また明日へ、つなげていくために。@太王四神記
2009年3月22日 タカラヅカ 花組が好きだ、今の花組が好きだ。
どうか変わらずに、今のままで。
そう願った花組公演『太王四神記』も、ついに千秋楽。
退団するりせ、マリアちゃんもそうだが、宙組に組替えするゆーひくんとののすみもまた、「花組からいなくなってしまう人」だ。
今の花組は、これで最後。
入りから出まで、フル参加して来ました、千秋楽。
今回なんと、片道4000円バスにチャレンジだ、どんどんびんぼー生活極まってるぞ、がんばるもん、500円玉貯金(笑)。
入りのマリアちゃんは会がスタンバイしているのと反対方向から入ってしまったので、ガードの後ろでギャラリーしていたわたしからは、よく見えず。でも拍手を浴びて、手を振っていたことだけはわかった。
りせはくしゃくしゃの笑顔で、涙ぐみながら挨拶してた。ほんとにきれいな女の子で……今女役をやっている関係もあるのかもしれないが、男役というより、ほんとにきれーな女の子だった。
他もみなさんとても美しくかっこよく入って行かれました。まとぶさん登場時のファンの人たちの歓声がすごかった。いいなー、たのしそーだなー。
んで、まっつは宇宙人みたいだった。(ニット帽と大きなまん丸サングラス、アイテムに対し顔が小さすぎるもんだから、不思議な生命体に見えた・笑)
さて、東宝で観る最初で最後の『太王四神記』。や、昼公演、千秋楽と続けて観たけど。(仲間うち全員、「Wヘッダ疲れるからやだ」って昼か楽か片方しか観てくんなかったぞ、花担のメンバーまで。や、わたしも遠征でなければ1日2回は遠慮したい演目ではあったが・笑)
ひさしぶりの、『太王四神記』。
いちばん身悶えしたのは、タムタム@まとぶの、ゲロ甘さ(笑)。
言葉が悪くて申し訳ない。
しかし、他になんと言おう、このもんのすげー甘ったるさ(笑)。
「ここはね、僕が生まれた場所なんだ」
とかもー、でろでろにとろけきるくらい、甘いんだもの。やさしいとかうっとりとかラヴラヴとか、いろんなものが混ざり合ってとにかくもお、あまい。甘すぎてとろとろすぎて、座席で身悶えしたってばよ。
タムタムすげえ。
ゆんゆんのバカップル・オーラに感服。
残念なのは、キハ@あやねちゃんのテンションが上がらないまま、タムタムのひとり相撲ってことかなー。
他の女の子相手だと、どんなことになっていたんだろう。どんだけゲロ甘ラヴを見せられたのだろう……と思うと、ちょっと残念(笑)。
あやねちゃんは表現できることが少ない娘役さんだからなあ。や、彼女の魅力は別のところにあるわけだから、それはそれで仕方ないんですが。
脚本・演出的にタムドクというキャラクタには疑問しかないんですが、ただ唯一、真飛聖が演じているということだけで、成り立っている気がします。
破綻もカオスも全部全部、まとぶんが力尽くで誤魔化している。まとぶの誠実さ、あたたかさでみんな持っていかれ、おかしいことに気づかせないでいてくれる。
トップスターは大変だ。でもそれこそが、トップスターの仕事、トップスターの資質。
あとはやはり、りせをロックオン。カクダンのときはともかく、男役としてモブにまざっている顔が、ときおり泣き顔っぽくも見える……けれどこれはりせ的にめずらしいことじゃない。
真剣勝負な顔が、厳しくしかめた顔が、泣いているようにも見える。笑顔が泣き顔に見えたりもするように。
ただの錯覚、わたしの思い込み。思い入れ。りせが泣いているわけじゃない。それはわたしもわかっている。
わたしの気持ちが、映ってしまっているのかなあ。
花組が好きだ、今の花組が好きだ。
どうか変わらずに、今のままで。
誰もいなくならないで、年も学年も重ねず、みんな若く美しく和気藹々ときらめいて。
フィナーレの青龍ダンスで、どさくさにまぎれてめおくんがりせをリフトしていた。
おおっ、めおくんオトコマエ!!
