記憶力に著しく欠けるので、おぼえていることはほんと少ないんですが。

 カメラをもらった彩吹さんが、ものごっつうれしそうだったのは、よくおぼえています。

 彩吹真央お茶会『風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア』にて、最後にあるじゃないですか、お茶会出席者からジェンヌへのプレゼント。
 そのプレゼントが、『フレンドパーク』でゆみこちゃんが希望し、たわしになったあのカメラだったんですよ。
 くわしい型番とかわかんないけど、同じものだったらしい。

 AQUA5として出演した数々のテレビ番組の話もしていたので。
 お茶会会場には、例のたわしも登場していて。
 ゆみこちゃん、みんなに見せるためにわざわざ持ってきてくれたの。で、持ってきただけで、ファンにプレゼントとかはしないの(笑)。大事に玄関に飾ってあるんだって。

 そのたわしの話だって、していただけに。
 お茶会のゆみこちゃんのいる演壇に、たわしはずーっとちょこんと飾られていたわけで。

 たわしではないカメラの登場に、ゆみこちゃんのテンション上がりまくり!!

 ……ほんっとーに、欲しかったんやなー……。

 「やったぜパパ、明日はホームランだ!」ってくらいの、見ている方がおどろくような喜びっぷりでした。つか、マジ、子どもみたい。
 いやあ、あんなによろこんでもらえるなら、贈った甲斐がありましたね、みなさん(笑)。

 
 オフの質問は、質問用紙の入った箱からゆみこちゃんが自分で引く、という、タニちゃん形式。答えられない質問を引いてしまったら抹殺してヨシと前置きの上で、基本引いたモノには答えていたが、「あ、これダブリだ」とかつぶやきながら用紙を排除したりもしていた。
 タニちゃんのお茶会だと、公演もメディア関係もオフも全部タニちゃんが自分で抽選して読み上げるから、話が前後左右東西南北上下過去未来とびまくって答える方も聞く方もなかなか大変だが(タニちゃんすげえよ)、「オフのみ」とカテゴリ分けされていると、ランダム形式もけっこーイイかもしれない。
 ナニが出てくるかわからない、自分で引き、それに答えるかどうか、質問の理解度とかいろいろ、本人のナマな部分を垣間見られる。
 司会が入らない分、よりぐたぐたになりますがね(笑)。

 
 歌はもちろん、「風の盆恋歌」。
 着流しで演歌です。違和感なし。

 ところで、このお茶会ではピンマイク使用で、ハンドマイクは基本使用してなかったの。
 ゆみこちゃん登場時に手に持っていただけかな。
 あの大きなマイクがあると、どうしても顔の一部が隠れるから、胸に付けたピンマイクで進行していたの。
 わたしが知る限り、タニちゃんぐらいかな、ピンマイク使用って。

 たぶん、ハンドマイクの方が、ジェンヌさん本人にいいんだと思う。
 音響的なことではなく、手の、やり場が。

 両手が空いてしまうと、こまるんだろうなと思う。
 手にはかなり表情があり、口でなにか言うより性質を現すのに雄弁だったりするし。
 主役として語ることだけでも気を遣うだろうに、手の表情まで気を遣うのは、ジェンヌさん本人はしんどいと思う。
 それよりもマイクがあれば、両手でそれを握っていればいいわけで、話すことだけに集中できる。

 手持ち無沙汰にならない、緊張も思考もマイクを両手で握っている方が安定する。や、自分が人前でナニか喋る場合、マイクを手で持てるのとナイのじゃ、ぜんぜんチガウって、手の置き場・表情、姿勢その他。
 だからこれだけマイク関係が発達した現代でも、トーク番組だの貸切公演の司会だの、モロモロの場でハンドマイクを使い続けるのだろう、と、わたしは勝手に思っている。

 観客の立場で言えば、無粋な大きなマイクより、顔が障害物なしで見えるピンマイクの方が100倍イイ。

 それまでピンマイクで喋っていたゆみこちゃんも、いざ歌のプレゼントとなると、ハンドマイクを持って、立ち上がって歌い出した。

 そう、この「歌う」ときだって、ハンドマイクがないと音響以外の部分でやりにくいんだろうと思う。
 棒立ちして歌うわけにはいかないから、手の振りが必要になる。
 たとえ片手であっても、マイクを持っていたら、必要ないけど。空いた方の手は自然に垂らしておくだけで格好が付くから。

 ハンドマイクの方が楽だし、トーク時にはマイクを握る、という癖がついているのはわかるが。

 歌が終わったあとも、ゆみこは、マイクを離さなかった。

 胸にマイクがあるのだから、大きなマイクを口元に持ってきて話す必要はまったくないのに、本人ナニも気づかず無意識のまま、マイク握ってえんえんえんえん話し続けた(笑)。
 せっかく「顔がよく見えるように」とピンマイクだったのに(笑)。

 マイク離さないなー、このまま最後までマイク握ってるのかなー、と思っていたら、最後の最後でようやく司会者が口を挟むことができ、マイクを置くように指示していた。
 でももう最後だし(笑)。

 ゆみこちゃん、天然だなあ(笑)。
 

 とにかく時間がすごくゆったり流れていたようで。
 このお茶会、いつ終わるんだろう? と途中で思うくらいには、長かったです(笑)。
 長くなるのは、わたしはぜんぜんいい。その分、ジェンヌさんを見ていられるわけだから。
 疲れているだろうに、ファンのために長い時間を割いてくれる、それだけでうれしい。
 ただ、この田舎で閉会が遅くなると支障が出る人がけっこーいるんじゃないかと、他人事な心配をした。

 ええ、他人事。
 ところがなんと、他人事ぢゃなかった。

 ごはん食べる時間がない。

 お茶会開始は至極普通、7時半くらいからだった。
 7時半から8時開始くらいはふつー、だよね? いつもの場合、お茶会のあと仲間たちとごはん食べてから、帰路についていた。
 されど、ホテルを出られたのが10時過ぎじゃあ、なにも食べている時間がない。阪急一本で帰ろうと思ったら、10時半に店を出なきゃいけないのよ。阪急の終電はやたら早いし、乗り換えのツナギが悪くてホームでえんえん待たされるしで。
 JR利用で帰るつもりなら、それこそ大阪周辺は午前1時台までOKだけど、JRは高いからびんぼー人には使えないっすよ。

 空腹のまま、なんとか本日中に帰宅すると。

「なにも食べてない? ……て、なにも食べるものないぞ? 残り物集めて、ひとり鍋でもするか?」

 高級肉使用の母の誕生パーティはすでに終わり、ひとり茶の間にいた父に、そう言われた。や、あずけていた猫も引き取らなきゃいかんので、親の家には顔を出す必要があったのよ。
 
 嫌~~、寂しくひとり鍋は嫌~~、みんなしゃぶしゃぶだったのに、わたしだけひとり野菜鍋は嫌~~。

 自宅にもなにも食料の用意がなかったので。
 まっつオススメのやきそばUFOひとつ下げて、猫を肩に乗せて家に帰りました。

 しゃぶしゃぶは食べ損なったけど、後悔ナシ。
 ゆみこちゃん、かわいかったよー。ほわほわゆるゆる(笑)。

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