カラダ中の水分なくなるかと思うくらい、大泣きしてきました。
『My dear New Orleans』『ア ビヤント』初日。
予備知識ナシ。
とりあえず、唯一持ってる今回の公演チケット、B席券1枚握りしめてムラへ行く。ええ、ことごとく全滅し、初日B1枚が、わたしのチケットのすべて。……まあ、花組だってあらかじめ持ってたの、平日S席チケ1枚だけだったしな……幕開いてからいろいろいろいろ手に入れた。
猫に叩き起こされほとんど寝てないので、感想走り書きして寝る。
芝居は、ものすごーく、あざとい(笑)。
なんつーんですか、あまりにも退団者仕様というか、いちいち「さあ泣け!」とやられます。
で、まんまと大泣き(笑)。
や、幕が開いて、扉を開けてトウコが光をバックに登場して、ピアノの前にひとり坐るだけですでに泣けてくるので、芝居の内容以前の、わたしの問題かもしれませんが。
ストーリーはいつもの景子タンです。
やー、コレ、『HOLLYWOOD LOVER』じゃん、と、途中からデジャヴまくりましたが(笑)。
「映画作るぞー! 夢に向かってみんながんばるぞー!」な部分を「人種差別になんか負けないぞー!」に変換すると、あとはみんなスライド可というか。
成功した主人公が、ヒロインとの別れの記憶のある街へ戻ってきて、現在の彼女と出会ってあれこれするのが『ハリラバ』で、過去の彼女とのあれこれの話になるのが今回の話で、主人公とヒロインの展開は同じ、ラストシーンもほぼ同じ。
なにより、ヒロインの部屋のセット使いが同じでなあ……(笑)。
四畳半的物語で、すげー小さな世界で狭い人間関係のみに終始。
物語に起伏は少なく、同じテンションでえんえん話が続き、キーになる曲のカラーが似ているため、インパクトが相殺されている感じ。
抜きどころもなく、とにかく同じテンションなので疲れる。
よーするに、ただのメロドラマです。
ラヴストーリーというより、メロドラマ。『ハリラバ』がそうだったように。
天下国家も関係ないし、謎もなければどんでん返しもない。淡々と場面が流れ、すげー些細なやりとりのみで終始する。
でもって、それらをトウコの歌声で、つなぐ。
退団とかこれまでの軌跡とかタカラヅカとか、そーゆーものに絡む、そーゆーものを連想する歌を、トウコががんがんに歌い上げ、仲間たちが唱和する。
泣ける。
あざといけど、泣けるんだよー。
とりあえず、トウコのメロドラマが見たいとゆーハートは満たされます。
真正面切って、トウコがあすかを口説きまくります。
愛の言葉雪崩のよーに熱くつづり、片想いトウコ炸裂。その愛を受け入れられないあすかは心裏腹に拒み、押すトウコ、逃げるあすか、とゆーメロドラマ本懐ぶりを眺められる。
ラヴシーンはすげー思わせぶりに暗転。
ソファで抱き合ってキス……なんだが、トウコが徐々にあすかに覆い被さっていく……のがわかるかわからないか、で見えなくなるので、ドキドキ。
景子作品の良さである、衣装センスの良さ。
あすかちゃんのドレスはどれもすげー美しいし、トウコもかっこいい。
でもって、しいちゃんが美しい。
ヒロインあすかと恋敵@しいちゃんのダンスに、いきなり泣いたさ。あんまり美しくてな。
しいちゃんの役が、唐突な銀橋ソロ含めいろいろ謎だったが、とりあえずかっこよかった。
でもって、トウコを口説くすずみんに萌えた。
「ボクと一緒にニューヨークへ行こう! シアワセにするよ!」みたいな。……あれ、ちがったっけ?
れおんのシスコンというか、行き過ぎた姉への愛情には?マークをトバしつつ、ともみんの扱いの良さにびっくりしたり、みやるりの美貌がわかりやすいところに配置されていて眼福だったり、あかしがまたしてもあかしだったり、しーらんを好みだと思ってみたり、ベニーがほんとに美しかったり、組長が父なのか母なのか混乱したり、まあいろいろ。
とにかく泣けた。
ショーはいつものフジイくんです。
さすがサヨナラショー職人。
泣かせどころがわかってる。
なんか妖精さんが出てくると幕間に聞いて、「藤井と言えば白ヅラ」と震撼しつつの観劇、妖精さん@れおんが登場……ふつーにイケメン。
なんか『イーハトーヴ』っぽいっす、れおん。
トウコは場が暖まってから「これぞタカラヅカ!」な登場。エリマキトカゲから黒燕尾、女装までほんといろいろ。
てゆーか、最前列、美味しすぎ。
客席降りまでは想定内だが、センターだとトウコのお尻を触れるの?!
