョ・ジュドはすげーいい役で、実質的な悪だくみは彼が率先してやっている。だからネコちゃんが張り切るのはわかる。
わかる、けど。
張り切りすぎだから! やりすぎだから!
側近じゃなくて、君が悪の帝王になってるよ!!(笑)
すげー鼻息で、ぶるんぶるん唸りながら演じてるんだわ。
スタンドプレイ上等で、いつも前へ出ようという意欲に満ちあふれたネコちゃん。彼のそーゆー心意気やヨシと思っているが、コレはどうだろうな~~。
ホゲパパとホゲがただの操り人形で、黒幕がチョ・ジュドだというなら、プルキルとの関係を整理して欲しいわ。
プルキル@まぁくんは本役の役作りを踏襲しているので、チョ・ジュドに操られているバカな人、という設定では演じていないのよー。
しゅん様も別に、チョ・ジュドに操られているとは思ってないだろうなあ。たんに力負けしちゃってるだけで。
ホゲパパ、ホゲ、プルキル、チョ・ジュドと4人で登場する場面がやたら多いんだけど、ここがもう、バラバラで落ち着きが悪いったら。
ホゲパパは力負けして右往左往してるし、ホゲは存在感ないし、プルキルはマイペースだし、チョ・ジュドは暴走しているし。
おもしろいことになってるなあ、悪役カルテット(笑)。
ホゲママ@きらりがいるときは、きらり圧勝。
きらりすごい。
ほんとすごい。
見事に場をかっさらっていった。
本役のじゅりあちゃんもうまいけど、彼女とはまたチガウ迫力。より静かに、暗いオーラが出ている。それが沸点に達したときに、なにか切れてはいけないモノが切れて、叫び出す感じ。
……なんできらりちゃん、新公主演できなかったのかなあ。
こんなにうまくて、きれいなのに。そりゃまあ、歌はアレだが(笑)。
きらりのヒロインも見てみたかったよ。
でもって、色男の話に移る。
カグン将軍@らいらい。無駄に色男(笑)。
なんでああも色っぽいかな、じじいのくせに。
本役のさおたさんがこう、ストイックな美老人であるのに、らいが演じると「まだ現役@いろんなコト(はぁと)」って感じで、ちょっとアセりますな(笑)。
キャリエールが涸れてなくて、現役であれこれしちゃう人だと、エリックとの関係がやらしくなっちゃって困りますがな! と、わけわかんないことを言ってみる。や、宙組のじゅりキャリとたかこエリックはやらしくて困りましたよな、花組のゆみこキャリとオサエリックは健全でそれはそれはで拍子抜けしたけど……って、何の話?!
らいがあのガタイで、チョロを後ろから押さえつけると、なんかドキドキしました……って、これはもう、わたしの目が腐っているせい?!
カグン将軍にいいようにされてしまう(語弊有り)美青年チョロ@瀬戸くん。
いやあ、やっぱ彼、いい男ですなっ。
輪郭がきれいでいかにも「男役」って感じ。
ガタイの良さもいいです。
しかし。
チョロって、ナルシスト設定ぢゃなかったのか。
本役のめおちゃんが、剣に映った自分の顔を見て「コレが俺の顔か……美しい」と、うっとりするので、それはデフォかと思ってた。規定演技かと思っていたよ。
アレはめおちゃんオリジナルなんだ。や、そんな気はしてたけど(笑)。
瀬戸くんはべつにうっとりと自分の美貌に酔いしれることはなく、ふつーに醜い皮膚のなくなった顔に感動していました。
らいと瀬戸くんって、いいなあ。
並びが好みだわー。
今度、らいがじじいでなくて、ふつーに美青年同士でがっつりなんかやって欲しいわ。
で、色男といえばこの人、コ将軍@アーサー。
ねーねー、アーサーって、キラキラしてるよね?
なんか知らんがキラキラと目立つよね? わたしの欲目?
前回の新公に引き続き、今回もまたヒゲのおっさん役なんだけど。
それでもキラキラしてるの。なんか彼は少女マンガなの。
あ、あそこにキレイな人がいる! って感じのキャラなの。……ヒゲおやじなんだけど(笑)。
今回アーサーは本役の審判役があまりにも格好良すぎて、そのイメージがあるからか、新公はちょっと「少ない」気がした。
声の出方、通り方が、少ない。
審判役の声は、半端なく「イイ声」だからなー。
目の効き方が、少ない。
審判役の目の効き方、半端なく「きらん☆」としてるからなー。
1ヶ月以上お稽古して、初日から毎日やり続けている審判役と、本番1回こっきりでしかも出番が(審判役より)多いコ将軍役だ、そりゃ出来上がりが違って当然だけど。
もっともっと出来るはずだ。
ああ、東宝の新公も見たい~~。『エンカレッジコンサート』の5回公演で、悪戦苦闘しながら変化していったアーサーだもの、きっと東宝ではもっといいモノを見せてくれるはず。
にしてもアーサー、きれーだなー、キラキラしてるなー。イイ声だなー。
……同意してくれる人、いっぱいいるよね? ね?(いつも少数派なので、自信がないらしい)
続く~~。
ホゲパパ@しゅん様は、どーにも弱っちく見えた。
優柔不断で他人の意見に踊らされ、確固たる意志がなく流されている感じ。
ああ、この小物な父の息子じゃあ、ホゲ@鳳くんがあんなにダメっ子なのも当然だよなあ。と、思ってしまった。
考えてみればわたし、「武人ではないしゅん様」ってはじめて見るのかもしれない。
しゅん様の演じる役は大抵、知より武。坐ったまま策略を練るより自分で行動する役。アジズ、フィリップ、天城刑事……、今回の本役であるチョク・ファンは言うまでもなく。
知略の人を演じると、あんなに弱くなってしまうの……?
