王と将軍、熱血ヒーローとクールビューティ。@太王四神記 Ver.II
2009年6月30日 タカラヅカ 『秘密戦隊ゴレンジャー』という子ども向け特撮番組が、昔あった。
ほんとに昔々の話で恐縮だが。
この『ゴレンジャー』は「戦隊モノ」の基盤となった、エポック・メーキング的作品だと思う。これを雛形として、お約束として、以降何十年類似系の作品が作られ続け、愛され続けてきた。
特撮であること云々もそうだが、なんつっても、チームもののキャラ立てが秀逸なんだな。
お約束というのはワンパターンということだが、それだけの支持を得ているがゆえに存在している。
『ゴレンジャー』のキャラ分担は、「チームもの」として実にバランスがいいんだ。
アツいハートを持った正義感の強い主人公。クールで気障なイケメン2番手。がっちり体育会系無骨男子(お笑い担当)。ヒロインだけど男たちと同じように戦い、女性らしさも忘れない美女。ひょろっとした変なヤツ(戦力は低い)。
多少のアレンジ、亜種はアリだが、基本はこの5人のキャラに当てはまれば、チームの安定感は増す。男子向けならば女子率を増やし、ぶっちゃけ男ナシの女の子チームにすればいいし、腐女子向けなら男子のみで構成すればヨシ。
キャラ萌え上等、むしろソレだけでヨシ。
キャラに人気さえあれば、ストーリーもリアリティも制作費も、ぶっちゃけどーでもいいんだから。
とゆー、「お約束キャラ」のすばらしさ。その原型である『ゴレンジャー』。
今の星組って、『ゴレンジャー』行けるじゃん?
正義の熱血ヒーロー、アカレンジャー@れおん。
クールな美形キャラ、アオレンジャー@かなめ。
体育会系筋肉男、キレンジャー@ともみん。
キュートなヒロイン、モモレンジャー@ねねちゃん。
仕事は実力以外部分なミドレンジャー@ペニー。
ジェンヌ個人の性格なんか知らないから、舞台上のイメージの話。
そもそも、
「べニーってなんか、ミドレンジャーっぽい(笑)」
というところからはじまった、仲間うちのネタ話なんですけどね。ミドレンジャーから話がはじまるのがすごいっちゅーかね。さすがペニーでさすが星担フレンズ(笑)。
ミドレンジャーっていうのはわりにどーしよーもないキャラクタで、子どもたちの記憶に残っていなかったりするんだな。とくに男子にはどーでもいいキャラみたい。アカ、アオ、キのようにわかりやすいキャラ立てじゃないし、戦力的にも低いしで。
しかし、あまりちびっ子過ぎないおねーさまたちとか、一部の女子のハートをくすぐるキャラなんだな。
星組の番手がどーなのかわかんないし、キレンジャーはあかしでもいいよなーとか、この戦隊に「司令官」とかでかっこよくすずみんが加わるとさらにわくわくするよなとか、妄想の翼は羽ばたきますが。
よーするに、れおんとかなめの並びって、いい感じぢゃね? と言いたいだけだったりする(笑)。
『太王四神記 Ver.II』を見て。
熱血マッチョとクールビューティてのは、バディ物(コンビ物)のお約束ですから。
れおんの暑苦しさ(誉めてます)とかなめの低温さ(誉めてます)が、見た目にたのしいです。
このふたりなら、神田と栗原もイケんぢゃね? と、誰かに通じるのかわかんない名前を挙げてみる(笑)。や、古き良き時代のバディ物作品の主役コンビ。
お城でお留守番のタムドク@れおんに対し、なんか遠征して立派な武勲を得て凱旋したらしい、ヨン・ホゲ@かなめ。
凱旋っていうから、どんだけ盛り上げるんだと期待したら、それほどどーんっとホゲ・フィーチャーした演出ではなく、他の人たちと一緒の登場で拍子抜け。
