誘われ惑い、悪魔と戯れる。-腐女子注意報-@薔薇に降る雨
2009年5月3日 タカラヅカ 正塚おじさんが描くところの、小悪魔受が、大層魅力的な件。
トップと2番手に愛があるのは正塚作品の常だが、受に「小悪魔」要素が加わったときの破壊力はすごいよな。
計算と無意識の絶妙なバランスにより、攻を翻弄する小悪魔受。そのかわいらしさと美貌で、押したり引いたり誘惑したりツンツンしたり。
女性BL作家が描く分には「ふーん」で済むっちゅーか、わたし的には作者の計算面が感じられてかえって萎えるんだけど、そのつもりのない男性作家が「友情」だと信じてナチュラルボーンで描かれると、身もだえするわ(笑)。少年マンガとかに、ままあることなんだけど。
『薔薇に降る雨』の、ジャスティン@タニちゃんの、小悪魔ぶりに乾杯☆
オーランジュ男爵@らんとむってば、振り回されて、大変☆
ジャスティンはどーゆーわけか、オーランジュ男爵を、口説いている。
なんで男爵なのかは、わからない。描かれていないよな?
ジャスティンの会社の出資者らしいが、なにをどーやって貴族の彼が、興信所……ぢゃなくて、調査会社?の、出資者になったんだ?
ジャスティンは若すぎるし、また、会社自体も内容が地に足がついていないというか、起業当初に力を貸したくなるよーな種類のものでもないし。男爵がどこから関わっていたか知らないが、ビジネスとしての旨味より、ジャスティン個人への好意が先に立っているよーに見える。
そのただの出資者に、「共同経営者になってくれ」と口説くわけだ。
二の足を踏む男爵に対し、ジャスティンときたら。
無防備に机に寝っ転がるのはよせ。
ナニあのものすげー誘い受!!
エロダンスの男@みーちゃんの比ぢゃないだろ、そのエロっぷり!!
エロダンスの男は「エロです」とわかってやっているので、罪がない。
ジャスティンは、無自覚にやっているので、重罪だ。
男爵に同情しますよ。
あの美貌であんなことされて、しかも誘惑しているつもりもなく、無自覚でやってるなんて。
やられる方の身にもなれ。
男爵、人生誤っちゃったぢゃないか。
……男ふたりの友情シーン、なわけでしょ、アレ。
友情でなんで、机に仰向けにならなきゃなんないんですか?
正塚おじさん、素でアレやってるんだ?
正塚の描く究極の小悪魔受は、アンソニー@トウコだと思う。
『薔薇に降る雨』の元ネタのひとつだろう(笑)、『愛するには短すぎる』の主人公フレッド@ワタさんの親友。
いやあ、フレッドの振り回されっぷりのすごかったこと。
自分勝手に傍若無人に振る舞って、金をせびったり横恋慕したりしつつ、しれっと「一生養ってくれ」と言ってみたり。
コレをなんの含みもなく描いているハリーは大丈夫か、と思ったもんだった(笑)。
『愛短』は婚約者のある男が初恋の女性と再会して、短い恋に燃え上がるが、結局別れて元の人生……婚約者の元へ戻る話。
『薔薇雨』は婚約者のある男が初恋の女性と再会して、短い恋に燃え上がるが、結局別れて元の人生……婚約者の元へ戻りかけるんだが、婚約者に三行半突きつけられて、最終的に初恋の女性と結ばれる話。
『薔薇雨』は『愛短』のアナザーエンディング・バージョンっぽい。
「もうひとつの」物語であり、「裏」物語的であるわけだから、主人公とその親友の役割も逆転しているのね。
小悪魔な受が実直な攻を振り回す話なのは同じだが、主人公はチガウのね。
そして、小悪魔受が主人公になると、物語自体彼に振り回されることになる、と(笑)。
ジャスティンがひどいのは、共に婚約者がいながら、「一晩だけ」イヴェット@ウメを抱くことだ。
再会し、キモチが盛り上がって自然に……ではなく、女の方は「やめて」と言っているのに、強引にそっちへ持っていってしまう。
一生の想い出のために、ではなく、たんにがっついて、「やりたいからやる」でしかない(笑)。
なんて本能的。
なんて浅慮。
そして結局のとこ、ジャスティンはイヴェットとのことを「一夜限り」だと思っている。
