もふもふ棺桶。@Red Hot Sea II
2009年6月24日 タカラヅカ で。
棺桶は、なくてはならないのか。
全ツ『Red Hot Sea II』のいちばんの感想は、実はコレかもしれない(笑)。
まとぶんが事切れ、あやねちゃんの「いや~~!!(絶叫)」のあと、舞台前端を、棺桶を持った人たちが歩く。
えーと。
棺桶は、必要なのか?
黒服の人たちがうなだれて歩いていれば、どんな人にだってなにがあったのかわかると思うんだが。これで葬列を想像しない人には、チガウ文化の人だろうから、黒い棺桶見せたってわかなんいと思うし。
セリがないために舞台転換の時間稼ぎとして、音楽変えて黒服の人々+棺桶を歩かせているのはわかるが、大劇まんまの方がよかったなあ。
あやねちゃんの悲鳴と暗転、重々しい音楽と舞台奥を踊りながら歩く黒衣の人々……とゆーのが、シュールで好きだった。
あ、もちろん、飛ぶ棺桶は不要(笑)。
妖精さん@みわっちのダンスソロは、嘆きのダンスなので技術云々は無問題。
小さな妖精さんを、大きなゆーひさんが後ろから抱きしめるのがいいなあ。
そして物語は復活・再生・希望へ。
踊る風のみなさんがさわやかにきれい。まっつもポジションが変わっていて、めおくんとふたりしてまとぶさんに絡む部分がある。……て、めおまつってカラダの大きさの違いがすげえ(笑)。
ペドロ@ひめかちゃんはかわいいんだけど……子役ではなく、いつものひめかちゃんなんだよなあ。ののすみって偉大。
あやねちゃんの微笑みが好き。あやねちゃんはいろいろいろいろできないことのある娘役さんだが、包容力にかけては、並ぶモノがないくらい強い娘役だと思う。
よわっちい役やかわいこぶった役より、どーんと構えて、男をその胸であやすくらいの役の方が、魅力が生きると思うんだな。
そして、そんなあやねちゃんを愛しそうに見つめるまとぶんがまた、いい男で。
しあわせになれ。
心から思う。
父を知らずに育つペドロ、女手ひとつで育てるペドロママ。そして、彼らを見守るペドロ父。彼らの生きる世界に満ちた、この光。この海、この空。
この舞台。
このまぶしい人々。
幸福な光に満ちた物語が終わり、オープニングで駆けていったペドロも家に帰る。
しかし、レゲエな王子が無駄に美形だ(笑)。
フィナーレのデニム祭りがなくなってしまったため、釣り人のおっさんふたりが何故あのファッションなのかわからなくなっているという……。
そして妖精さんは回を追うごとにかわいくなる。あちこちに入っていた「あはっ」とか「くふっ」とか、きゅぴる~んな声と相俟ってもお……みわさんすげえよ。
おさかなゆーひさんの通り道がわかっていても、この人あっちゅー間にあっけなく通り過ぎるので、甲斐ナイですよ。「この席、ゆーひくんだよね、ね」な通路際にいても、暗いウチにすーっと通り過ぎちゃって残像も残らない(笑)。
タイミングが合った人だけタッチして、決して無理はせずスピーディ。いやあ、そのサラッサラなとこがいいんです。
フィナーレはずいぶん面変わりしたというか、ふつーになったというか。
てゆーか誰か、『Red Hot Sea II』でもふもふ襟巻き付きスーツの意味を教えて下さい。
見ている人が「暑っ」と思うから、「Red Hot」?
黒塗りに襟巻き。南の国で防寒対策?
なにか深遠な意味があるんでしょーか。わたしゃ単に、草野、趣味悪っ。と思っただけですが。
デニム・アイドル5人組で歌ってエトワール代わりだった大劇とちがい、今度はふつーに多人数エトワール風。曲を歌い継いで歌手が階段を下りる。
ヅカップは好きだったから、なくなっているのは寂しい。でもメンバーいないから仕方ないか。
ふつーの大階段パレードは、全ツにはことさら必要かもしれないし。タカラヅカのスタンダードを見てもらう必要があるもの。
定番な階段降りなっていたためか、エトワール・トリオに続いてまっつはひとり降りになってた。声がクリアに聞こえてうれしい。
それと、まとぶんを大階段下で組子全員で迎え、羽根扇を波のように揺らしていた演出も、なくなっていた。あくまでもふつー。定番になっているから、そんな変則場面はナシ。
もうお披露目ではなく、まとぶんは押しも押されぬ花組トップスターだから、なくていいってことなんだろうか。
一旦終わると見せかけてテープがばさっと落ちてきて、まださらにフィナーレが続く、という演出は、一応、残っていた。
大劇ではゴールデン・テープが滝のように音を立てて落ちて来て、団体さんの多い日とかは歓声があがってたりして、初見さんにわかりやすいキャッチーさがあった。
これって全ツ向きの仕掛けじゃね? 団体さんがよろこぶってことは、地方の劇場の、はじめてヅカを見る人たちにもウケるんじゃね?
……たしかに『Red Hot Sea II』でも同じタイミングでテープが落ちてくるんだけど、舞台の前ではなく、最奥で落ちるだけなのでインパクトなし。
なんかすげーチープなものになっていて、客席も無反応だった……。
地方巡業でやるのは難しいのかもしんないけど、なんか残念な出来。
衣装は謎だが、「いかにもタカラヅカ」な羽根背負ったクラシカルなフィナーレだから、全ツ的にはコレでいいってことか。
……他にも「いかにもタカラヅカ」って衣装は五万とあるはずなので、やっぱり草野せんせに聞いてみたい。
何故、もふもふなのか。
何故、棺桶なのか。
まあそんなこんな(笑)。
棺桶は、なくてはならないのか。
全ツ『Red Hot Sea II』のいちばんの感想は、実はコレかもしれない(笑)。
まとぶんが事切れ、あやねちゃんの「いや~~!!(絶叫)」のあと、舞台前端を、棺桶を持った人たちが歩く。
えーと。
棺桶は、必要なのか?
