仲間たち・その2。@宝塚巴里祭2009
2009年7月19日 タカラヅカ 『宝塚巴里祭2009』出演者たちの感想。
萌子が存分にかわいこちゃんだ。
花組歴が少ないわたしは、下級生に疎く、出会いが遅い。まっつオチする前は1公演1~2回観る程度だったので、下級生までわかんないのな。
萌子は「萌え~~!の萌子よ(はぁと)」と、『エンカレッジコンサート』の正統美少女娘役っぷりがわたしの印象の最初。
ふつーにかわいこちゃんポジの新人さんだと思うじゃん。
ところがちょっと目を離している隙に、濃いめの女役として花開いているってどうよ?
中卒で年も若いし(「萌え~~」のときに、思わず調べた。あの子いくつなんだろう、と。……サイトーめ)、かわいこちゃんで行くんじゃなかったの? なんで一足飛びにおば……大人なの?
大人の女もえり、ばかりが最近印象に残っていたので、初心に返る勢いで「美少女もえり」と再会できてうれしい(笑)。
じゅりあちゃんがオトコマエな「大人の女」として、まっつとがっつり組んでいるので、萌子は初々しくめぐむと組む。じゅりあの強さ・黒さと、萌子の可憐さ・かわいらしさはいいコントラストだった。
色男まっつに娘役が次々絡む場面で、じゅりあのあとに萌子が登場したときの色の違いは素晴らしかった。可憐な佇まいが「あ、ヅカの娘役だ!」って感じで。
萌子も「歌の人」認識。正直「歌手」というには足りない部分があるんだけど、タカラヅカの娘役としてきれいに歌える子だと思う。
じゅりあは本来「ダンスの人」で歌はスリリングな面がある(笑)ので、ソロは短め、途中からコーラス付きになる、という構成だったのに対し、「歌の人」萌子はひとりで1曲。
めぐむソロのあとに萌子がひとりで登場して歌い出すときの「タカラヅカ」感がいい。
黒燕尾の男役が歌ったあと、ドレスの娘役が登場して歌う……あああ、タカラヅカだわー、という陶酔感。
キレイでクリアな歌声と、可憐で美しい姿、両方をちゃんと備えているのがイイ。
『アデュー・マルセイユ』の子役で一気に内外の注目を集めたであろう、ルナくん。
かわいくて歌える子なのに、どーして本公演はおろか、新公でも役付きイマイチなのかなあ?
今回の『巴里祭』でのお花ポジション……だと思った。
実力本位メンバーなので、いかにもな美形とかアイドルとかいうビジュアルは、このルナくんひとりの受け持ちかな、と。
「キレイ好き」を自認する超面食い友人(せしるとか和くんとかの顔が好み)が「この中でいちばん顔が好み」と言っていたし。
顔立ちは甘くきれいな子だと思う。……ただ、美貌に派手さがない、かなぁ。せしるや和くんにはあるんだけどなぁ。
でもそれがルナくんの良さでもある。主張しすぎない美貌や佇まいは、いろいろと「くすぐる」モノがある(笑)。
重く渋いまっつ、ソレに準ずるめぐむ、のあとを受けて、「ここからは若手!」と線を引いてかわいく演じていたと思う。
ソロではなく、かぐらちゃん、がりんくんとトリオで登場。……ソレがまた、アイドルっぽい。
この3人が歌微妙っぽいのもまた、アイドルっぽい(笑)。
ルナくん単体では歌はうまいと思うんだけど、選曲なのかダンスがある(というほどの振付でもないが)ためなのか、なんとも微妙だったよーな?
このトリオでは、がりんくんがいちばんうまかったかな。
かぐらちゃんは「ダンスの人」だよなあ? 正直歌はええっと……だと思うんだが、てゆーかソロはじめて聴いたかも、な勢いなんだが、どうなんだろう? 実は歌の人なんですか?