その後彼女に会う予定はないんだ。
彼女の不幸な身の上のために尽力するが、それは「イヴェットと結婚するために」現在の婚約者の悪事を暴いたわけではない。彼女が自由になればソレでいいわけで、「婚約者」に自分が取って代わりたいわけじゃない。
その後パーティでイヴェットと踊ったのは、結果でしかないっつーか、招かれたから行っただけで、それがなけりゃほんとに2度と会ってないだろう。
伯爵家を救ったことも、ジャスティンが男爵を代理人にして、自分は表に出なかった。影からイヴを救えれば、それで良かったんだろう。ええ、いかにも男の美学ですわね。
だったらなんで、わざわざ1回だけ、関係したのかと。
なにもせずに別れて、影から彼女を救い、ひとり去っていく男こそが、真のヒーローだろう。
ヤリたいから、と強引にヤッちゃって、翌朝「大丈夫?」とか言ってんぢゃねえよ(笑)。
……その言動の不安定さが、まさに小悪魔。
計算と、無意識と。
やってることはけっこーひどいんだが、それもひっくるめて魅力になってしまうこと。
それが、小悪魔受。
イヴはそーやって1回ヤッちゃったけど。
男爵はどうなんだろ。おあずけ?
今回のドラマの中ではおあずけ食ってそーだが、今後の展開はわからない。
あの調子で無自覚に誘いオーラ全開にされたら、しまいに男爵キレるね。
強引に出る日が近い将来あるね。
で、男爵は「大丈夫?」とは言わないの。彼が言うのは「すまない」だわ。断言(笑)。
どんだけジャスティンが自業自得でも、男爵は自分を責めるのよ~~。
後日を舞台にした二次創作ができましてよ、ほほほ。
あー、ステキな小悪魔だよね、ジャスティン。
イヴェットも大変だし、男爵も大変。
えらい男に惚れちゃったね。
でも、しあわせだと思うよ。
いつも、ときめいていられる。
油断すると、痛い目に遭うからね(笑)。
トップと2番手に愛があるのは正塚作品の常だが、受に「小悪魔」要素が加わったときの破壊力はすごいよな。
計算と無意識の絶妙なバランスにより、攻を翻弄する小悪魔受。そのかわいらしさと美貌で、押したり引いたり誘惑したりツンツンしたり。
女性BL作家が描く分には「ふーん」で済むっちゅーか、わたし的には作者の計算面が感じられてかえって萎えるんだけど、そのつもりのない男性作家が「友情」だと信じてナチュラルボーンで描かれると、身もだえするわ(笑)。少年マンガとかに、ままあることなんだけど。
『薔薇に降る雨』の、ジャスティン@タニちゃんの、小悪魔ぶりに乾杯☆
オーランジュ男爵@らんとむってば、振り回されて、大変☆
ジャスティンはどーゆーわけか、オーランジュ男爵を、口説いている。
なんで男爵なのかは、わからない。描かれていないよな?
ジャスティンの会社の出資者らしいが、なにをどーやって貴族の彼が、興信所……ぢゃなくて、調査会社?の、出資者になったんだ?
ジャスティンは若すぎるし、また、会社自体も内容が地に足がついていないというか、起業当初に力を貸したくなるよーな種類のものでもないし。男爵がどこから関わっていたか知らないが、ビジネスとしての旨味より、ジャスティン個人への好意が先に立っているよーに見える。
そのただの出資者に、「共同経営者になってくれ」と口説くわけだ。
二の足を踏む男爵に対し、ジャスティンときたら。
無防備に机に寝っ転がるのはよせ。
ナニあのものすげー誘い受!!
エロダンスの男@みーちゃんの比ぢゃないだろ、そのエロっぷり!!
エロダンスの男は「エロです」とわかってやっているので、罪がない。
ジャスティンは、無自覚にやっているので、重罪だ。
男爵に同情しますよ。
あの美貌であんなことされて、しかも誘惑しているつもりもなく、無自覚でやってるなんて。
やられる方の身にもなれ。
男爵、人生誤っちゃったぢゃないか。
……男ふたりの友情シーン、なわけでしょ、アレ。
友情でなんで、机に仰向けにならなきゃなんないんですか?