やっば花組のホゲの持ち上げ方はいろいろとアレだったんだな、と改訂版(あ、言っちゃった)で修正しているところを見て思ったり。
爆竹鳴らして祭り状態で凱旋!のホゲがすごい、というよりは、王位を狙うヨン家のあさましい演出っぽく描いてあり、そんな大人たちの都合に関係なく仲良くしているタムドクとホゲが自由でかわいい。
王になる宿命ゆえに王宮に閉じ込められて育った、骨太で堅実で強いタムドク。
親の期待で王になれと言われているが、んなことにはこだわらず、イキイキと人生を謳歌しているっぽい軽薄気味で明るい好青年、ホゲ。
タムドクがどっしり重い分、ホゲの軽さがいいコントラスト。「キミが王ならボクは」と歌うのも、ふたりともが「チュシンの夜に生まれた」とわかっているから無理がない。
軽薄なイマドキあんちゃん風なホゲはもとより、深窓の王子様タムドクも、別に女を知らないでもなさそーなのが、いっそイイよな。
タカラヅカは中高生向きコミックではなく、大人相手のファンタジーだ。主人公たちが子どもでは、大人の女性はときめかない。
おぼっちゃま育ちなことと子どもっぽさをイコールにする必要はない。タムドクはピュアだけど心身共に年相応の青年でいてくれなくては。……て、わたしが単に、おこちゃまにときめかないだけなんだけど(笑)。
骨折休演していたかなめくんが舞台に立ち、塀から飛び降りたり、走り回ったりするだけでドキドキする初日。だ、大丈夫なのか足は、と。
無理しないでくれよと祈りつつ、それでも舞台に立ってくれることがうれしい。
軽薄イケメンなホゲくんには、行きつけの店があるらしい。
舞台はその、ホゲくんの行きつけの店……のある、城下町の一角になる。
ポンファ通りの人々は、花組まんまに。……ヒョンミョン@れんたがカモを振り回しているのも同じ。
てゆーか、れんた。
れんたが大劇場でソロ。
『Kean』で歌がそりゃーもーえらいっこちゃだったことを思えば、すばらしい成長ぶりですよ。
れんたがすげー歌ってる、喋ってる……。(なんか感慨深いらしい)
で、『Ver.II』のヒョンゴ@組長はここでよーやく登場。花組版と同じように、スジニ@みやるりと一緒に銀橋で芝居からスタート。
スジニ、かわいい。
こぼれ落ちそうな、大きな目。コケティッシュな厚めのクチビル。
でもって。
声、低っ(笑)。
てことで、続く。
ほんとに昔々の話で恐縮だが。
この『ゴレンジャー』は「戦隊モノ」の基盤となった、エポック・メーキング的作品だと思う。これを雛形として、お約束として、以降何十年類似系の作品が作られ続け、愛され続けてきた。
特撮であること云々もそうだが、なんつっても、チームもののキャラ立てが秀逸なんだな。
お約束というのはワンパターンということだが、それだけの支持を得ているがゆえに存在している。
『ゴレンジャー』のキャラ分担は、「チームもの」として実にバランスがいいんだ。
アツいハートを持った正義感の強い主人公。クールで気障なイケメン2番手。がっちり体育会系無骨男子(お笑い担当)。ヒロインだけど男たちと同じように戦い、女性らしさも忘れない美女。ひょろっとした変なヤツ(戦力は低い)。
多少のアレンジ、亜種はアリだが、基本はこの5人のキャラに当てはまれば、チームの安定感は増す。男子向けならば女子率を増やし、ぶっちゃけ男ナシの女の子チームにすればいいし、腐女子向けなら男子のみで構成すればヨシ。
キャラ萌え上等、むしろソレだけでヨシ。
キャラに人気さえあれば、ストーリーもリアリティも制作費も、ぶっちゃけどーでもいいんだから。
とゆー、「お約束キャラ」のすばらしさ。その原型である『ゴレンジャー』。
今の星組って、『ゴレンジャー』行けるじゃん?
