まっつ四神記・その4。@太王四神記
2009年4月8日 タカラヅカ まっつのテンションが高いと、何故にあんなにおもしろいんだろう。
ヒョンゴ@まっつは基本テンション高め。スジニ@みわっちに振り回されてきーきー言ってたり(声は低いが)、悪のりヒョンミョン@だいもんと一緒になってきゃーきゃーやってたり(声は低いが)、とにかくいつもはしゃぎ回ってうるさいキャラだ。
高句麗一武道大会を観覧しているときも、大口開けて笑ったり野次っていたり、大忙し。
テンション高い役だなー、ヒョンゴ先生。
テンション高い役だなー、まっつ。
そして、まっつがハイテンションにくるくる騒いでると、みょーにおかしい。肩がふるふる震える系の、くすぐったさがある。
不思議だなあ。
まあたんに、わたしがまっつ好きで、まっつに過剰反応してるだけなんだろうなあ。
『太王四神記』まっつ語り。1記事3000文字予定なのに、まっつ語りだと文字数越えしている現実……こまったもんだ。
それまでは野次馬としてはしゃいでいたヒョンゴ先生、スジニが男装して大会に混ざっちゃった以降は、パニクっちゃって大変ですよ。「あぶない、うわー、きゃー」てなもんで、マイク入ってないのをいいことに、騒ぐ騒ぐ。
スジニが絡むとおっさんネジとんじゃうみたいなー。大変だなー。
で、そーやって大騒ぎしているときに、玄武の神器発動。
さすがにスジニのことを忘れ、使命に意識を戻します。
光るのはいいけど、誰に反応したのかまではわからないんだね、玄武の神器。下手側ではプルキル@壮くんが光る朱雀の神器を見て「ホゲ@ゆーひがチュシンの王」って勘違いしてるし。プルキルはホゲをチュシンの王でないとわかった上で利用してるんだと思ってたけど、どうも買いかぶりだったらしい(笑)。なんもわかってないのか。てな話はどーでもいい、今はヒョンゴ先生の話。
神器は光って、すぐにまた沈黙。よくわからん仕組みだ。王様の憤りが沈静したとも思えないのに。
光が消えたらまたヒョンゴ的にはそれどころじゃなくなる。タムタムとスジニが会場で晒し者になってますがな。
彼らが黒軍のふりをして大会に紛れ込んだのは、ホゲがズルをしていたのを止めるためだったんだが……そしてホゲの不正が白昼に晒されたんだが、そのことはスルーされて話は別の方向へ転がり出す。
仲間のタムタムがタムドク王子だったとわかったヒョンゴたち。舞台中央でもつれている人を注視したあと、ヒョンゴとヒョンミョンは「おさらい」をしている様子。ふたりで「あれがどーしてこれがどーなったからこうなんだよね」と確認しあっている。
で、「そっかあ、そーゆーことかー!」とめでたく納得。
脚本で描いてもらえないもんだから、舞台隅っこで「タムタムが王子様だった!」に対するリアクションを小芝居しているのよ。がんばれ。
そして、戻ってきたスジニを急かしつつ、ぽかーん展開でかけおちするタムドクを追って?上手へ消える。
えーと、それで。
タムドクは女の子とかけおちした……よな? 王位を投げ出して。
なんでコムル村の人々は、タムドクを探していたんだろう?
コムル村の使命は玄武の神器を守ることと、チュシンの王を探すこと。
せっかく神器が光り、王の手がかりがあったわけだから、ヒョンゴ先生が今すべきことは駆け落ちしたお友だちの捜索より、チュシンの王探しぢゃないの?
チュシンの星の夜に生まれたとされているヨン・ホゲが戦っているときに、神器が光ったんだから、まず彼のことを調べるべきでは?