女子に対してするよーなリフトではなく、男同士っぽいかっこいい持ち上げ方(笑)。
今この場で思いついて咄嗟に出来るとは思っていないので、きっと練習したんだろうなと、思うことの方が、うれしたのしい(笑)。
めおくんから言い出した、んだよね? りせから「ねーねー最後のとこでリフトして下さいよー」と言い出したとは思えないから、めおくんから「リフトしようか」と言い出した、と。いや、「リフトするから(断定)」の方が萌え? いやいっそ、「最後、抱き上げていい?」の方が?(いい加減にしなさい)
なんにせよ、「リフトをする」と決定して、ふたりして「いくよ」「せーの」と練習したのかと思うと、たのしい。(そんな掛け声はジェンヌにはいらんのかもしれんが)
それをみつるとかふみかとかが眺めてダメ出ししたり、拍手したりしてるの。リフトもどんなカタチ、入り方やポーズがいいか、真面目にみんなで協議しているの。
なんてな。
……それともジェンヌって、打ち合わせなしでいきなりリフトできるもんなの?
できるかもしれんが、練習したと思っていた方がたのしいから、そう思っておく。うん。人生Happy!
そんでもってヒョンゴさん@まっつは、ムラよりなお一層、変なおぢさんになってました。
あー……耽美からは、さらに遠ざかってましたね(笑)……きれいなのにね……。
花組名物、組長のカミカミ挨拶を経て、組替えご挨拶をしっかり淀みなくするゆーひ、すみ花両名が頼もしく。
ゆうひくんはすごいなあ。ほんとにこの人、どこまで行くんだろう。前人未踏の地を歩き続ける姿に、ただ拍手を送る。
89期がまたひとり行ってしまう、マリアちゃんの思いのこもった端的な挨拶を聞き、そしてなんかやたら長くいろいろ喋るりせに、万感の思いを感じてみたり。
見送る側もみんな泣いてるし、まっつも表情変わらないまま目元ぬぐってるし。
終わってしまう。
またひとつ、変わってしまう。
小雨の中、袴姿で歩く彼らをFCのガードの後ろから見送った。
わたしの目の前を通ったとき、マリアちゃんは涙を堪えているよーな表情で、笑顔ではなかった。うわわ。なんかもらい泣き。
りせはきれいな笑顔。フラッシュ浴びて、きらきらきらきら笑っていた。
入りで宇宙人だったまっつも、美人さんな素顔を見せて、会の人たちになにかしら挨拶をしていた。あー、まっつきれーだー。傘であんましよく見えないけど、ほんとに好きな顔だー。
終わってしまった。
またひとつ、終わりを迎えてしまった。
どうか変わらずに、今のままで。
そう願った花組公演『太王四神記』も、ついに千秋楽。
退団するりせ、マリアちゃんもそうだが、宙組に組替えするゆーひくんとののすみもまた、「花組からいなくなってしまう人」だ。
今の花組は、これで最後。
入りから出まで、フル参加して来ました、千秋楽。
今回なんと、片道4000円バスにチャレンジだ、どんどんびんぼー生活極まってるぞ、がんばるもん、500円玉貯金(笑)。
入りのマリアちゃんは会がスタンバイしているのと反対方向から入ってしまったので、ガードの後ろでギャラリーしていたわたしからは、よく見えず。でも拍手を浴びて、手を振っていたことだけはわかった。
りせはくしゃくしゃの笑顔で、涙ぐみながら挨拶してた。ほんとにきれいな女の子で……今女役をやっている関係もあるのかもしれないが、男役というより、ほんとにきれーな女の子だった。
他もみなさんとても美しくかっこよく入って行かれました。まとぶさん登場時のファンの人たちの歓声がすごかった。いいなー、たのしそーだなー。
んで、まっつは宇宙人みたいだった。(ニット帽と大きなまん丸サングラス、アイテムに対し顔が小さすぎるもんだから、不思議な生命体に見えた・笑)
さて、東宝で観る最初で最後の『太王四神記』。や、昼公演、千秋楽と続けて観たけど。(仲間うち全員、「Wヘッダ疲れるからやだ」って昼か楽か片方しか観てくんなかったぞ、花担のメンバーまで。や、わたしも遠征でなければ1日2回は遠慮したい演目ではあったが・笑)
ひさしぶりの、『太王四神記』。
いちばん身悶えしたのは、タムタム@まとぶの、ゲロ甘さ(笑)。
言葉が悪くて申し訳ない。
しかし、他になんと言おう、このもんのすげー甘ったるさ(笑)。
「ここはね、僕が生まれた場所なんだ」
とかもー、でろでろにとろけきるくらい、甘いんだもの。やさしいとかうっとりとかラヴラヴとか、いろんなものが混ざり合ってとにかくもお、あまい。甘すぎてとろとろすぎて、座席で身悶えしたってばよ。