最初に彼女を認識したのが某サイトー作品。「男役さんだよね?」と思ったほどの、オトコマエなダンスっぷりだったので……まさか本職の娘役だと思わなかったんだよー、男が女装してるんだと思ったんだよー、わたしだけでなく、一緒に観ていたnanaタンも同じ感想だったんだもんよー、ドレス着た男だと思ったんだよー。
最初がソレだったからか、それ以来「強い女」「こわい女」認識で……くまちゃん同様の、戦闘意欲ありまくりーのの花娘らしい花娘だと思ってるんだよー。
可憐っぽく笑っていても可憐に見えない、「たくらんでる」系の女に見えるところが好き。
そんな認識は迷惑かもしれないが、ただかわいいだけの女の子はいくらでもいるので、かぐらちゃんの肉食系なところは十分すぎるアピールポイント、長所だと思っている。
ので今回も、可憐な「いかにもなタカラヅカ娘役」ぶっているけれど、ぶりきれていない感じが個性としてステキに映りました。イイよ、そこがイイんだ! 力説。
じゅりあ-萌子-かぐら、と、キャラかぶってないんだもの、すげーよ、君たち!!
ちゃんと棲み分けているとこがイイ。
歌の人ではないので、トリオで歌う紅一点としての歌唱力は弱く、トリオをまとめるルナくんが微妙に割を食っていた気もするが、ルナくんの可憐さが際立って良かったのではないかと。(え?)
トリオの3番目、がりんくんがいちばん歌えていた。
てゆーか、この子が全体通していちばん野心があった気がする。
彼より下の子たちは「舞台に立つ」だけでも意識を集中させるのに必死で、彼より上の子たちは「与えられた役割を果たす」ことだけを考えていた気がする。
で、がりんくんひとり、仕事をしつつも「個人アピール」をしていたよーな。
多分まだ無名の若手である彼は、お初の人たち相手に「ボクのことおぼえて帰ってね!」と明確に意志を放っていたよーに見えた。
いちばんの見せ場だ、とトリオで歌う場面ですげーがんばってるんだもの。うわー、やる気だ、この子やる気だわー、とウケた。
いいよね、イイ、こーゆーのはイイですよ。がんばれ。
上の3人の娘役たちがそれぞれキャラかぶりしていないのだが、残りのふたりの娘役は同じカラーだったかなと思う。
花奈ちゃんと、仙名さん。
可憐に、かわいらしく、寄り添う系で。
とゆーのも、彼女たちの学年(研3と研2)でそれ以外どーしろちゅーのだ、ってことだよな。
まず「娘役」としての本分を、几帳面に守っている印象。
かわいらくて娘役っぽくて、客席降りで彼女たちがそばにやってくると心が浮き立つ。うわ、タカラヅカの娘役さんだ!と。
花奈ちゃんのまろやかさ、仙名さんのシャープさの上にある、ほわんとした空気。
仙名さんの背中の筋肉も、お約束なので眺めましたとも。
最下の男ふたり、和海くんと羽立くん。共に研2。
でもって和海くんはまだ18歳……若っ。(ジェンヌはフェアリーです、年齢はありません)まっつとの年齢差すごいよな……。(ジェンヌはフェアリーです、年齢はありません)
でもって羽立くん身長178cmって……まっつとの身長差すごいよな……。
和海くんは客席降りで近くに来てくれることが多く、そのつやつやほっぺがかわいくてなりません。
羽立くんはのびやかに歌い踊る印象。
ふたりとも文化祭で活躍している姿が印象に残っているので、実力には安心していた。歌ウマさんで、芝居もできる子たち。
これからカラダを絞り、男役の声を作っていければ、強い戦力になるだろう、ぴっかぴかの若手くんたち。
今はただ、その若さゆえのきらきら感をまとってステージに立つだけで、十分仕事は果たしている。
実は1回だけ、リハーサルを終えたジャージ姿の巴里祭組を、ホテルでちらりと見かけることができたんだが(みんなふつーにぞろぞろ歩いていた)、和気藹々かわいかった~~。
そして、まっつもその中にいたらしいのに、わたしの目はまっつを判別できなかったという……何故だー、他の子たちはいちいち「あ、誰々だ」と判別ついたのに。わたしの愛が足りないのかしら……しくしく。(単に小さいから目に入……ゲフンゲフン)
ステージで歌い踊る彼らもステキだったけれど、タオルを首からぶら下げたジャージ姿の彼らも、すごくすごくステキだった。
たのしそーに笑いさざめいているのが、かわいくてかわいくて。
このメンバーで『巴里祭』を観ることが出来て良かったと、心から思う。
萌子が存分にかわいこちゃんだ。
花組歴が少ないわたしは、下級生に疎く、出会いが遅い。まっつオチする前は1公演1~2回観る程度だったので、下級生までわかんないのな。
萌子は「萌え~~!の萌子よ(はぁと)」と、『エンカレッジコンサート』の正統美少女娘役っぷりがわたしの印象の最初。
ふつーにかわいこちゃんポジの新人さんだと思うじゃん。
ところがちょっと目を離している隙に、濃いめの女役として花開いているってどうよ?
