なんかもー今さら過ぎるので、あとは駆け足で『太王四神記 Ver.II』感想流し書き。

 キハ@ねねちゃんの真紅ポスター衣装は、実のところあまり似合っていない気がした。つーか彩音ちゃんが似合いすぎだったのか。

 ホゲ@かなめくんに、まともによーやく拍手を出来るのは、彼の銀橋ソロまでおあずけだった。
 歌、やばっ。……と思ったのはナイショ(笑)。

 ところで「ホゲ」という名前は相当イカン名前なのだろうか、やっぱ。花組版でもキツイ音だと思っていたが、星組で姑息な改訂をされると「やっぱり……」と溜息をついてしまう。
 つまり、「ホゲ」ではなく「ヨン・ホゲ」になっているんだ。花組以上に。いつもひとりだけフルネーム。たとえ親子でもフルネーム呼び。つまりそれだけ「ホゲ」という音で呼ぶことがマイナスであると判断したようだ。
 だったら最初から、名前を変更すればよかったんだ……。姑息に変更したって、変なモノは変だよ。
 原作に敬意がないわけではなく、ただたんに日本語の音としてはおかしい、というだけのこと。他の音の名前に変えてもいいだろうに。
 韓国語に限らず、他国の言葉で、日本語だとマイナスな意味を持つ音のつらなりはあると思う。放送禁止用語と同じ音の名前でも、「原作に忠実に」使うとは思えない。そこは臨機応変だろうに。
 
 タルビ@せあらがパソン@コトコトの妹になっていた。出番は増えているし、いちいちかわいいし(ハァハァ)、チュムチ@ベニーと出会いから描かれている。すげえなヲイ。
 チュムチまでなまっていて、お笑い度アップ。そして2作連続バカップルなんだ、ベニーとせあら。……かわいいー。

 セドル@しーらん、すげー鼻息。あの目の輝きったら。

 タムドク@まとぶんは、タムタム。かわいこちゃん、タムタム。お子ちゃま、タムタム。
 しかしタムドク@れおんは、タムどん。もっさりでっかく、タムどん。おいどん、与作どん、とかと同義で使われているだろう、タムどん。
 ……アテ書きなんだね、イケコ……。

 武道会の審判の声が通らない……。固有名詞が聴き取れない……。
 がんがんアクションしているかなめくんにハラハラ。
 そしてタムどんはいつでも本気で強そうだ。

 タムどんははぢめてではない、と態度でわかるミョンヒョン山(笑)。でも、キハも不明だなこりゃ。

 カクダン@まりもVSサリャン@ともみん。
 カクダン、かっけー!!
 確実に花組版より激しい振付になっている(笑)。前作でカップルだったふたり、すばらしい呼吸で殺し合ってます。
 ……にしても、女近衛兵たちが小さくて弱そうでふつーにまるまるしたラインの女らしい子たちばかりでつまんない……。いや、そこにこそこだわりがあるのかな?

 1幕最後の盛り上がり、「アナタこそチュシンの王!」の台詞が弱い……。タムどんが強いからいいのか?

 
 さて、1幕でお亡くなりになった人たちは、2幕最初で「愉快なコムル村祭り」に登場。
 てゆーか、カジン@まりも、強そう。
 こわいよ女王様!(笑)

 祭りだからとーぜんなんだろうが、この神話解説な部分の音楽が、やたら陽気でびびる。

 ファヌン@海隼人くん、きれー。

 でもってみなさん、わかってますか、おぼえてますか。
 コムル村は、男ばかりの村です。
 つまり、カジンもセオも、男が演じているのです。
 祭りが近づくと、配役発表でモメるんだろーな。

「誰がセオをやるんだ? ヒロインだぜ? オレの子どもを産むんだから、ゴツいブスはやだよ」
「オマエがファヌン役だと決まってないだろ。セオはアレだな、村いちばんの美少年にやってもらわないとなっ」
「美少年コンテストするぞ。候補者は全員女装してパレードするんだ。ハァハァ」
「去年のセオは最悪だったからな、てゆーかなんでヒョンゴがセオ役だったんだよ」
「やりたいってゆーんだからしょーがないじゃん。でも安心しろ、村長になったからもうセオ役はない」
「そのために、ヒョンゴを村長にしたよーなもんだからな」