それともタムドクは、「誰にも言ってはならない」「母親は秘密を守るために山中でお産をして早世した」という、ものすごい秘密を、出会ったばかりのヒョンゴたちにぺらぺら喋っていたんだろうか。
てゆーか、この時点のヒョンゴは、「コムル村の使命」のことなんか忘れきっているように見える。
タムドク様の一大事! しか考えていないような。
2000年も使命大事で過ごしてきた隠れ里の村長として、失格ですよコレ……。
タムドクがどうこうではなく、コムル村の面子は「玄武の神器が光った理由を確かめるため」に「高句麗一武道会主要メンバーであるホゲやタムドクが向かったテジャ城へ向かう」ことにしなければおかしい。
唯一スジニだけは、使命そっちのけでタムドクのためって言っていてイイから。ヒョンゴはまず使命のこと考えてくれなくちゃ。
上手端でわいわいやっているときの台詞を変えるだけでいいのに、イケコってほんとに……溜息。
まあそれはともかく、「テジャ城へ」のナンバーは盛り上がるカッコイイ場面なので、隅っことはいえ参加してくれていてウレシイ。
そのどたばた感のまま、銀橋を走るタムタムの仲間たち。
元気に走っていく若者たちと違い、お疲れモードの年長者……パソン姐さん@いちかと、ヒョンゴ先生。
一緒にいるわりに、今回まっつ×いちか少ないんだよなあ。
このせわしない銀橋でのみ、まっつ×いちか。息の上がっているパソンを、ヒョンゴが気遣っている風。や、ヒョンゴも若者たちに置いてかれてるんだけど(笑)。
カクダン@りせたち近衛隊を見つけたあとヒョンゴ先生はすげー勢いで走り出すから、ほんとのとこそれほどバテてなかったのかもしれない。
てゆーか今回まっつ、やたら銀橋走ってるイメージ……(笑)。
そして、倒れている人の横にはべっているイメージ……(笑)。
息も絶え絶えカクダンの横で、一緒になって苦しそうな顔をしている。眉は八の字、とってもヘタレなまっつらしい表情。
カクダンの死にも、すげー悲痛にうなだれる。
別にカクダンのこと個人的に知らなかっただろうけど、それでも近衛隊のみなさんと同じ濃度で悲しんでます。
そこからあとは、怒濤のクライマックス。
チュモ神剣発動、みなさん「うわあああ」で、それから立ち直る前に、ヒョンゴの杖が光る。
「チュシンの王の中で、激しい怒りと悲しみがせめぎ合うと、玄武の神器は光り、宙を舞う……」
ほんとに一瞬杖が浮いたようで、ヒョンゴはひきずられる動作をするんだが。
「宙を舞う、っていうんだから、ほんとに舞えばいいのに(笑)」……ワイヤーとかでぴゅーんてまっつが飛べば、可愛いだろうに、と言った人がいて、想像して笑ったさ。
小さなまっつがぴゅーんて飛ぶのは、たしかに愉快な画面だな。ティンカーベルとかそーゆーノリで。(まっつをどんだけ小さいと思って……)
舞う妖精まっつ……うっとり。(だけど衣装は水戸黄門)
まあ冗談はともかく。
はじめは呆然としていたヒョンゴの顔が、徐々に変わるんだ。
力強い、意志のある顔に。
物語の中で「愉快なおっさん」でしかなかったヒョンゴ先生が、冒頭の「語り部」の顔になる。
使命と向き合い、宿命と対峙する。
誇りと歓喜を込めて、宣言する。
「あなたこそ、チュシンの王!」
響く声。
声に、光がある。
その声に反応して、振り向くホゲ。
彼がもっとも欲していた言葉、欲していた声は、彼以外の者に向けられた。
ホゲを突き落とす光を発するのが、ヒョンゴだということが、すげー萌えです(笑)。
まっつに「光」を感じることがあろうとは……良くも悪くも地味……ゲフンゲフン、その、いぶし銀が魅力な人だと思っているだけに、「光」の存在にびびります。まあソレが「声」ってのが、まっつらしいんだけど(笑)。
ようやくめぐりあった運命の人、チュシンの王タムドク様しか見えません! て勢いで、ヒョンゴはタムドクだけを見つめて歌う。
