2ヶ月刻みの未来。@2010年宝塚歌劇ラインアップ
2009年8月14日 タカラヅカ 2010年宝塚歌劇ラインアップ・その1(今年2009年末から、2010年2月まで。12ヶ月あるウチの、たった2月まで)が発表になった。
ついに2ヶ月ずつ発表か……2009年分は3ヶ月ごとじゃなかった?
それでもまだ、2008年は謎とされていた、年間スケジュールが発表になっただけ、良かった。
なんで2008年は年間スケジュールが発表されなかったんだろう? どの組がいつ大劇場公演をするかなんて、ものすごく前から決まっているだろうに。ファンにそれを秘密にする意味がわからない。
2009年は10公演化のおかげで前もって発表されたけど、2010年がどうなるかなんてわかんなかったからな。
2ヶ月分なので、発表されたのは大劇場が2公演、バウが2公演、中日公演と、なんと今年のドラマシティ公演。……今年の公演を、8月半ばによーやく発表。この遅さはなんなの……と思ったら、まさかの『相棒』だったわけだし。
あとは今年のイベント物、2公演。
発表された中でいちばんたのしみだなーと思うのは、なんといっても星組の藤本ひとみ。
宝塚歌劇版『ブルボンの封印』は黒歴史であり、アレがあまりにひどすぎたので他の藤本作品がヅカで舞台化されなくなったんぢゃないかと危惧していたが、さすがにほとぼりも冷めたかな。戦犯の太田氏ももういないことだし。
わたしは王領寺静は読んでいても、藤本ひとみは読んでいないめずらしい(?)人間なんだが、『ブルボンの封印』だけは図書館で借りて読んだなー。や、ヅカ作品があまりにひどかったので、原作に興味が湧いて。
あれだけおもしろい原作を、よくもあそこまでめちゃくちゃに出来たもんだと、憤慨を通り越して心から演出家を憐憫・侮蔑したものだった……(笑)。
景子せんせの演出なら、きっと美しいものになるだろう。
草野ショーは苦手なんで、そっちにはあまり心が動かないが、とりあえず新生星組がたのしみだー。
また、花組・月組の若者主演バウもたのしそう。
演出家的に不安はあるが、いつもの重鎮たちの作品ではないってだけでわくわくするわ(笑)。
きりやんお披露目の『紫子』は、初演観てないんで、なんとも……。
当時、原作ファンゆえ観に行きたかったけれど、機会がなかったんだよな。浜村淳が『サタデーバチョン』で熱く語ってたなあ……。
良い作品らしい、名作らしい、が、そーゆー触れ込みの柴田作品再演モノがことごとく感性に合わないので(笑)、素直に喜べないのがつらい。
とにもかくにも古いんだもの。センスが、演出が。ツッコミどころ満載なんだもの。
演出が大野くんだから、柴田せんせがわからない部分でアレンジして、時代にあったものに作り直してくれればいいのになー。わかっちゃったら最後、「変えちゃダメ!」と言われるんでしょ? だからナイショで変更して欲しいっす。
柴田作品は一切手を加えず時代遅れのまま再現し続ける伝統芸能なのかもしれないから、四半世紀近く前のセンスまんま上演せざるを得ないのかなー。
いっそ大野くんの新作だったら良かったのに。『紫子』を原作に、大野くんが自由に脚本書いて演出してくれたら、どんなもんになるんだろう?
『更に狂はじ』『夢の浮橋』と、きりやさんを儚い耽美キャラだと誤解(?)している大野くんが、どんだけきりやさんにドリーム爆発した作品を書き下ろしてくれるか、楽しみでならないのに!(笑)
『タカラヅカスペシャル』が梅芸であることが、ショックです。
名前からして、大劇場でやるべきだろうに!
