だらだら感想・その5。@エリザベート
2009年6月2日 タカラヅカ だらだら『エリザベート』感想、よーやく1幕終わり。
鏡の間のシシィ@カチャを見ていたら、いかん、銀橋トート@あさこちゃんの登場シーン見損ねたっ。や、雪のときはライト着く前のスタンバイ状態から眺めるのが常だったので、それをできなかったことがちょっとくやしい(笑)。
2幕もまたルキーニ@まさきのひとり登場からはじまる。
ほんとルキーニってのは大変な役だなー。舞台スキルがモロに表に出る。
まさおルキーニは可もなく不可もなく。カチャと同じで、キャリアの少なさからすればよくやっていると思う……が、これまたカチャシシィと同じであまりわたしの興味を引かない。ので、視界に入らない。
過去に、悪目立ちして視界にちょこちょこ入ってくることが苦痛なルキーニはいたので、それに比べるとぜんぜんOKだ。
ルキーニの規定演技を離れ……というかついうっかり「自分大好き、ルキーニを演じている自分サイコー!」と思っているっぽいところこそが、ツボにハマる。まさおくんはもお、その路線で行っていいよ、自分大好きルキーニを開眼しちゃいなよ、と。
客席は新型インフルエンザ予防のため、マスク客でいっぱい。それをルキーニがアドリブで口にしていたことも、この公演を語るときの思い出になるんだろうな。
や、わたしゃもうすっかり記憶力の衰えたおばさんなので、公演に絡めていろんなことを記憶しているもんで。
例・「ひさしぶり~~、**ちゃんに会うの半年ぶりぐらいだっけ?」「前に会ったのは*組の『**』のときだよ」「え、それって2年前ってこと?? そんなに経つの?!」
カチャのスタイルの良さを、しみじみ感心する。
実身長は確実にあさこちゃんより高いし、そのために容赦ないぺたんこ靴を履いているのに、それでもスタイルの良さが損なわれていない。
なによりも、あさこちゃんと並んでも、小顔だ。
瀬奈じゅん氏は娘役泣かせの小顔色男だからなあ。どんな美女も彼の横に並ぶと大顔になってしまう。現実世界は男より女が大顔なんてことはありえないから、ヅカで娘役の方が顔が大きいとなんとも見た目が悪くなってしまう。
相手役を選ぶあさこちゃんの隣にいて、顔の小ささで負けていないってすごい。ちなみにあさこちゃんより長身なのに顔が小さいってことは、さらに頭身が高いってことだし。……すげえや。
と、トートとシシィがふつーに並んで対峙する「私が踊る時」を見て思う。
初演ビデオを未だにリピートしているモノには、この「私が踊る時」がとても違和感なんだが(笑)。ええ、未だに慣れません、革命家トリオの増えた台詞と同じように。
戴冠式のあとはそのまま「ママ!」になるの、わたしの体感時計では(笑)。
少年ルドルフ@しずくちゃんは、かーわーいーいー。
歌のか細さも、役には合っているか。歌は……まぁその、がんばれ(笑)。
しかし、この子が成長してルドルフ@あひくんになるのね……と思うと、ちょっとおかしい(笑)。これからアゴが育っていくのね、とか。
でもって、私事ながら、あひくんで「ママどこなの」の歌を使って、SS書いたな昔、あのときはまさかほんとにあひくんがルドルフやるなんて思ってなかった、とひとりで勝手にウケる。ええ、あのSSでは、トート@越リュウだった……(笑)。
「ミルク」を歌っていた重臣ズが、ふつーに重臣の姿で現れて、ゾフィー@あいちゃん相手にああだこうだ。
あいちゃんはちゃんと老けメイクしてがんばってる。こちらもゾフィーの規定演技? あれほどゾフィーに「ひとりの人間」としての人生が見えたのは、ハマコが特殊だったのか……今までのゾフィーってどうだったっけ?
圧倒するパワーがない分、あいちゃんのゾフィーはゾフィーとしての外側をなぞった感がある。
重臣たちはみんな老けメイクがステキ。とくに華央くん!! あのもみあげとヒゲ! あのクマさん具合! いいなあ、うっとり。
マギーはますます「愉快なチョイ悪オヤジ」で……あああ、マギーでジオラモさん@『アデュー・マルセイユ』見てみたいかも(笑)。
そしてそして、マデレーネ@蘭はな!!