その顔に、静かな笑みが広がっていく。深い、魂に根ざした到達した者の表情。……ライト当たらないから、見えなくなっちゃうんだけどね。
ヒョンゴの語りではじまった物語は、彼の台詞を最後に幕を閉じる。や、歌で終わるわけだが、台詞としてはヒョンゴの「あなたこそ、チュシンの王」が最後なんだよね。
タムドクがチュシンの王として目覚めるまでが第1幕……それはつまり、ヒョンゴが、チュシンの王と出会うまでという意味でもある。
重い役目だ。
ヒョンゴ@まっつは基本テンション高め。スジニ@みわっちに振り回されてきーきー言ってたり(声は低いが)、悪のりヒョンミョン@だいもんと一緒になってきゃーきゃーやってたり(声は低いが)、とにかくいつもはしゃぎ回ってうるさいキャラだ。
高句麗一武道大会を観覧しているときも、大口開けて笑ったり野次っていたり、大忙し。
テンション高い役だなー、ヒョンゴ先生。
テンション高い役だなー、まっつ。
そして、まっつがハイテンションにくるくる騒いでると、みょーにおかしい。肩がふるふる震える系の、くすぐったさがある。
不思議だなあ。
まあたんに、わたしがまっつ好きで、まっつに過剰反応してるだけなんだろうなあ。
『太王四神記』まっつ語り。1記事3000文字予定なのに、まっつ語りだと文字数越えしている現実……こまったもんだ。
それまでは野次馬としてはしゃいでいたヒョンゴ先生、スジニが男装して大会に混ざっちゃった以降は、パニクっちゃって大変ですよ。「あぶない、うわー、きゃー」てなもんで、マイク入ってないのをいいことに、騒ぐ騒ぐ。
スジニが絡むとおっさんネジとんじゃうみたいなー。大変だなー。
で、そーやって大騒ぎしているときに、玄武の神器発動。
さすがにスジニのことを忘れ、使命に意識を戻します。
光るのはいいけど、誰に反応したのかまではわからないんだね、玄武の神器。下手側ではプルキル@壮くんが光る朱雀の神器を見て「ホゲ@ゆーひがチュシンの王」って勘違いしてるし。プルキルはホゲをチュシンの王でないとわかった上で利用してるんだと思ってたけど、どうも買いかぶりだったらしい(笑)。なんもわかってないのか。てな話はどーでもいい、今はヒョンゴ先生の話。
神器は光って、すぐにまた沈黙。よくわからん仕組みだ。王様の憤りが沈静したとも思えないのに。
光が消えたらまたヒョンゴ的にはそれどころじゃなくなる。タムタムとスジニが会場で晒し者になってますがな。
彼らが黒軍のふりをして大会に紛れ込んだのは、ホゲがズルをしていたのを止めるためだったんだが……そしてホゲの不正が白昼に晒されたんだが、そのことはスルーされて話は別の方向へ転がり出す。
仲間のタムタムがタムドク王子だったとわかったヒョンゴたち。舞台中央でもつれている人を注視したあと、ヒョンゴとヒョンミョンは「おさらい」をしている様子。ふたりで「あれがどーしてこれがどーなったからこうなんだよね」と確認しあっている。
で、「そっかあ、そーゆーことかー!」とめでたく納得。
脚本で描いてもらえないもんだから、舞台隅っこで「タムタムが王子様だった!」に対するリアクションを小芝居しているのよ。がんばれ。
そして、戻ってきたスジニを急かしつつ、ぽかーん展開でかけおちするタムドクを追って?上手へ消える。
えーと、それで。
タムドクは女の子とかけおちした……よな? 王位を投げ出して。
なんでコムル村の人々は、タムドクを探していたんだろう?
コムル村の使命は玄武の神器を守ることと、チュシンの王を探すこと。
せっかく神器が光り、王の手がかりがあったわけだから、ヒョンゴ先生が今すべきことは駆け落ちしたお友だちの捜索より、チュシンの王探しぢゃないの?
チュシンの星の夜に生まれたとされているヨン・ホゲが戦っているときに、神器が光ったんだから、まず彼のことを調べるべきでは?