銀橋ないし、2階席3階席からは舞台の何分の1かは見えないし、立見もないからチケット枚数大劇の3分の2くらいだし。トイレも汚くて少ないし、ロビー狭くて休憩時間の居場所もないし。
去年は「大劇場が改修中だから」という言い訳があったけれど、今年はチガウ。金儲けと大人の事情だけで梅芸だと、丸わかり。
劇団はほんとファンのこと考えてないんだなあ。
でもって花組の出演は未定なんだね。
去年の雪組を例とすれば、まっつは出ない可能性が高いな。つーと無理に観なくてもいいのか……。
無理に、つーのは、定価以上のチケットを血眼で入手してまで、つー意味で、ふつーに定価で観られるなら観たいですけどお祭り好きなんで。
『宝塚舞踊会』は、「50回記念」とあるので、たのしいかも、とは思うんだが、なにしろびんぼーだからなー。
数年前、わたしが観に行っていたころの『宝塚舞踊会』はとてもお財布にやさしいイベントで、2千円くらいで1階S席で観られたから良かったんだが、みんな学習したのかほぼ定価でないとチケットが出回らなくなっちゃって……びんぼー人には手が出なくなってしまった。
今年もやっぱ、びんぼー人には無理なのかなあ。や、びんぼーなわたしが悪いんだけども。
雪組大劇場公演は。
植爺来ちゃいましたか。
今の公演が良すぎるから、いいことばっかは続かないんだなー。人生こうやって山あり谷ありで回っていくんだなー。
……って、それなら花組はなんでこんなに不運な演目が続くの、と余計ヘコむが、そこはもう考えないようにして。
植爺にはもう、「物語を作る」能力はないと思うんで、ゴーストライター起用を祈るばかり。
昔からそんな能力は持ってない人だと思うけど、それでも若いころは「物語」以外のところで場をもたせることはできたと思う。そーやって演出家やって来たんだと思う。
だけど、老いた今はそれすらなくなってしまった。
物語も作れない、構成できない、かといってハッタリもカマせない。害しかもたらさない人だから、頼む、少しも早く、ゴーストライターを……!
1時間半のうち、何十分がオープニングのショーで、専科さんたちが一列に並んで説明台詞を何分続けて、主役が登場して物語があるのがいったい何分あるのか、今から予想して遊びましょう♪ とか、そんな愉しみ方しか思いつかん……。
稲葉くんのショーが、良いモノであるよーに祈るばかり……。いやその、オギーの劣化版は勘弁してね♪と、ゆー祈りも含めて(笑)。
まあぶっちゃけ、水くんがコレで卒業でなければ、なんだってイイんですがね。
植爺作品退団だけは勘弁してくれよ……水しぇんに限らず、すべてのジェンヌさんたち。
ついに2ヶ月ずつ発表か……2009年分は3ヶ月ごとじゃなかった?
それでもまだ、2008年は謎とされていた、年間スケジュールが発表になっただけ、良かった。
なんで2008年は年間スケジュールが発表されなかったんだろう? どの組がいつ大劇場公演をするかなんて、ものすごく前から決まっているだろうに。ファンにそれを秘密にする意味がわからない。
2009年は10公演化のおかげで前もって発表されたけど、2010年がどうなるかなんてわかんなかったからな。
2ヶ月分なので、発表されたのは大劇場が2公演、バウが2公演、中日公演と、なんと今年のドラマシティ公演。……今年の公演を、8月半ばによーやく発表。この遅さはなんなの……と思ったら、まさかの『相棒』だったわけだし。
あとは今年のイベント物、2公演。
2009/08/13
2010年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】
<1~3月・星組『ハプスブルクの宝剣』『BOLERO』/2~4月・雪組『ソルフェリーノの夜明け』『Carnavale 睡夢』>
2010年 公演ラインアップ【宝塚バウホール・東京特別】
<1月・花組『BUND/NEON 上海』/2月・月組『HAMLET!!』>
2010年 公演ラインアップ【中日劇場】
<2月・月組『紫子』『Heat on Beat!』>
2010年 公演ラインアップ【シアター・ドラマシティ、東京特別】
<2009年12月~2010年1月・花組『相棒』>
『タカラヅカスペシャル2009 ~WAY TO GLORY~』
2009年12月19日(土)14時、18時
2009年12月20日(日)12時、16時
第50回記念 『宝塚舞踊会』
2009年11月20日(金)16時
発表された中でいちばんたのしみだなーと思うのは、なんといっても星組の藤本ひとみ。
宝塚歌劇版『ブルボンの封印』は黒歴史であり、アレがあまりにひどすぎたので他の藤本作品がヅカで舞台化されなくなったんぢゃないかと危惧していたが、さすがにほとぼりも冷めたかな。戦犯の太田氏ももういないことだし。