客席から銀橋に戻るとき、トウコちゃんは客席の年輩男性を指名、カラダを押してもらっていたよーな?
アレ、毎回やるの? マジ?
それにまいけると女の子たちが、トウコ写真のビラを配っていたぞ。わーん、うらやましー。
何故かれおんとあかしの倒錯的な男×男ダンスは一場面まるまるあるし(藤井クオリティ)、ともみんとあかしはダルマ姿も披露だし、てゆーか、ともみんはいいとして、女装あかしに下からすがりつかれて、れおん的にはどうなんだろうとか。
もちろんトウコとれおんの男×男ダンスもがっつりあるし。や、退団トップと次期トップの絡みはお約束だが、だからこそれおん×あかしはいったい……?と(笑)。
や、わたし的にベニー×しい様に食いつきます。
芝居の役とかぶりまくるパトロン@しい様、スター@あすか、横恋慕する主人公@トウコ。
このしい様に、ボディガード@ベニーがくっついてるんですよ、ふがーっ!!
ベニーがクールなの、ワルい顔してるのよー。
しいちゃんもすげーかっこいいしっ!!
しいすずもお約束、トウコとしいすずもあり、他退団者場面もあり、すげー盛りだくさん。
あすかは出番自体は少ないのかな。
だけどその比重が「タカラヅカ娘役トップ」って感じだ。
要所要所で強い印象を残す。
ひとりぼっちのトウコの歌から、全員の大合唱になるくだりは、鳥肌もん。
トップスター安蘭けい、星組の安蘭けいを見た。
でも、ここにあすかがいないことが不満だった。
この爆発的感動シーンに、あすかがいない。お着替えのため、次の場面へのつなぎに出るために不在ならイヤだな、ひどいなと思っていたら。
ここに彼女が「いない」ことが、演出だった。
すべてが終わったあと、「遅かったのね」と歌う彼女の姿に涙。
そして再び舞台上でめぐりあうふたりの姿に、涙。
トウコちゃんはあちこち泣いているわ、挨拶でも泣いちゃうわ……しかしソレすらネタとして笑いにしてしまうところが素敵。
こっちも泣きすぎて疲れた。
糖分補給しよーと帰りにスイーツ食べて、……口に合わなくてさらに疲れた(笑)。
足りないのは糖分じゃなくて、瞳(トウ)分だ!!
もっともっとトウコを!!
てことで、限界。もう寝るっす。明日、起きられるかなあ。
『My dear New Orleans』『ア ビヤント』初日。
予備知識ナシ。
とりあえず、唯一持ってる今回の公演チケット、B席券1枚握りしめてムラへ行く。ええ、ことごとく全滅し、初日B1枚が、わたしのチケットのすべて。……まあ、花組だってあらかじめ持ってたの、平日S席チケ1枚だけだったしな……幕開いてからいろいろいろいろ手に入れた。
猫に叩き起こされほとんど寝てないので、感想走り書きして寝る。
芝居は、ものすごーく、あざとい(笑)。
なんつーんですか、あまりにも退団者仕様というか、いちいち「さあ泣け!」とやられます。
で、まんまと大泣き(笑)。
や、幕が開いて、扉を開けてトウコが光をバックに登場して、ピアノの前にひとり坐るだけですでに泣けてくるので、芝居の内容以前の、わたしの問題かもしれませんが。
ストーリーはいつもの景子タンです。
やー、コレ、『HOLLYWOOD LOVER』じゃん、と、途中からデジャヴまくりましたが(笑)。
「映画作るぞー! 夢に向かってみんながんばるぞー!」な部分を「人種差別になんか負けないぞー!」に変換すると、あとはみんなスライド可というか。
成功した主人公が、ヒロインとの別れの記憶のある街へ戻ってきて、現在の彼女と出会ってあれこれするのが『ハリラバ』で、過去の彼女とのあれこれの話になるのが今回の話で、主人公とヒロインの展開は同じ、ラストシーンもほぼ同じ。
なにより、ヒロインの部屋のセット使いが同じでなあ……(笑)。
四畳半的物語で、すげー小さな世界で狭い人間関係のみに終始。
物語に起伏は少なく、同じテンションでえんえん話が続き、キーになる曲のカラーが似ているため、インパクトが相殺されている感じ。
抜きどころもなく、とにかく同じテンションなので疲れる。
よーするに、ただのメロドラマです。
ラヴストーリーというより、メロドラマ。『ハリラバ』がそうだったように。
天下国家も関係ないし、謎もなければどんでん返しもない。淡々と場面が流れ、すげー些細なやりとりのみで終始する。
でもって、それらをトウコの歌声で、つなぐ。
退団とかこれまでの軌跡とかタカラヅカとか、そーゆーものに絡む、そーゆーものを連想する歌を、トウコががんがんに歌い上げ、仲間たちが唱和する。
泣ける。
あざといけど、泣けるんだよー。
とりあえず、トウコのメロドラマが見たいとゆーハートは満たされます。
真正面切って、トウコがあすかを口説きまくります。
愛の言葉雪崩のよーに熱くつづり、片想いトウコ炸裂。その愛を受け入れられないあすかは心裏腹に拒み、押すトウコ、逃げるあすか、とゆーメロドラマ本懐ぶりを眺められる。
ラヴシーンはすげー思わせぶりに暗転。
ソファで抱き合ってキス……なんだが、トウコが徐々にあすかに覆い被さっていく……のがわかるかわからないか、で見えなくなるので、ドキドキ。
景子作品の良さである、衣装センスの良さ。
あすかちゃんのドレスはどれもすげー美しいし、トウコもかっこいい。
でもって、しいちゃんが美しい。
ヒロインあすかと恋敵@しいちゃんのダンスに、いきなり泣いたさ。あんまり美しくてな。
しいちゃんの役が、唐突な銀橋ソロ含めいろいろ謎だったが、とりあえずかっこよかった。
でもって、トウコを口説くすずみんに萌えた。
「ボクと一緒にニューヨークへ行こう! シアワセにするよ!」みたいな。……あれ、ちがったっけ?