しゅん様自身のこともあったと思うけれど。
チョ・ジュド@ネコ、やりすぎだから!(笑)
ホゲパパの側近、チョ・ジュド。ホゲパパ悪だくみのときは必ず側にいる、ヒゲ男。本役はふみか。
チョ・ジュドはすげーいい役で、実質的な悪だくみは彼が率先してやっている。だからネコちゃんが張り切るのはわかる。
わかる、けど。
張り切りすぎだから! やりすぎだから!
側近じゃなくて、君が悪の帝王になってるよ!!(笑)
すげー鼻息で、ぶるんぶるん唸りながら演じてるんだわ。
スタンドプレイ上等で、いつも前へ出ようという意欲に満ちあふれたネコちゃん。彼のそーゆー心意気やヨシと思っているが、コレはどうだろうな~~。
ホゲパパとホゲがただの操り人形で、黒幕がチョ・ジュドだというなら、プルキルとの関係を整理して欲しいわ。
プルキル@まぁくんは本役の役作りを踏襲しているので、チョ・ジュドに操られているバカな人、という設定では演じていないのよー。
しゅん様も別に、チョ・ジュドに操られているとは思ってないだろうなあ。たんに力負けしちゃってるだけで。
ホゲパパ、ホゲ、プルキル、チョ・ジュドと4人で登場する場面がやたら多いんだけど、ここがもう、バラバラで落ち着きが悪いったら。
ホゲパパは力負けして右往左往してるし、ホゲは存在感ないし、プルキルはマイペースだし、チョ・ジュドは暴走しているし。
おもしろいことになってるなあ、悪役カルテット(笑)。
ホゲママ@きらりがいるときは、きらり圧勝。
きらりすごい。
ほんとすごい。
見事に場をかっさらっていった。
本役のじゅりあちゃんもうまいけど、彼女とはまたチガウ迫力。より静かに、暗いオーラが出ている。それが沸点に達したときに、なにか切れてはいけないモノが切れて、叫び出す感じ。
……なんできらりちゃん、新公主演できなかったのかなあ。
こんなにうまくて、きれいなのに。そりゃまあ、歌はアレだが(笑)。
きらりのヒロインも見てみたかったよ。
でもって、色男の話に移る。
カグン将軍@らいらい。無駄に色男(笑)。
なんでああも色っぽいかな、じじいのくせに。
本役のさおたさんがこう、ストイックな美老人であるのに、らいが演じると「まだ現役@いろんなコト(はぁと)」って感じで、ちょっとアセりますな(笑)。
キャリエールが涸れてなくて、現役であれこれしちゃう人だと、エリックとの関係がやらしくなっちゃって困りますがな! と、わけわかんないことを言ってみる。や、宙組のじゅりキャリとたかこエリックはやらしくて困りましたよな、花組のゆみこキャリとオサエリックは健全でそれはそれはで拍子抜けしたけど……って、何の話?!
らいがあのガタイで、チョロを後ろから押さえつけると、なんかドキドキしました……って、これはもう、わたしの目が腐っているせい?!
カグン将軍にいいようにされてしまう(語弊有り)美青年チョロ@瀬戸くん。
いやあ、やっぱ彼、いい男ですなっ。
輪郭がきれいでいかにも「男役」って感じ。
ガタイの良さもいいです。
しかし。
チョロって、ナルシスト設定ぢゃなかったのか。
本役のめおちゃんが、剣に映った自分の顔を見て「コレが俺の顔か……美しい」と、うっとりするので、それはデフォかと思ってた。規定演技かと思っていたよ。
アレはめおちゃんオリジナルなんだ。や、そんな気はしてたけど(笑)。
瀬戸くんはべつにうっとりと自分の美貌に酔いしれることはなく、ふつーに醜い皮膚のなくなった顔に感動していました。
らいと瀬戸くんって、いいなあ。
並びが好みだわー。
今度、らいがじじいでなくて、ふつーに美青年同士でがっつりなんかやって欲しいわ。
で、色男といえばこの人、コ将軍@アーサー。
ねーねー、アーサーって、キラキラしてるよね?
なんか知らんがキラキラと目立つよね? わたしの欲目?
前回の新公に引き続き、今回もまたヒゲのおっさん役なんだけど。
それでもキラキラしてるの。なんか彼は少女マンガなの。
あ、あそこにキレイな人がいる! って感じのキャラなの。……ヒゲおやじなんだけど(笑)。
今回アーサーは本役の審判役があまりにも格好良すぎて、そのイメージがあるからか、新公はちょっと「少ない」気がした。
声の出方、通り方が、少ない。
審判役の声は、半端なく「イイ声」だからなー。
目の効き方が、少ない。
審判役の目の効き方、半端なく「きらん☆」としてるからなー。
1ヶ月以上お稽古して、初日から毎日やり続けている審判役と、本番1回こっきりでしかも出番が(審判役より)多いコ将軍役だ、そりゃ出来上がりが違って当然だけど。
もっともっと出来るはずだ。
ああ、東宝の新公も見たい~~。『エンカレッジコンサート』の5回公演で、悪戦苦闘しながら変化していったアーサーだもの、きっと東宝ではもっといいモノを見せてくれるはず。
にしてもアーサー、きれーだなー、キラキラしてるなー。イイ声だなー。
……同意してくれる人、いっぱいいるよね? ね?(いつも少数派なので、自信がないらしい)
続く~~。
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