なにあのロリータ美少女!!(鼻息)
見るなり一気にテンション上がった。むちゃくちゃ可愛いっ。無邪気な笑顔がいいの。表情に邪気がなければないほど、こわさが増す。
この美少女になら、そりゃ惑わされるわ、フランツ@きりやん!
わかる、わかるよ。キモチはわかる。
……てゆーかさ、そもそもフランツがシシィを見初めたときも、シシィはまだ15歳の少女だったんだよね? でもってフランツはすでに皇帝業もやっていた社会人で20代半ば? 現代でいうなら、女子中学生とリーマン?
つまり、もともとフランツって、ロリコンなんじゃん。
フランツを誘惑するのに、ロリロリ美少女をチョイスしたゾフィー(?)はえらいわ!
マダム・ヴォルフはすげー厚化粧の、体格のいいおばさんでした。下品でノリノリなのが素敵。……え、新公学年の男役なの? 将来が楽しみですわ。
さて、やたらビジュアル系のトート閣下。
医者コスプレから正体を現したときも、異世界感はなく、「おっさん医師だと思ったら、イケメンにーちゃんでした」という具合の変身ぶり。……タカラヅカとしては、これが正しいのかもしれない。
シシィを愛しているのか欲しているのか、見れば見るほどわからなくなるので、このへんまで来ると「もういいか」なキモチに。
美しさを愛でるものなんだ、きっと。
トート閣下はマジでかっこいいっす。
これが『エリザベート』なのか、「トート」なのかと言われると自信がないが……もう7作目なんだから、こーゆーのもアリなんだよきっと。
2幕になってからの方がトート様は元気な気がしたけれど、それでもなんか寂しげな感じは変わらず。
わたしの目が曇っているだけかもしれんが。
……あさこちゃんは、寂しげだったり悲しげだったりする方が、わたしには魅力的に映るのです。
勝手に好みに引き寄せて見ているだけかもしれん。
続く。
鏡の間のシシィ@カチャを見ていたら、いかん、銀橋トート@あさこちゃんの登場シーン見損ねたっ。や、雪のときはライト着く前のスタンバイ状態から眺めるのが常だったので、それをできなかったことがちょっとくやしい(笑)。
2幕もまたルキーニ@まさきのひとり登場からはじまる。
ほんとルキーニってのは大変な役だなー。舞台スキルがモロに表に出る。
まさおルキーニは可もなく不可もなく。カチャと同じで、キャリアの少なさからすればよくやっていると思う……が、これまたカチャシシィと同じであまりわたしの興味を引かない。ので、視界に入らない。
過去に、悪目立ちして視界にちょこちょこ入ってくることが苦痛なルキーニはいたので、それに比べるとぜんぜんOKだ。
ルキーニの規定演技を離れ……というかついうっかり「自分大好き、ルキーニを演じている自分サイコー!」と思っているっぽいところこそが、ツボにハマる。まさおくんはもお、その路線で行っていいよ、自分大好きルキーニを開眼しちゃいなよ、と。
客席は新型インフルエンザ予防のため、マスク客でいっぱい。それをルキーニがアドリブで口にしていたことも、この公演を語るときの思い出になるんだろうな。
や、わたしゃもうすっかり記憶力の衰えたおばさんなので、公演に絡めていろんなことを記憶しているもんで。
例・「ひさしぶり~~、**ちゃんに会うの半年ぶりぐらいだっけ?」「前に会ったのは*組の『**』のときだよ」「え、それって2年前ってこと?? そんなに経つの?!」
カチャのスタイルの良さを、しみじみ感心する。
実身長は確実にあさこちゃんより高いし、そのために容赦ないぺたんこ靴を履いているのに、それでもスタイルの良さが損なわれていない。
なによりも、あさこちゃんと並んでも、小顔だ。
瀬奈じゅん氏は娘役泣かせの小顔色男だからなあ。どんな美女も彼の横に並ぶと大顔になってしまう。現実世界は男より女が大顔なんてことはありえないから、ヅカで娘役の方が顔が大きいとなんとも見た目が悪くなってしまう。
