『太王四神記』のまっつまっつ。
 他人のことは知らん、あくまでもわたしの限られた視線の先のヒョンゴ@まっつ語りその2。

 ポンファ通りの皆様方。小芝居満載で下級生ウォッチングが楽しいに違いない……けれど、ほとんど見られないのがくやしい。
 ヒョンミョン@だいもんのソロが終われば、銀橋にスジニ@みわっちと彼女を追いかけるヒョンゴが登場するので、そっちガン見だもんよ。

 スジニが絡むといつもあわあわ可愛すぎるヒョンゴ先生。
 長いスカートたくし上げて走る姿が、ヘムレンさん@『楽しいムーミン一家』。

 ヒョンゴが着ている服はコムル村の制服?らしく、村人は全員同じ服を着ている。白のローブでスカートっつーわけじゃないんだが、スカートのワンピースっぽくてわたしはあまり好きじゃない(笑)。

 ヒョンミョンはいったいいくつの設定なのか、ヒョンゴとタメ口。やっているのがだいもんだから、ヘタすりゃ少年に見えるんだが、平村民時代のヒョンゴを知っていて、村長になったことを上から目線で語れるキャラクタらしい。
 ヒョンミョンは最後まで謎だ……。

 一旦下手袖に引っ込んだヒョンゴとスジニは、白いローブを脱いで……ふたりともとっても微妙な姿で現れる。
 スジニはちっともかわいくない衣装だし、ヒョンゴに至っては、水戸黄門……。イケコがサイトーならこんな衣装は着せないだろうと哀しくなった一瞬(笑)。せめてスジニには、萌え衣装着せようよ……。

 こっから先はもー、ヒョンゴがかわいすぎるので、他を見ることが出来ない。
 トラジ@さあやたち美女が華やかに歌い踊る様に、一瞬だけ、鼻の下を伸ばす。ほんと、一瞬だけ。
 すぐに、「スジニの教育上よくない!」と思い直すっぽい(笑)。スジニが好奇心丸出しで目を輝かせているので、お師匠様、我に返っちゃうのね。
 スジニがいないときだと、どーなってんですかね、あの人。
 たとえば夜、スジニが寝入ったあととかに、ヒョンミョンに誘われて花街に繰り出したりしてるんでしょーか?

 ヒョンゴさんが女に興味あるのかどうかを示す、貴重な場面なんだよな、この「一瞬だけ、鼻の下を伸ばす」ところ(笑)。どうやらふつーに女は好きみたいだ。使命感の方が強いから、それどころではないと思っているだけで。よかったよかった。

 でもってここでのスジニとのやりとりは、公演が進むにつれて派手になっていく(笑)。
「ここじゃアタシ、男の子になるよ!」のスジニの台詞に、おたつきすぎだから、ヒョンゴ師匠。ヒモを引っ張ると両手両足がしゃかしゃか動く人形みたい。
 そのくせ、「チラシを配ってこい」の台詞は、心配性のお師匠らしくもなく、悪乗りして追いやっているし。ええ、あとになればなるほどコメディちっくに、大仰に「しっしっ」てな風情(笑)。ヒョンミョンも尻馬に乗ってるし。

 てゆーかさー。
 ヒョンゴとスジニのスキンシップが、どんどん増えていくんですが、なんなんですかアレ。
 ムラ初日から楽まで、週2くらいで万遍なく見てきたんだが、それから間とんで東宝楽前と楽見たわけだが、どんどんあの人たち触れあうっつーかお互いに触るよーになっていってんですが。
 肩とか腕とか、ふつーに触れてるのね。初日界隈では別に触ってなかったところで、あたりまえの顔してボディタッチ有りになっていってねえ……別に意識してる風でもないあたりがさらに親密っつーか……いちゃついてるよーにしか見えません。
 ヒョンゴとスジニがっつーか、ぶっちゃけ、まっつとみわっちが仲良しなんだな、つー感じで意味もなくスキンシップしてるのがもー……どうしてくれよう。ハァハァ。

 ところで玄武の神器だけど、コムル村は代々ソレを守ってきたのはいいけど、ほんとのとこ神器が神器らしい働きをしたところを見たモノは、ひとりもいないんだよね?
 なにしろ2000年間、ファヌン様以来「チュシンの王」は現れていないっていう話の流れだよね?
 くそ真面目に神器の守り主やってるけど、ほんとのとこ歴代村長の誰ひとり、神器発動時を知らない。
 「チュシンの王が憤るとき、その神器が目覚める」としたり顔で語ってはいても、信憑性はない。なんせ、誰も見たことないんだから。
 さらに1幕終わりで、チュシンの王発見の手がかりとして「玄武の神器は光り、宙を舞う」とヒョンゴが語っている。
 つまり、真の王が現れたら、放っておいてもわかるわけで。光って飛ぶんですよ? それでわからんわけないじゃん。
 なのにヒョンゴ先生、このポンファ通りで「チュシンの夜に生まれた」ヨン・ホゲ@ゆーひを見かけたとき、ガスの点検でもするかのように杖をかざしているんですが。
 や、かざしてわかるもんでもないでしょう。んなことしなくても、王が現れたら勝手に光るって言い伝えなんだし。それに、平時ではダメなんでしょ、王様が怒ってくれないと。
 ホゲ様今、女の子にちやほやされて、ご機嫌だから。そんなときに調べても意味ないっす。ヒョンゴ先生、言い伝えちゃんとわかってる?

 つーことで、「ヒョンゴ先生の、チュシン王探し大作戦・ホゲ様を怒らせてみよう!!」の巻希望。

 スジニの台詞からして、コムル村の使命なわけでしょ、王様探し。そのためにヒョンゴたちは都会へやって来ているわけでしょ?
 チュシンの夜に生まれたホゲ様が候補No.1なわけだから、真面目に仕事するなら、彼が王かどうかを確かめなきゃ!
 つーことで、インチキ占い師としてホゲ様に絡むヒョンゴ先生とその一味(笑)の物語で、わたしならスピンオフ1本すぐに作れますことよ? ほほほ。

 てな話は置いておいて、スジニにチラシ配りを押し付けたヒョンゴは、下手端でインチキ手相占いスタート。すぐに客がずらずら現れるので、チラシ配りの必要性はないよーな。
 せっかくお客は列を作って待っているのに、ヒョンゴがちゃんと相手をするのはひとりだけ、すぐにスジニを気にして舞台中央へ行ってしまう。
 スジニがキハ@彩音ちゃんにデジャヴを感じている様を、なにかしら不安な様子で眺めている……が、すぐに「噂だ噂だ」の民衆の歌に巻き込まれてしまう。

 とりあえずこの「翻弄されているまっつ」がかわいい。あ、ヒョンゴだヒョンゴ(笑)。
 コーラスの中でひときわ響く低音を聴き分けるのも、またたのしい。

 承前の「語り部ヒョンゴ」とのカラーの差、てゆーかコメディアンぶりが、この役の魅力なんだろう。

 続く。

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