それともタムドクは、「誰にも言ってはならない」「母親は秘密を守るために山中でお産をして早世した」という、ものすごい秘密を、出会ったばかりのヒョンゴたちにぺらぺら喋っていたんだろうか。
てゆーか、この時点のヒョンゴは、「コムル村の使命」のことなんか忘れきっているように見える。
タムドク様の一大事! しか考えていないような。
2000年も使命大事で過ごしてきた隠れ里の村長として、失格ですよコレ……。
タムドクがどうこうではなく、コムル村の面子は「玄武の神器が光った理由を確かめるため」に「高句麗一武道会主要メンバーであるホゲやタムドクが向かったテジャ城へ向かう」ことにしなければおかしい。
唯一スジニだけは、使命そっちのけでタムドクのためって言っていてイイから。ヒョンゴはまず使命のこと考えてくれなくちゃ。
上手端でわいわいやっているときの台詞を変えるだけでいいのに、イケコってほんとに……溜息。
まあそれはともかく、「テジャ城へ」のナンバーは盛り上がるカッコイイ場面なので、隅っことはいえ参加してくれていてウレシイ。
そのどたばた感のまま、銀橋を走るタムタムの仲間たち。
元気に走っていく若者たちと違い、お疲れモードの年長者……パソン姐さん@いちかと、ヒョンゴ先生。
一緒にいるわりに、今回まっつ×いちか少ないんだよなあ。
このせわしない銀橋でのみ、まっつ×いちか。息の上がっているパソンを、ヒョンゴが気遣っている風。や、ヒョンゴも若者たちに置いてかれてるんだけど(笑)。
カクダン@りせたち近衛隊を見つけたあとヒョンゴ先生はすげー勢いで走り出すから、ほんとのとこそれほどバテてなかったのかもしれない。
てゆーか今回まっつ、やたら銀橋走ってるイメージ……(笑)。
そして、倒れている人の横にはべっているイメージ……(笑)。
息も絶え絶えカクダンの横で、一緒になって苦しそうな顔をしている。眉は八の字、とってもヘタレなまっつらしい表情。
カクダンの死にも、すげー悲痛にうなだれる。
別にカクダンのこと個人的に知らなかっただろうけど、それでも近衛隊のみなさんと同じ濃度で悲しんでます。
そこからあとは、怒濤のクライマックス。
チュモ神剣発動、みなさん「うわあああ」で、それから立ち直る前に、ヒョンゴの杖が光る。
「チュシンの王の中で、激しい怒りと悲しみがせめぎ合うと、玄武の神器は光り、宙を舞う……」
ほんとに一瞬杖が浮いたようで、ヒョンゴはひきずられる動作をするんだが。
「宙を舞う、っていうんだから、ほんとに舞えばいいのに(笑)」……ワイヤーとかでぴゅーんてまっつが飛べば、可愛いだろうに、と言った人がいて、想像して笑ったさ。
小さなまっつがぴゅーんて飛ぶのは、たしかに愉快な画面だな。ティンカーベルとかそーゆーノリで。(まっつをどんだけ小さいと思って……)
舞う妖精まっつ……うっとり。(だけど衣装は水戸黄門)
まあ冗談はともかく。
はじめは呆然としていたヒョンゴの顔が、徐々に変わるんだ。
力強い、意志のある顔に。
物語の中で「愉快なおっさん」でしかなかったヒョンゴ先生が、冒頭の「語り部」の顔になる。
使命と向き合い、宿命と対峙する。
誇りと歓喜を込めて、宣言する。
「あなたこそ、チュシンの王!」
響く声。
声に、光がある。
その声に反応して、振り向くホゲ。
彼がもっとも欲していた言葉、欲していた声は、彼以外の者に向けられた。
ホゲを突き落とす光を発するのが、ヒョンゴだということが、すげー萌えです(笑)。
まっつに「光」を感じることがあろうとは……良くも悪くも地味……ゲフンゲフン、その、いぶし銀が魅力な人だと思っているだけに、「光」の存在にびびります。まあソレが「声」ってのが、まっつらしいんだけど(笑)。
ようやくめぐりあった運命の人、チュシンの王タムドク様しか見えません! て勢いで、ヒョンゴはタムドクだけを見つめて歌う。
その顔に、静かな笑みが広がっていく。深い、魂に根ざした到達した者の表情。……ライト当たらないから、見えなくなっちゃうんだけどね。
ヒョンゴの語りではじまった物語は、彼の台詞を最後に幕を閉じる。や、歌で終わるわけだが、台詞としてはヒョンゴの「あなたこそ、チュシンの王」が最後なんだよね。
タムドクがチュシンの王として目覚めるまでが第1幕……それはつまり、ヒョンゴが、チュシンの王と出会うまでという意味でもある。
重い役目だ。
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