タムタムすげえ。
ゆんゆんのバカップル・オーラに感服。
残念なのは、キハ@あやねちゃんのテンションが上がらないまま、タムタムのひとり相撲ってことかなー。
他の女の子相手だと、どんなことになっていたんだろう。どんだけゲロ甘ラヴを見せられたのだろう……と思うと、ちょっと残念(笑)。
あやねちゃんは表現できることが少ない娘役さんだからなあ。や、彼女の魅力は別のところにあるわけだから、それはそれで仕方ないんですが。
脚本・演出的にタムドクというキャラクタには疑問しかないんですが、ただ唯一、真飛聖が演じているということだけで、成り立っている気がします。
破綻もカオスも全部全部、まとぶんが力尽くで誤魔化している。まとぶの誠実さ、あたたかさでみんな持っていかれ、おかしいことに気づかせないでいてくれる。
トップスターは大変だ。でもそれこそが、トップスターの仕事、トップスターの資質。
あとはやはり、りせをロックオン。カクダンのときはともかく、男役としてモブにまざっている顔が、ときおり泣き顔っぽくも見える……けれどこれはりせ的にめずらしいことじゃない。
真剣勝負な顔が、厳しくしかめた顔が、泣いているようにも見える。笑顔が泣き顔に見えたりもするように。
ただの錯覚、わたしの思い込み。思い入れ。りせが泣いているわけじゃない。それはわたしもわかっている。
わたしの気持ちが、映ってしまっているのかなあ。
花組が好きだ、今の花組が好きだ。
どうか変わらずに、今のままで。
誰もいなくならないで、年も学年も重ねず、みんな若く美しく和気藹々ときらめいて。
フィナーレの青龍ダンスで、どさくさにまぎれてめおくんがりせをリフトしていた。
おおっ、めおくんオトコマエ!!
女子に対してするよーなリフトではなく、男同士っぽいかっこいい持ち上げ方(笑)。
今この場で思いついて咄嗟に出来るとは思っていないので、きっと練習したんだろうなと、思うことの方が、うれしたのしい(笑)。
めおくんから言い出した、んだよね? りせから「ねーねー最後のとこでリフトして下さいよー」と言い出したとは思えないから、めおくんから「リフトしようか」と言い出した、と。いや、「リフトするから(断定)」の方が萌え? いやいっそ、「最後、抱き上げていい?」の方が?(いい加減にしなさい)
なんにせよ、「リフトをする」と決定して、ふたりして「いくよ」「せーの」と練習したのかと思うと、たのしい。(そんな掛け声はジェンヌにはいらんのかもしれんが)
それをみつるとかふみかとかが眺めてダメ出ししたり、拍手したりしてるの。リフトもどんなカタチ、入り方やポーズがいいか、真面目にみんなで協議しているの。
なんてな。
……それともジェンヌって、打ち合わせなしでいきなりリフトできるもんなの?
できるかもしれんが、練習したと思っていた方がたのしいから、そう思っておく。うん。人生Happy!
そんでもってヒョンゴさん@まっつは、ムラよりなお一層、変なおぢさんになってました。
あー……耽美からは、さらに遠ざかってましたね(笑)……きれいなのにね……。
花組名物、組長のカミカミ挨拶を経て、組替えご挨拶をしっかり淀みなくするゆーひ、すみ花両名が頼もしく。
ゆうひくんはすごいなあ。ほんとにこの人、どこまで行くんだろう。前人未踏の地を歩き続ける姿に、ただ拍手を送る。
89期がまたひとり行ってしまう、マリアちゃんの思いのこもった端的な挨拶を聞き、そしてなんかやたら長くいろいろ喋るりせに、万感の思いを感じてみたり。
見送る側もみんな泣いてるし、まっつも表情変わらないまま目元ぬぐってるし。
終わってしまう。
またひとつ、変わってしまう。
小雨の中、袴姿で歩く彼らをFCのガードの後ろから見送った。
わたしの目の前を通ったとき、マリアちゃんは涙を堪えているよーな表情で、笑顔ではなかった。うわわ。なんかもらい泣き。
りせはきれいな笑顔。フラッシュ浴びて、きらきらきらきら笑っていた。
入りで宇宙人だったまっつも、美人さんな素顔を見せて、会の人たちになにかしら挨拶をしていた。あー、まっつきれーだー。傘であんましよく見えないけど、ほんとに好きな顔だー。
終わってしまった。
またひとつ、終わりを迎えてしまった。
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