れおんのシスコンというか、行き過ぎた姉への愛情には?マークをトバしつつ、ともみんの扱いの良さにびっくりしたり、みやるりの美貌がわかりやすいところに配置されていて眼福だったり、あかしがまたしてもあかしだったり、しーらんを好みだと思ってみたり、ベニーがほんとに美しかったり、組長が父なのか母なのか混乱したり、まあいろいろ。
とにかく泣けた。
ショーはいつものフジイくんです。
さすがサヨナラショー職人。
泣かせどころがわかってる。
なんか妖精さんが出てくると幕間に聞いて、「藤井と言えば白ヅラ」と震撼しつつの観劇、妖精さん@れおんが登場……ふつーにイケメン。
なんか『イーハトーヴ』っぽいっす、れおん。
トウコは場が暖まってから「これぞタカラヅカ!」な登場。エリマキトカゲから黒燕尾、女装までほんといろいろ。
てゆーか、最前列、美味しすぎ。
客席降りまでは想定内だが、センターだとトウコのお尻を触れるの?!
客席から銀橋に戻るとき、トウコちゃんは客席の年輩男性を指名、カラダを押してもらっていたよーな?
アレ、毎回やるの? マジ?
それにまいけると女の子たちが、トウコ写真のビラを配っていたぞ。わーん、うらやましー。
何故かれおんとあかしの倒錯的な男×男ダンスは一場面まるまるあるし(藤井クオリティ)、ともみんとあかしはダルマ姿も披露だし、てゆーか、ともみんはいいとして、女装あかしに下からすがりつかれて、れおん的にはどうなんだろうとか。
もちろんトウコとれおんの男×男ダンスもがっつりあるし。や、退団トップと次期トップの絡みはお約束だが、だからこそれおん×あかしはいったい……?と(笑)。
や、わたし的にベニー×しい様に食いつきます。
芝居の役とかぶりまくるパトロン@しい様、スター@あすか、横恋慕する主人公@トウコ。
このしい様に、ボディガード@ベニーがくっついてるんですよ、ふがーっ!!
ベニーがクールなの、ワルい顔してるのよー。
しいちゃんもすげーかっこいいしっ!!
しいすずもお約束、トウコとしいすずもあり、他退団者場面もあり、すげー盛りだくさん。
あすかは出番自体は少ないのかな。
だけどその比重が「タカラヅカ娘役トップ」って感じだ。
要所要所で強い印象を残す。
ひとりぼっちのトウコの歌から、全員の大合唱になるくだりは、鳥肌もん。
トップスター安蘭けい、星組の安蘭けいを見た。
でも、ここにあすかがいないことが不満だった。
この爆発的感動シーンに、あすかがいない。お着替えのため、次の場面へのつなぎに出るために不在ならイヤだな、ひどいなと思っていたら。
ここに彼女が「いない」ことが、演出だった。
すべてが終わったあと、「遅かったのね」と歌う彼女の姿に涙。
そして再び舞台上でめぐりあうふたりの姿に、涙。
トウコちゃんはあちこち泣いているわ、挨拶でも泣いちゃうわ……しかしソレすらネタとして笑いにしてしまうところが素敵。
こっちも泣きすぎて疲れた。
糖分補給しよーと帰りにスイーツ食べて、……口に合わなくてさらに疲れた(笑)。
足りないのは糖分じゃなくて、瞳(トウ)分だ!!
もっともっとトウコを!!
てことで、限界。もう寝るっす。明日、起きられるかなあ。
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