 ……あ。ヒョンゴが村長になった経緯が、こんなところで判明した……!(違います)

 カグン将軍@あまおっちは最近じじい役として認識されているのか?
 てゆーかわたしは、あまおっちの顔が好きだ。……これで声が良ければなぁ。惜しいよなぁ。なんで未だに男役の声じゃないんだ。
 チョロ様@真風は、やはりナルシストではなかった。あのナルっぷりはめおくんの専売特許。つか、がんばれ真風。いろいろと。

 今まで美城れんくんの芸の確かさに安心していたんだが、今回のチョク・ファン役では彼の芸風の「弱さ」に驚いた。てゆーか地味過ぎる……。声はすごくいいのに。
 イルス@どいちゃんもオイシイ役だと思うのに、弱い……。
 ホゲ軍の双璧が、ふたりそろって華がナイのがつらい。

 サリャンは生身の男っぽくて、ちょっとヤだ(笑)。彼が「キハを愛している」という事実は、リアルな感じがして、ちょっとアレだな。アレってのはつまり、うん、その、ちょっと……ときめくな(笑)。

 タムどんは、チュシンの王とコムルたちにひざまずかれているのに、「そんなことより自分の色恋が大事」などとほざいてヒョンゴ@組長やスジニ@みやるりを絶句させたりしない。
 タムどんチームのターン、ホゲチームのターン、と交互に同じ画面が続かないように、銀橋を使ってみたりする。
 タムどんはじめ、仲間たちはすでにタルビのことを知っているので、食事係としてタルビ同行に関しても台詞は調整済み。……当たり前のことだけど、なにしろ植爺という、「内容が変わっても台詞はそのまま使う」人間がいるので、その当たり前のことにも感動する。
 神話でファヌンを演じていないからか、神器を手放すときのタムドクの歌はなし。同じことを台詞で言う。
 あちこち微調整され、ぶっちゃけ改訂されて、観やすく良くなっている。

 そのアテ書きで改訂されているなかに、ホゲがヘタレというのも、含まれている。
 婚約発表会でキハにチューさせてもらえず、死ぬ間際に「オレは指一本触れていない」という、かなしい告白をする……。
 イケコ……(笑)。

 そーやっていろいろ良くなっている(テルホゲ改訂ぶりは良くなった認識・笑)のに、ラストはそのまま。

 ラスボス・プルキル@すずみんの最期も、多少マシになっているとはいえ、やっぱなし崩しだし、クレーン朱雀ちゃん登場も同じ。

 このラストは絶対なん……? ちっともオチてないオチってゆーか。
 ついでにこのクレーン、立見だとやっぱ顔が見えないんですが。見切れちゃうんだよー。

 
 フィナーレのかなめくんの、衣装がふつーだ。
 ゆーひくんは、ものすげー衣装だったんだが……アレはいったい……。
 そして、本編よりさらに歌、やばっ。……と思ったのはナイショ(笑)。

 「青龍」ですずみん活躍。他のみんなも活躍。
「出られるんじゃん……」
 と、星組初日まっつメイトは溜息をつきました。主語が無くてもわかるさ友よ。
 そのあとの「玄武」に出るから「青龍」には出られない、というのはナシだってことが、星組版でわかっちゃったからさー。出してもらえなかった人のファンとしては、溜息も出るわさ。

 それくらい、「青龍」ってかっこいいよね。

 かなめくんが出られないためか、「玄武」の振付が微妙。みんなが踊っていない時間が長く(本来はかなめくんが踊っているところ?)、れおんくんがひとりでくるくる回っていたりする、同じことの繰り返しが目に付いた。
 完璧版が観たいな。「玄武」はフィナーレ中もっともかっこいい場面なのに。

 にしても、花組版でゆーひくんが務めていたポジを、星組版でトップスターのれおんくんが務めているのを見ると、「まとぶんって……」と思ってしまう。
 
 パレードではスジニのセンター降りにびっくりしたさ。みやるり、男役5番手? それとも娘役2番手か。

 れおんくんの羽根の大きさ。それをモノともしない存在の大きさに、心から拍手を送る。
 
 
 とまあ、初日感想走り書き。いっぱい抜けてるけど、まあそれもまた思い出。『巴里祭』祭りに丸かぶりだったから、書くヒマなくてなー。

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