中卒で年も若いし(「萌え~~」のときに、思わず調べた。あの子いくつなんだろう、と。……サイトーめ)、かわいこちゃんで行くんじゃなかったの? なんで一足飛びにおば……大人なの?
大人の女もえり、ばかりが最近印象に残っていたので、初心に返る勢いで「美少女もえり」と再会できてうれしい(笑)。
じゅりあちゃんがオトコマエな「大人の女」として、まっつとがっつり組んでいるので、萌子は初々しくめぐむと組む。じゅりあの強さ・黒さと、萌子の可憐さ・かわいらしさはいいコントラストだった。
色男まっつに娘役が次々絡む場面で、じゅりあのあとに萌子が登場したときの色の違いは素晴らしかった。可憐な佇まいが「あ、ヅカの娘役だ!」って感じで。
萌子も「歌の人」認識。正直「歌手」というには足りない部分があるんだけど、タカラヅカの娘役としてきれいに歌える子だと思う。
じゅりあは本来「ダンスの人」で歌はスリリングな面がある(笑)ので、ソロは短め、途中からコーラス付きになる、という構成だったのに対し、「歌の人」萌子はひとりで1曲。
めぐむソロのあとに萌子がひとりで登場して歌い出すときの「タカラヅカ」感がいい。
黒燕尾の男役が歌ったあと、ドレスの娘役が登場して歌う……あああ、タカラヅカだわー、という陶酔感。
キレイでクリアな歌声と、可憐で美しい姿、両方をちゃんと備えているのがイイ。
『アデュー・マルセイユ』の子役で一気に内外の注目を集めたであろう、ルナくん。
かわいくて歌える子なのに、どーして本公演はおろか、新公でも役付きイマイチなのかなあ?
今回の『巴里祭』でのお花ポジション……だと思った。
実力本位メンバーなので、いかにもな美形とかアイドルとかいうビジュアルは、このルナくんひとりの受け持ちかな、と。
「キレイ好き」を自認する超面食い友人(せしるとか和くんとかの顔が好み)が「この中でいちばん顔が好み」と言っていたし。
顔立ちは甘くきれいな子だと思う。……ただ、美貌に派手さがない、かなぁ。せしるや和くんにはあるんだけどなぁ。
でもそれがルナくんの良さでもある。主張しすぎない美貌や佇まいは、いろいろと「くすぐる」モノがある(笑)。
重く渋いまっつ、ソレに準ずるめぐむ、のあとを受けて、「ここからは若手!」と線を引いてかわいく演じていたと思う。
ソロではなく、かぐらちゃん、がりんくんとトリオで登場。……ソレがまた、アイドルっぽい。
この3人が歌微妙っぽいのもまた、アイドルっぽい(笑)。
ルナくん単体では歌はうまいと思うんだけど、選曲なのかダンスがある(というほどの振付でもないが)ためなのか、なんとも微妙だったよーな?
このトリオでは、がりんくんがいちばんうまかったかな。
かぐらちゃんは「ダンスの人」だよなあ? 正直歌はええっと……だと思うんだが、てゆーかソロはじめて聴いたかも、な勢いなんだが、どうなんだろう? 実は歌の人なんですか?