わたしは王領寺静は読んでいても、藤本ひとみは読んでいないめずらしい(?)人間なんだが、『ブルボンの封印』だけは図書館で借りて読んだなー。や、ヅカ作品があまりにひどかったので、原作に興味が湧いて。
あれだけおもしろい原作を、よくもあそこまでめちゃくちゃに出来たもんだと、憤慨を通り越して心から演出家を憐憫・侮蔑したものだった……(笑)。
景子せんせの演出なら、きっと美しいものになるだろう。
草野ショーは苦手なんで、そっちにはあまり心が動かないが、とりあえず新生星組がたのしみだー。
また、花組・月組の若者主演バウもたのしそう。
演出家的に不安はあるが、いつもの重鎮たちの作品ではないってだけでわくわくするわ(笑)。
きりやんお披露目の『紫子』は、初演観てないんで、なんとも……。
当時、原作ファンゆえ観に行きたかったけれど、機会がなかったんだよな。浜村淳が『サタデーバチョン』で熱く語ってたなあ……。
良い作品らしい、名作らしい、が、そーゆー触れ込みの柴田作品再演モノがことごとく感性に合わないので(笑)、素直に喜べないのがつらい。
とにもかくにも古いんだもの。センスが、演出が。ツッコミどころ満載なんだもの。
演出が大野くんだから、柴田せんせがわからない部分でアレンジして、時代にあったものに作り直してくれればいいのになー。わかっちゃったら最後、「変えちゃダメ!」と言われるんでしょ? だからナイショで変更して欲しいっす。
柴田作品は一切手を加えず時代遅れのまま再現し続ける伝統芸能なのかもしれないから、四半世紀近く前のセンスまんま上演せざるを得ないのかなー。
いっそ大野くんの新作だったら良かったのに。『紫子』を原作に、大野くんが自由に脚本書いて演出してくれたら、どんなもんになるんだろう?
『更に狂はじ』『夢の浮橋』と、きりやさんを儚い耽美キャラだと誤解(?)している大野くんが、どんだけきりやさんにドリーム爆発した作品を書き下ろしてくれるか、楽しみでならないのに!(笑)
『タカラヅカスペシャル』が梅芸であることが、ショックです。
名前からして、大劇場でやるべきだろうに!
銀橋ないし、2階席3階席からは舞台の何分の1かは見えないし、立見もないからチケット枚数大劇の3分の2くらいだし。トイレも汚くて少ないし、ロビー狭くて休憩時間の居場所もないし。
去年は「大劇場が改修中だから」という言い訳があったけれど、今年はチガウ。金儲けと大人の事情だけで梅芸だと、丸わかり。
劇団はほんとファンのこと考えてないんだなあ。
でもって花組の出演は未定なんだね。
去年の雪組を例とすれば、まっつは出ない可能性が高いな。つーと無理に観なくてもいいのか……。
無理に、つーのは、定価以上のチケットを血眼で入手してまで、つー意味で、ふつーに定価で観られるなら観たいですけどお祭り好きなんで。
『宝塚舞踊会』は、「50回記念」とあるので、たのしいかも、とは思うんだが、なにしろびんぼーだからなー。
数年前、わたしが観に行っていたころの『宝塚舞踊会』はとてもお財布にやさしいイベントで、2千円くらいで1階S席で観られたから良かったんだが、みんな学習したのかほぼ定価でないとチケットが出回らなくなっちゃって……びんぼー人には手が出なくなってしまった。
今年もやっぱ、びんぼー人には無理なのかなあ。や、びんぼーなわたしが悪いんだけども。
雪組大劇場公演は。
植爺来ちゃいましたか。
今の公演が良すぎるから、いいことばっかは続かないんだなー。人生こうやって山あり谷ありで回っていくんだなー。
……って、それなら花組はなんでこんなに不運な演目が続くの、と余計ヘコむが、そこはもう考えないようにして。
植爺にはもう、「物語を作る」能力はないと思うんで、ゴーストライター起用を祈るばかり。
昔からそんな能力は持ってない人だと思うけど、それでも若いころは「物語」以外のところで場をもたせることはできたと思う。そーやって演出家やって来たんだと思う。
だけど、老いた今はそれすらなくなってしまった。
物語も作れない、構成できない、かといってハッタリもカマせない。害しかもたらさない人だから、頼む、少しも早く、ゴーストライターを……!
1時間半のうち、何十分がオープニングのショーで、専科さんたちが一列に並んで説明台詞を何分続けて、主役が登場して物語があるのがいったい何分あるのか、今から予想して遊びましょう♪ とか、そんな愉しみ方しか思いつかん……。
稲葉くんのショーが、良いモノであるよーに祈るばかり……。いやその、オギーの劣化版は勘弁してね♪と、ゆー祈りも含めて(笑)。
まあぶっちゃけ、水くんがコレで卒業でなければ、なんだってイイんですがね。
植爺作品退団だけは勘弁してくれよ……水しぇんに限らず、すべてのジェンヌさんたち。
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