黒服の人たちがうなだれて歩いていれば、どんな人にだってなにがあったのかわかると思うんだが。これで葬列を想像しない人には、チガウ文化の人だろうから、黒い棺桶見せたってわかなんいと思うし。
セリがないために舞台転換の時間稼ぎとして、音楽変えて黒服の人々+棺桶を歩かせているのはわかるが、大劇まんまの方がよかったなあ。
あやねちゃんの悲鳴と暗転、重々しい音楽と舞台奥を踊りながら歩く黒衣の人々……とゆーのが、シュールで好きだった。
あ、もちろん、飛ぶ棺桶は不要(笑)。
妖精さん@みわっちのダンスソロは、嘆きのダンスなので技術云々は無問題。
小さな妖精さんを、大きなゆーひさんが後ろから抱きしめるのがいいなあ。
そして物語は復活・再生・希望へ。
踊る風のみなさんがさわやかにきれい。まっつもポジションが変わっていて、めおくんとふたりしてまとぶさんに絡む部分がある。……て、めおまつってカラダの大きさの違いがすげえ(笑)。
ペドロ@ひめかちゃんはかわいいんだけど……子役ではなく、いつものひめかちゃんなんだよなあ。ののすみって偉大。
あやねちゃんの微笑みが好き。あやねちゃんはいろいろいろいろできないことのある娘役さんだが、包容力にかけては、並ぶモノがないくらい強い娘役だと思う。
よわっちい役やかわいこぶった役より、どーんと構えて、男をその胸であやすくらいの役の方が、魅力が生きると思うんだな。
そして、そんなあやねちゃんを愛しそうに見つめるまとぶんがまた、いい男で。
しあわせになれ。
心から思う。
父を知らずに育つペドロ、女手ひとつで育てるペドロママ。そして、彼らを見守るペドロ父。彼らの生きる世界に満ちた、この光。この海、この空。
この舞台。
このまぶしい人々。
幸福な光に満ちた物語が終わり、オープニングで駆けていったペドロも家に帰る。
しかし、レゲエな王子が無駄に美形だ(笑)。
フィナーレのデニム祭りがなくなってしまったため、釣り人のおっさんふたりが何故あのファッションなのかわからなくなっているという……。
そして妖精さんは回を追うごとにかわいくなる。あちこちに入っていた「あはっ」とか「くふっ」とか、きゅぴる~んな声と相俟ってもお……みわさんすげえよ。
おさかなゆーひさんの通り道がわかっていても、この人あっちゅー間にあっけなく通り過ぎるので、甲斐ナイですよ。「この席、ゆーひくんだよね、ね」な通路際にいても、暗いウチにすーっと通り過ぎちゃって残像も残らない(笑)。
タイミングが合った人だけタッチして、決して無理はせずスピーディ。いやあ、そのサラッサラなとこがいいんです。
フィナーレはずいぶん面変わりしたというか、ふつーになったというか。
てゆーか誰か、『Red Hot Sea II』でもふもふ襟巻き付きスーツの意味を教えて下さい。
見ている人が「暑っ」と思うから、「Red Hot」?
黒塗りに襟巻き。南の国で防寒対策?
なにか深遠な意味があるんでしょーか。わたしゃ単に、草野、趣味悪っ。と思っただけですが。
デニム・アイドル5人組で歌ってエトワール代わりだった大劇とちがい、今度はふつーに多人数エトワール風。曲を歌い継いで歌手が階段を下りる。
ヅカップは好きだったから、なくなっているのは寂しい。でもメンバーいないから仕方ないか。
ふつーの大階段パレードは、全ツにはことさら必要かもしれないし。タカラヅカのスタンダードを見てもらう必要があるもの。
定番な階段降りなっていたためか、エトワール・トリオに続いてまっつはひとり降りになってた。声がクリアに聞こえてうれしい。
それと、まとぶんを大階段下で組子全員で迎え、羽根扇を波のように揺らしていた演出も、なくなっていた。あくまでもふつー。定番になっているから、そんな変則場面はナシ。
もうお披露目ではなく、まとぶんは押しも押されぬ花組トップスターだから、なくていいってことなんだろうか。
一旦終わると見せかけてテープがばさっと落ちてきて、まださらにフィナーレが続く、という演出は、一応、残っていた。
大劇ではゴールデン・テープが滝のように音を立てて落ちて来て、団体さんの多い日とかは歓声があがってたりして、初見さんにわかりやすいキャッチーさがあった。
これって全ツ向きの仕掛けじゃね? 団体さんがよろこぶってことは、地方の劇場の、はじめてヅカを見る人たちにもウケるんじゃね?
……たしかに『Red Hot Sea II』でも同じタイミングでテープが落ちてくるんだけど、舞台の前ではなく、最奥で落ちるだけなのでインパクトなし。
なんかすげーチープなものになっていて、客席も無反応だった……。
地方巡業でやるのは難しいのかもしんないけど、なんか残念な出来。
衣装は謎だが、「いかにもタカラヅカ」な羽根背負ったクラシカルなフィナーレだから、全ツ的にはコレでいいってことか。
……他にも「いかにもタカラヅカ」って衣装は五万とあるはずなので、やっぱり草野せんせに聞いてみたい。
何故、もふもふなのか。
何故、棺桶なのか。
まあそんなこんな(笑)。
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