歌うラスボス、倒せラスボス。@ロシアン・ブルー
2009年8月2日 タカラヅカ 『ロシアン・ブルー』観劇後、友人のドリーさんの第一声は、「ヲヅキ、かっこいい」だった。
さもありなん。
その通りですとも。
んで、一通りヲヅキの話をした次に、言ったことは。
「ハマコ、2番手」
…………さも、あり……なん……。
そのとお……り、……だよなあ?
物語のラスボスのニコライさん@ハマコは、素晴らしいです。
歌う悪役、ラスボスはこーでなくっちゃ!という、気持ちの良さ。
派手で押し出しが良く、確実な華があり、ややこしい説明台詞も歯切れ良く耳障り良く、なにより歌声が素晴らしい。
舞台の中央でどーんと歌い踊ることに、なんの違和感もないスターっぷり。
ハマコの正しい使い方。
彼の体内楽器が楽々と鳴り響き、2500人劇場を易々と満たしてしまう。
楽々で易々だもんよ。
無理している風、いっぱいいっぱいな風はカケラもない。70~80%の出力で勝ってしまってる感じ。
ハマコはすごい。
この役はハマコならでこその存在感、魅力を得ている。
このハマコが大好きだ。
彼がどーんと歌い出したとき、胸が高鳴り涙が浮かんだ。あああ、こんな状態があんまり続くと恋に落ちるからやめてー(笑)。もともとわたしハマコ大好きなのに、これ以上好きにさせないでー、本気にさせないでー、と戸惑うほどステキ(笑)。
このハマコが大好きで、ハマコで良かった、ハマコでなきゃこのすごさは出ない、と思いつつ。
この役は、2番手がやるべきだろう。
……と、思う。
物語をバラして骨組みだけにした場合、必要な役は主役とヒロインと、この悪役のみだ。
ぶっちゃけ、あとの役はなくてもいい。
悪役が名前だけのそこに立っているだけの役だというなら、ストーリー的に重要でも2番手の役ではないが、このラスボスさんときたら、センターで歌って踊って、ヒロインとキスまでしちゃうのだ(コメディ場面とはいえ)。
この役に銀橋ソロ一本付けるだけで、遜色ない2番手役だよ。
本来2番手がやるべき役じゃん、コレ。
主人公の敵役なんだから。
ラスボス@ゆみこで、執事@キムが正しい番手配分?
でもこれじゃ『ZORRO 仮面のメサイア』と同じになってしまうので(あんな紙芝居と比べるのも口惜しいが)、それなら執事@ゆみこのままで、ラスボス@キムにするべきだったよな、せめて。
たしかに水の執事がゆみこというのはオイシイ。
アルバートの執事がヘンリー、ではなく、水の執事が、ゆみこ。
このふたりはそーゆー関係で描くことによってより魅力が高まる。
キャラ萌え、スター個人の資質・魅力に頼ったキャスティングは、座付き作家の仕事。
だから、コレは正しいと思う。
ゆみこが執事なのは当然、正しいとも思っている。
だけどやっぱり。
2番手格の役を副組長にやらせ、2番手に「萌え担当」なだけの役をやらせ、あまつさえ3番手は「いなくてもいい役」をやらせるのは、どーかと思う。
大野せんせも「専科さん偏愛」が目立つ人だよね。実力主義ってことかもしれないけれど、確実な仕事の出来る人を多用してしまう。
脇の下級生とかで隠れた実力派を使うのはアリだけど、なんでもかんでも専科さんや組長さんクラスに振ってしまうのでは、組子の活躍の場が減るってこと。……それでも文句が出ないくらい役が多くてごちゃごちゃと下級生にも出番があるからスルーされてるのかもしれんが。
でも、いつもいつも、専科さんの比重が大きいよな。(今回の偽書記長@汝鳥伶様は他に代えがきかないとしても)
そして、まあ。
ゆみこちゃんならこのラスボス役も、配役されたらちゃんとそれなりにやり遂げただろう(ハマコとはまったくチガウ、二枚目系になっただろうし)けど、配役されても出来ないだろうと思わせるキムこそが、実は地味に問題かもしれないと思ったナリ……。
キムは華のあるスターさんで、その押し出しの強さと実力から「ヘタするとハマコ系」な危惧だってあったんだけど、でもいざこーゆー「やーらしいおっさん悪役」ができるかというと、「……やめておいた方がいいんぢゃね?」と思わせるところが、ネックかなと。
ハマコに2番手やらせてる場合ぢゃないよ。
ここで「いなくてもいい役」だとか「その他大勢のなかのひとり」だとかを、3番手がやらされている現実が、実はいちばんイタいことだったりする。
できないキムも悪いけどさ……でも大野くん、ちょっと容赦なさ過ぎ。
ハマコが2番手、であることに対し、問題は2番手のゆみこより、3番手のキムにあるよなーと思う。
(キム語りはまた欄を改めて・笑)。
初日に、この物語のラスボス攻略法を見たとき、千秋楽に期待したんですが。
千秋楽は、薬を飲ませる相手、変更するよね? ね?
頼むよ水しぇん!