相手役を選ぶあさこちゃんの隣にいて、顔の小ささで負けていないってすごい。ちなみにあさこちゃんより長身なのに顔が小さいってことは、さらに頭身が高いってことだし。……すげえや。
と、トートとシシィがふつーに並んで対峙する「私が踊る時」を見て思う。
初演ビデオを未だにリピートしているモノには、この「私が踊る時」がとても違和感なんだが(笑)。ええ、未だに慣れません、革命家トリオの増えた台詞と同じように。
戴冠式のあとはそのまま「ママ!」になるの、わたしの体感時計では(笑)。
少年ルドルフ@しずくちゃんは、かーわーいーいー。
歌のか細さも、役には合っているか。歌は……まぁその、がんばれ(笑)。
しかし、この子が成長してルドルフ@あひくんになるのね……と思うと、ちょっとおかしい(笑)。これからアゴが育っていくのね、とか。
でもって、私事ながら、あひくんで「ママどこなの」の歌を使って、SS書いたな昔、あのときはまさかほんとにあひくんがルドルフやるなんて思ってなかった、とひとりで勝手にウケる。ええ、あのSSでは、トート@越リュウだった……(笑)。
「ミルク」を歌っていた重臣ズが、ふつーに重臣の姿で現れて、ゾフィー@あいちゃん相手にああだこうだ。
あいちゃんはちゃんと老けメイクしてがんばってる。こちらもゾフィーの規定演技? あれほどゾフィーに「ひとりの人間」としての人生が見えたのは、ハマコが特殊だったのか……今までのゾフィーってどうだったっけ?
圧倒するパワーがない分、あいちゃんのゾフィーはゾフィーとしての外側をなぞった感がある。
重臣たちはみんな老けメイクがステキ。とくに華央くん!! あのもみあげとヒゲ! あのクマさん具合! いいなあ、うっとり。
マギーはますます「愉快なチョイ悪オヤジ」で……あああ、マギーでジオラモさん@『アデュー・マルセイユ』見てみたいかも(笑)。
そしてそして、マデレーネ@蘭はな!!
なにあのロリータ美少女!!(鼻息)
見るなり一気にテンション上がった。むちゃくちゃ可愛いっ。無邪気な笑顔がいいの。表情に邪気がなければないほど、こわさが増す。
この美少女になら、そりゃ惑わされるわ、フランツ@きりやん!
わかる、わかるよ。キモチはわかる。
……てゆーかさ、そもそもフランツがシシィを見初めたときも、シシィはまだ15歳の少女だったんだよね? でもってフランツはすでに皇帝業もやっていた社会人で20代半ば? 現代でいうなら、女子中学生とリーマン?
つまり、もともとフランツって、ロリコンなんじゃん。
フランツを誘惑するのに、ロリロリ美少女をチョイスしたゾフィー(?)はえらいわ!
マダム・ヴォルフはすげー厚化粧の、体格のいいおばさんでした。下品でノリノリなのが素敵。……え、新公学年の男役なの? 将来が楽しみですわ。
さて、やたらビジュアル系のトート閣下。
医者コスプレから正体を現したときも、異世界感はなく、「おっさん医師だと思ったら、イケメンにーちゃんでした」という具合の変身ぶり。……タカラヅカとしては、これが正しいのかもしれない。
シシィを愛しているのか欲しているのか、見れば見るほどわからなくなるので、このへんまで来ると「もういいか」なキモチに。
美しさを愛でるものなんだ、きっと。
トート閣下はマジでかっこいいっす。
これが『エリザベート』なのか、「トート」なのかと言われると自信がないが……もう7作目なんだから、こーゆーのもアリなんだよきっと。
2幕になってからの方がトート様は元気な気がしたけれど、それでもなんか寂しげな感じは変わらず。
わたしの目が曇っているだけかもしれんが。
……あさこちゃんは、寂しげだったり悲しげだったりする方が、わたしには魅力的に映るのです。
勝手に好みに引き寄せて見ているだけかもしれん。
続く。
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