正塚おじさん、素でアレやってるんだ?
正塚の描く究極の小悪魔受は、アンソニー@トウコだと思う。
『薔薇に降る雨』の元ネタのひとつだろう(笑)、『愛するには短すぎる』の主人公フレッド@ワタさんの親友。
いやあ、フレッドの振り回されっぷりのすごかったこと。
自分勝手に傍若無人に振る舞って、金をせびったり横恋慕したりしつつ、しれっと「一生養ってくれ」と言ってみたり。
コレをなんの含みもなく描いているハリーは大丈夫か、と思ったもんだった(笑)。
『愛短』は婚約者のある男が初恋の女性と再会して、短い恋に燃え上がるが、結局別れて元の人生……婚約者の元へ戻る話。
『薔薇雨』は婚約者のある男が初恋の女性と再会して、短い恋に燃え上がるが、結局別れて元の人生……婚約者の元へ戻りかけるんだが、婚約者に三行半突きつけられて、最終的に初恋の女性と結ばれる話。
『薔薇雨』は『愛短』のアナザーエンディング・バージョンっぽい。
「もうひとつの」物語であり、「裏」物語的であるわけだから、主人公とその親友の役割も逆転しているのね。
小悪魔な受が実直な攻を振り回す話なのは同じだが、主人公はチガウのね。
そして、小悪魔受が主人公になると、物語自体彼に振り回されることになる、と(笑)。
ジャスティンがひどいのは、共に婚約者がいながら、「一晩だけ」イヴェット@ウメを抱くことだ。
再会し、キモチが盛り上がって自然に……ではなく、女の方は「やめて」と言っているのに、強引にそっちへ持っていってしまう。
一生の想い出のために、ではなく、たんにがっついて、「やりたいからやる」でしかない(笑)。
なんて本能的。
なんて浅慮。
そして結局のとこ、ジャスティンはイヴェットとのことを「一夜限り」だと思っている。
その後彼女に会う予定はないんだ。
彼女の不幸な身の上のために尽力するが、それは「イヴェットと結婚するために」現在の婚約者の悪事を暴いたわけではない。彼女が自由になればソレでいいわけで、「婚約者」に自分が取って代わりたいわけじゃない。
その後パーティでイヴェットと踊ったのは、結果でしかないっつーか、招かれたから行っただけで、それがなけりゃほんとに2度と会ってないだろう。
伯爵家を救ったことも、ジャスティンが男爵を代理人にして、自分は表に出なかった。影からイヴを救えれば、それで良かったんだろう。ええ、いかにも男の美学ですわね。
だったらなんで、わざわざ1回だけ、関係したのかと。
なにもせずに別れて、影から彼女を救い、ひとり去っていく男こそが、真のヒーローだろう。
ヤリたいから、と強引にヤッちゃって、翌朝「大丈夫?」とか言ってんぢゃねえよ(笑)。
……その言動の不安定さが、まさに小悪魔。
計算と、無意識と。
やってることはけっこーひどいんだが、それもひっくるめて魅力になってしまうこと。
それが、小悪魔受。
イヴはそーやって1回ヤッちゃったけど。
男爵はどうなんだろ。おあずけ?
今回のドラマの中ではおあずけ食ってそーだが、今後の展開はわからない。
あの調子で無自覚に誘いオーラ全開にされたら、しまいに男爵キレるね。
強引に出る日が近い将来あるね。
で、男爵は「大丈夫?」とは言わないの。彼が言うのは「すまない」だわ。断言(笑)。
どんだけジャスティンが自業自得でも、男爵は自分を責めるのよ~~。
後日を舞台にした二次創作ができましてよ、ほほほ。
あー、ステキな小悪魔だよね、ジャスティン。
イヴェットも大変だし、男爵も大変。
えらい男に惚れちゃったね。
でも、しあわせだと思うよ。
いつも、ときめいていられる。
油断すると、痛い目に遭うからね(笑)。
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