頼むよハマコ!
同期愛だ、行け行けGO!GO!
オレに水×ハマコを見させろ~~!!(笑)
さもありなん。
その通りですとも。
んで、一通りヲヅキの話をした次に、言ったことは。
「ハマコ、2番手」
…………さも、あり……なん……。
そのとお……り、……だよなあ?
物語のラスボスのニコライさん@ハマコは、素晴らしいです。
歌う悪役、ラスボスはこーでなくっちゃ!という、気持ちの良さ。
派手で押し出しが良く、確実な華があり、ややこしい説明台詞も歯切れ良く耳障り良く、なにより歌声が素晴らしい。
舞台の中央でどーんと歌い踊ることに、なんの違和感もないスターっぷり。
ハマコの正しい使い方。
彼の体内楽器が楽々と鳴り響き、2500人劇場を易々と満たしてしまう。
楽々で易々だもんよ。
無理している風、いっぱいいっぱいな風はカケラもない。70~80%の出力で勝ってしまってる感じ。
ハマコはすごい。
この役はハマコならでこその存在感、魅力を得ている。
このハマコが大好きだ。
彼がどーんと歌い出したとき、胸が高鳴り涙が浮かんだ。あああ、こんな状態があんまり続くと恋に落ちるからやめてー(笑)。もともとわたしハマコ大好きなのに、これ以上好きにさせないでー、本気にさせないでー、と戸惑うほどステキ(笑)。
このハマコが大好きで、ハマコで良かった、ハマコでなきゃこのすごさは出ない、と思いつつ。
この役は、2番手がやるべきだろう。
……と、思う。
物語をバラして骨組みだけにした場合、必要な役は主役とヒロインと、この悪役のみだ。
ぶっちゃけ、あとの役はなくてもいい。
悪役が名前だけのそこに立っているだけの役だというなら、ストーリー的に重要でも2番手の役ではないが、このラスボスさんときたら、センターで歌って踊って、ヒロインとキスまでしちゃうのだ(コメディ場面とはいえ)。
この役に銀橋ソロ一本付けるだけで、遜色ない2番手役だよ。
本来2番手がやるべき役じゃん、コレ。
主人公の敵役なんだから。
ラスボス@ゆみこで、執事@キムが正しい番手配分?
でもこれじゃ『ZORRO 仮面のメサイア』と同じになってしまうので(あんな紙芝居と比べるのも口惜しいが)、それなら執事@ゆみこのままで、ラスボス@キムにするべきだったよな、せめて。
たしかに水の執事がゆみこというのはオイシイ。
アルバートの執事がヘンリー、ではなく、水の執事が、ゆみこ。
このふたりはそーゆー関係で描くことによってより魅力が高まる。
キャラ萌え、スター個人の資質・魅力に頼ったキャスティングは、座付き作家の仕事。
だから、コレは正しいと思う。
ゆみこが執事なのは当然、正しいとも思っている。
だけどやっぱり。
2番手格の役を副組長にやらせ、2番手に「萌え担当」なだけの役をやらせ、あまつさえ3番手は「いなくてもいい役」をやらせるのは、どーかと思う。
大野せんせも「専科さん偏愛」が目立つ人だよね。実力主義ってことかもしれないけれど、確実な仕事の出来る人を多用してしまう。
脇の下級生とかで隠れた実力派を使うのはアリだけど、なんでもかんでも専科さんや組長さんクラスに振ってしまうのでは、組子の活躍の場が減るってこと。……それでも文句が出ないくらい役が多くてごちゃごちゃと下級生にも出番があるからスルーされてるのかもしれんが。
でも、いつもいつも、専科さんの比重が大きいよな。(今回の偽書記長@汝鳥伶様は他に代えがきかないとしても)
そして、まあ。
ゆみこちゃんならこのラスボス役も、配役されたらちゃんとそれなりにやり遂げただろう(ハマコとはまったくチガウ、二枚目系になっただろうし)けど、配役されても出来ないだろうと思わせるキムこそが、実は地味に問題かもしれないと思ったナリ……。
キムは華のあるスターさんで、その押し出しの強さと実力から「ヘタするとハマコ系」な危惧だってあったんだけど、でもいざこーゆー「やーらしいおっさん悪役」ができるかというと、「……やめておいた方がいいんぢゃね?」と思わせるところが、ネックかなと。
ハマコに2番手やらせてる場合ぢゃないよ。
ここで「いなくてもいい役」だとか「その他大勢のなかのひとり」だとかを、3番手がやらされている現実が、実はいちばんイタいことだったりする。
できないキムも悪いけどさ……でも大野くん、ちょっと容赦なさ過ぎ。
ハマコが2番手、であることに対し、問題は2番手のゆみこより、3番手のキムにあるよなーと思う。
(キム語りはまた欄を改めて・笑)。
初日に、この物語のラスボス攻略法を見たとき、千秋楽に期待したんですが。
千秋楽は、薬を飲ませる相手、変更するよね? ね?
頼むよ水しぇん!
頼むよハマコ!
同期愛だ、行け行けGO!GO!
オレに水×ハマコを見させろ~~!!(笑)
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