最初に彼女を認識したのが某サイトー作品。「男役さんだよね?」と思ったほどの、オトコマエなダンスっぷりだったので……まさか本職の娘役だと思わなかったんだよー、男が女装してるんだと思ったんだよー、わたしだけでなく、一緒に観ていたnanaタンも同じ感想だったんだもんよー、ドレス着た男だと思ったんだよー。
最初がソレだったからか、それ以来「強い女」「こわい女」認識で……くまちゃん同様の、戦闘意欲ありまくりーのの花娘らしい花娘だと思ってるんだよー。
可憐っぽく笑っていても可憐に見えない、「たくらんでる」系の女に見えるところが好き。
そんな認識は迷惑かもしれないが、ただかわいいだけの女の子はいくらでもいるので、かぐらちゃんの肉食系なところは十分すぎるアピールポイント、長所だと思っている。
ので今回も、可憐な「いかにもなタカラヅカ娘役」ぶっているけれど、ぶりきれていない感じが個性としてステキに映りました。イイよ、そこがイイんだ! 力説。
じゅりあ-萌子-かぐら、と、キャラかぶってないんだもの、すげーよ、君たち!!
ちゃんと棲み分けているとこがイイ。
歌の人ではないので、トリオで歌う紅一点としての歌唱力は弱く、トリオをまとめるルナくんが微妙に割を食っていた気もするが、ルナくんの可憐さが際立って良かったのではないかと。(え?)
トリオの3番目、がりんくんがいちばん歌えていた。
てゆーか、この子が全体通していちばん野心があった気がする。
彼より下の子たちは「舞台に立つ」だけでも意識を集中させるのに必死で、彼より上の子たちは「与えられた役割を果たす」ことだけを考えていた気がする。
で、がりんくんひとり、仕事をしつつも「個人アピール」をしていたよーな。
多分まだ無名の若手である彼は、お初の人たち相手に「ボクのことおぼえて帰ってね!」と明確に意志を放っていたよーに見えた。
いちばんの見せ場だ、とトリオで歌う場面ですげーがんばってるんだもの。うわー、やる気だ、この子やる気だわー、とウケた。
いいよね、イイ、こーゆーのはイイですよ。がんばれ。
上の3人の娘役たちがそれぞれキャラかぶりしていないのだが、残りのふたりの娘役は同じカラーだったかなと思う。
花奈ちゃんと、仙名さん。
可憐に、かわいらしく、寄り添う系で。
とゆーのも、彼女たちの学年(研3と研2)でそれ以外どーしろちゅーのだ、ってことだよな。
まず「娘役」としての本分を、几帳面に守っている印象。
かわいらくて娘役っぽくて、客席降りで彼女たちがそばにやってくると心が浮き立つ。うわ、タカラヅカの娘役さんだ!と。
花奈ちゃんのまろやかさ、仙名さんのシャープさの上にある、ほわんとした空気。
仙名さんの背中の筋肉も、お約束なので眺めましたとも。
最下の男ふたり、和海くんと羽立くん。共に研2。
でもって和海くんはまだ18歳……若っ。(ジェンヌはフェアリーです、年齢はありません)まっつとの年齢差すごいよな……。(ジェンヌはフェアリーです、年齢はありません)
でもって羽立くん身長178cmって……まっつとの身長差すごいよな……。
和海くんは客席降りで近くに来てくれることが多く、そのつやつやほっぺがかわいくてなりません。
羽立くんはのびやかに歌い踊る印象。
ふたりとも文化祭で活躍している姿が印象に残っているので、実力には安心していた。歌ウマさんで、芝居もできる子たち。
これからカラダを絞り、男役の声を作っていければ、強い戦力になるだろう、ぴっかぴかの若手くんたち。
今はただ、その若さゆえのきらきら感をまとってステージに立つだけで、十分仕事は果たしている。
実は1回だけ、リハーサルを終えたジャージ姿の巴里祭組を、ホテルでちらりと見かけることができたんだが(みんなふつーにぞろぞろ歩いていた)、和気藹々かわいかった~~。
そして、まっつもその中にいたらしいのに、わたしの目はまっつを判別できなかったという……何故だー、他の子たちはいちいち「あ、誰々だ」と判別ついたのに。わたしの愛が足りないのかしら……しくしく。(単に小さいから目に入……ゲフンゲフン)
ステージで歌い踊る彼らもステキだったけれど、タオルを首からぶら下げたジャージ姿の彼らも、すごくすごくステキだった。
たのしそーに笑いさざめいているのが、かわいくてかわいくて。
このメンバーで『巴里祭』を観ることが出来て良かったと、心から思う。
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