正義の熱血ヒーロー、アカレンジャー@れおん。
クールな美形キャラ、アオレンジャー@かなめ。
体育会系筋肉男、キレンジャー@ともみん。
キュートなヒロイン、モモレンジャー@ねねちゃん。
仕事は実力以外部分なミドレンジャー@ペニー。
ジェンヌ個人の性格なんか知らないから、舞台上のイメージの話。
そもそも、
「べニーってなんか、ミドレンジャーっぽい(笑)」
というところからはじまった、仲間うちのネタ話なんですけどね。ミドレンジャーから話がはじまるのがすごいっちゅーかね。さすがペニーでさすが星担フレンズ(笑)。
ミドレンジャーっていうのはわりにどーしよーもないキャラクタで、子どもたちの記憶に残っていなかったりするんだな。とくに男子にはどーでもいいキャラみたい。アカ、アオ、キのようにわかりやすいキャラ立てじゃないし、戦力的にも低いしで。
しかし、あまりちびっ子過ぎないおねーさまたちとか、一部の女子のハートをくすぐるキャラなんだな。
星組の番手がどーなのかわかんないし、キレンジャーはあかしでもいいよなーとか、この戦隊に「司令官」とかでかっこよくすずみんが加わるとさらにわくわくするよなとか、妄想の翼は羽ばたきますが。
よーするに、れおんとかなめの並びって、いい感じぢゃね? と言いたいだけだったりする(笑)。
『太王四神記 Ver.II』を見て。
熱血マッチョとクールビューティてのは、バディ物(コンビ物)のお約束ですから。
れおんの暑苦しさ(誉めてます)とかなめの低温さ(誉めてます)が、見た目にたのしいです。
このふたりなら、神田と栗原もイケんぢゃね? と、誰かに通じるのかわかんない名前を挙げてみる(笑)。や、古き良き時代のバディ物作品の主役コンビ。
お城でお留守番のタムドク@れおんに対し、なんか遠征して立派な武勲を得て凱旋したらしい、ヨン・ホゲ@かなめ。
凱旋っていうから、どんだけ盛り上げるんだと期待したら、それほどどーんっとホゲ・フィーチャーした演出ではなく、他の人たちと一緒の登場で拍子抜け。
やっば花組のホゲの持ち上げ方はいろいろとアレだったんだな、と改訂版(あ、言っちゃった)で修正しているところを見て思ったり。
爆竹鳴らして祭り状態で凱旋!のホゲがすごい、というよりは、王位を狙うヨン家のあさましい演出っぽく描いてあり、そんな大人たちの都合に関係なく仲良くしているタムドクとホゲが自由でかわいい。
王になる宿命ゆえに王宮に閉じ込められて育った、骨太で堅実で強いタムドク。
親の期待で王になれと言われているが、んなことにはこだわらず、イキイキと人生を謳歌しているっぽい軽薄気味で明るい好青年、ホゲ。
タムドクがどっしり重い分、ホゲの軽さがいいコントラスト。「キミが王ならボクは」と歌うのも、ふたりともが「チュシンの夜に生まれた」とわかっているから無理がない。
軽薄なイマドキあんちゃん風なホゲはもとより、深窓の王子様タムドクも、別に女を知らないでもなさそーなのが、いっそイイよな。
タカラヅカは中高生向きコミックではなく、大人相手のファンタジーだ。主人公たちが子どもでは、大人の女性はときめかない。
おぼっちゃま育ちなことと子どもっぽさをイコールにする必要はない。タムドクはピュアだけど心身共に年相応の青年でいてくれなくては。……て、わたしが単に、おこちゃまにときめかないだけなんだけど(笑)。
骨折休演していたかなめくんが舞台に立ち、塀から飛び降りたり、走り回ったりするだけでドキドキする初日。だ、大丈夫なのか足は、と。
無理しないでくれよと祈りつつ、それでも舞台に立ってくれることがうれしい。
軽薄イケメンなホゲくんには、行きつけの店があるらしい。
舞台はその、ホゲくんの行きつけの店……のある、城下町の一角になる。
ポンファ通りの人々は、花組まんまに。……ヒョンミョン@れんたがカモを振り回しているのも同じ。
てゆーか、れんた。
れんたが大劇場でソロ。
『Kean』で歌がそりゃーもーえらいっこちゃだったことを思えば、すばらしい成長ぶりですよ。
れんたがすげー歌ってる、喋ってる……。(なんか感慨深いらしい)
で、『Ver.II』のヒョンゴ@組長はここでよーやく登場。花組版と同じように、スジニ@みやるりと一緒に銀橋で芝居からスタート。
スジニ、かわいい。
こぼれ落ちそうな、大きな目。コケティッシュな厚めのクチビル。
でもって。
声、低っ(笑)。
てことで、続く。
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